katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

陸前高田の仕込み

2022-04-19 23:42:19 | モザイク作家

今日もかぐやと陸前高田の仕込み。昨日方向性も決まったんで、かぐやが丸の中心部を張ったら、コロって淡いタイルを俺が張って行く・・・って寸法で、ひとまず縦部分2つあらかた終わったのね。って事は、縦は300角が6枚なんで、合計

12枚・・・それをかぐやと1日で何とかなるのなら、恐らくかぐやが帰るまでに、36枚は終わるとして、横が17枚x2で34枚だから、全部で46枚・・・となると、10枚を一人で終わらせる事になる・・・そして残りが2週間。

この計算を上回れると良いんだけれど。ここまでやるとグレードは文句無いんだけれどね・・・後は時間との兼ね合いなんだけれど・・・。


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デイ・サービスと陸前高田の仕込み

2022-04-19 00:29:58 | デイ・サービス

今日は午後からデイ・サービスなんだけれど、その前に昨日のパンクの修理から・・・ただそんな中、お支払いをして帰ろうとすると、受付の女の人がモザイクタイルのkatsuさんですよね?・・・って。えっ?そうですが・・・。

すると、20年近く前に公園でパフォーマンス見た事があって、お話もした事があるって・・・。こんなたわいも無い事でも、大昔の出来事から、もしかすると今の正しい情報を持って帰って、それを誰かに伝えてくれると、良いのね。

口コミって言うのは、そんな事の繰り返しなのね。俺の事を知っている人が、最新情報を身の回りに伝えてくれると、いつか本当に俺を必要とする人とお会いする事に発展するかも知れない。そしてその広がりをあっちこっちに作って、

そっちとこっちが繋がったりするのが、友達の友達の繋がりを持ったり出来るのね。その時の会話にkatsuってワードが

出て来れば良いだけなのね。それが単純に売れるって仕組みなんだけれど・・・・。そんな事で今日は7名。何とか無事に終わって、羽田にかぐやを迎えに行って、アトリエに戻って、明日のバックの方向性を決めて・・・

 


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リピーターさん教室と陸前高田の仕込み

2022-04-18 01:46:23 | モザイクタイル教室

さっ今日も仕事へ・・・って車に乗って数十メートル走った時に違和感。えっ?まさかのパンク。パンクなんていつ振りかな?・・・仕方無く不慣れな手つきで説明書見ながらやったのね・・・まぁ昨日じゃ無くて良かったと思うしか無いのね。

そんなこんなで何とか逃げ切って出勤。今日は午後からリピーターさん教室なんで、それまでは陸前高田の仕込み。

最後の縁取りがこれで終わったのね。こればっかりはアトリエ内では広げられないし・・・外でやっていると、大家さんやらすーさんが来て・・・今度は何やってんの?みたいな話で、一通り話すと、大家さんが不自然さに気が付いて・・・

何でイカがいて、イワナがいるの?・・・海と川って部分に気が付いたようで・・・川の魚が海に出て大きくなって戻って来るものもいる・・・って事があって、陸前高田を離れて違う場所に行っても、いつか大きくなって帰って来たら良いな・・・

って意味なんだけれど。って言うと、なるほどね・・・って。だから海のイカが引き留めようと、絡める手足をすり抜けて中心に向かって泳ぐと中心部に県庁のマークがある・・・って言う寸法なのね。ただそんな中、ロッテの佐々木投手が

完全試合なんてやったから、知名度が上げてくれたから、陸前高田出身な事が判明して・・・そうなると、地元愛としては、そんな若者がおらが町にいる・・・って事になるから、趣旨として必要になる。となると当然カモメと17は必須。

しかもロッテがカモメのマークで、更に県鳥なのね。もうこれは絶対でしょ?ただね、欲張りたいけど、ここからは時間との折り合い付け無いと・・・。何しろそれには必要なモチーフがサッサと終わらないと・・・。

そんなこんなでお教室。右上の線が以前やった場所で、ここでも初めての線での仕上げなのに、このグレードでこなすって言うのでも驚きだけれど、今日の左下の線・・・かなり急な丸があったのに、また軽くこなしたのね。

こんなのそう簡単じゃ無いし、しかも今の段階でこのグレード・・・きっとこの作品が終わる頃には、タイルを切るって事に関して困る事は少なくなるだろうし、この作品自体、代表作になるような感じでもあるのね。本当に楽しみなのね。

