日本は津波による大きな被害を受けるだろう UFOアガルタのシャンバラ

エーテル界の人類の源郷か?神の国か?天上のエルサレムか?
チャネラーとコンタクティの情報を集めています。森羅万象も!

多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた(13)

2022-11-10 15:19:56 | 森羅万象

 

・「あのバイオ・ロボットのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。想像を絶する超テクノロジーです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」と指摘されています。進化した異星人は、容易に幽体離脱ができアストラル界で「幽体」や「霊体」でみえない世界で活動できると述べられます。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」といわれます。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。「彼らは、シャンバラのアストラル界における天使団の代表者なのです」といわれます。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。細かい粒子の世界のアストラル界も現代の科学では解明されていません。

 

・世界の神々は、宇宙人種族として共通性があるといわれます。わが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたります。観音がプレアデス星人、菩薩がリラ星人、如来がシリウス星人に対応するのかもしれません。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるといわれます。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。最近では、もっと短時間でいけるのでしょうか?プレアデスは日本人の原郷でもあり、金髪碧眼のプレアデス人もいます。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。金星蛇人と火星霊人の対立・戦争もあったようです。火星霊人が、雌雄同体の人間から、男女の人間を創ったという説もあるそうです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。恐ろしい話のようです。アシュターコマンドというのは金星の人で、イエス・キリストやお釈迦様で構成される12人のカウンシル(評議員)のうちのひとりといわれます。またここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。サナトクマラは、シャンバラと金星を行ったり来たりしているマスターで、彼は、百戦錬磨の戦士だといわれます。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれません。この“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られるといわれます。

 

・スイスのプレアデス人のコンタクティ、ビリー・マイヤーは世界的に有名で、日本でもFIGU日本という協会があり20冊以上の書籍が翻訳されていますが、この話も「異次元」の観念がないと理解ができないようです。プレアデス星人は日本にも飛来してきており、コンタクトした人がたびたび現れてマスコミが取り上げています。日本に関係する宇宙人(神々)が活動しているといっても私たち一般人には理解不能の事実のようです。スイスのビリー・マイヤーのコンタクティの話は、記録が膨大なので30年前に世界的に注目されたそうです。

 

 ・日本のテレビでもハリウッド映画『MIB(メン・イン・ブラック)』が放映されましたが、邪悪な宇宙人を取り締まる「宇宙警察」のイメージでした。コンタクティの報告では、殺人もしかねない恐ろしい「黒服の男たち」ですが、ハリウッド映画では、正義の味方の捜査官でした。まさに映画「スター・ウォーズ」では分からない謎と同じく、映画「メン・イン・ブラック(MIB)」では分からない謎でしょうか。

  映画を使ったCIAの手法とも言われていますが、「黒服の男たち」は、コンタクティによるとオリオン星人だったそうです。小柄な宇宙人グレイも壁を透き通るようにして、部屋に進入してくるそうで、よく異人のテレポートも報告されています。異次元移動は、UFOばかりでなく、肉体といえるものでもできるようです。「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」と述べられます。

 

・人間には奇跡に思える「テレポート(瞬間移動)」も、宇宙人によれば、テレポートはそれほど難しくないテクノロジーだそうです。そこに人類と大きな格差があるようです。霊界を管理しているシリウス異星人もいるわけですから、天使的な宇宙人とは、誰でも死後、彼らと遭遇できるということになります。オリオン星人についても、断片的な情報しか入手できませんが、人類は太古から宇宙連合の高等知性体(神々)とコンタクトしていたと理解すればよいでしょう。未来では、テレビ映画ばかりでなくテレポートする宇宙人の話は、当たり前の普通の話になる可能性もあるそうです。

 

 

 

(2016/9/1)

 

 

・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)で「世界の諜報機関」を見てみますと、以下です。

 

「(アメリカ合衆国)

アメリカ政府は、2001年9月の同時多発テロを受けて、情報機関の連携強化などを目的として国家情報長官を設置した。国家情報長官は連邦政府の15の情報機関の予算、人事を統括する権限をもつ。しかし、各情報機関への指揮権は不明である。予算規模も公表されていなかったが、2005年、メアリー・マーガレット・グラハム(英語版)国家情報副長官がテキサス州サン・アントニオの会合で誤って公表し、15の情報機関を合わせて年間約440億ドルという巨額に上ることが明らかになった。

 

また、アメリカはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドとの間にUKUSA協定を締結しており、これらの国々と協力して世界的な通信傍受システム「エシュロン」を運営している。

中央情報局(CIA) - 第二次世界大戦中の戦略事務局OSSの後継機関。NIA、OPC、CIGなどの名称を経て現在のCIAに至る

連邦捜査局(FBI) 国家公安部(NSB) - 2005年に新設された。

 

国家核安全保障局(NNSA)

財務省情報支援局(英語版)(Office of Intelligence Support)

国務省情報調査局(英語版)(Bureau of Intelligence and Research)

アメリカ沿岸警備隊情報部(英語版)(Coast Guard Intelligence)

アメリカ国防総省傘下の情報機関 国防省情報本部(DIA)

国家安全保障局(NSA)

国家地球空間情報局(NGA)

国家偵察局(NRO)

アメリカ陸軍情報保全コマンド(INSCOM)

海軍情報部(ONI)

空軍情報・監視・偵察局(AFISR)

海兵隊情報コマンド(英語版)(Marine Corps Intelligence Command)」とのこと。

 

・近年では、CIAがあまりにも有名になったので、将来は、解体するという話もあったようです。むしろNSAや特にNRO(国家偵察局)が、異星人とのコンタクトの中心になっているともいわれているようです。

 

・エイリアンの情報は、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』のため、マスコミに漏れてこないようです。「とある米軍基地に行くと神に会える」とか「イルミナティのようなフリーメーソン組織に入ると神に会える」とかの荒唐無稽な摩訶不思議な話もあるそうですが、ロズウェルのUFO墜落から60年以上経っても、荒唐無稽かつ支離滅裂でマスコミは、ほとんど正確に分からないようです。

  「霊体が神々で肉体は一般人」という『神人』は容易に私たち一般人には分かりません。神話の宝庫のインドでは、一般人にウォークイン(憑依)した神々が、『神人』として、現代でもいるそうですが、詳しいことは全くマスコミも分からないそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。それで「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だともいわれます。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。

  映画「MIB」「メン・イン・ブラック(黒服の男たち)」は、数作品も作られ日本のテレビでも放映され「宇宙警察」のイメージでしたが、映画を使って情報操作する手法はCIAがよく使うメディア利用法だそうです。ロシアのスパイ逮捕・交換の話が話題になりましたが、CIAが何をしていても「極秘行動」となるようです。

 

・小柄な異星人グレイとともに飛来した人間タイプの宇宙人、金髪碧眼のノルディックが住んでいたという廃棄された米海軍の軍事基地内の様子を写した「UFO特番」のテレビ番組が昔あったそうです。が、彼らの足跡は、『厳秘』のため、マスコミも手がでないそうです。

  天使や異星人、異人、神人、それどころか神々が人間の姿を装い地上を秘密裏に徘徊していたとか、地上の社会生活にとけ込んでいるとか、諸説ありますが、「世にも奇怪な人物」も少なくないようです。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。異人はオリオン星人だったのかもしれません。一部は神や天使に近い能力があるようです。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。

 

・メン・イン・ブラックは、テレポート(瞬間移動)など凄まじい超能力を示したとかの報告もあるようですが、ハリウッド映画「MIB」では、「宇宙警察」のイメージでした。地球上には、様々なネットワークが昔から、秘密裏にあるそうです。昔から存在するフリーメーソン組織も異星人のネットワークとのつながりがあるという説もあるようです。

  数万年や数十万年進化した異星人の超テクノロジーや超能力は、想像を絶するものがあり、私たち一般人には理解不能の話だそうです。

  ハリウッド映画ではメン・イン・ブラック「MIB」は、宇宙警察のイメージでした。UFO研究家を襲い殺すという恐ろしい話は、誇張や誤報の面があったのかもしれません。ハリウッド映画で正しいメン・イン・ブラックのイメージをプロパガンダしたのかもしれません。ハリウッド映画「MIB」は評判になりシリーズで制作され、またアニメーションもつくられたようです。メン・イン・ブラックは圧倒的に米国での報告事例が多いそうですが、その他の国々でも報告されているようです。英国も宇宙人現象の多い国のようです。怪獣のネッシーで有名なネス湖の周辺もUFOや宇宙人現象の多い地帯で、ハイランド地方の近くにベン・マックドゥーイ山という「灰色の巨人」で知られる謎の多い山があります。

 

・宇宙警察と宇宙人の脅迫者・犯罪者では大きな違いです。メン・イン・ブラックの妨害にもかかわらず、異類異形の宇宙人や「生体実験」など、5万年進化している異星人のネガティブな面が知られるようになりました。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。メン・イン・ブラックはオリオン星人といわれています。その超能力が凄まじいそうです。

  フランス人のクロード・ボリロン・ラエルというリラ星人のコンタクティによると、人類に3万年進化しているリラ星人が「実験室で人間を創造した」そうです。しかしながら、人間の魂をどのように創るのか私たち一般人は、想像もできません。遺伝子にすべての情報があるともいわれています。「古代リラ星人は、アセンション、つまり上位の次元、5次元以上の移行を待っている」といわれます。

 

・アメリカ合衆国のダルシーの秘密基地では、オリオン星人系列のリゲルやドラコ星人が遺伝子工学の実験を行っているそうです。「魚、鳥、ネズミなどの異種生物の形質合成、人間の多肢化、グレイ族のクローン化、地球人とグレイ族のハイブリッド化など、戦慄を感じる、おぞましい生体実験が行われている」そうです。ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類的異星人(レプティリアン)がエリア51等の秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

  太古から数万年から数十万年以上も進化している人間タイプの異星人が地球に飛来して、人類を観察していたそうです。中世の薔薇十字団員もその超能力が凄まじく、天使のような異星人だったようです。ストレンジャー(異人)は、欧米社会に一般人として浸透しているともいわれています。異人や神人、進化している宇宙人などが、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)やその他の形態で、地球上に登場するようです。

  「歴史のシナリオを描く」ともいわれているのは、シリウス系オリオン星人でしょうか。低層4次元に潜む爬虫類的異星人(レプティリアン)の系列のイルミナティが世界を陰で動かしているともいわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理している」ともいわれます。

 

・現代では、米国に現れたメン・イン・ブラックがオリオン星人だったようです。メン・イン・ブラックは、アストラル界の住人ともいわれております。テレポート(瞬間移動)やテレパシーが自由自在で、異次元から人間を観察しているともいわれています。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。

  小柄な宇宙人のグレイが来て、その後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジの人間タイプの異星人が飛来して、その後に東洋人タイプが来たそうです。スイスの有名なプレアデス星人のコンタクティのビリー・マイヤーによると日本民族の原流となった異星もあるそうですが、詳細は不明のようです。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

 

・ゼータ・レチクル人は、多くの意味で地球人とは対照的な種族のようです。グレイの一種が、ゼータ・レチクル人だそうです。グレイの一種は生体ロボットとか言われていますが、異次元移動ができるようです。やはり米国のUFO研究家は、情報豊富なようです。洋書を読めばかなりのことが分かるそうです。元アメリカ空軍の中佐でもあった有名なUFO研究家の Wendelle C. Stevensは、書籍やCD-Rなどで、以下の情報を集め販売しているそうです。同氏は、何か冤罪かもしれませんが、数年間、刑務所に入れられたようです。

 

・「Message From the Pleiades - The Contact Notes of Eduard Billy Meier」、「UFO CONTACT FROM PLANET KOLDAS」、「UFO Photographs Around the World」、「UFO CONTACT FROM PLANET ITIBI-RA」、「UFO CONTACT FROM PLANET NEP-4」、「UFO ABDUCTION AT BOTUCATU」、「UFO CONTACT FROM PLANET KORENDOR」、

 

・「UFO CONTACT FROM ALCYON OF THE PLEIADES」、「UFO CONTACT FROM PLANET KLERMER」、「UFO CONTACT FROM PLANET APU」、「UFO Crash at Aztec」、「UFO CONTACT FROM PLANET UMMO」、「UFO CONTACT FROM THE DAL UNIVERSE OF ASKET OF THE TIMMERS SOCIETY」、「UFO Contact from the Pleiades、Message from the Pleiades The Contact Notes of Eduard Billy Meier 4」、

 

・「Ultimate UFO Series Andromeda」、「UFO Contact from Reticulum Update」、「UFO CONTACT FROM PLANET BAAVI IN PROXIMA CENTAURI」、「UFO's Over Modern China」、「UFO CONTACT FROM PLANET ACART」、「UFO CONTACT FROM PLANET ZETI IN ORION」、「S-4 Leak The Connor O'Ryan Story」、「UFO Contact From Mars  Among The Saucers」、「UFO Contact from Andromeda」、「UFO Contact from Planet Iarga」、「UFO Abduction At Maringa」、 

 

