正々堂々blog

衆議院議員川内博史の日記。

民主党文部科学部門会議、権利者団体爆発の巻!!

2009年04月10日 | Weblog
昨日、先週に引き続いて「ダウンロード違法化」について第2回目の党内論議をする為の、文部科学部門会議が開催された。

「ダウンロード違法化」について、レコード協会幹部の方からヒアリング。

・携帯電話での違法ダウンロード4億700万曲

・ファイル交換ソフトによる違法ダウンロード5億300万曲

・政府の知財戦略本部が推進している「利用の促進」より「権利の保護」が先

・保護期間の延長は世界の潮流、先進国で保護期間が死後50年なのは日本とカナダだけ

・「日本版フェアユース規定」創設は倒錯した議論

等々、「このままでは日本の文化が危機に陥ります」 だから、「ダウンロード違法化」なのです。

との、主張爆発でした。

こうまで、あからさまに言われると

「権利の強化さえすれば、文化が発展するのですか?」

「著作権法のなかった時代には、文化は発展しなかったのですか?」

と言いたくなります。

でもまあ、ビジネス側がビジネスの為に権利の強化を求めてくるのは、当然と言えば当然の話。

政治は、最終的にバランスをとるのが役目だと思うのですが、ユーザー側の意見はなかなか取り上げてもらえない。

だからこそ、私がユーザーサイドに立って議論することで、結論を「利用と保護のバランス」のとれたものにし、さらに文化の発展に寄与しなければならないのです。

冷静な議論をしたいのだけど、お互いについ感情的になってしまうんですよ。