そんなこんな後は、引き続き陸前高田の仕込み。

2つ目の昆布。これでパーツが無くなったんで、またパーツ切り・・・。それと撮り忘れちゃったけど、デイ・サービスのサンプルを仕上げて、本日はおしまい。


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埼玉コープみらい、最後は大宮さんと陸前高田の仕込み

2022-04-17 07:16:49 | 出張教室

今日は埼玉のコープみらいの最後の大宮さんで4名。まずは親子でご参加のリピーターさんから。

トップの画像はお子さんの作品なんだけれど、青が好きらしく迷いが無いのね。こう言った場合のアドバイスは、そっちに紺を入れるなら、ミモザって文字が入っているから、どんな事をしてもミモザになるのね・・・だから葉っぱにそっと

紺を忍ばせちゃうと、緑がもっと濃く見えるよ・・・って言う事を伝えるだけ。これだけで後は頑張ってになる。そもそもがエースになるものがあるって事は、脇役に悩む事はあってもエースは変わらないのだからね。

逆にお母さんはこの六角形の薄味チックにもう1つパンチが欲しいって感じで、エースはいない中で、黒とかグレーを入れたいらしく・・・ここが悩み所で、娘さんはエースが紺だから沢山使えるんだけれど、お母さんは薄味だから・・・と、

黒を入れたいだけで、別にエースで使いたい訳じゃ無いと思われるのね・・・それを勇気があれば3つ入れるなんて事も出来るかも知れないけれど、1つだけ使うのも・・・って間を取った2つの選択だったのね。

他の2人は、薄い青で統一したり、色のタイルで白を囲んで、白い花に見せるようにだったり、この張るゾーンに今まで会場には無かった時間を長めに使っちゃったんだけれど、リピーターの人だったんで、何とか逃げ切れたのね。

そんな中、今マイブームがミモザで・・・って方がいらして、表札の時に参加して下さったらしいんだけれど、ミモザのカフェプレート・・・ってそれだけで気に入って下さったらしいのね。前回のオオハシの時に、鳥だからいらした・・・

なんて方もいたが、ミモザで参加って・・・ビンゴだったのね。まぁしかしながら、モチーフ選びは中々難しいのね。でもそんな中で、こうした話が聞けるのは何よりなのね。今回はモチーフの性質上、沢山切って貰う事になって大変な中、

みんな完成度が高く、喜んで頂けて何よりだったのね。これでコープみらいの埼玉が全て終わって、戻ってから陸前高田の仕込み。

ヤマメが終わって、次のイワナに・・・。


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デイ・サービスの下地と陸前高田の仕込み

2022-04-16 06:16:32 | デイ・サービス

今日は朝イチ、まずは来週のデイ・サービスのこいのぼりの下地から。昨日のペンキを塗ったパーツの合体・・・って事で終わらせて、その後、来月分の下地。一応昨日の段階で、大体は決まっていたんで下地を作って・・・

今回はアジサイの写真立てにしたのね。切らずに完成って事で・・・後は何かを塗るだけ。何も塗らないと、目地をした時にシミになっちゃうのね。その後は、陸前高田の仕込み。2匹目のヤマメ。

欲を言えば終わらせたかったが、デイ・サービスの事をやった上・・・となると、仕方ないかぁって感じなのね。ただ、2匹目でペースは上げられたからここまで終わった・・・と思うと、まぁ健闘しているんだろうけど。


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デイ・サービスの下地と陸前高田の仕込み

2022-04-15 07:19:54 | デイ・サービス

今日はまず来週のデイ・サービスの下地の続きの鯉のぼり。

まずは鯉を切り抜いて、ペーパー掛けをしてペンキ塗り。いっぺんに続けて・・・って訳では無く、夜までにちょこちょことやりつつ、平行に陸前高田の仕込みも。

2匹目のヤマメもイワナも輪郭までは何とかかんとか。この2匹が終われば随分と気持ちは楽になれるとは思うのね。ただ最初の時のように、どうすれば・・・と考える時間が2匹目は必要が無いので、その分は楽ではあるのね。