・「グレイ」は「レチクル座のゼータ星人」とも呼ばれており、人間を誘拐する主要な宇宙人種であると考えられています。キャトルミューテレーション(動物虐殺)の犯人でもあるようです。グレイの人間誘拐といっても異次元移動をさせ、肉体というよりも人間の幽体を操作するとも言われていますし、処置後、記憶を消すそうです。

  ドアを透き通るようにして部屋に侵入してくるグレイは気味が悪いようです。グレイは、生体ロボットともいわれていますが、異次元移動もでき、超テクノロジーは、凄まじいようです。

  宇宙人は本質的にタイム・トラベラーともいわれます。『竹取物語』のように日本民族とプレアデス星人とは、強いつながりがあり、日本民族の原郷は、プレアデス星座にあるという説もあるそうです。オリオンやプレアデスに多くの日本人が住んでいるという法螺話もあるそうです。

 

・エササニ人は、地球人とゼータ・レチクル人の融合によって生まれる混血種属の一つだそうですが、異類混血が進んでいるのでしょうか。異類混血がスター・ウォーズの原因となるという説もあるようです。同じ宇宙人種族でもポジティブ・グループとネガティブ・グループがおり複雑な様相を示しているようです。「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人のバシャールだというのです。

 

・リラ星人とネガティブなシリウス星人の対立は、スター・ウォーズの原因となっているのでしょうか。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で人間化しており、その数は、多いともいわれています。メン・イン・ブラック(黒服の男たち)は邪悪なオリオン星人だという有力説があったそうです。その昔、大規模なスター・ウォーズ「オリオン大戦」を起こした種族のようです。

  ハリウッド映画『MIB(メン・イン・ブラック)』は、1997年と続編が2002年に2度も制作されましたが、日本のテレビでも放映され多くの人が視聴したようです。映画では「宇宙警察」のイメージで、悪玉の非人間タイプの宇宙人が地球に来るのを防ぐ役割でした。その後も多くのアニメ、テレビ映画等の題材になったようです。

  宇宙艦隊も来ているそうで、違った「宇宙連合」の一部門として活動していたのかもしれません。宇宙連合も様々な種類があるそうです。オリオンの邪体霊ともいわれ、スター・ウォーズの原因となった勢力のようですが、現在は、小康状態を保っているそうです。すでにメン・イン・ブラック(黒服の男たち)は、地球を去ったともいわれます。

 

・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだと述べられています。サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。

  かってイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいると述べられています。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。アプ星人は現代において南米に飛来しているともいわれます。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。

 

・「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうですので、映画のように異星人は市民社会にとけ込んでいるのかもしれません。米軍にも昔から異星人が混じっていたという話もあったそうです。メン・イン・ブラックやバイオロボットといわれる小柄なグレイは、人前から消えたりする、つまりテレポート(瞬間移動)するともいわれ、その超能力も想像を絶するもののようでした。異星人にとっては、テレポート(瞬間移動)のテクノロジーはそれほど難しくないテクノロジーだそうです。日本のマスコミのUFOマニアの担当者たちも40年前と違って、この方面の活動は現在、低調のようです。

  ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

  映画「メンインブラック」の異星人は、オリオン星人だといわれます。映画の「メン・イン・ブラック」(MIB)を見られた人も多いでしょう。シリーズ数作に渡って異星人の面白いアクション映画でした。実際のメン・イン・ブラックは、UFOコンタクティーを脅す怖い存在として、報道されてきました。

 

・テレビ映画「Xファイル」でも、機密を守るために、爆殺事件や殺人事件を引き起こす怖い存在として描かれています。異星人情報は、国家安全保障上の最高機密なのですから、諜報機関や、特務機関が秘密を守るために、殺人事件を引き起こすような場面があったように思います。怖い話ですね。

  ところで、メン・イン・ブラックは、シリウス系のオリオン星人で、グレイの母船に同乗しているそうです。グレイの母船には、人間も乗っており、多くの人がグレイの星に行っているように思われます。人間タイプのオリオン人が、人類の未来の鍵を握っているようです。勿論、秘密裏に、彼らは地上に降りてきておりますが、最高機密ということで、実体は不明です。なお、異星人情報の公開などに関して、裁判や訴訟が行なわれているという報道はないようです。訴訟になる前にMIBに片付けられてしまうのでしょうか。MIBについての謎は、深まるばかりでしょう。一部は神や天使に近い能力を持つともいわれます。

 

・メン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるそうです。

  オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。一万年以上前のベテルギウス(オリオン座の恒星)星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであったらしいのです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配しているともいわれます。

  メン・イン・ブラックの映画のイメージは、『MIB』としてSFアクション・コメディ映画として世界中の人の目に触れたようです。脅迫者、殺人者というよりも「宇宙警察」のイメージでした。

 

・「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。「奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった」という不思議な話もあります。

「シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いている」といわれます。

  ナチス・ドイツが「金髪碧眼の超人」、アーリア人を崇拝していたようです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。金髪碧眼の「ノルディック」と呼ばれる異星人(プレアデス人)は、金髪碧眼のアルデバラン星人とよく混同されたそうです。人間に最も近いといわれたプレアデス人が「ユダヤ人のホロコースト(大虐殺)」に関係していたという説もあり、驚きです。ヨーロッパ世界は暗黒時代が続いていたのかもしれません。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。

  シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”はどのような国だったのでしょうか。

  スペインなどで評判になった「ウンモ星人」も金髪碧眼といわれ、「神々に近い種族」ともいわれているようです。スペインなどのウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。人間社会への同化の程度がかなり進んでいるそうです。異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしているともいわれます。

 

・異次元の都市の詳細な記述は、少ないようですが、幽界や霊界に似たエーテル界やアストラル界に都市があるというのは神智学の定説だそうです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったともいわれます。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。

  人間の死後の世界の精霊界がパラレルワールド(並行世界)で、現実世界と相似の世界だといわれています。高等知性体の住む高次元の世界は、現代科学が認識していない、エーテルのような精妙な非常に細かい粒子でできているそうです。「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」そうです。

  「火星人の生命波動も地球人の物理的な密度のものではありません」ということも、理解が難しい原因なのかもしれません。目に見えない異次元の世界については、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。

 

・昔は地球に係る異次元の「火星霊人と金星蛇人」という対立の構図でしたが、火星人が秘密主義であるということは、コンタクティのほとんどが「金髪碧眼の白人種の金星人」とコンタクトしているという事実が物語るようです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったそうですので、超太古には「金星蛇人と火星霊人」の対立・戦争もあったようなのです。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったともいわれます。

  火星人が秘密主義で正体がはっきりしないため、宇宙人理解の大きな障害になっているようです。火星人の系統から日本の神々の系列が分かるのかもしれません。日本民族はプレアデス星座のとある惑星に原郷があるという説もあります。

 

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承の「異人」はオリオン星人だったそうです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。「藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる」といわれます。

  地球は波動レベルが低くて、未来数世紀経っても宇宙連合に入れないそうですので、確認しようのないことのようです。また異星人情報が厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのために、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

  米国のUFO関係者やハリウッド映画の関係者によって、グレイやエイリアンのイメージがテレビや映画を通じて全世界に流れましたが、アバブ・トップシークレットのためSFと単純に片づけることもできるようです。

 

・米国のように、「エイリアンの存在を大衆に知らせない」というのは、政府(超政府?)関係者とエイリアン双方の利益としての“密約”らしいのです。これを打開してきたのが、メディア関係者やUFOマニアたちなのですが、この力関係は、むこう50年から100年以上、続くものでしょうか。「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」そうです。

  高次元の高等知性体は、ウォーク・イン(憑依)やワンダラー(転生)の形で、地球上に現れてきているそうです。宇宙人は進化の程度が極端に大きく違い、天使クラスの宇宙人は、いわゆる目に見えるUFOという乗り物を必要としないとも言えるのでしょうか。UFO自体もその進化の程度に応じて、性能・機能が大きく違うようです。

  ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしているそうです。「アセンディド・マスター(高級教師)がガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いているようです。上には上の神々がいるようです。

 

・したがって、異次元の異星人によって“人格転換”をうけた地球人も一般社会に交じって増えており、「人はみな記憶を失った異星人だ」そうです。一見してすぐ分かる“人格転換者”というのは、“ゲイ(LGBT等)の人たち”だそうです。「不思議なゲイの現象は、宇宙人の人格転換である」という説もあります。

  遥かに進化した宇宙人、天使クラスのシリウス星人や一部のプレアデス星人は、『天国』『死後の世界』『ニルヴァーナ』『涅槃』の世界に出入りしているそうです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だそうです。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるともいわれます。

  この遥かに進化した宇宙人クラスは、異星人・天使・神々として、幽霊などの“心霊現象”にも関係しているようです。

  ナチスが崇拝した金髪碧眼の白色人種アーリア人は異次元の金星から来たとも、アルデバラン星人だったともいわれます。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

 

・異星人情報の秘密主義のため情報は混沌としたものになっているようです。秘密主義に走るのは異類混血を進めているからでしょうか。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」が、エリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。

  カリフォルニア州のシャスタ山のアガルタ・ネットワークは、目に見えない異次元世界の話のようです。シャスタ山における不思議な話は多いようです。シャスタ山の異次元世界には、エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来していたのかもしれません。

  「シャスタ山の小人」とは、グレイ・タイプのゼータ・レチクル星人のことでしょうか。ハイパーボーリア人、レムリア人、アトランティス人とか太古の種族と現代とのつながりがあるようなのです。「アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市」とは、目に見えない異次元・高次元の話のようです。そして目に見えない異次元の話として理解しても私たち一般人には、把握が難しいようです。

 

・マスコミでも活躍していた秋山氏は、カシオペア座の付近の惑星に行って来たと述べています。同氏は、著書も多く、当時テレビに出演してマスコミでは有名人でしたし、その後の話が続いていないのが残念ですが、金髪の宇宙人の正体とは、白人タイプの金髪碧眼のノルディックのことでしょうか。

  同氏は、『私は宇宙人と出会った』(ゴマブックス)(秋山眞人)など50冊くらいの本を出版している人ですが、メイジャーな情報になりきれないところに限界があるようです。

  国家機関の総力をあげてエイリアンの超テクノロジーを入手している米国の「一人勝ち」の状況が向こう100年間以上、予想されるそうです。『厳秘(アバブ・トップ・シークレット)』扱いの宇宙人情報はほぼ完全に守られているそうです。

 

・エイリアンは、日本でも評判を呼んだテレビ映画『Xファイル』の中でも見られたように米国の市民社会に溶け込んでいるので、あなたは何も知る必要はないそうです。新聞などのマスコミも政府に協力して追いかけないようで。日本に河童(グレイに近い宇宙人種族、バイオロボットともいわれている)とともに飛来したといわれる異人たちの末裔も社会に紛れ込んでいるのでしょうか。「平家がプレアデス星人の末裔。源氏がオリオン星人の末裔」という話もあり、昔から異人の末裔が日本に拡散していたのかもしれません。

  昔は金星人とか火星人とか言われましたが、現代では、金髪碧眼のノルディックがグレイの母船に同乗するオリオン星人ではないかといわれているようです。また、金髪碧眼のノルディックがプレアデス星人という説もあるようです。とにかく金星とか火星とかの異次元に、人間の目に見えない高次元の壮大な宇宙人の都市文明があるそうです。人間の死後の幽界や霊界に似た世界のようです。アストラル界やエーテル界に宇宙人の都市があると述べられています。

 

・宇宙人の“長衣”に関しては、1960年代後半にサンフランシスコを中心としたアメリカの若者の間で生まれたムーブメントで『ヒッピー』というのがありましたが、ヒッピーがよく着ていた“長衣”を思い出しました。何か契機があったのでしょうか。レプティリアンは、地球人がイメージする爬虫類人とは全く違うと理解しないと、デーヴィッド・アイクの説は理解できないそうです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリアのマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類人(レプタリアン)も人間化しており知性的な顔をしている」そうです。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」といわれます。

  『トンデモ本』の範疇に入るとこの著作者(デーヴィッド・アイク)もよく批評されるようですが、実に特異な見解のようです。金髪碧眼、白い肌、レーザー光線のように輝く双眸のイメージは「GODS(神々)」の姿というよりもミカエルなどの天使のイメージでしょうか。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球だ」という説もあるそうです。また「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」という話もあるそうです。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」そうです。

  金髪碧眼のノルディックと爬虫類人レプティリアンとグレイなどの間の関係も戦争状態になったり、休戦平和になったり複雑怪奇のようです、アメリカの陸軍の情報員のリークに「グレイの後に金髪碧眼のノルディック、赤毛のオレンジが来て、その後に東洋人タイプが来た」そうです。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

 

・とにかく、映画でイメージができたグレイのほかに、アバブ・トップ・シークレットのラージノーズグレイ、ノルディック、オレンジと言われる4種類の異星人が来ていたと米国の秘密公文書には載っているそうです。もちろん宇宙人は西洋人タイプばかりでなく、東洋人タイプも黒人もいるようです。

