荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

詐欺の巻、ふたたび。

2015年10月07日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




『騙されるのもまた悪である』伊丹万作(ニッポンの映画監督・1900~1946)


過去の記事。
詐欺の巻。

以前より、土曜・日曜の昼間、近所のとあるビルの玄関や、その隣のに20代後半~40歳位の男女が、20~30人ほどたむろっている光景を目にしております。

その男女たちは別段怪しさはなく、むしろ普通のいで立ち。

でも、な~んか気になるんすよね。

生まれた街で、訳分からん何かが進んでいる…と思うとねぇ。

とは言え『あんたたち、いつも何やってんの?』と聞くのもはばかられます。

とにかくよく分からんので、ちょっと悶々としていました。

閑話休題。

知合いの中国人オンナのコと飯食うべぇ、とラインを入れたところ『ちょっと会議に出なきゃならないの』と断られてしまいました。

その断りのラインと一緒にその会議会場の画像も。

見ますと【会議】ってより【セミナー】って感じです。

おまけに、そのセミナーの書類画像もなぜか添付されていました。

読んだところ【日本MLM総合研究所】とあり、主催者である河端一泱氏のプロフィールが書いてあります。

端一泱氏の写真も載っていますが、なかなかのイケメン。

しかしながら、恐ろしくチャラそう。

ふた昔前のホストって感じ。

さて、文面を読みますと…【成功】【ネットワークビジネス】【コンサルティング事業】【起業】【人脈開拓】という文字がわんさかと。

『あかん…、こらヤバい…』僕は思いました。

明らかに【マルチ】です。しかも分かりやす過ぎる。

確かに当該中国人オンナのコは、以前から『築地に蒸し餃子屋をオープンする』とかヤマっ気の強い事を言っていました。

こういう怪しさ満点のマルチにハマるヒトって、やっぱヤマっ気が強いですよね。

今度その中国人オンナのコと会ったら、ひと言助言してあげよう。

いちおう【日本MLM総合研究所】のHPも覗いてみました。

ところが、タグは【オススメ情報】だの【ビジネスのご紹介】だの【プロフィール】とあるものの、トップページ以外は見られません。

更に怪しさがアップ。

住所すら載っていないのですから。

僕はちょいとムキになって【日本MLM総合研究所】の住所を探します。

探して探して探しまくったトコ…、ついに判明しました。

『ん~なになに?東京都○○区×××2丁目…』僕の頭の中の電球が灯りました

『あそこだ!土日に男女がたむろってるの隣のビルだ!』

全てがつながりました。

点と点が線でつながりました。

いや~嬉しかった。

嬉し過ぎて飲みに出かけてしまいました。

それにしても『浜の真砂は尽きるとも世にマルチの種は尽きまじ』ですね。

他にもマルチネタはありますが、それは次回の講釈にて。

『金儲けるのは金持ちから儲けるのは大変なんだよ。貧乏人から儲ける方が楽なんだ』大島健伸(ニッポン人の実業家・1948~)


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