日本ロシア東欧学会とJSEESの共同大会で,佐藤貴之氏によるピリニャーク『裸の年』についての報告の討論者を務め,それから夜の飛行機で神戸空港から新千歳空港に飛び,札幌から車で帰宅したわけです。
前日の夜には天理駅近くのバーで,「鰹節」のような味のとか「いぶりがっこ」のような味のとか,強烈なスコッチ・ウィスキーをいろいろと体験させていただいた(タリスカーとアードベッグだったようだ)。皆様, . . . 本文を読む
今日はすさまじく疲れたなあと思ったのだけれど,14時20分から20時50分まで,授業や補習(例のロシア語サークル)を6時間半ぶっ通しでやっていたのであった。
別に午前中も仕事をサボっていたわけではなく,昼過ぎまで午後の授業の準備をやっていたりした。
家に帰ってから布団に倒れそうになったのだけれど,今,抱えている仕事を遅らせると週末の学会に響きそうなので,気合いで起きて,本を開いているとこ . . . 本文を読む
「べこもち」というお菓子を頂いた。黒糖を使っているのだそうで,白とこげ茶のツートンカラーの餅である。東北と北海道に広まっているらしい。
ウィキペディアの記事(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B9%E3%81%93%E3%82%82%E3%81%A1)に載っている写真は2色がきれいに分割されているのだけれど,私が頂いたのはマーブル模様だった。
ごちそ . . . 本文を読む
去年に続いて,運輸局でのロシア語研修を担当させていただくことになった。
去年は「ニューエクスプレス」を使って,文法の枠組みを説明したのだけれど,今年は会話の練習を中心にしてほしいと言われたので,『話すロシア語入門』を使うことにした。
少人数なのだけれど,文字を読むのがやっとの方から,熱心に勉強されている方までレヴェルが様々である。基礎的なことの練習を中心にしながら,1歩進んだ練習も織り交 . . . 本文を読む
остеопороз という単語は,中澤英彦先生の『日本語から引く知っておきたいロシア語』(小学館,2005年)に登場する。「骨粗鬆症」の意味である。英語でも "osteoporosis" だ。
露和辞典にも登場しない語なので,こんなの覚えなきゃいけないんだろうか,と思わないでもなかったのだけれど,頑張って覚えてみた。覚えなくてもいい単語なんて,この世には存在しないはずだから。 . . . 本文を読む
先日,マトリョーシカ型の袋にペンを入れられている方をお見かけしたのだけれど,今日,副港市場で同じデザインのグッズがいろいろ売られているのを見つけた。「カチューシャちゃん」というシリーズで,「りぶはあと」という会社から発売されているらしい。 . . . 本文を読む
「就活ナビ2012」の「回転寿司花まる」の紹介ページに,私のゼミの卒業生が登場しているのを見つけた。活躍しているようで何よりだ。
目標や信念を明確に語れる学生だったのを思い出す。これからも自分の道をしっかりと歩んでほしいと思う。 . . . 本文を読む
先月,参加したユジノサハリンスクでのチェーホフ・シンポだが,ロシアのメディアに載った記事をブックマーク代わりにリンクしておこうと思う。
Evgeniia Sharagova, "Tvorchestvo bez granits" (25/09/2010, RIA "Sakhalin-Kurily)
"Mezhdunarodnaia konferentsiia k 120-letiiu . . . 本文を読む
ロシア人の学生が使っている日本語のテクストに「タケコプター」が出てきたのだけれど,そんなものを教えるよりも「タケトンボ」を教えたかったので,昨日,タケトンボを授業に持ち込んだ。実際に飛ばしてもらった。
ここまで書いたところで思いついたのだけれど,タケトンボって土産として外国に持っていくといいかもしれないなあ。箸とかありきたりだしね。
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授業では「ご」と「お」の使い分けを教えなけ . . . 本文を読む
8月末に部員1人だけのロシア語サークルを作ったのだけれど,新学期が始まったら参加者が増えてきた。先週末には3人になり,昨日には5人になった。
地元出身の学生が多い。市役所の方から励ましの言葉もいただいた。ずっと続けていれば,いろいろな可能性が生まれてくることだろう。でも,まずは年度末まで維持すること,『標準ロシア語入門』を終えることが目標。
8月末に札幌の大学の先生方と話す機会があって, . . . 本文を読む
東京周辺にお住まいのとある編集者の方からメールで,「都会っ子」と皮肉のようなことを言われて,少し驚いた。よくよくお話をお伺いすると,この方はなかなか鄙びた土地のご出身らしく,なるほどと思った。
このブログにしばしばコメントをくれる「知人」さんも,人口密度が1平方キロメートルあたり4.5人という広々とした町の出身なのだが,やはり私のことが都会の人間に見えるらしい。
ただ,私は関東地方だとは . . . 本文を読む