まぁサンプルがある・・・って言うのはそう言う事なのね。既に方向性が決まっているって事はね。そう言う点では、次のデイ・サービスのサンプルはどうしよう?って事は、まさにそれ・・・であって、どうする?なのね。

この繰り返しは、常に追い掛けられるような考える・・・って構想の特訓みたいな話で、更に同じ場所での開催は、同じデザインの繰り返しでは飽きて来るし、飽きられても来る。だから常に新車や新曲の発表が必要になるのね。

その悩みを毎月定期的にする事になるって言う練習だと思っているのね。この考えるって行為を持っているのと、いないのでは、大きいのね。常に定期的に考える練習がやって来るって言うのは、歯磨きしなくちゃ・・・って思うのでは無く

当たり前な習慣にする事と、さぁ磨かなきゃ・・・って、たまに来た依頼の為に考えなきゃ・・・って言う考え方では無くて、常に依頼の時の反復練習になるのね。その感覚は定期的に当たり前になるのだから、改めて磨かなきゃでは無くて、

磨いてた・・・みたいな無意識に近いものになる。習慣って言うのはそんなものなのね。そして更に、デイ・サービスのサンプルなのに、ここを張る事にしたら、他の会場の下地にもなるなぁ・・・とか、ここを改善なのかな?とか、

是正するともっとより良くなるなんて事も得られるのね。こんな理屈から考えると、悩むじゃ無くて、考える。悩むって言うのは、えっと・・・って言っているだけで、何の方針も決められない状況であって、何1つ進まない事なのね。

それが考えるって事は、良くも悪くも結果として作って提出しないとならない。当然時間もお金も制限がある中でね。そんな中の結果は、満点なんてあり得ないし、必ず納得出来るとも限らないのね。しかし悩んでいるのは0点だけど、

考えた結果は、0点では無い。つまり基準が出来た事になるのね。これをベースにより良く考えられるか?ここまで止まりなのか?そして期限はやって来る・・・こんな事をしてたのね。例えば試験、試合、教習所・・・反復して備えるって。

ただそれを無意識でやってて、こうした説明の上で、納得してやっていたか?となると、俺は全く持って何にも考えていなかったのね。まぁそれじゃ常に結果は流動的で、ライブのノリ的なスタイルになる。ノリの場合は、

その中で出来たものは、当然完璧なものでは無く、その時の最大限を提出した事になるのだけれど、残酷なもので、例え自分であっても、それを踏まえて時間やお金が増えれば、もっとより良くなったりするものなのね。

この仕組みが、CDとライブみたいな関係で、CDなら何度も取り直せるから、失敗した所をやり直したり、追加する事も可能だから、作り込むってスタイルになるが、ライブって言うのは、ノリなんてものもあったりするし、失敗もする。

ただそれは聴く側も聞き逃しもあったりするし、アレンジが変わっている事を聞き分けたりも出来る。耳が肥える、目が肥えるって言うような、お客さんにはこんな事が起こるもので・・・作り手はそれに育てられるものだったりする。

いずれにしても、オリジナルを作るって言うのは、こんな事の繰り返しで洗練されるものだったりするのね。そう言う点では、この鯉のぼりの下地は、かなり完成度が良いと思うのね。掛かる時間、見た目、そして体験側の制作時間・・・

恐らくどれを取っても、バランス良く丁度良いって言う感じがするのね。勿論、やって見ないと判らないけどね。逆にこれでもか・・・って言う作り方が、陸前高田の方で、簡単に言えば作家katsuは真似出来ないものを作りたいと考える。

逆にお教室サンプルは先生katsuとして、みんなが出来るように・・・だから、全くスイッチが違うもので・・・。勿論、サンプルだって真似されないって点では一緒なんだけれど、大きく違うのは体験する人はデイ・サービスの人達。

作家katsuは何でも自由に考えられるが、サンプルは、見栄え良く、時間は掛かり過ぎず、大きく難しく無く・・・みたいな事になるから、やり過ぎ禁止になる。常にその規制の中で・・・になる。この違いの練習を毎月のデイ・サービスの

サンプルって言うのは、させて貰っているって意識でやっているのね。常にそうした意識の違いなんて事も踏まえて、考える・・・って行為と向き合わないとならず、これが中々大変だったりするのね。ただ、そうした繰り返しは、先生としてのkatsuを鍛える事にもなる。

