One Day One Voice with PHMC

日常の身近な出来事と趣味のひとときを紹介できればと。

ソチ五輪④ Vol.42

2014-02-26 08:31:45 | 冬季五輪
『ソチ五輪を振り返り』

 2週間あまりのソチ五輪が終了しました。

連日の熱戦、短い期間で冬の競技が一同に返すのがオリンピック。

 4年に一度のオリンピックにベストな状態に合わせることは非常に大変であると思います。


 今回日本は 金(1個)、銀(4個)、銅(3個)と長野五輪に続くメダルの獲得。

113人と多くの日本選手が出場しましたが、日本代表としてオリンピックに出場したことは

誇り高いことであったと思います。

成績を残すことも大切であるが、自分のベストな演技、競技をすることが一番大切であると思います。


 今回のソチ五輪、地元ロシアがメダル獲得数1位で メダル獲得数の多い国は以下の通りです。

ロシア(29個)、ノルウェー(26個)、カナダ(24個)、米国(27個)、オランダ(24個)
 

 アジア圏では中国(9個)、韓国(8個)が日本と差があまりなかったことが以外でした。

ちなみに、中国は近年 夏季五輪が強く 前回ロンドンで88個(2位)、北京で100個(1位)獲得。

日本も、地元開催の2020年には、過去最多のメダル獲得を期待したいものです。


 各国のメダルを見ると 一つの競技にメダルが集中している傾向もあります。

オランダのスピードスケート、ノルウェーのクロスカントリー、ロシアのリュ-ジュ等
今回 表彰台独占の姿をよく目にしました。


 葛西選手(41)の銀メダル獲得を筆頭に、若い選手、新種目、団体でのメダル獲得と

今後の日本の競技発展にとっていい結果であったと思います。

 やはり、国全体がが世界に通じるスポーツ選手育成(資金面、環境面等)に力を入れ

支援をすることで、五輪を目指す新しい力が出てくると思います。


 個人的には、女子アイスホッケーに注目していました。

予選を勝ち抜いての16年ぶりの五輪出場。今回8位でしたが世界に通じる試合であったと思います。

いつも笑顔で 全力プレイの姿には感動しました。


 4年後の韓国(ピョンチャン)五輪では 更なる感動を。

(時差が少ないので テレビ観戦も少しは楽になると思います)

ソチ五輪③ Vol.40

2014-02-16 10:01:10 | 冬季五輪
 『レジェンド葛西』


 連日熱戦が続くソチ五輪、今日早朝の男子ラージヒル決勝で葛西選手が

悲願の銀メダルを獲得!!。日本中が興奮した瞬間でした。


 1本目(139m)、2本目(133.5m)と 途中ゲートが下がった状況で

後半選手としては最長距離を出したことも素晴らしいことです。

 
 41歳でメダル獲得とは ジャンプ界では考えられないことで、

本当に記憶に残る(『レジェンド葛西』)ジャンプでした。(ヨーロッパでは知らない人がいないほど)

 長年の経験から確立した飛行スタイルが 更なる結果につながったのではないでしょうか。


 飛び終わった後、日本人3選手が葛西選手に抱き合ったのも 素直に喜びがわいた証拠です。

他の3選手(伊東選手9位、清水選手10位、竹内選手13位)も結果を出しているので

団体戦も大いに期待できると思います。(ぜひとも金メダルを!!)


 羽生選手、男子フィギアでは初となる金メダル。

日本にとってもソチ五輪初めての金メダル、本当に素晴らしいことです。

 初めての五輪、重圧があった中でのスケーティングでしたが

19歳で達成と、次回 韓国五輪(23歳で)でも連覇が期待されます。


 今後も、ノルデック複合ラージヒルの個人及び団体、ジャンプラージヒル団体、アルペン回転、

スノーボード回転、女子フィギア、スケート・チームパシュートとまだまだメダルが期待されます。

 
 日本の出場はありませんが、男子アイスホッケーが開幕。

『氷上の格闘技』と言われるように 男子は激しい当たりとスピード、テクニックが満載。

 一昨日は 本命 アメリカとロシアの対戦。延長でも勝敗がつかず

最後のショットオンゴールもなかなか決着がつかない中 最終的にアメリカが勝利。

(予選から熱い戦いとなりました)


 本命アメリカ、カナダを筆頭にロシア、スウェーデン、フィンランドと他東欧、北欧国と

強豪が名を連ねています。(北米のNHLに属する選手も多数参加)