  メン・イン・ブラックも異星人が混じっているという説もあるそうです。「メン・イン・ブラックはオリオン星人だ」という説もあるようです。ラージノーズグレイは中世の鉤鼻の魔法使いのお婆さんのイメージのようです。

  「進化した異星人」だからテレポート(瞬間移動)もできるのでしょう。このテレポート(瞬間移動)を人間が理解できず、「奇跡」は秘密にしようとするパワーがはたらくようです。しかし、テレポート(瞬間移動)の超テクノロジーは、宇宙人にとって比較的難しくないテクノロジーだそうです。人間の肉体や精神体に自由に憑依する遥かに進化した異星人は誰も認識できないようです。

  グレイの巨大母船に同乗する金髪碧眼のノルディックはレプタイル・アーリアン白人種ということなのでしょうか。「異星人の情報」も多くの人たちの情報公開法やリークとインターネットの普及で、『厳秘』の状況がくずれてきつつあるともいえましょうか。「神々は憑依などで市井の人となり普通の生活をしているので誰も認識できない」のかもしれません。1.6キロもある巨大なUFOの目撃事例は、一段と進化した天使のような異星人の飛来が窺われると語られています。

 

 

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」「フリーメーソンとは、“現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い”教団となるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

「シリウス星人の故郷である天体イジュニュは、もっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、地球の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するのだろうか」

 

グーグルのブロガー(多言語翻訳)にも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

  

 

 

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた(12)

2022-11-10 15:18:44 | 森羅万象

 

・amazonに「物部氏」と打ち込みますと931件の書籍が分かります。歴史研究家にとっては「物部氏」は面白い研究対象のようです。私たち一般人は、歴史研究家ではないので「物部氏」については知りません。が、さまざまな興味ある点があるようです。「進化した宇宙人」、その眷属と末裔と考えますと理解が進むのかもしれません。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうです。

 人間を創った異星人が、当初、人間に農作物の作り方や生活の仕方を教えたようです。最古のシュメール文明も宇宙人が指導したそうです。人間タイプの異星人は識別できませんが、神や天使が文明を起こして、異類異形の異星人は絵画や像に残っている場合もあるようです。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。

 

・現代でもアマチュアの天文マニアが、月の表面を望遠鏡でビデオ撮影していたら、月の表面を高速で移動する大型のUFOを撮影したそうです。月については、人類が着陸して、人工衛星からの写真も豊富なようですが、謎が多い衛星のようです。活発な異星人の活動もアバブ・トップシークレットのため、何も私たち一般人は、知らされないそうです。物部氏は宇宙人の末裔で、日本人に経済活動を教えていたようなのです。古代の経済活動といいましょうか、その物々交換から始まった経済活動を教えた太古の日本のフリーメーソンだったのかもしれないそうです。物部氏は時空を超えた宇宙人の末裔だったのかもしれません。

 

・シャンバラは都市規模の超大型宇宙船で、そこにはパスカルやソクラテスのような世界の偉人が生きているといわれています。死んだ人間が「生きている」と言う概念は、人間の死後の幽界や霊界で、はっきりと自分で自覚するそうです。しかし、幽界で自分が死んだことを認識しない人々もいるそうです。幽界では親に会えるそうです。小柄なリラ星人のコンタクティ、フランスのクロード・ボリロン・ラエルによると、エロヒムの「不死の惑星」で、キリストやブッダ、マホメットのような聖人と会った、と手記に書いているようです。キリストはアプ星人ですから、アプ星人のキリストと会ったということでしょうか。

 

・異星人は4次元以上の高次元の世界、アストラル界やエーテル界に都市文明を創り活動しているといわれます。異次元世界は人間の夢の中の世界のようです。異界に行ってきて、気付いたら夢だったという話が多いのもそのためのようです。人間死後の世界と似た異次元世界では、永遠の生命を持っているそうです。3万年人類に進化しているリラ星人は、遺伝子操作で「不死の人間」を創るそうです。

 昔から幽界に、生きている人間を誘う者には、神、山人、天狗の三種があったといわれます。江戸時代に天狗少年の寅吉を幽界に誘った杉山僧正と言う大天狗は、オリオン星人だったのかもしれません。また『遠野物語』の異人はオリオン星人の可能性があります。オリオン星人はかなり階級意識の強い種族だそうです。

 

・「天磐船」は、宇宙船、空飛ぶ円盤のことでしょう。ニギハヤヒも高天ヶ原、都市型の超巨大宇宙母船から発進してきたようです。また日本神話の原郷、高天ヶ原は都市型の巨大宇宙船だったようです。日本民族の原郷はプレアデス星団のとある惑星にあるという説もありますが、惑星から都市型の超巨大宇宙母船を経由してきたようです。プレアデス星人のコンタクティ、スイス人のビリー・マイヤーによると日本民族の原郷となった惑星から宇宙人が今も飛来しているそうです。日本でもプレアデス星人とのコンタクティがいるそうです。

  蓬莱(ほうらい)とは、「古代中国で東の海上(海中)にある仙人が住むといわれていた仙境の一つ。道教の流れを汲む神仙思想のなかで説かれるものである」とのこと。また蓬莱山は、仙人が住むといわれていた五神山の一つともいわれます。この蓬莱は、図絵などをみても虚空に浮かぶ「都市型の超巨大宇宙母船」だったようです。さまざまな宇宙の色々な惑星から「都市型の超巨大宇宙母船」を経由して異星人が地球に来ていたようなのです。

 

都市規模の超巨大宇宙船は、近年ではカナダと日本のコンタクティが見ているそうです。オスカー・マゴッチも都市規模の超巨大宇宙船を目撃しています。「このクリスタル宇宙船の現在『地上の平和』号と命名されている太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦」に乗船する種族の正体とは神々や天使クラスの宇宙人なのでしょうか。はたして、それは、キリスト教の伝説の“天上のエルサレム”なのでしょうか。

  異次元にも多くの異星人が存在するということは、米国の大著「ウランティア」に詳しいといわれているようです。また「浮遊都市の航行」については、さまざまな異星人のコンタクティからの報告があるようです。キリストがアプ星人だったといわれていますが、アプ星人も「浮遊都市」で航行しているそうです。アプ星人は戦後の国際連合の設立に協力したそうです。

 

・戦後最大の奇書といわれる『家畜人ヤプー』(沼正三)は、1956年から『奇譚クラブ』に連載され、その後断続的に多誌に発表された沼正三の長編SF/SM小説ですが、グロテスクな描写を含むことで知られていました。ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると沼正三は、覆面作家として活動し、その正体には諸説あるとのこと。「沼正三は文壇とは一切関係ない人物で、1974年時点で40代、東京大学法学部出身で某官庁の高級官僚であるとの人物像の一端を明かしていた」とのこと。また、別の説では「沼正三は検事だった」という説もあるそうです。SF/SM小説で内容が荒唐無稽だという評判でしたが、当時としては珍しくシリウスの「飛行島」について書かれてありました。「飛行島の全部が人間の工作物に違いない」とありますが、「人間」とは、「超人」か「神人」「人間タイプの高度に進化した異星人」の部類に属するということでしょうか。神々=見えない異星人は現在も活発に活動しているそうですが、アバブ・トップシークレットのため誰も分からないそうです。

 

葉巻型の巨大な宇宙母船がよく知られていますし、フットボール球場3個分の巨大宇宙母船も低い高度で視認されたこともあるそうです。プレアデス星人のコンタクティによると宇宙母船は次第に巨大になり、移民用に直径100キロメートルの宇宙母船もあったという話です。また太古のインドの神話、『マハーバーラタ』には、1000キロメートルの「宇宙都市」もあるそうです。そして、現代では土星の輪の中に超巨大な宇宙母船が観測されているそうです。しかし、「異星人界」や「異星文明」「異星文化」「異星文字」などの実際の情報は、ほとんど皆無といえましょうか。現代では、「グレイ」という宇宙人のイメージが、ハリウッド映画により一般化しているといえましょう。

 

この「家畜人ヤプー」という小説の「飛行島」とシャンバラのような「都市型の超巨大宇宙船」とは、何かイメージとしても相関があるのでしょうか。シャンバラも異次元に突入した「都市型の超巨大宇宙母船」ともいわれております。米国の図書には、宇宙都市のシャンバラの絵図もあるといわれます。「家畜人ヤプー」は、SMの書とも言われましたが、SM・SFの書にしては、奇想天外の物語でしょう。日本民族の原郷「高天原(たかまがはら)」は、都市型の超巨大宇宙船なのでしょうか。神々は、オリオン星座から飛来し、また現代においても飛来しつつあるのでしょうか。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれています。天狗もオリオン星人だったようです。

 

・都市型の超巨大宇宙船の規模が、次第に拡大し100キロ以上、1000キロ以上と想像を超えているスケールもあるようです。しかも、現代でも土星の輪の中に超巨大宇宙船、葉巻型母船が存在するという話があります。雑誌『ムー』やインターネット情報によると「『土星のリングの中に3機の超巨大なUFOが発見されている』とのこと。

 「土星のリングの中に、それぞれ長さ、(1)1万266キロメートル(2)2万5338キロメートル、(3)5万667キロメートルの円筒形UFOが存在することが確認されているそうです。これらのUFOの直径は、それぞれ、974キロメートル、1949キロメートル、3898キロメートルという信じられないほどの巨大さだ」そうです。この事実は、ハッブル宇宙望遠鏡で確認され、「サイエンス・ニュース」誌で発表されているそうです。プレアデス星人の話では、恒星間移民用の直径100キロの都市型の宇宙母船があるようです。太古のインド神話の「帝釈天の宇宙母船」の規模もそのようでした。

 

・日本民族の神話の 原郷「 高天原」もシャンバラのように「エーテル界に突入した都市型の超巨大宇宙母船である」という説もあるそうです。ハッブル望遠鏡で見ると土星の輪の中に、とんでもない大きさの超巨大宇宙母船が数隻、滞空しているという話もあるようで驚きです。

 「広さは東京都のおよそ2倍にもなる、天上の都市」、「ニュー・エルサレム」が動くという話も「都市型の超巨大宇宙母船」と考えれば、理解できることになるのでしょうか。多くの聖書の伝承にある「ニュー・エルサレム」には神々や天使などのはるかに進化した異星人がいるようです。キリストはアプ星人だったということで、アプ星人の「浮遊都市」「ニュー・エルサレム」が現代も航行しているそうです。巨大宇宙母船の話は、宇宙人のコンタクティの話からも多いそうです。まるで、ガリバー旅行記の空飛ぶ島「ラピュタ」の物語のようなファンタジーです。しかし、『ガリバー旅行記』は、火星の衛星の正確な描写から実は宇宙旅行記だという説もあったそうです。

 

・スイス人のコンタクティ、“ビリー・マイヤー”の“その後”はどうなったのでしょうか。最近では書籍が出てないようですが。「世にも不思議な物語」ですが、その宇宙人の存在に気づいている人は、確実に増えているそうです。「明治時代の日本の流浪の民サンカがアガルタの住人の末裔だ」とか、日本にも昔からフリーメーソン組織に似たものがあったということは、少数説ですが、根強いようです。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」ということですので、不死の超人達や異人たちが日本に昔から飛来してネットワークを作っていたということも実際あったようなのです。

 

・「街中の超人たち」の現代の神話もあるようですが、「神人か異人のネットワーク」か、「ノアの末裔のネットワーク」か「地上に出てきた天使か異星人のネットワーク」、「コンタクティのネットワーク」なのか分かりませんが、昔からの現代でも語り続けられているオカルト界の最大の謎かもしれません。フリーメーソンの主神はグノーシスのデミウルゴス(悪の創造主)であるという説もあるといわれます。「日本の知識人が欧米人を理解できないのはフリーメイソンを知らないからだ」そうです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのであると指摘されています。

 

・ジャーナリストで有名なベンジャミン・フルフォードは、次のように述べているそうです。<八咫烏(やたがらす)と裏の天皇が動き出した

 「日本で一番秘密とされている結社『八咫烏』が動き出した。この結社は元々天皇を守るために少なくとも3000年前から存在する。現在のメンバーは出生時に戸籍を入れていないため、どのデータベースにも存在しない。彼らは、明治時代まで日本の天皇を守っていた。その後は裏の天皇を守ってきた。必要があれば日本の殆んどの神社やお寺を動員できる。他にも様々な影響力を持っており、黒龍会と同盟関係も結んでいる。私も以前、彼らのところに招かれ、とても不思議で良識的な儀式を受けたことがある」。

 

・現代の「日本主神」や「日本の神々」について知る、コンタクティやチャネラーが少なくないようです。が、ベンジャミン・フルフォード氏には、神戸の山口組本部に、「自分を殺すな」と自ら抗議に行ったそうですが、「語れば殺される」ような不気味な雰囲気があったのでしょうか。Amazonに「ベンジャミン・フルフォード」といれますと282件の本が分かります。日本国籍を取っているジャーナリストですが、「闇の支配者」に関する本が多いそうです。『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術(未来編)』(2018/12/16)という本があります。