何故ならここでつまづいた事、成功した事は、常に生徒さんの質問に反映される訳で・・・先生って言うのは、先人として既に生徒さんの前に、体験している人の事で、けれどその成功と失敗の切り売りなのね。つまり育てれば育てただけ、

先生は削られて行くのね。まぁ鰹節みたいなもん。だから削った分、足さないと、いつか要らなくなるのね。追い付いて来るのだから・・・。まぁ何をしても常に勉強なのね。こんな事を教えてくれる人がいたら、もう少し洗練されたんだろうが・・・若い時のkatsuが。


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コープみらい浦和さん出張教室とデイ・サービスの下地

2022-04-14 01:23:57 | 出張教室

今日は昨日に引き続き、埼玉のコープみらいにて出張教室。今日は浦和で3名。

いつもと違ってその後に、講座が入っているらしく・・・最初に言われちゃったんで、それなら・・・と、もういらした順に説明をして、六角形を選ぶ時間を短縮する為に、張らないまでもデザインとしての配置は決めて貰ったのね。

ただそれでも、やはりこれだけの数を切らないとならないのだから、やっぱり初めての人には大変だったかな?とは言うものの、こうして完成すれば、皆さん大変だったぁ・・・と言うものの、笑顔で帰られて何よりだったのね。

そんな後は、コーナンでデイ・サービスの下地。来週のこいのぼり。

そして更に陸前高田の仕込み。

まぁ何しろデイ・サービスを逃げ切れば、陸前高田1本になるんだけれど・・・来月分のサンプルもあるから、中々ねぇ・・・


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コープみらい春日部さん出張教室と陸前高田の仕込み

2022-04-12 22:49:31 | 出張教室

今日は朝からコープみらい春日部さんに出張教室。本日はミモザのカフェトレイで4名。ちなみにまずは俺のサンプルから。これをザっと見せてからスタートなのね・・・しっかり見せると、みんな一緒になっちゃうから、ザっと。

それでは皆さんの作品のご紹介。

最初は六角形のタイルの色のタイルを6枚選んで貰って白をベースに張って貰うのね。実はここが一番楽しい時間なのね。何しろ切らないから実力差は出ないし、最初に6枚分の色を選ぶ・・・って時点で白ベースって決まっているから、

ここも大きくは変わらないのね。例えば全色変えたり、薄いのだけを選ぶとか、同系色だとか、濃いのだけを選ぶとか、何か工夫すれば、みんなと違った感じも出るのね。ただ白がベースって事で大きくは変わらないから安心感もあるのね。

まっ良くこのブログに出て来る言葉で、楽しい・・・は、たのしいって読むけれど、ラクとも読むのね。好きな色を選んで彫った所に入れて張るって作業は、子供でも出来るのね。つまり差を付ける気なら、目地幅を合わせるなんて事で、

均等に見せるなんて事しか無いのね。だから色を選んで安心し過ぎると、目地幅がマチマチなんて事になると、粗雑に見えやすいのね。でも諸注意の段階で伝えてあるので、大きく外した方はいなかったのね。当然結果が出れば楽しい。

つまりラクだった訳のね。でも今日のメインはひたすら狙って切る・・・もはや特訓なのね。そこでまずは黄色いミモザの花の方から。ここは何と無く丸っぽく・・・それと必ずギシギシって入れない事。スマートに入れられないと、ボンドを

付ける前に押し込んだ事になっちゃうのね。そんなこんなで黄色を緩く丸を切れたら、次は焼き芋みたいな形の葉っぱ。こっちは何と無くでは無くて、葉っぱの形に・・・ただ最初の花よりも慣れて来るので、みんな割と上手かったのね。

結果としては少しオーバーしたけれど、思ったよりもみんな出来た感じで何よりだったのね。このグレードならまずまずなのね。ちなみにこれで3回目のご参加の方がいたのね。そんなこんなでアトリエに戻って、陸前高田の仕込み。

これで昆布も終わって・・・残るモチーフは県のマーク、椿、イワナ、ヤマメ、カモメが17羽、それと昆布。ただ恐らく昆布が2つ追加になると思うんだけど・・・まだまだ先が見えないのね。