閉会式直前には 最終競技で決勝が開催されます。

 ちなみにNHL選手ではスーパースター、ウェィン・グレツキーや

日系人のポール・カリヤ(マイティー・ダックス)が思い出されます。


 まだまだ、熱狂の競技が続きます。興奮の瞬間を間のあたりにしたいと思います。

ソチ五輪② Vol.39

2014-02-12 22:10:49 | 冬季五輪
 『熱戦が続くソチ五輪』

 ソチ五輪 5日目が経過し熱戦が続きます。

昨日は、スノーボード界初のメダル獲得の平野選手(15)、平岡選手(17)。

 中学生、高校生とは思えないほどの素晴らしい滑りでした。

平岡選手が 『楽しく滑ることができた』 と言ったところも若者らしいです。

同世代の若者に 感動と勇気を与えたことでしょう。


 女子ジャンプではメダルを獲得できなかった高梨選手ですが、本人が一番悔しいことでしょう。

日本の期待を背負ってかなりの重圧があったと思われますが 試合後のインタビューでつらい表情を

出さない高梨選手には本当に感動を頂きました。

ここに来るまで数々の努力をしてきたと思うと 本当につらく思います。

伊藤選手も7位入賞と今後の女子ジャンプの活躍に繋がるジャンプでした。

 
 ノルディック複合(ノーマル)では ワールドカップと同様に実力を発揮し

渡部暁斗選手(25)が銀メダル獲得。強豪のヨーロッパ勢を打ち破った姿は感動ものです。

20年ぶりの個人戦メダル獲得で ノルデック復活を。(ラージヒル、団体も期待したいです)


 団体競技では、女子アイスホッケーとカーリング。

特に、アイスホッケーは4大会ぶりの出場で 体格では劣る分を チームワーク、体力面で

対等に戦っていると思います。

フォワード、ディフェンスが3~4のセットでめまぐるしく交代し かなりの体力が必要になります。

藤本選手(ゴールキーパー)のスーパーセーブも素晴らしかったです。

ロシア戦では初得点をあげたことで 次戦ドイツ戦では初勝利を獲得してほしいものです。

 まだまだ前半戦、感動の競技が続きます。

ソチ五輪① Vol.37

2014-02-09 11:19:22 | 冬季五輪
 『ロシア初冬季五輪開催』

 ロシア冬季五輪が開幕。

黒海に面するリゾート地 ソチでの開催。広大なロシアの西側に位置する場所で時差は5時間。

 主な競技も深夜から始まり ライブで見るのも体力が必要です。

     
  ※ソチ公式ホームページより(ロゴマーク)

開会式では 選手の入場(各国の地図を映像で表示)を先に行い 開会式を見て頂く新しい試み。

また、プロジェクションマッピングシステムでしょうか 多彩な映像の表現が素晴らしかったです。

(日本も2020年の開会式では素晴らしい演出を期待します)


 各競技もスタートし これからの2週間は五輪一色になるでしょう。


 昨日行われた女子モーグル、5大会連続出場の上村愛子選手が惜しくも4位と

メダル獲得とはいかなかったが 予選から決勝までで一番良い滑り(メダルに値する滑りです)

準決勝に進出が決まった時もドキドキする展開でした。

(出場選手の中では数少ない 綺麗なカービングターンスタイル)


 男子ジャンプの予選も始まり、4選手(葛西選手、清水選手(3位)竹内選手(7位)、渡瀬選手(20位))

が決勝出場と 明日の決勝(深夜)に期待が膨らみます。

特に葛西選手(41)のフライング姿勢は、他の選手にない広角なV字飛行で 

見ようによっては『ムササビ』の様な姿勢です。

競技人生の中でも今が一番調子が良さそうなので、『レジェンド』のジャンプを期待したいです。

 
 対抗場は、スイス勢で 特にモルゲンシュテルン選手はワールドカップ優勝1位を獲得しています。

(以前の1位は日本人でもなじみのある’80年代のマッチ・ニッカネン(フィンランド))

4選手にはメダル獲得を目指して ベストな状態で最高のジャンプを期待したいものです。

・9日主な競技:女子アイスホッケー(日本×スェーデン)

          男子ジャンプノーマルヒル

          女子スピードスケート3000m

・ソチ五輪JOCホームページ :http://www.joc.or.jp/games/olympic/sochi/

開幕まであと少し Vol.25

2014-01-12 00:47:39 | 冬季五輪
 『ソチ冬季五輪まであとわずか』

 冬季五輪まで1ヶ月をきりました。

この時期 各種目でワールドカップが開催されており

ソチ五輪までの前哨戦となっています。


 前回、トリノ(イタリア)では金メダルの獲得がなく残念な結果でしたが

今回のソチ五輪では スキーやフィギアスケートなどで金メダル獲得が期待されます。

その中で、昨日札幌で開催された女子スキージャンプで 高梨選手(17)が優勝し

優勝回数で歴代1位になります。(通算14勝目)

また、今期ワールドカップ6戦まで5勝と圧倒的な強さを誇っています。

ソチ五輪でも金メダル獲得が期待できます。


 そして今 Live(CS放送)で終了した男子ジャンプ(フライングヒル)ワールドカップで

見事、葛西紀明選手(42)が最年長で優勝。10年ぶり通算16勝目を獲得しました。

1回目 196m、2回目 197m の飛距離と 世界一美しいと言われる飛形で優勝を獲得。

 
 長年の競技人生で ヨーロッパでは絶大なる知名度を誇っています。

今回で7度目となる冬季五輪、同年齢の人たちにとっても励みになります。

先週までのジャンプ週間(全8戦)でも総合5位と 今シーズン 調子の良さが伺える為

ソチ五輪でも表彰台の中央で『君が代』を聞きたいものです。

(今日も同種目が開催されます)


 今回も多くの選手が五輪に出場しますが 代表に選ばれること事態大変なことなので 

全力を出し切って頑張ってもらいたいものです。  

 2月8日開幕を楽しみにしています。