  『厳秘』扱いとは、そのようなものなのでしょうか。現に異星人情報をリークしたアメリカ海軍の情報将校が、警官隊との撃ち合いで殺されたようなのですが、「事実か詐欺かペテンかイカサマなのか」不思議な物語です。ちなみに異星人情報の公開に関与したとしてケネディ大統領が、サイレンス・グループにより暗殺されたという話もあったそうです。

 

・「陰謀論」もサブ・カルチャーですが「知る人そ知る」世界のようです。荒唐無稽な話が多く、理解不能な内容に感じられ、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。しかし、執拗に商業ベースにはのらないのに、陰謀ハンターも棲息しているようです。現代は「映像の時代」ですので、「目から入る膨大な情報」が人々の常識や行動を変えていくのかもしれません。「謎の集団、八咫烏」についても真偽のほどは分かりませんが、異人のように、歴史の裏側に潜む未知の集団なのかもしれません。異人のネットワークがあるのかもしれません。

 

・「学研」社の本は、興味深いものが多いようです。オカルト雑誌『ムー』の出版社だからでしょうか。実際は真偽のほども分からないものも多いそうです。この面の知識も、私たち一般人は、当然詳しくはありません。遥かに進化した異星人、高等知性体(神々や天使)が、あの世からこの世に影響力を行使していることは、私たち一般人は、分かりません。世界中の神々は、「進化した異星人という共通性」があるそうです。「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。つまり、世界の神々は、多くの名前を持っており、同一の神が世界中で別々の名前で呼ばれているそうです。「進化した宇宙人(神々や天使)は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」ともいわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という“異人”はオリオン星人だったともいわれます。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。

 

・[you tube].については膨大な情報量で、私たち一般人は、当然詳しくは把握できません。「将来は、テレビを見るよりは“you tube”などのインターネットの動画を見て過ごす時間が長くなる」ともいわれています。例えば、「giant」とか「Nephilim」、「alien 」、「UFO」とかの単語を入れてみますと米国の不思議で奇妙な動画を豊富に見ることができます。「Nephilim」の動画が豊富にあるので、驚きです!本物と偽物の区別も分からなくなります。映像テクノロジーが発達したからでしょうか。これらの「映像」をよく見ているマニアも多くいることでしょう。昔のUFO写真にも明らかにニセモノの写真が、混じっていて、コンタクティが「詐欺師」よばわりされたものです。実は誰かが、後で偽物の写真を混入させたという説もあるようですが。

 

・真偽のほどは分かりませんが、動画にも、かなりのニセモノも混じっているそうです。米国の動画は時代を先取りしているものが多いようです。現代は「映像の時代」ともいわれます。「映像」が社会に溢れていますし、スマートフォンのカメラ機能で素人でも容易に撮影ができる時代です。映像は、私たち一般人の記憶に強烈に作用する時代になっています。“「本物・偽物」そんなレベルではない動画”が増えてきているそうです。CGの発達で、真偽の分からない動画がふえています。You tubeが人々の常識を変えていくのかもしれません。文字情報よりも動画情報のほうが、理解がすすむようです。「百聞は一見にしかず」ということです。

 

・太古のハム族とセム族の争いは、理論的には混乱しているのかもしれません。陰謀論によりますと「太古のユダヤ人が根本的な話を逆にして、歴史の事実そのものを捏造し改竄して、混乱させている」という説もあります。私たち一般人は、理論的に混乱して荒唐無稽な話となり訳が分からなくなるそうです。歴史的な問題は何が真実であったのかも、後世の歴史研究家の解釈によって全く違ってくるようです。天動説と地動説のように科学的な常識も時代により変化してくるようです。異星人の存在を否定するのも「現代の天動説だ」ともいわれます。

 

・神と悪魔の争いが、太古の浅黒いハム族と金髪碧眼のセム族の争い、殺し合いとなり、現代のヨーロッパにおける人種的、宗教的な争い殺し合いの背景となっています。太古のスター・ウォーズは、影響が長い間、地上でも続いているようなのです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。人種的な問題は、一切タブーにして誰にも知らせないようにしています。が、近年の東欧の人種間・民族間の、すさまじい争い、殺し合い、内戦になったように、一気に爆発することもあるようです。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。争いや戦争を起こす首謀者がいるという陰謀論があります。

 

・「シリウス星人の地球支配があまりに巧妙なために戦争が頻繁に起こる」そうです。戦争とはつまり「殺し合い」のことです。超太古の二種類の宇宙人による争いや殺し合いは、二つの神の種族の争い、殺し合い、戦争となり神話に残っているようです。ちなみに、宇宙人が人間を作る時に、互いに殺し合うというDNA(さっこう)を人間の遺伝子にいれたそうです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」という説もあるようです。「殺こうを本能に持つリラ星人は滅びる種族だ」とか「グレイも遺伝子的に滅びる種族だ」とかの奇説もあったそうです。グレイの種族もよく核戦争をしたようなのです。「遠い未来には長身の神人と小人に退化した人類の2種類の種族に分かれる」という説もあるようです。「小柄なグレイは未来の人類の姿だ」という奇説もあったようです。

 

・70年前にドイツに現れた金髪碧眼の『超人』(ノルディック)やアルデバランの宇宙人たちと第2次世界大戦の勃発との関係は、歴史書に書いてありません。ゲルマンの神々のアーリア人、アルデバランの宇宙人や金髪碧眼のプレアデス星人(ノルディック)がナチスとコンタクトしていたようなのです。かくも多くのナチス・ドイツ人が金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種という『超人』たちに影響を受けたという歴史的事実は何を物語るのでしょうか。アルデバラン星人が、神の種族に近いのかもしれません。金髪碧眼のアルデバラン星人とプレアデス人の金髪碧眼のノルディックが、よく混同されるそうです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は現代でも「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

 

米軍情報のリークによると「小柄な宇宙人グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来て、その後に赤毛のオレンジという宇宙人が来た。その後で“東洋人タイプ”が来た」という話です。その“東洋人タイプ”には日本に関係する宇宙人、神々も混じっていたのかもしれません。スイスの有名なプレアデス星人のコンタクティのビリー・マイヤーによると「プレアデス星団に日本民族の原郷となった惑星があり、そこから異星人が来ている」そうです。金髪碧眼のプレアデス人が知られていますが、黒目黒髪のプレアデス人も存在するようです。しかしながら、天皇家の祖先のスメラミコトはシリウスからやってきたといわれます。

 

・金髪碧眼のノルディック、金髪碧眼のウンモ星人、金髪碧眼のアルデバラン星人、金髪碧眼のプレアデス星人と金髪碧眼の宇宙人は、神々や天使、異星人のイメージとして定着しています。もちろん、宇宙人は多種多様で金髪碧眼の宇宙人のみではありません。街中の雑踏に混じると誰も識別できない宇宙人が多いそうです。現代では、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)も多く、宇宙人と普通の人間を区別が出来ない時代のようです。神々や天使のような「目に見えない、進化した宇宙人」の時代です。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」とか、地球上には多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。

 

・天津教の聖典『竹内文書』には「超太古には世界には五色人(ごしきじん。黄人(きひと、日本人を含むアジア人)、赤人(あかひと、ネイティブ・アメリカンやユダヤ人等に少し見られる)、青人(あおひと、肌が青白い。現在、純血種ほとんどなし)、黒人(くろひと、インドの原住民族やアフリカ人等)、白人(しろひと、白い肌やプラチナ、ブロンドの髪をしたヨーロッパ人))が存在していた」とのこと。黒目黒髪の宇宙人や金髪碧眼の宇宙人も40年前には、日本人とコンタクトしていたそうです。とにかく、宇宙人に関わる人種や民族の問題は争いの原因となるのでタブーのようです。またアバブ・トップシークレットにもなっています。ウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。惑星ウンモ(地球から約14.5光年離れた恒星イウンマの周りを公転)から来た地球外生命体ユミット(=ウンモ星人)がスペインやフランスで話題になったそうです。ウンモ星の恒星イウンマは実在し、天文学でウォルフ424と呼ばれるといわれます。

 

・50年前に米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックたちにより、キャトルミューティレーション(動物虐殺)やアブダクション(誘拐)が頻発しましたが、米国政府の公式調査はないようです。宇宙人情報は、アバブ・トップシークレット扱いですので、現代では誰も問題にしないようです。歴史的な異変の裏にいるといわれる「金髪碧眼のノルディック」の正体もプレアデス星人ともいわれていますが、小柄なバイオ・ロボットのグレイを部下として使役しているともいわれます。そして、秘密基地エリア51などによる「エイリアン・エンジニアリング」によって「アメリカの時代」が長く続くそうです。金髪碧眼のノルディックがナチスの「ユダヤ人の虐殺」に関係しているという奇説もあるようです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」が、エリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。ゲイ(LGBT等)の不思議な現象も世界中に拡大しているようです。カリフォルニアではゲイの宇宙人の話もあったそうです。ゲイは「異次元の宇宙人による人格転換だ」という説もあるそうです。ゲイのように異次元の宇宙人に人格転換を受けたチャネラーのヒトラー。ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺という『人類史上最大の犯罪』の一つが起こりました。が、『ハム族、セム族という神々(悪魔)の争い、殺しあい、戦争』が太古から続いていたという遠因があったという説もあるようです。人類史上、「戦争の時代が平和な時代よりも長かった」そうです。北欧神話を見てもゲルマンの神々の争いや殺し合い、戦争の話が多いようです。しかし、神々は不死で、時空を超えているので「神々」といわれているのですから不思議です。

 

・ナチスをはじめ歴史のおぞましい虐殺・戦争の歴史には、ハム系とかセム系とかの血流の対立・抗争が底流にあるという説もあるそうです。浅黒いハム族が金髪碧眼のセム族を執拗に狙っているという陰謀説のようです。そこで、ハム族とセム族の話も理論的に混乱してくるそうです。現代ではタブーにして「何も知らせない」ようにしているようです。「失われた十支族」と小柄なモンゴロイド系の宇宙人の話も奇妙な話です。タブーに触れると職を失いますのでフリー・ライターはタブーを書かないそうです。ですから、私たち一般人は、メディアを見ても何も分からなくなります。つまり結果的にメディアにコントロールされてしまうということだそうです。「フリー・ライター」には実際には、何も自由がないのは実に皮肉な話です。

 

堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反抗したという太古の物語は、現代では「天使と悪魔」、「キリスト教会とイルミナティ」の争いとかの流れになっているようです。宇宙人の情念や知能指数は人間の感覚の何万倍なのでしょうか。とてつもなく格差があるようなのです。とにかく人知では測れない程度のようです。宇宙人を人間と同じ感覚でとらえることに大きな誤りがあるそうです。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。

 

フランス人のクロード・ボリロン・ラエルというコンタクティで有名なサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人は「実験室で人間を創った」といわれます。人間の精神体や魂をどのように創るのか、想像を絶するようです。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。一方、シリウス星人や神々は「遺伝子操作か思念(?)で人間を創った」のかもしれません。神々の思念はとてつもなく凄いようです。人類に5万年進化しているオリオン星人は、「人間の魂の交換」ができるそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。「地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にある」そうです。そして、オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。また米国に現れたメン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。また、シリウス星人は遺伝子操作で人間がぞっとする生物を作ったので、神に嫌われたそうです。それらの生物は底層次元に今も存在するという奇説もあるそうです。イルミナティはサタン(リラ星人)にも関係しているグループなのでしょうか。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」そうです。

 

・30年ほど前は、エイリアンの生体実験やインプラントやアブダクション(誘拐)には、事件性がありマスコミが盛んに取り上げていました。現在ではメディアも政府のアバブ・トップシークレットに協力して、この方面の報道には、熱心でないようです。グレイの宇宙船に同乗する金髪碧眼のノルディックもナチスとかいわれたりして、インプラントなどの生体実験に関与していたようです。現在では、種々の理由から、あまりマスコミも騒がなくなったそうです。現在でも「広島地方にプレアデス星人が現われた」という話もありましたし、プレアデス星人とは関係の深い地域のようです。なお「東北地方にもプレアデス人のコンタクティがいる」そうです。

 

・SFとしてのタイム・トラベラーの本は多いのですが、異星人は本質的にはリアルのタイム・トラベラーであり、コンタクティの報告も多いようです。我々も「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、タイム・トラベラーの素質もあるということでしょうか。人類の未来が分かる異星人の情報は貴重です。ですからアバブ・トップシークレットなのでしょうか。1970年代には、日本にも少数のコンタクティのグループなどがあり、活発に運動していたそうです。今も全国に色々とグループがあるそうですが、メディアがあまりとりあげないようです。私たち一般人も、忙しくて勉強する時間がないので詳しくは知りません。

 

・「マスター・クラスの長老などと宇宙船上で会った」という話もあり、当時は宇宙人も街中を徘徊していたそうです。伝説や民話では、昔から「異人」や「神人」が地上に現われて、活動していたようですが、現代でも同じようなことがあるのでしょうか。より進化した宇宙人は、天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人のように、円盤に乗ってくるよりも、人間に憑依したり転生してくるので、識別が難しいようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、異星人と地球人との境界がぼやけてしまいます。「エーテルの見えないもう一つの月」についても言及が少なくないようです。見えない世界や宇宙人については、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。とにかく何も見えないのですから分かりません。

