katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

高洲のサークルと大家さん

2017-11-16 06:50:53 | モザイク教室
今日はいつもの5人に、クリスマス用の下地に4人いらしてくれて・・・更に賑やかになったのね。こちらは前回いらした方と初めての方の2人。お知り合いらしく、ちょっと早めにいらしたんで、こんな事をする・・・なんて説明をしたら、出来るかしら?って。

ただ、前回いらした方が、結構出来るわよ・・・って話をしてくれて、じゃ丸でも切って見ますか・・・・と1枚切って見ると、ぺきぺきの柔らかさにビックリ。そうね、出来るかしら?って言う気持ちは、どちらかと言うと、出来ないかも・・・よりの言葉なのね。

そんな事を言う方は、切れた事が自信になる。しかも出来た自信はまた・・・って気持ちになる。そんな気持ちは、前向きになるから、おっかなびっくりな感じにはならないし、同じ事を繰り返すと慣れるから、さっきよりも上手くなる。

知らぬ間に夢中で切っていると終わる・・・って感じなのね。しかも、この2人はサンプルを真似しようとしている。つまり緑色のツリーになったのね。良く頑張って沢山切ったし、大変だっただろうけれど、やった感はあったと思うのね。

勿論、疲れちゃった・・・って方が多ければコリゴリって感じかも知れないし、逆に何かストレス発散なんて思って貰えれば、何か切っている内に出来たぁ・・・・とも思われるかも知れないし、いずれにせよ大変だった分、充実感もあったと思うのね。

これが、何度かいらした事があって、サンプルを見て、自分なりに変えようとする・・・しかも、友達同士でどうしようか?なんて話ながらいらしたと思われると、色を変えよう・・・って事になるのね。すると、こんな事になるのね。


普通は白い目地をするので、白いタイルは抜けたように見えるから使わないで・・・って事になるのだけれど、例外的な使い方で、中々お洒落な使い方なのね。こんな場合、全体が真っ白になるから、みんなと違って色の丸が沢山無いと華やかさに欠けるのね。

ただ、何度もいらしているから、丸の量産なんて何とも無いらしく、流石にもう良いんじゃないかな?って頃合いを見て、止めたんだけれど、それ位手慣れているのね。それを見てなのか?隣の方もツリーの色を変えようかな?・・・となって、ピンクベースに・・・

となったんだけれど、緑にしようと思って張った丸だから、合わないかな?って相談されたんで、エンジを赤の側に張らなければ大丈夫・・・それが並ぶと赤が目立たなくなっちゃうから・・・なんて話でこうなったのね。

そんな中、こっち側のテーブルにアルルの母さんが、この2人と友達な事もあり同席するのだけれど、体験の作品に参加すると、いつも最後になっちゃう事を気にして、今日は終わらせるぅ・・・・って、意気込みが凄かったのね。



ただね、キウイがお手伝いに付いてくれていたんだけれど、終わった後で、サークルのみんなでいつも反省会みたいにお話するんだけれど、その時に、ツリーに入る前の段階で終わらないかも・・・って見えたって言うのね。実は俺もそう思ったのね。

ただ、本人はその段階で終わると思っていたらしいのね・・・ここなのね。キウイも俺も終わらないかも・・・と、どうして思ったか?そして、どうして本人は終わると思ったか?この違いが終わらなくするのね・・・実は。

明らかに本人よりも上手い側のキウイと先生の俺の判断は終わらないかも・・・って思ったのは、丁寧過ぎる事だったのね。例えばぺきぺきが柔らかい・・・と思えば、柔らかいから出来るかも・・・と初心者に安心感を与えるものなら、良い事と悪い事は、

背中合わせで、経験者にはもろい・・・に変わるのね。つまりこだわり過ぎると、思わぬ所でパリッと割れてしまうのね。では思わぬ所って何?って言うと、パーツの端のギザギザを直そうとか、後ちょっと尖らせよう・・・とかね。

つまり本人にしては、ちょっとしたこだわりなのね。ただそのちょっとしたこだわりと思った事が、上手い側のキウイには、それが大変なのよ・・と判断する事なのね。つまりそれがいかに大変な事であるか?の意識が無く、むしろ一生懸命だけでやっている。

それが出来なければ、諦める事になるのだろうが、出来ちゃうのね・・・何故なら上手くなったから。でもね、ぺきぺきとは言えこだわるとどうなるか?はサークルの人達なら知っているはずなのね・・・何故ならキウイの作品を見ているのだから。

例えば、先日のたけしさんの作品とか、以前の貝合わせのお雛様とかね。つまりぺきぺきとは言え、そのパーツにそれだけこだわれば、一体何十時間掛かった?・・・って話なのね。つまりそこの自覚が無く、全力で良い物を作る作り方をしちゃうのね。

じゃ具体的に説明すると、キウイが終わらないかも・・・と判断要因は、星の部分のピッタリ感なんて言ってだけれど、手彫りの形なんてそもそも流動的な彫り方になっていて、正五角形では無いのね。これを大体で切ったり、同じ三角を切っていたりすると

少しだけ空いてしまう場所が出来たりもするのね。ただ白い目地をするとそんなに気にならなくなるんだけど、目地幅を合わせようとしたりしているのね。俺は白いツリーのパーツに入った時に、あぁそうするのかぁ・・・と気が付いた時だったのね。

