Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

追い込みがきつい

2021-11-18 09:35:50 | アトリエから

個展が近づいてきた。案内状もできてきて事務的な仕事に日夜追われている。こんな時、頼りの

パソコンの通信機能が故障。機器の交換で3日も待たされた。月曜日ようやく届いてその機器の取

り付けに四苦八苦した。やったことのない者が最大限の気力をフルに絞っての取り付けだ。メー

ルが入ってきた時はとても嬉しかった。だが、その喜びも束の間で案内状の宛名ソフトがうまく

機能しない。郵便番号が抜けていたり、ラベルの枠の外へはみ出していたり、送り先の方の役職

名が抜けていたり、1ミリぐらいの豆文字で書かれていたり、50音順の印刷の順序がくるっていた

り......まだまだある。書ききれない。不整脈の頓服を予防に飲み続けながら頑張る。結局、名簿の

誰が印刷済みかどうかもわからなくなって、不備な分手書きするしかなくなった。頭はパニック

になっている。600人以上も出す必要があるのに。10枚も書けば疲れてしまう。まだまだ発送に

は至らないがいつか終わりがくると自分を励ましている。制作も再追い込みなので、早くアトリ

エに行かなくてはいけない。その前に母親がお茶、というだろう。好きな酒饅頭がお茶菓子だ

 

        コロナ後の平穏を祈っての個展  ご覧ください。

 

 

 

 


宮沢賢治文学の感性の響き

2021-11-07 09:44:13 | アトリエから

先日、ギャラリー島田のスタッフの方に宮沢賢治学会イーハトーブセンターの機関紙をお見せした。

私の投稿作品が掲載されているもので、それを見た途端、え、宮沢賢治好きなんですか ! と問われた。

曖昧に、ええ30年ぐらい前から....と答えた。事細かに説明するには時間が足りなすぎる。

宮沢賢治が気になり出したのは本当はもっと前からだろう。中学生くらいかもしれない。年数を計算

するのはちょつと大儀。阪神淡路大震災の瓦礫が残る街で個展をした折に、見に来てくださった画廊の

経営者の方に、三沢さん、宮沢賢治を描いてみたらと言われたことがあった。それ以後宮沢賢治はより

一層気にかかる存在になっていたのだが。2年ほど前からまた宮沢賢治の文庫本を何度か読み返してい

る。そしてわかってきたことがあった。宮沢賢治の物語の挿絵は描けないということ。自分の世界を表

現する過程で宮沢文学の根底にある感性の響きに常に助けられているということが。機関紙への投稿は、

素敵な体験でありたい。