 

「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。「天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない」という話も胡散臭い話です。しかし、天照大神クラスの異星人は、アプ星人のように、はるかに進化した宇宙人種族のようです。アプ星人は現代では南米にも飛来していると述べられます。金星人オーソンは、“真理”という意味、実は仏教では明星天子、キリスト教ではイエス・キリストであり、アダムスキー全集では“オーソン”といわれます。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。世界中に「自称イエス・キリスト」が数百人いるといわれます。キリストは新約聖書黙示録で輝く明けの明星(=金星人)であると述べ、またマタイによる福音書でも天雲(UFO)に乗って来るといわれます。青森県新郷村(しんごうむら)戸来(へらい)という村にキリストの墓があるというオカルト説が昔から言われております。キリストもアプ星人という宇宙人と理解すれば説明がつくといわれます。


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた(11)

2022-11-10 15:17:07 | 森羅万象

 

 

(2022/3/01)

 

 

 

・世界中の伝説には、さまざまな宇宙人やUMA(未確認動物)や獣人の話が太古から交じっているといわれます。日本独自の「浦島伝説」も外国では同様な伝説があるようです。宇宙人とコンタクトして、異星に行き、地球に戻ってくると、地球でははるかに長期間経っており、故郷の知人が皆、亡くなっていたという伝承です。また、霊界から霊人の指導を受けて、小説や音楽を作ったという話もあるようです。輪廻転生の話も世界中で記録に残っています。

「獣人」のビッグフットやサスカッチを「空飛ぶ円盤」から降ろしているという報告もあるといわれます。オリオン人は、地球と直接的なつながりを持つといわれます。太古から地球に頻繁にコンタクトしてきたようです。眷属神も多いようです。

サンジェルマン伯爵も不老不死の宇宙人だったようです。特に、地上に現れたシリウス星人の記録は、人間タイプなので分からないようです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうですので識別不能のようです。目に見えない幽体や霊体の宇宙人、透明人の憑依現象は、昔からあったようです。いわゆる悪魔憑きの憑依現象は、現代でもあるようです。

 

・「その後、二つの物体はふたたび機体前方へ移動して飛び去ったが、ボーイングがアラスカ上空に差しかかった頃、二つの航空母船を重ね合わせたような超巨大な謎の物体が現れた」、「フェニックス・ライト事件、 1997年3月、アリゾナ州で起こったUFO目撃事件。フェニックスおよび周辺地域の上空に、全長1キロ以上とされる巨大なV字シェイプの物体が出現。目撃者によれば、音もなくゆっくりと飛行して消えていったという住人の1万人以上や地元警察も目撃したことで、騒動になった」と記載されています。

 

 フットボール球場の2、3倍位の巨大宇宙母船の目撃事例も報道されています。巨大宇宙母船でも「物質化」「非物資化」が自在に可能なようで、そのエイリアン・テクノロジーは現代の科学者でも想像を絶する程度に進化しているようです。

宗教的には、天使や大天使のとてつもなく進化した宇宙人のテクノロジーのようです。造物主が人間の死後世界の精霊界や霊界、「アストラル界」、「エーテル界」を創造したようです。

リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。しかし、リラ星人を創造した、さらに進化した異星人も存在するといわれています。「その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来た」といわれます。「透明人は、遠い過去に旅をして戻り、ある品種を作り(これは爬虫類人のことだ)、人間をテストするために敵対させたと伝えた」と指摘されています。

 

超巨大な宇宙母船や都市型の宇宙母船、1000キロとか2000キロとかの宇宙母船を建造できるのは、神に近い進化した宇宙人種族のようです。

UFOはフリーメーソンの創作といわれます。「このバビロニアン・ブラザーフッドが、ヨーロッパのアトランティス系エジプト秘教組織と合体して、フリーメーソンとなった」、「ホワイト・ブラザーフッドが地球上の宗教の元だ。フリーメーソンもホワイト・ブラザーフッドからの流れだ」という説もあるといわれます。しかしながら「フリーメーソンは神の嫌悪である」といわれます。

フリーメーソンとは、「現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い」教団となるそうです。「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのである」といわれます。また惑星規模の宇宙母船も存在するともいわれています。

 

 

 

『深宇宙探訪記』
(オスカー・マゴッチ) (加速学園出版)  1991/8

によりますと、

都市の大きさはあるクリスタル宇宙船
・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている
「何・・・ 何だ それは?・・・・」
私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ

 

 

 

『UFO特務機関「MIB」の謎』

飛鳥昭雄・三神たける   学研   2010/6

エイリアン事件隠蔽工作の全貌とフェニックスライト事件の真相

によりますと、

 

もうひとつのフェニックスライト

・フェニックスに超巨大UFOが出現した午後8時よりも少し前、午後7時30分ごろ、北西に160キロほど行った街プレスコットでも、同様の事件が起こっていた。

 当時、現職の警察官であったデニス・モンローが自宅を出て北に向かって車を運転していたところ、夜空に7個のオレンジ色のライトが光っていることに気づく。見ると、それはV字形に並んでおり、巨大な飛行物体であることがわかった。目測で片翼200メートルほど、大きさはフットボール場2個分に感じたという。

 

お気づきのように、先に多くの人に目撃されたフェニックス上空の巨大UFOと、それより以前に目撃されていた巨大UFOとは形が違う。前者は半円形に光が並んでいるのに対して、後者はV字形の配列だ。光の数も9個に対して、5~7個である。大きさも2キロと200メートルと違う。そして何よりも、後者は人々によって機体をはっきり目撃されている。

 

ラボックライト事件の真相とラムダUFO

ラムダUFOともうひとつのエイリアン

・掲げた写真を見ていただくとわかるが、ラボックライトは巨大な逆V字形をしており、底部に複数のライトが光っている。これはフェニックスライトの巨大UFOと基本的にまったく同じ構造である。本書では、逆V字形をギリシャ語の「Λ(ラムダ)」に見立て、このタイプの巨大UFOを三角形を基本とするデルタUFOに対して「ラムダUFO」と呼ぶことにする。

 しかも、ラボックライトの場合、その角度はちょうど90度、直角になっており、いわばL字形になっているので「ラムダUFO―L」。一方のフェニックスライトは、それよりも鋭角で、V字形になっているので「ラムダUFO―V」と名づけておく。

 ラムダUFOに角度の違うふたつのタイプがあることには意味がある。象徴として、ラムダーUFO―Lは直角定規、そしてラムダUFO=Vはコンパスを表している。ふたつを合わせると「定規とコンパス」、すなわち史上最大の秘密結社「フリーメーソン」のシンボルとなる。

 

これは偶然ではない。ラムダUFOを製造し、それを操縦するエイリアンはフリーメーソンなのである。ただし、誤解のないようにいっておくが、世界中にロッジをもつ近代フリーメーソンではない。もっと、はるか古代に設立された秘密結社フリーメーソンであり、その歴史はノアの大洪水以前に遡る。もっといえば、彼らはノアの大洪水以前に、この地上から消えた人々の組織なのである。

 

・ラムダUFOのエイリアンは確かに地球人とまったく同じ姿をしているが、この地球内部の亜空間に存在する天体アルザルからやってきているわけではない。彼らは失われたイスラエル10支族ではない。失われたイスラエル10支族よりも古く、そしてまったく違う天体から地球にやってきている。

 いずれ近い将来、シャンバラとして知られる地底世界から戻ってくるエイリアン、いうならば「アルザリアン」たちと手を組み、この地上に戻ってくるときが来る。そのとき、全地球人は上空に前代未聞の超巨大ピラミッドを目にすることになるだろう。

 そして気づくのだ。

 物語に記された天空の城「ラピュタ」は実在し、ラムダUFOに乗っている人々の正体が絶対神によって取りあげられた預言者エノクの民「エノキアン」であることを!!

 

 

著者は、「このビッグフットの映像は「パターソンフィルム」と呼ばれ、真偽についての論争も含めて世界中で話題となった。未確認生物の中でも有名で、これまでに2000件以上の目撃情報があるという」、「フェニックスおよび周辺地域の上空に、全長1キロ以上とされる巨大なV字シェイプの物体が出現。目撃者によれば、音もなくゆっくりと飛行して消えていったという」、「公的な記録や資料は残されていないものの、もしケネディ大統領が生きていたら、地球外生命体との交流が頻繁に行われる世界になっていたかもしれない」と主張しています。

 

 

(2020/7/24)

 

 

 

 ・日本にだけいる特殊な妖怪は少なく、世界的に幽霊話や妖怪話は共通する性格があるといわれます。それらの背後には、神というよりも堕天使の策謀があるといわれます。また、神の創造を真似して堕天使が、行動しているともいわれます。

「大天使は創造物の隠された部分を受け持つ天界の住人です。創造におけるすべてを準備し、計画することが第一の仕事で、“森羅万象を建築する者”と呼ぶこともできるでしょう。自然界全体のデザインを一手に引き受けているのです」と指摘されています。しかしながら、「大天使を崇拝すべきではない」と語られています。

大天使や天使も人間の姿をとり自在にテレポーテーションできると語られています。大天使は大きな組織や都市、国家を統括しているといわれます

そして「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。

その結果、ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われています。要するに神が創造した生物、動物、バイオロボットを遺伝子操作で多種多様に作ったといわれます。ネガティブ・グループのシリウス人がモンスター・タイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。しかし、今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。「人類は進化した異類の異星人によりその存在が脅かされている」といわれます。異類の恐ろしさは、私たち一般人には、理解不能です。

 幽霊が跋扈することも神は禁止しているのかもしれませんが、ルシファーは、人間の眼に時折、写るように操作したのかもしれません。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。オリオンETグループが、おぞましい「生体実験」や「異類交配」の遺伝子実験をしているといわれます。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ、生体実験で「人間化」させようとしているといわれています。人類に災いをもたらしているのは、いわゆる堕天使や悪魔のグループなのでしょう。人間と異星人の対立が激化していく時代になっているのかもしれません。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

 悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしているそうです。オリオンETグループは遺伝子操作でモンスター・タイプの生物を創り、人類を脅かしているといわれます。

 昔から人間の女を襲う「獣人」もオリオンETグループが創造したようです。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。

ビッグフットは異次元移動ができるか、容易に捕獲できないようです。

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」といわれます。

日本でも河童は「異人」が創造したのかもしれません。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。

「下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村の豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ」といわれます。人間と交流ができたようです。

クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」といわれます。

 

・「グノーシス主義は反宇宙論( 宇宙自体は善なるものではなく、むしろ悪であり、受け入れるべきではないという思想 )・反造物主( 造物主は狂った下級の神であり、従うべきものではないという思想 )という点でヒンドゥー教と異なり、邪悪なものを認めず、現在われわれが生きているこの世界を悪の宇宙、あるいは狂った世界と見て、原初には真の至高神が創造した善の宇宙があったと捉える」といわれます。

「グノーシス主義は、地上の生の悲惨さは、この宇宙が「悪の宇宙」であるが故と考えた。現象的に率直に、真摯に、迷妄や希望的観測を排して世界を眺めるとき、この宇宙はまさに「善の宇宙」ではなく「悪の宇宙」に他ならないと考えた。これがグノーシス主義の「反宇宙論」である」という説もあります。

「生きる事の難しさが無意識に忘れられている時代だ」といわれます。新型コロナウイルス感染症にしても異常気象にしても、非常にネガティブな世界にわれわれは生きているようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。

幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。大統領たちは地球外生命体の存在が広く世に知れたらどれほど悲惨な結果を招くかを十分にわきまえていたといわれます。

「いざ就任すると、この話題には関与せずという概要が出されるのだ。こうした態度は“大統領の黙秘症候群”と呼ばれている」といわれます。

政府内部のそのまた奥にある、合衆国大統領でさえ手のだせない領域に、UFO目撃事件の開示を強い力で押さえこんでいる権力者グループが存在するといわれます。

 

・太古から宇宙人と人間との関りがあったようです。「超太古、人間は常に天使と交信していた」そうです。異次元からの人間タイプの異星人は、神々や仙人、翁として物語があり記録されてきたようです。怪奇談は宇宙人と人間とのコンタクト話だったようです。天狗や鬼は、オリオンETグループの眷属だったようです。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したそうです。いわゆるシリウス星人が遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。いわゆる神と悪魔の争いが、スター・ウォーズになったようです。「ルシファー一派の動物タイプの異星人連合」と「神の人間タイプの異星人連合」がスター・ウォーズをするシナリオなのかもしれません。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」と指摘されています。現代でも遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物をオリオンETグループが創っているのかもしれません。モンスター・タイプは、低層4次元に追放されたそうですが、異次元からこの世に出てきては、人間を襲ったりしたようです。そこで、全国で昔から「鬼退治」の伝説が多く生まれたようです。大蛇と人間の関りの伝説も非常に多いのですが、インド神話の「ナーガ」(蛇神)やレプティリアンが異類混血で人間化していく伝説のようです。この世では人間タイプですが、異次元に行くとレプティリアン(爬虫類人)に見えるというのです。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」ともいわれます。マトリックスを支配する「透明な人々」が、人間とレプティリアンの両現実を操作していると指摘されています。

