今江かすったか釣行記

バス、トラウト、ライギョ、シーバス、GT、アマゾンフィッシュなど魚種問わず大物を釣りまくるブログ。こだわりはルアー釣り

2020年2月7日 アルゼンチンのドーラード釣行を終えて・・・・

2020-02-07 16:13:29 | 日記

今回、アルゼンチンのドラード釣行を終えて、考える事が沢山でき、一応ブログにまとめておこうと思います。

 

1、海外遠征用の荷物について・・・・

今回、6人の個性的な「怪魚ハンター」と一緒させてもらって、用意して来た荷物の違いに驚愕しました。

私の荷物のシステムは、標準的な「スーツケース」ではなく、THE NORTH FACE製の大型のキャリーバッグを中心に組み立てました。理由は、GTロッドの長いグリップや70cm近いパックロッドを収納する為でした。普通のスーツケースでは高さ的に入らなかったのです。

機内持ち込み手荷物が右側。デカい!! 重い!!

しかし、23kgと言う重量枠の中では荷物量に限界があり、タックル以外の衣類とかカッパとか電気周りなどは「機内手荷物」の方になってしまい、量的にも多く、重さも10kgぐらいになってしまい、空港内、移動時には結構重くて身体への負担は大変なものでした。

他の方の多くはキャリーバッグに目一杯の荷物を預け、持ち歩くのは最低減の荷物だけでした。

この時点で相当なミステイクでした。根本から荷物システムを考えなくてはならないと考えさせられました。

預けられる最大サイズのキャリーバッグにほとんどの荷物を入れられるシステムを長いグリップやパックロッドの長さも含めて構築し直して考える必要を感じました。

 

2、怪魚用のタックルについて・・・・

今回、村田基のドラード釣行の動画を観て、私なりに準備したのは、7フィートの竿では長すぎてフッキングが上手く決まらなそうだったので、ツララの5フィート9インチのピーコック用の竿(本来はペンシルをパニックアクションをする為の短くて硬い竿です)をベイトリールのメインにしました。

また、スピニングは、GT用の8フィート(1ピース)竿を中心に組み立て、予備で少し短い7フィート(1ピース)の竿を持って行きました。

しかし、成田空港のチェックイン時にアルゼンチンは長さ「158cmまで」と言う事がわかり、GT用の8フィートの竿は、自宅返却になり使う事ができなくなってしまいました。

調べてからわかった事ですが、海外釣行で最近のトレンドでは、今回の様な制限がある為、158cm以内に収め、2ピースか1.5ピースが主流になっていたのでした。それでいて軽くて強い竿が理想的な感じでした。

 

3.怪魚用のラインシステムについて・・・・

ラインに関してはPE5~6号で間違いはないのですが、4本編み、8本編み、最近だと「9本編み」と言う物もあり、9本編みだと抵抗が少なく飛距離が相当増す事がわかりかなり有効と言う事がわかりました。

また、リーダー、ワイヤーシステムについても、今までタイランドでピラルク、メコン大ナマズなどで鍛えてきたので、ある程度わかっていましたが、それを遥かに超える引き、重量、歯を持つ魚がいると言う事でした。

ワイヤーもクリップを「ダブル」にしたり、更にスプリットリングも「焼き付け」で「絶対に伸ばされない」と言う事を念頭に置かなければならないと言う事でした。

かなり細かい所で最初は気が付きませんでしたが、彼らはガイアナの3mある巨大ピラルクや、パプアンバス等を経験しているので、万全の体制で臨んでいたのでした。流石です。

 

4、海外遠征用のバズーカについて・・・・

今回、180cmの長さの自作バズーカを持参しましたが、158cmまでと言う壁にぶつかり、切り飛ばすと言うハメになりました。世界各国に行く事を考えると、158cm内に収めなければならないと言う事です。

また、かなりの強度が必要だと言う事がわかり、実際、帰りの便では割られていました。竿には異常なかったですが、これでは心配です。今回の物の強度では全然ダメです。重くてもエンビパイプの強度が必要です。

 

5、SHIMANOの物作りの考え方について・・・・

今回、SHIMANOの方と一緒にさせて頂いた事で、村田基さんの物作りのストイックなまでのこだわりぶりの話を聞かせて頂き、「SHIMANO愛」がかなり強くなってしまいました。

特に海外の怪魚用に設計された「ワールドシャウラ」シリーズに関しては、村田さんの魂が込められており、開発に関する経費を計算すると、売価の3倍~5倍の価値があると言っていました。自分の気に行った赤色を決めるのに1年を費やしたみたいです。カーボンの巻き方にしてもガイドの採用にしても村田さんの怪魚釣行へのこだわりがかなり込めれれています。

一番特徴的なのは、「1.5ピース構造」で、バッド部分とその先の部分を分ける事によって、1ピースでは出せなかった、「バッドは感度重視の超高弾性」、「その先はしなやかな低弾性」と言う理想的な構造が実現出来たらしいです。

これは、「158cm以内に収める」と言う海外釣行の制約にもキチンと生かされています。

 

 

と言う事で、早速竿の入れ替えを実施。ツララの「アベントゥーラ59」と「アルバーノ180」を売却して「ワールドシャウラ」の旧モデル(レッドタイプ)を3本購入。6フィートは「パプアンバス」や「ジャークベイト」用で追加しました。

ベイト>>>>>1704R(最強モデル・7フィート・1.5ピース)

スピニング>>>2704RS(最強モデル・7フィート・1.5ピース)

ベイト>>>>>1604SS(最強モデル・6フィート・1.5ピース)

思いのほかツララ、高く買い取ってもらえたので、そんなに差額なく買えました(祝)

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