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キウイ教室と陸前高田の仕込み

2022-04-11 23:43:58 | モザイクタイル教室

今日は午後からキウイ教室って事で、それまで陸前高田の仕込み。そんな中、昨日ロッテマリーンズの佐々木投手が完全試合をした・・・って話がかぐやから出て、それが陸前高田出身って言うのね。えーそれ使いたいぃぃ。

しかも陸前高田の県鳥って言うの?これがカモメなのね・・・マリーンズはカモメなのね。もう使ってよって言われている感じなのね。となると、カモメを17匹って事になるんだけれど・・・佐々木投手の背番号は17だから。さて・・・。

そんなこんなで、

それでそれから、

カキは終わって、

そんなこんなのキウイ教室は特に変化は無いが、これで小物プレゼント作品はおしまいみたいで、目地をしたいって事になるのだけれど、パーツが細かいから、少し待ってから・・・って言ったんだけど、少しフライング気味に目地をしたら

・・・やはり動いてしまって、直す事になったが、まぁ何とかかんとか仕上がったのね。これがぺきぺきなら多少無理も利くが、何しろ1cmタイルは切ってしまうとその時点で数ミリのパーツ・・・そりゃ乾く前に目地をしたら動いちゃうのね。

それを騙しだましやるんだから、いつものようには行かないのね。けれどソーっとやれば上っ面だけ入る事になるし、押し込もうとすれば、固まっていないのだから動いちゃうのね。そのさじ加減が難しいのね。

まぁ時間があるなら、次回に・・・って先延ばしにすれば、何も問題は無いんだけれどね。そんなこんなで明日はコープみらい春日部なのね。


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リピーターさん教室と陸前高田の仕込み

2022-04-11 00:29:56 | モザイクタイル教室

今日は午後からリピーターさん教室。って事で、まずは明後日から始まるコープみらいの埼玉地区の出張教室用のミモザのカフェトレイの下地の仕上げから・・・となるのだけれど、昨日、後1回塗ればOKって所までやってあったので、さぁ・・

って感じだったが、えっ?・・・何か変だな?って確認すると、以前彫ってあった下地の彫り下げが甘かったか、それともニスが溜まってしまったか?いずれにせよ、掘り下げる事になったのね・・・それをまさかの7枚。まぁ確認して良かった。

そんな訳で、午前中は直しで終わり。そんな中、送迎前にすーさんに会ったんだけど、ほんの数分話したんだけど、まぁ30年位は付き合いがあるんだけれど、まさかの話があって・・・それがすーさんはタイル屋になりたくてなったって言うのね。

何か、タイル屋になる前に、何個か仕事したらしいんだけれど、タイル屋に出会って、面白いな・・・って思って入ったんだって・・・。もうビックリ。そもそも俺は蛙の子は蛙。単なる父の仕事を継いだだけだから、農家なら農家だし、

それが酒屋だろうが、漁師だろうが、きっと稼業を継いだってだけだから、特にこだわりは無く、ただ単に折角始めた事だから、ただ一生懸命やっていただけなのね。もっと言えば楽しいなんて思った事は一度も無いって言っても過言じゃ無いのね。

こんな事を踏まえて、厄介なのは、当時のすーさんからは良くお金の為にやってんだろ・・仕事なんてって言うようなセリフを良く聞いたのね。でも今聞いた話はそうでは無かった。逆に俺はなるべくそう思わないように・・・って感じで、

何しろ割り切ってやるような事が出来なくて、手間が掛かり過ぎちゃったりもしたのね。まぁ極端に言えば嫌いにならないように頑張ってたんだろうね。きっと。じゃこんな違いがあったとして、一体こんなたわいも無い話のオチは何か?

それは俺は結局タイル屋を辞めたのね。そう、好きじゃ無いんだからまぁ結果として当然なのね。特に当たり前で何もビックリはしないが、そこじゃ無くて、何で好きじゃ無いか?なのね・・・結局、施工屋さんだからなんだろうね。

要するに施工屋さんではオリジナルは作れない。タイル屋さんは常に工務店さんから仕事を頂く事になるから、四角いタイルを決められた通りに張るだけになる。つまり送りバントのサイン通り、楽譜通りの演奏、チェーン店のラーメン屋さん・・・

全て決められた通り。そこに個性は一切要らない。俺はそこがダメだったんだろうね。今となって思うのは・・・。ただね、その当時ではそれが理由とは思わないし、気が付く事も無い。良く人に言ってた、変わったタイル屋になりたい・・