モンスター・タイプの眷属やその生物が、アストラル界や低層4次元から、人間の住む「この世」に出てくる伝説は、明治の文明開化になると、急速に減っていったといわれます。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいるといわれます。昔から宇宙人が人間に憑依して、さまざまな怪異談ができたようなのです。現代では「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうですので識別不能のようです。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だといわれます。地球人の多くは異星人(タイム・トラベラー)の末裔ということになるのでしょうか? 宇宙人のほうが進化の速度が大変早く、ほとんどがタイム・トラベラーになっているともいわれています。進化した異類異形の宇宙人についても詳しい情報がありません。

 

・死後の世界の精霊界や霊界に似たアストラル界やエーテル界やパラレル・ユニバース(並行宇宙)のことはほとんど理解されていません。そこに存在するという進化している宇宙人や妖怪の変身能力・超能力についても分かりません。神々や天使、堕天使、大天使、悪魔等についても、「テレポート」(念力移動)も私たち一般人は、理解できません。鬼の性格を持つと同時に造物主の変身もあるというのですから複雑です。

超太古の“火星霊人と金星蛇人の対立・戦争”という不思議な伝承もあります。「隙間次元にいるレプティリアンからの影響がどんどん色濃く行動に出るようになる。やがては完全に人格が乗っ取られてしまう」ともいわれています。「北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている」といわれます。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされているそうです。「北欧神話でもアース神族とヴァン神族は、最終的にアース神族が勝利した長きにわたる戦争の後、和解し人質を交換、異族間結婚や共同統治をした」といわれます。しかしながら、北欧神話もラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています。

 

・スメラミコトはシリウスからやってきたといわれます。神々はシリウス星人とオリオン星人の系列にあったのかもしれません。諏訪神社はまた『神道集』の「諏訪縁起」で説かれている「甲賀三郎」の伝承で知られています。甲賀三郎が最後に行った地底の国々の維縵国が「天国」という説もあるようです。最近の米国のチャネラーによると見えないニルヴァーナ(涅槃・天国)も月と地球の間にあるといわれます。しかしながら、天国は、場所をよく移動するといわれます。グレート・マスターはこの太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるそうです。甲賀三郎も遥かに進化した宇宙人の末裔だったのかもしれません。「平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏はセム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争いだった」と指摘されています。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。この説から様々な、歴史の謎が分かるともいわれます。

 

・「甲賀三郎は近江国の鎮守である兵主大明神に導かれて三笠山に行き、春日姫と再会した。 二人は天早船で震旦国の南の平城国へ渡り、早那起梨の天子から神道の法を授かって神通力を会得した」とも伝えられています。

「天早船」という宇宙船、空飛ぶ円盤もでてきて、異次元のアガルタ・ネットワークの異星人の世界の物語のようです。『竹内文書』によると超太古、日本は世界の中心だったという説もあります。つまり、日本の超太古の歴史で、世界中のほとんどの神々や異星人の話のごく一部が分かるというのです。

 

・「アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市で構成されていて、そのほとんどをハイパーボーリア人が占めています」と語られています。甲賀三郎もアガルタ・ネットワークの地下の国々を旅したようです。現代でも毎年、非常に少数の地球人が宇宙旅行に招かれているといわれます。この地下にある維縵国はパラレル・ユニバース(並行宇宙)にあるいわゆる当時の「天国」の一種だったのかもしれません。昔からの天国のイメージと大きく変わった所もあるのかもしれません。「神」を研究している人は、世界的に多いようですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。甲賀三郎は、地上から異界である地底国を訪れた人物であり,地底の人々からみると、地上からやってきた異人とみなされているといわれます。「そこは地底の一番奥の国で、好美翁(こうびおう)という翁が支配しており、鹿狩りを日課としていた」というのですから、当時のパラレル・ユニバース(並行宇宙)だったようです。好美翁も神で時空を超えているのでしょうか。好美翁も造物主に近い神なのか、どんな神様なのか分かりません。「すぐそこ、あなた方の真下には、まるまるひとつの世界“パラレル・ワールド”が存在しています」とも伝えられています。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。シリウス星人が遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるといわれます。

 

・神々については、私たち一般人は、よく分かりません。「神々は最高神「イ・アム」を頂点として7つの位階に分類されるという。 神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配している」といわれます。『古事記』の神々も時空を超えているのでしょう。「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ている」という説もあったといわれます。「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。「神々や天使が、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依)など、さまざまな形態で、昔から人間の姿を装い地上を徘徊している」ともいわれています。「神々(宇宙人)は時空を超えているので神々(宇宙人)といわれる」のだそうです。

 

・「日本の歴史を振り返ると、言うことは簡単ですけれども、言っちゃいけないことのほうが多いんです」といわれます。「天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面だった」という怪説もあります。

スサノオ命については、高天ヶ原の乱暴者で、高天ヶ原から追放されたといわれていますが、天界から追放された堕天使ルシファーを連想させます。

しかしながら様々な奇説もあるようです。「ゲルマン神話の神々は日本の神々だった。まず、主神・オーディンは「須佐之男神」だった」といわれます。「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。「多次元同時存在の法則によればスサノオ命はギリシア神話のポセイドンである」という怪説もあるといわれます。

 

・「かつてイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいる」といわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。

シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラがルシファーであることや、サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。

サナンダはヤマトタケルでもあったという説もあるといわれます。神々はさまざまな歴史的な人物に変身すると指摘されています。

 

・日本人とユダヤ人を結びつける話は、非常に多いようです。顔形からみてると、ユダヤ人と日本人を結びつける人はいないようです。しかしながら、何千年前の歴史を振り返ると、遺伝子の形態や、儀式の名残りや、伝承、異星人の系列を検討すると繋がりが窺えるそうです。ですが、少数説の扱いのようです。リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であり、これは西洋の親類とは無関係に発展したといわれます。エロヒムによると「ユダヤ人は神の選民だった」そうです。日ユ同祖論(日猶同祖論)は、日本人(大和民族)の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説ですが、異星人の知識からみると何か根拠があるのかもしれません。「「火の無い所に煙は立たない」といわれます。

 

・amazonに「ユダヤ人」といれますと1000件以上も分かります。膨大な量で、研究者も世界的に多いのでしょうか。最近ではトランプ大統領の親族の繋がりが指摘されています。

 要するにレプティリアンの上にも、彼らの行動や人間を操作する究極の力を持つ「透明な人々」が存在する」と語られています。

レプティリアン自身もコード化された コンピュータープログラムで、決められたことを実行しているに過ぎないのです」とも伝えられています。「その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来た」といわれます。

透明人は、遠い過去に旅をして戻り、ある品種を作り(これは爬虫類人のことだ)、人間をテストするために敵対させたと伝えた」といわれます。

「レプタリアンは創造主が喜ぶであろうことを計画し、それを実行するのが自分たちの義務であると考えている」と指摘されています。

アリは、古代ヘブライ語でもライオンを意味する。シリウスA星系を統治するオハル評議会で作ったのがアリである」といわれます。ライオン人間のことでしょうか?

ヘブライ人は、血の儀式と人間の生贄を習慣としていたシュメール人交配人種の子孫である現地の民族と混合したといわれます。

シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である。つまりシリウス星人はオハル星人に創作された」そうです。

シリウスA人自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。シリウスA人は、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている」と指摘されています。

 

・甲賀三郎伝説は色々なパターンの伝承があるようです。そして、後世に話が書き換えられることも多いようです。地上から異界に入るというストーリーは、天狗に連れられて異界に入るというストーリーと似ています。甲賀三郎伝説も『ガリヴァー旅行記』のように、一種の宇宙旅行記の話と解釈もできるようです。さまざまな異星を移動したようです。「大きな人穴を見つけ、その先を進むと日本にそっくりの国に出た」という話はパラレル・ユニバース(並行宇宙)のことでしょうか。「天早舟」、「天早車」というのは、「空飛ぶ円盤」のことでしょうか。神々や天使のような「かなり進化した宇宙人」は、この世の「時穴」や「人穴」を通してあの世に自由自在にテレポート(瞬間移動)できたのかもしれません。また宇宙人は人間には想像できない長寿の者が多いようです。この世の「人穴」や「ドア」「戸口」を通って、“異世界”に入るというストーリーはファンタジー物語に多いようです。

 「宇宙を3歩で歩くというインドの神々」の神話は、異次元移動を容易にできる宇宙人の話なのかもしれません。また、人間も異世界に行くとそこで変容し、超能力を持つともいわれます。現代でも宇宙人がテレポート(瞬間移動)できる現象は、人間にとっては奇跡の現象のようです。しかし、テレポート(瞬間移動)は異星人にとって「それほど難しいテクノロジーではない」そうです。

 

・したがって、宇宙人情報は、アバブ・トップシークレットのようです。米国が宇宙人情報をアバブ・トップシークレット扱いにしたのも、宇宙人の超テクノロジーがあまりにも凄まじかったのが原因だそうです。あの小柄なグレイがアイゼンハワー大統領の前で「空中浮揚」をしたそうです。そして「空飛ぶ円盤」の物質化・非物質化を見せたそうです。米国政府と秘密協定を結んだラージノーズグレイというオリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるそうです。ちなみに3万年進化しているリラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。現代でも宇宙連合などや異星人に案内されて少数の者が宇宙旅行をしているともいわれます。また、オリオン星人と秘密協定を結んでいる米軍は、当然ながら異星に向っており、膨大な情報が蓄積されていると思われます。そして「エイリアン・エンジニアリング」によって、テクノロジーの面で断然、優位に立っているそうです。

 

・異星人は、コンタクティの過去を詳しく知っていることが多く、あの世でコンタクティを選んで、この世でコンタクトするようなのです。もちろん、他の事例として、グレイなどの小柄な宇宙人と偶然に遭遇することも多かったようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。日本には太古から多くの異星人が飛来して、混血がすすんでいたようです。日本人には太古から多くの異星人の遺伝子が混じっているようです。「中世のドイツの領主はほとんどが異人の末裔だった」ともいわれています。宇宙人と人間の関わり合いは太古からあったようです。

 

・「イスラエル政府と契約の宇宙の商人」がシリウス星人だということです。商業国家といえば、「ユダヤの商人」を連想させるほど、『宇宙の商人』というのは、重要なキーワードのようです。異星間の交易が活発化しているようです。宇宙間の交易の中心地がシリウスにあるともいわれます。太古のユダヤ人と日本人のつながりに言及する話や書籍は多くあります。昔から「ユダヤ人は頭脳が良い」といわれているそうですが、異星人とのコンタクトに関する日本の「遅れ」は、「エイリアン・エンジニアリング」の「遅れ」になるといわれます。それにしても「日本はUFO後進国だ」そうです。

 

・六百万人のユダヤ人を虐殺したのが、ナチスだったのですが、ナチスが崇拝したゲルマンの神々、アーリア人種が、戦後、米国に小柄なバイオ・ロボットといわれているグレイとともに飛来した宇宙人の金髪碧眼のノルディックというプレアデス星人だったそうです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人は、こと座文明の再創造を支援していると指摘されています。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

 

・第一次世界大戦後からナチスと金髪碧眼のノルディックといわれているプレアデス星人とのコンタクトがあったのでしょう。ユダヤ人大量虐殺と金髪碧眼のノルディックのプレアデス星人とが、直接関係があったとするなら、驚くべき事実のようです。異次元の地下世界の実在は、多くの書籍により指摘されていますが、霊界のような非物質的な世界は、私たち一般人にとっては、非常識の世界のようです。

 神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれていると語られています。現在、サナート・クマラは公式的には金星に戻っていますが、引き続きシャンバラに焦点を合わせていて、今でも私達の惑星を援助しているといわれます。

 

「ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである」といわれます。「物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐった」そうです藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏 のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきたそうです。我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰といわれます。天の磐船(宇宙船)に乗って日本に降臨した宇宙人の種族の末裔の氏族が、勢力争いをして、日本の歴史を形成していったようです。宇宙人の出身により、それぞれの一族に分かれていったといわれます。権力を握った藤原氏は、神と天皇を繋ぐ役割であったといわれます。宇宙人は多くがタイム・トラベラーであるといわれます。

 

ニギハヤヒとニニギの記述に異説があるようです。

<ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると>

[ニギハヤヒ(ニギハヤヒノミコト)は、日本神話に登場する神。『日本書紀』では饒速日命、『古事記』では邇藝速日命と表記する。別名、櫛玉命(くしたまのみこと)。天照国照彦火明櫛玉饒速日命ともされる。物部氏、穂積氏、熊野国造らの祖神と伝わる。

