一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

国際バカロレア認定校を一関に

2012-03-19 06:23:36 | 日記

私が3月議会で一般質問した、一関市学術研究都市構想の質問で

取り上げた「国際バカロレア認定校を一関市へ」の質問内容と同様の記事が

今日の読売新聞1面で大きく報道されました。

私の一般質問は、以下の通りです。

最初に「一関市学術都市構想」について質問します。

後期基本計画には、「一関市学術都市構想」に基づく国際的な学術研究都市の構想に向けた調査研究を推進しますとあります。

今年の文部科学省の概算要求・要望のポイントには、

「世界に飛躍する人材の育成」として、

・グローバル人材育成推進のための初等中等教育の充実等として、15億円の予算が組まれています。その内容は、「高校生の海外留学・外国人高校生の招致を促進するとともに、英語力の検証と指導改善を図るための英語力等外国語能力強化地域の形成や国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育を推進する」とあります。

これは、具体的に言うと、「国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の推進」事業を盛り込み、日本の高校で認定校を増やすための指定の取り組みをスタートさせる事です。12年度には、10校程度の研究校を指定する予定です。と解説されています。

また、将来的には、同様の形の指定教育機関を200校程度まで増やす事も検討されています。

この国際バカロレアですが、この認定校となり、高校生を対象としたDP(ディプロマ資格プログラム)を履修し、国際バカロレア統一試験に合格することにより、ディプロマ資格が授与されます。

ハーバード大学、エール大学、ケンブリッジ大学など、世界トップクラスの大学をはじめ、海外の多くの大学がこのディプロマ資格を入学許可、あるいは進学許可として認定しています。

この、世界のトップレベルの学生が取得するDPの資格を取ることが可能となる国際バカロレア認定校を一関の高校に指定していただく事を検討してはいかがでしょうか?

その理由ですが、

ILCにより見込まれる効果として、世界の研究者が暮らす都市の形成として、3千人を超える研究者とその家族の居住がうまれる事が想定されています。もちろん、世界トップレベルの研究者ですから、その子供達の教育環境を整える事は必要不可欠となります。

また、これは、単にILCの誘致の目玉になるだけでなく、一関市が目指す、学術研究都市の核となりえます。

受け入れる準備も必要ですが、一関一高PTAでは、筑波のILC研究施設への20名程度の生徒派遣を23年度に続き、24年度も実施予定ですし、23年度には、PTA役員と副校長・事務局がこの国際IB(インターナショナル・バカロレア)認定校となった、玉川学園を視察しています。

 

一関市は、「教育立市」を標榜し、国立工業専門学校、岩手県初の中高一貫校を有す、岩手県トップクラスの教育の町です。ここで、さらに、ILC誘致を核として「学術研究都市」を目指すためにも、この国際バカロディア認定校誘致に関して検討してみてはどうでしょうか?


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