この表現がまさか、本当は芸術家になりたい・・・って意味だなんて思わなかったしね。ただオリジナルを追求すれば、おのずとそうなるのは当たり前。ただね、そう簡単じゃ無いのね。何しろ仕事を第三者から受けていては、そんな機会に

巡り合う確率は低い。つまりいつそんな事が出来るの?って位の確率。こんな表現は簡単で、いつスキーした?いつご飯作った?いつ旅行行った?ほらすぐ判るでしょ?時々なんて場合はこんなもん。これで結果なんて残せるはずが無いのね。

練習もしないで結果なんか出るはず無いのね。ただ厄介なのは、練習機会に恵まれないと、試す事も出来ないし、かと言って練習ばかりでは、練習は身に付いても実践の緊張感は実践でしか味わえないのね。

いずれにせよ、簡単な話で、同じ事を繰り返す事で施工屋さんは、反復練習で上手くなるのだけれど、そこにデザインなんて考える事は一切無いのね。つまり真っすぐに張る、水平垂直、水を流すみたいな決まりを守る人達なのね。

でも今の俺は、常に考えないとならないし、何1つ同じ事の繰り返しはほぼ無いから、常に新しい事を考えないとならないのね。ただこれも結構残酷でね、例えば新車を出して4年後自分否定・・・あれよりこれのが良いから・・・って。

こんな生き方になるのね。つまり結論としては、すーさんの選んだタイル屋の道では、何しろ同じ事を繰り返す生き方になり、個性はいらないが、反復練習で身に付いた張る技術で、それ相応の金額が手に入る。所が逆にオリジナル側、

つまり芸術なんて道を行けば、依頼が来ようが来まいが、常に用意し準備し、その日が来る事を前提に毎日待ち続けないとならず、お金の保証は何処にも無いのね。こんな違いがあるのね。それでもこっちを選んだのね。

だから休みも無く、毎日深夜までやって・・・そんな事も修業とでも思って続けられる訳で・・・。まっタイル屋の時とは違って、普通では無くなったのね。いずれにしても、そんな事を思い返すたわいも無い話だったのね。

そんなこんなでリピーターさん教室。ここでも先生休み無しですね・・・なんてさっきの続きのような話でスタート。ただそれよりも何よりも、初めての1cmタイルでここまで綺麗に線を作れるってのは中々出来る事じゃ無い事を説明したんだけれど・・・

例えば、こんな事を話しをしたのね。これだけ最初から出来る人が、10年続けたとするでしょ?その時にこれを10年前にこれを作った・・・って見るとしたら?凄く最初から上手かった・・・って思えないかな?

もっと言い方を変えれば、その人の一番下手だった作品がこれ・・・みたいに思えたら、いくらか感じる事があると思うんだけどね。ここが大事で、普通は段々上手くなって行く・・・つまり最初はへたっぴから。これが普通。

だから、過去を振り返った時に、今見ると愛着はあっても、内容はねぇ・・・なんて言う常連クラスの人達なら良く聞く話なのね。それが最初から上手いとなると、もしこの先続けて行って振り返った時、今と変わりが無い・・・ってどんな気分かな?

上手くはなっていると思うけど、そんなに昔と変わらない・・・って。ここなのね。最初へたっぴなスタートを切る人達って言うのは、言い方を変えれば、伸びしろが多いとも言えるのね。つまり本気に取り組む姿勢に慣れれば、いくらでも

上手くなる可能性はある。しかし、難しいのはやる気なんて目に見えないもの・・・これを例えると、努力して頑張ります・・・だから東大に入りたいです。この意気込みで何人入れると思う?有名塾でも落ちる人達はいると思うのね。

きっとこんな希望を持っていて努力を惜しまずやったとしても、こんな結果になると思うのね。同じセリフでモザイクをやったとして、一体どうなりたい?どうしたい?って時に、子供達なら宿題で学校に持って行くとなると、良くも出る。

しかも、やる気だけあれば、お金も出してくれるし、片付けだってやって貰える。もう巨匠なみにね。だから結果も付いて来る。所が大人の場合、趣味って言われると、東大では無いから、イメージは大学に行ければ、何処でも良いですとか、