良く見て貰うとただのクラッシュじゃ無くて、縦のラインを意識しつつ、流れているように張ってあるのね。白目地で消えて行くような部分にこれだけのこだわり・・・お見事なんだけれど、こうしたこだわりは楽を産まなくなるのね。

そもそもこの体験用の下地は、丸だの三角だの五角形だのきちんと切る練習を経て、後はクラッシュ・・・好きに入れてって事が何でも良いのかぁぁぁって楽な気分になり、時間が解決して郁うになっているのね。それがこんな難しいルールがあるとなると、

むしろ丸や文字の邪魔を受けるようになり、楽な事はここに1つも無くなる。ってよりも、一番大変なのはツリー部分になるのね。
なのに本人はみんなと同じに、後はバックと思っている・・・・しかも終わるってね。そんな気持ちの中やれば追い込まれる。

だって終わると思っているのだもの・・・しかも終わらせるんだ・・・今日は・・ってね。こんな気持ちの中、流動的に入れられるクラッシュをみんなはどんどん入れて行く中、必然的なパーツを何回も切り直しをして入れて行くのだから焦るでしょ?

しかも何しろ気にしやさんなのね。片付けとかする事を考えると、もう終わらないかぁ・・・と早めに気持ちのスイッチを切っちゃうのね・・・そうね、車の運転であと一歩踏んで最後の1台で行く人と、最初から止まる気で最初の1台になるような違いかな?

いずれにしても、いつまで掛かるか判らない大作を作るのに慣れちゃったって言うか、そっちよりの人なのね。だから、決められた時間の中で結果を出すってプレッシャーが苦手なのね。ただちょっと居残りな感じの時間をやってこうして終わったのね。

そうね、大作の取り組み方は、慌てない気持ち、急がない気持ちみたいなものだったりする。じゃその反対が終わらせる小物か?って事になると、そんな簡単に気持ちは変えられないから、変えるのは意識だけ。要するに考えてた時点で終わる、終わらせる・・

と安心しちゃっていたと思うのね。それが突然、このままでは終わらない事に気が付いた瞬間、終わらない・・・に切り替えた。
ここね。つまりまず終わらないかも・・・は常に思っていても良いから、終わるにはどうすれば良いだろうか?なのね。

それを終わらなければ次回でも仕方無いか・・・にしないのね。その時の諸注意は、白って色を決めていたのは、実に良いんだけれど、それでは色に迷わないってだけ。形は単なるクラッシュでは無かったのだからね。難しくしたのは自分なのね。

そこで良く見ると縦に流れを作っているのね。つまり四角いタイルは全て長四角にして行く・・・って言う流れ作業的な方法を取れば、後は順番に邪魔な部分を切る・・・そんな能率効率的な作り方をして、時間を短縮する。

いつものように同じ事は出来ないのだから・・・。風邪を引いているのにいつも通りに同じ事をしていたんじゃ、お母さんは大変なのね・・・そこは時短。大事な所だけ重点的に・・・みたいなね。アルルの母さんは几帳面で真面目なのね。

大事なのは、今日終われば1か月以上飾れるのに、次回だったら1週間・・・みたいな違い。小物は楽しんで・・・なのね。ただ、上手くなると知らず知らずこだわっちゃうものでね・・・・それが証拠にのりちゃんとお母さん。


ほとんど同じくらい残ったのね・・・・体験のみんなと同じ位の量のクラッシュなんだけれど・・・目地幅を揃えちゃうからね。
あははは、流石に次回は終わるだろうけれどね。こんなに掛かると楽しい楽な作品にならなくなっちゃうのね。

それが今日のタピオカはちょっと違うのね。


友達にプレゼント・・・みたいに2つ作るって決めていたから、どんどん行くよぉぉぉって感じだし、キウイのデザイン頂きますぅぅって言いつつ、考えずにどんどん・・・って切る事に徹すると、いつも悩んじゃうタピオカがこんなに進むのね。

いかに考えつつ進むと進まない事が良く判るのね。まぁ切るのは相変わらず上手いのね。ちなみにキウイは手伝いが多かったので、やってはいたけれど、画像の撮り忘れ・・・。こんな感じだったんだけれど、こんな時つくづく思うのは、このサークル・・

本当に上手いのね・・・みんな。この5人サークルってレベルじゃない・・・ただ、こうして体験の人を見ると、最初はみんなこうだった・・・みんなここから始まったって思うと、長かったような、あっという間だったような・・・そんな感じなのね。

そんなこんなでアトリエに戻って、アクアリウムバスの支度をしていると、大家さんがやって来て・・・かっちゃん、大通りに面している所にアパートがあるから、そこに看板出しなよ・・・って話を持って来てくれたのね。

確かにここは駅からも遠いし、2階だし、そこを通る人への看板は作ったものの、人を呼び込む看板では無く・・・そこはスーパー横で、環7って車の通りの激しい曲がり角・・・目立つ場所ではある。何とも有難い話で・・・。

そんなこんなで夜、こことかここなら良いよ・・・って一緒に観に行ったのね・・・ただただ有難かった・・・。そんな訳で近いうちに看板作りをする事になったのね。

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