『古事記』では、神武天皇の神武東征において大和地方の豪族であるナガスネヒコが奉じる神として登場する。

 また「ニニギ」は「天照大御神の命令を受けた建御雷神と天鳥船神が大国主から国譲りを受けて葦原中国の統治権を確保する。 その後に天照大御神の命により、ニニギノミコトは葦原中国を統治するため高天原から地上に降りたという。これを天孫降臨と呼ぶ」と記載されています。

 

・シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともないと語られています。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」が シリウス星人だそうです。「彼らもシフト制でやっている。彼らがこの任務に就く前は、普段はシリウスからの大きな一機の宇宙船が近くにいて、頻繁に天国に立ち寄っている」と述べられます。

爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させていると述べられます。

 

・「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人と述べられます。『竹内文書』の内容で特筆すべきは天皇家の先祖が、宇宙の彼方、シリウスから飛来したと記されていることであるといわれます。

「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。

  シリウスの意識たちは、3次元にいる人間の目に見えるように、時々、自らの波動を変えて出現することがあったと指摘されています。

シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」といわれます。

 

スメラミコト(太古の天皇)はシリウスからやってきたといわれます。日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島、津軽半島、十和田湖周辺から秋田県の一部に展開したといわれます。「平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏はセム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争い」といわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔と語られています。「源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウスと北極星、北斗七星の戦いということになってくる」そうです。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。日本民族の原郷はプレアデスにあるという説も有力でした。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた(10)

2022-11-10 15:15:33 | 森羅万象

 

『UFO原理と宇宙文明』 

(太田竜)   (日経企画出版社)   1991/6

 

 

 

米政府の極秘文書は4種類の異星人を挙げている

・クーパーによれば、米政府の極秘文書は4種類の異星人を挙げているという。一つは、米政府、MJ―12が協定を結んだ相手であるラージノーズグレイ(大きな鼻の灰色人)、二つは、ラージノーズグレイのために働いているグレイ(灰色人)、三つは、ノルディックと呼ばれる金髪で人間に似たタイプ。四つ目はオレンジと呼ばれる赤毛で人間に似たタイプ。異星人の故郷はオリオン座のある星、バーナード星、そしてゼータ2。「ノルディック」、「オレンジ」については立ち入った情報は伝えられていない。

 

・クーパー氏のよって明らかにされた米国政府の一連の秘密文書、及びその他のUFO情報によれば、ラージノーズグレイ異星人及びグレイ異星人は、米政府との秘密協定により、米国内に秘密基地を有し、ここでは各種の人体実験、動物実験が行われており、また人間を誘拐して、脳内、体内に極微の装置を植え込むプロジェクトを実行しているという。

 

・UFOによる誘拐事件を調査しているニューヨークの著名な画家、ホプキンス氏の推測によると、すでに人類の1%が異星人によってさらわれて、なにものかを植え込む生体実験を受けている。人類の1%というのは多すぎる感じだが、米国人の1%(250万人)という数字はあり得るようだ。この植え込みが事実であるとしても、その目的が何なのかそれは未だ分からない。

 

 

 

『私はアセンションした惑星から来た』

 (金星人オムネク・オネクのメッセージ)

 (オムネク・オネク) (徳間書店)   2008/3

 

 

 

スピリチュアルな波動が放たれる惑星の首都レッツ

・高原を超えると目の前の風景は山のような緑の丘陵と、なだらかに起伏した草深い牧草地でした。この地点に達すると私たちはいつも青々とした緑の谷間がもうすぐ見えてくることが分かっていました。そこにレッツの都があるのです。眼下の遠方には壁に囲まれた魅惑の都市、私たちの惑星の首都がありました。レッツは円形の都市で、素敵な外観の学院、花園、噴水、そして美しい彫像に囲まれているシンプルなものでした。上空から都市を見れば建物や歩道が2つに重なった十字の形をしているのが分かります。レッツは周囲をそびえたつ壁に囲まれていて、それはきらめく淡いブルーの色合いをもつ大理石で出来た白壁でした。両端に尖塔のある巨大な木彫り扉で出来たアーチ型のメインゲートは、地球のイングランドに見られる重厚な大聖堂の様式を思わせるものでした。

 

・私たち一行が都市に近づくにつれて、いくつかの高い寺院の頂部が見えてきました。都市から放たれる波動に私たちは畏敬の念に包まれてうっとりと魅せられてしまいました。何度ここを訪れることがあろうと、毎年その美しさは私たちを圧倒しました。レッツは地球上に見られるどの都市にもまったく似ていませんでしたが、地球のファンタジー物語に出てくるような場所にはとてもよく似ています。ここは想像し得る限りの調和とバランスを実現した建築物のファンタジー表現なのです。金星の首都として、レッツは精神的な教えと芸術や科学のための学芸院を備えるスピリチュアルな都市です。他の大部分の金星都市とは異なり、レッツには多くの人たちが居住していて、その中には偉大な英知のマスターたちもいます。

  

 金星人、火星人、土星人、木星人の特徴

・現在、アーリア人という呼び名で多くの人々が知っている白色人種は、金星から来ました。私たちはしばしば背の高い“天使のような存在”として、あなた方の世界のUFOコンタクティたちに語られています。私たちの身長は通常2メートル15センチから2メートル40センチほどで、長いブロンドの髪と、青また緑色の瞳をしていることでよく知られています。

 

・黄色人種は火星から来ました。彼らは、細身で背が低く、髪は金色または濃い茶色をしていて、肌はオリーブ色から黄色がかった感じの人たちです。目は大きく、つりあがっていて、瞳の色は灰色から濃い茶色の間で人それぞれです。火星人は秘密主義の傾向があり、SFのイラストに描かれるような、幾重にも重なった精巧な未来都市を築いていることで知られています(火星人の生命波動も地球人の物理的な密度のものではありません)。火星人は東洋や太古のスペイン民族の歴史と関係しています。

 

・地球を訪れた赤色人種は土星系の人たちでした。彼らは、最初は水星で進化を遂げていました。ところが水星の軌道が変わり、太陽により近くなってしまったために生存環境が厳しいものになり、彼らは、土星へ移住したのです。土星人の髪は赤色から茶色で、肌は赤らんでいて、瞳は黄色から緑色をしていることで知られています。体格は背が高く、がっしりとしていて、太陽系内では、筋骨たくましい人たちとして知られています。アトランティス人やネイティブアメリカンはそれぞれ土星人を祖先にもつ民族のひとつです。中でもエジプト人とアステカ族は、とりわけ土星人の影響を強く受けています。

 

・黒色人種は木星系で進化を遂げた人たちです。彼らは、背が高く、堂々たる風貌をしていて、顔のサイズは大きく、角張った顎をしています。髪の色はつややかな深い黒で、瞳は茶色から青紫です。木星人はその声の美しさと、隠し事をしない開放的な性格でも知られています。彼らの子孫はアフリカやその他の地域に分布しています。

 

 

 

『レムリアの真実』

(シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ)

(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ)(太陽出版)2007/5/18

 

 

 

 アガルタ・ネットワーク

・レムリアの時代、現在カリフォルニア州となっている地域はレムリアの土地の一部でした。レムリア人たちは彼らの土地が滅亡する運命にあると悟ったとき、彼らの文化と記録を保存するため、シャスタ山の真下に都市を建設させてほしい、とシャンバラ・ザ・レッサーという当時のアガルタ・ネットワークの中枢部に願い出ました。シャンバラ・ザ・レッサーは、優に4万年以上前にこの惑星の地上からいなくなったハイパーボーリア文明の人たちが住んでいたところです。ハイパーボーリア人は、当時、アガルタ・ネットワークの責任者でした。現在、アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市で構成されていて、そのほとんどをハイパーボーリア人が占めています。このネットワークのうちの4つの都市にはレムリア人が、2つの都市にはアトランティス人が住んでいます。

 

・シャスタ山があまりにも荘厳なため、シャスタ山には「大いなるスピリット」が創造したとしか考えられないものが存在する、とアメリカ先住民は信じています。目に見えない小さな人たち、約1.2メートルの背丈しかない人たちが、山の守護者として山の斜面に住んでいるとも信じています。この驚くべき小さな人々は「シャスタ山の小人」として、よく噂されてきました。彼らも物理的な存在ですが、普段は私達には見えない波動を持っています。時折、山の周辺で目撃されることがあります。

 

 

 

『宇宙人とUFO』  超常現象ファイル 

 (岡田英男)(日本文芸社) (平成20年)  2008/3

 

 

 

ラージノーズグレイとレプタリアン

・ラージノーズグレイは自分たちのテクノロジーを供与することを拒否しなかったが、その見返りとしてある条件を提示し、MJ12は協定を結ぶ相手を間違えたと指摘されるのである。

 「彼らは、DNAを自由に操って新しい生命体を創造している。ところが、失敗も多いために人間のものと掛け合わせて新種のDNAを作っている。リトルグレイよりもっと能力の優れたエイリアンがでてくる可能性もあるようだ」と指摘する人もいる。

 

・ところがさらに人類とはとても共存できない恐ろしい宇宙人がやって来るという。その名は、レプタリアン。彼らの姿はまるで爬虫類で、厳しい階級で統制されている。

 

・「ラージノーズグレイは、人間を誘拐し、遺伝子的に民族を強化し、ますます強大な勢力になっている。そこで、MJ12はレプタリアンに連絡を取り、地球から追放してくれと依頼した。もし応じなければ政府側はロスアラモスで作った爆弾を使用する」

 MJ12はラージノーズグレイとの契約の失敗を隠し、今度はもっと奇怪で凶悪な爬虫類の形をしたレプタリアンとコンタクトをとろうとしている。

 

・世界のUFO界を震撼させたW・クーパー(退役海軍情報将校)は、1988年、日本のテレビのインタビューで、いみじくも次のように発言した。

 「グラッジ・ブルーブック・レポート13によると、UFOの動力の秘密は機体内部にあるフットボールほどの原子炉のようなものだ。動力を作動させると重力が発生し、UFO自体がある動力体となり、一つの天体のようになる。したがって、UFO独自の重力が生まれ、イオン化した空気を伴って飛ぶので、あのように速く光って見えるのだ」

 

・NASAは地球に飛来しているエイリアンの種類として133種族を確認しているという。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

「DEEP IMPACT」から引用します。

 

雑誌「ム-」の12月号(99年)にウランティア・ブック

 についての記事が掲載されていました。興味深いので以下抜粋してみました。

 

「URANTIA」は「ユ-ランシャ」と読むのが正しいらしいです。

 非英語圏の信者が増加するにつれ、「ウランティア」と読むのが一般的になったそうです。

 

ウランティア・ブックは「高次の存在」とコンタクト することによって書かれた聖典であり、「天界の住人」によって記述されたものとしており現実の記述者を明記していません。

 

当然ながら「俗界の住人」の記述者は存在し、それはシカゴ在住の内科医ウィリアム・サドラ-とウィルフレッド・ケロッグを中心とする24名のグル-プとされています。

 

1934年、サドラ-とケロッグはシカゴにおいて、「コンタクト・コミッション」と呼ばれるグル-プを組織し、自動記述によって「神聖なる助言者」の言葉を書きとめる作業を開始しました。

 

そして、1955年、この作業は2097ペ-ジにもおよぶ大聖典 「ウランティア・ブック」として結実しました。

 

第1部「中心宇宙と超宇宙」、第2部「局部宇宙」、第3部「ウランティアの歴史」、第4部「イエスの生涯と教義」、以上の4部で構成されています。

この構成からもわかるようにウランティア・ブックは独自の宇宙論の記述に膨大なペ-ジを割いています。

 

その宇宙論とは。ウランティア・ブックによれば、 宇宙の中心には「天国の島」と呼ばれる場所があるという。「天国の島」は「アブソリュ-タム」という非物質で構成されており、時間と空間を超越した世界である。「天国の島」は永遠にして無限なる神の住居である。

 

「天国の島」の周囲は3本の楕円軌道に取り巻かれ、その軌道上にはそれぞれ7つの世界が存在する。この合計21の世界の周囲にはさらに7つの楕円軌道が存在し、それぞれに10億の世界が存在する。

 

これらの世界を総称して「ハヴォナの宇宙」という。「ハヴォナの宇宙」は「暗黒重力体」という二重の環に守られている。「暗黒重力体」の周囲には、7つの「超宇宙」が存在する。

 

そして「超宇宙」の外側には原始物質で構成された4本の環があり、そこで新たなる天体が形成されている。

 

4本の環のうちに1番目と3番目の環は半時計回りに回転しており、

 2番目と4番目は時計回りに回転している。

 

この回転力が宇宙の創造する力を生みだしているという。

7つの「超宇宙」にはそれぞれ10万の「局地宇宙」が内包されている。

ひとつの「局地宇宙」には生物が生息する惑星が約1000万個ずつ含まれているという。

 

地球=ウランテイアは「サタニア」という惑星群の第606番惑星である。ウランティア・ブックは、地球=ウランティアが形成されたのは今から10億年前のことであるとしている。

 