えー大学なんか無理ぃぃ・・・みたいになると、そりゃこっちも甘くなる。けれど、じゃプロになりたいですって来られても、技術なら教えられるけど、仕事を取るって言うのは、そう簡単なものでは無く、職人にはなれても、社長となると

そりゃ別物。こうした両極端な事が起こりがちなのね。所がこれが中々難しいんだけど、その趣味です・・・の姿勢を一切崩さずに続けて行く事が出来ると、継続は力なり・・・になるのね。つまり最低1か月に1回モザイクをし続けるって。

そうなると、習慣になるのね。この習慣が身に付いて繰り返すと、技術が向上して来るのね。えっとどうやったっけ?って1か月振りでは、忘れちゃった事も多いけれど、それでも数ヶ月経つと、どーやって切るんでしたっけ?って言わなくなる。

そんな繰り返しで習慣になると、慌てて作らなくなるのね。こんな姿勢になると、区切りが良いから・・・なんて無理して進めて質を落とすような事はしなくなるのね。つまり美に関しての眼も向上して行くのね。

こうなると、時間は掛かるが質は落ちない。だから結果は付いて来る。これが大作の作り方になるのね。でも期日を決めたり、早く終わらせたい・・・と思えば、始めたばかりで腕は未熟であって、そこに急げば結果は伴うはずも無く・・・

つまりやる前から結果は見えているのね。ただこれがネットで見たデザインでこんなの作りたい・・・って感じなら、タイルさえ揃えば、割とお手軽簡単に出来たりする。しかも色も好みの色合いでね。これなら楽しいで済むのね。

ラクだから。音読み訓読みの違いであって、紙一重の話。しかもデザインはしないのだから・・・。全ては朝の話に繋がって来るのね。こんな事を踏まえて、リピーターさんには、これだけの技術があって、しかもウォンバットの大作も作った。

だから時間を掛けるって姿勢も整っている。恐らくきっとこれもたどり着く事が出来るであろう。まだ早いがこれが終わる頃には、どんなタイルであっても好きな形に切る事に慣れているはず。つまりこの先、続けて行く前提なら、次回は

オリジナルにすると良い・・・って話をしたのね。この方の場合、このままオリジナルを作らないと、最高な出来栄えは贋作作りとなるし、美空ひばりを目指す事になる。つまり歌を歌う歌手。これだけで続ける難しさがあるのね。

これでは考えるって部分が成長しないのね。オリジナルって考えないとならないのね・・・常に。どーしようかな?と。これが大事になるのね。最初は真似から入っても良いのは、道具や素材に慣れる為なのね。でもこんなに上手く切れる。

それならもう切る張るって行為に教える事は少ない。つまりどーやって、自分の考えてる作品に具体化するか?と向き合うって言うのであれば、俺も先生を続けられるが、このまま贋作作りのままでは、近い将来、単なる相談相手位にしか、

なれなくなるだろうし・・・ただね、難しいのは趣味の範囲なら、それでもう十分のグレードにはなっているのね。ここは無理強いは出来ないのね・・・少なくとも、どっかの大学に入るレベルには十分なのね。ここからは学校名を決める。

そんな事が必要になって来ると思うのね・・・具体的に。そうすると、どーすれば良いか?は明確になると思うのね。そこで海外のモザイクの本を見せたのね。どー思う?って。多分理解出来たと思うんだけど、自分の作品がここに入れるか?

ってイメージして見て・・・それを無理無理って言うのであれば、じゃそうなんだね・・・だし、えっ?これなら行けるかも・・・って言うのであれば、でしょ?だし、自分の眼で判断すれば良いのね。行けるか?行けないか?

海外の本の凄い人達・・・と思い込まずに。素直な気持ちでキチンと見る事が出来れば、どれが上手くて、どれが下手で、これより上手くて、これより下手か?は判断出来る。後はどの位になりたいか?なのね。

まだこの話は早いかな?とも思ったけれど、まぁ良い機会だったし・・・と話して見たのね。そんなこんなで陸前高田の仕込み。

人に言う位だから、こっちもコツコツやらないと・・・慌てずに質を落とさず・・・一生残って人に見て貰う前提でね。その時に何十年か経って、あれがkatsuの・・・って言われた時、あれがぁ・・・って言われるのか?やっぱりkatsuだねとなるか?は、今決まるのだから・・・。


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