現在「サタニア」には生物の生息する惑星が619個存在し、約200個の惑星が生物の生息可能な惑星へと進化中であるという。

惑星群「サタニア」の首都は「エルセム」という惑星である。ウランティア・ブックは首都「エルセム」に居住する、メルキゼデク師とのコンタクトによって記述されたものであるという。

 

  ウランティア・ブックによれば、 神々は最高神「イ・アム」を頂点として7つの位階に分類されるという。

 神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配している。ウランティア=地球を含む局地宇宙を支配するのは「創造主の子ミカエル」である。

 

ウランティア・ブックには以上の独特の宇宙論に加え、 旧約聖書・新約聖書に対する修正や注釈も記述されている。

 

たとえば、ウランティア・ブックによれば地球=ウランティアにおける最初の人類はアダムとイブではなく、獣から生まれたアンドンとフォンタという双子であったという。

 

アダムとイブというのは、原始段階にとどまっていた人類を進化させるため、高位の惑星で非物質化したのち、ふたたび地球=ウランティアで物質化した男女である。

アダムとイブは身長が240センチ以上あり、全身から微かに青紫色の光を放っていたという。

 

ウランティア・ブックはイエス・キリストに関する記述に力点を置いており、全体の3分の1以上のページが、イエスの華やかな顕現と生涯の描写にあてられている。

 驚くべきは、イエスの生涯について、「新約聖書」とは比べものにならないほど詳しく記述されている点だ。

 

 内容は「新約聖書」の記述に沿って書かれている部分もあれば、真っ向から否定している部分もある。

たとえばウランティア・ブックによれば処女降誕説を完全に否定している。

ウランティア・ブックによれば、イエスは紀元前7年8月21日に、ごく普通の両親からごく普通に誕生した。

 

ただしイエスの誕生は地球=ウランティアを含む局所宇宙の支配者ミカエルの顕現であった。ミカエルは人類の霊的進化を促進するために顕現したという。

またイエスの起こした奇跡についても、ウランティア・ブックは全体に否定的な立場をとっている。

ミカエルが人間として顕現した以上、神としての超能力は行使できなかったというのである。

 

たとえば少数の魚を大勢の人々に分け与えた奇跡について、「イエスは有能な漁師だったので、ガリラヤ湖の魚の習性を知っていた。

 

ガリラヤ湖には時間によって魚の集まる場所が決まっている。このときも、イエスは魚の集まる場所に向かうように弟子に命じただけなのである」としている。

イエスの「復活」についても同様である。ミカエルは地球=ウランティアにおいて死すべき肉体を得て、現実に死を体験することによって所期の目的を完了した。

したがってイエスは十字架の上で死亡したのであり、処刑後に姿を現したイエスは少なくとも物質化した人間ではなかったという。

 

  ウランティア・ブックには地球外生命体についても詳細に記述されている。

 

 最高神「イ・アム」を頂点とする10億以上の神々については前述したが、いわゆる「神々」というのは宇宙において高度に進化した存在であり、宇宙の支配階級を形成しているという。

 

 「天使」も神々に次ぐ高度な知性体であり、宇宙の統治において神々の補佐役を務めている。神々と天使は空間と時間を超越しているため

肉体(空間的限界)も寿命(時間的限界)も持たない。

 

 人間の進化段階は「死すべきもの」のレベルにとどまるが、宇宙各地の惑星には「死すべきもの」のレベルの生命体が無数に存在している。

 

 「ウランティア・ブック」によれば、「死すべきもの」は必ず直立二足歩行の動物であるという。つまり、人間と同じような姿をしているということだ。

 「死すべきもの」の身体の大きさや内部構造は惑星によって大きく異なるが、最終的に構築しうる文明や社会の形態は常に同じである。

 「死すべきもの」の中にも無数の進化段階があるが、人間の進化は、特に霊的進化の分野で遅れているという。

ウランティアの解釈によれば、地球を訪問するUFOには、時空を超越したレベルのものと、時空に束縛されたレベルのものとの2種類があるという。

 

いわゆる、コンタクト派UFO研究者が重視するのが前者であり、非コンタクト派(実証派)UFO研究者が研究対象とするのが後者である。(非コンタクト派は前者を無視する場合が多い)。

 

コンタクト派UFO研究者が時空を超越したUFOを重視するのは、それが「神々」や「天使」という高度な地球外知性体の来訪だからである。

 

  時空に束縛されたUFOは「死すべきもの」という人間と同レベルの地球外知性体の来訪にすぎず、それはそれで興味深いものの、「神々」や「天使」とは比べものにならないからだという。

ウランティア・ブックのいう「神々」や「天使」、つまり高度に進化した地球外生命体と対話する能力を備えた人間がコンタクティーである。

対話においては、「神々」や「天使」の言葉だけが聞こえてくる場合もあれば、「神々」や「天使」がUFOとして出現する場合もあるという。

 

ただし「神々」や「天使」はそもそも時空を超越した存在なので、 出現するか否かはあまり重要ではないそうだ。

 

コンタクティ-の主張によれば、「神々」や「天使」の対話には必ず理由があるという。それは人間の霊的進化を促す場合もあるし、危険を警告している場合もある。

 

近年、時空に束縛されたUFOの出現が激減する一方で時空を超越したUFOの出現は増加傾向にある。これは人間の霊的進化を促すためなのか、それとも何らかの危険を警告しているのだろうか。

ウランティアによると、それは人類がいよいよ、次のステ-ジへの進化のときが来ているからであるという。

 

 

 

『UFO遭遇と真実[日本版]』

(久保田八郎)(中央アート出版)    1998/4

 

 

 

円盤や母船に乗って別の惑星に行ってきた! 体験者;秋山眞人

 肉体のまま母船に乗って

<他の惑星の大文明>

・一人は背の高い金髪の白人タイプだった。その人は、非常にこまやかな印象を与える人であるが、他の人は、大体に165センチから170センチくらい。面白いのは髪の毛はいつも散髪したばかりというようなきれいな状態で、もみあげなどないピシャッと決まっている。皮膚は、ツルツルして、ひげは、見当たらない。

 

・女性の異星人は、日本人タイプで、髪は黒いし、身長は女にしては少し高めで、165センチ以上はあった。出身惑星は金星人が三人と水星人が三人。最初の静岡駅前の地下街の喫茶店で会った人は水星人だという。

 

・秋山氏が大母船に乗せられて訪れた惑星は水星と金星、それにカシオペア座の方向に存在している一惑星へ連れていかれたことがある。

・その惑星の人間は大きくて身長は2メートル前後。人々は金髪の白人タイプで、すごくいい感じである。みな映画スターみたいに顔立ちがきれいにととのっている。

 

 <急に姿を消す技術とは>

・急に姿を消すのはあくまで科学的な方法であって、異星人はこんなことは、朝飯前にやっているとも付け加えた。

 

 <同質結集の法則>

(宇宙には法則は三つしかない)

 1、物事は繰り返す。2、同じ質のものは集まる。3、物事はほぼ相対的な性格をもって成り立っている。

 

 金星人の服装と姿

・服装は4種類くらいある。まず、ガウンのようなすらっとした衣服をベルトでとめているのが一つ。アダムスキーが砂漠で金星人に会ったときに、その金星人が着ていた両袖と両足首の所がすぼまったタイプの服は、一種のホームウェアで、行動する時の専用服装だ。

・長老クラスの異星人になると昔のギリシャ人のような服装を身につけている。布一枚をぐるっと体に巻きつけたような格好だ。しかし、長老に対する表現の言葉は思いつかない。あまりにも高貴で荘厳であるからだ。その容貌はギリシャ人的な顔で、まるで聖書の挿絵に出てくる感じである。白ひげをあごにスーッと伸ばした長老もいれば、全くひげをはやしていない長老もいる。

 

 

 

『大いなる秘密』(爬虫類人・レプティリアン)

 (デーヴィッド・アイク)(三交社)  2000/8

 

 

 

地球乗っ取りを狙う金髪碧眼のアヌンナキ・人間の混血種

・20万~30万年まえ、レプティリアンの遺伝子交配プログラムによって同じく爬虫類型異星人であったアヌンナキと人間の混血種が創りだされた。そうだ、私は「レプティリアン以外の異星人が人類と交配することによってこの地球上にすばらしい様々な人類が創りだされた」という可能性を完全に認めているのだ。

 

・古代文献を調べれば分ってくることだが、アヌンナキと人間の混血種の大部分は金髪碧眼である。金星によってもたらされた大変動の直後「神々」の姿が大きく変わっている。

 

 世界の王族が受け継ぐ金髪碧眼、白く輝く双眸の血流

 「死海文書」によるとレメク(カインの子孫)に奇妙な子供が生まれたと言うのだ。その子は、普通の人間とはまったく掛け離れていて、まるで天使の子のようだったと言う。このようなレメクの子は、白い肌とブロンドの髪をしており、その光り輝く目は、太陽のように家全体を照らし出したと語られている。

 

・金髪碧眼、白い肌、レーザー光線のように輝く双眸、これは何千年も昔から世界中で語られている「GODS(神々)」の姿である。

・非常に美しく残忍なオリオン星人は、レプティリアンとはなんらかの同盟関係にあるという。

 

・いわゆる公認の歴史ではシュメールやエジプト、インダスの文明は、それぞれ独自に自然発生したとされる。しかし、これらの文明はコーカサス地方から下りて来たアーリア白人種によってもたらされたものなのだ。

  このアーリア白人種の中には、私がレプタイル・アーリアン(爬虫類人の遺伝子を受け継(アーリア人)と呼ぶ遺伝子系統の者たちが含まれていた。

 

 異星人やUFO情報を巧みに操るMIB(メン・イン・ブラック(黒服の男たち))>

・いわゆる「MIB」(MIBと略記されたり「ブラック・メン」などとも呼ばれる)。UFO研究所の周辺によく現れ、ときにCIAやFBIを偽称し、研究の妨害を行う。黒い帽子に黒い服を着ていることが多いため、この名がある。近年では研究所ばかりでなく、異星人やUFOに関する情報に深入りした人々に脅しをかけることで知られているが、彼らMIBが、実体化したり非実体化するのを見たと言う情報が数多くあがっている。それもそのはず、彼らは、次元と次元の間を自由に行き来する能力を持ち、あらゆる形態をとることができるのだから。エリート一族に見られる強迫的観念的同系交配は、このような変身能力を与えてくれる遺伝子構造を維持するためのものだ。彼らが、次元の間を行き来し人間の姿とレプティリアンの姿の間を自由にシェイプ・シフトできるのは、彼らが受け継ぐ特異な遺伝子構造のおかげなのだ。遺伝子構造がレプティリアンのオリジナルから離れすぎてしまうと彼らは、シェイプ・シフト能力を失ってしまうのである。

 

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

(2022/11/10)

 

 

 

・本書は、2022年8月の出版ですが、「UFOタブー」を無視できないジャーナリストの書のようです。

「UFO現象に関心を寄せる一人として、私は常に、事実とフィクションの違いを明確に区別してきたつもりです」と述べています。社会的なポジションによって「UFO問題」を扱うのは、大きな格差が出てくると指摘されています。アメリカの「UFOエイリアン関連の書籍」は4万件以上もあるといわれ、ますます出版に拍車がかかるのかもしれません。

ちなみに、「UFOタブー」限らず、ジャーナリストにはさまざまな「タブー」があり、それに触れるとキャリアが続かなくなるとのことです。フリージャーナリストも皮肉にも案外「自由」でもないようです。

「大統領になって、まもないうちのドワイト・アイゼンハワーは、墜落した円盤の回収に興味を示していた。大統領であっても、また元陸軍大将であっても、そうした情報を手に入れるために必要な機密情報の使用許可がないと知って、アイゼンハワーは驚いたと言われている。

 だが結局アイゼンハワーはそうした許可を手に入れたと思われる。ある日なんとか記者団と側近から逃げ出したアイゼンハワーは、エドワーズ空軍基地に行って墜落した円盤と回収されたエイリアンの死体に関して調べたと言われている」と指摘されています。

 

いざ就任すると、この話題には関与せずという概要が出されるのだ。こうした態度は“大統領の黙秘症候群”と呼ばれている」といわれます。

政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。大統領も「権限外」ということで、情報公開は十分にされていないといわれます。「情報公開法も有名無実だ」という話もあるようです。法律家の争いもあるのでしょうか。「アバブ・トップシークレットに半世紀以上も関係者が慣れてしまっている」ので、情報公開は容易ではないそうです。しかしながら「人の口には戸が立てられない」といいます。

 米軍関係者も、UFO情報に関する「守秘義務」の罰則があるので、誰もメディアには公表しないそうです。ガセネタ、フェイクニュースの多い世界のネット情報ですがフェイクニュースが跋扈し、ツイッターでは日夜デマが拡散されるといわれます。フェイクニュース・フェイク情報の真贋を見抜く能力が必要といわれます。

 

 エイリアンのサッカー場ほどやそれ以上の巨大な宇宙母船の目撃事件もよくありますが、オリオン星人系列の宇宙母船かもしれません。1000キロ以上の想像を絶する「宇宙母船」「都市型の宇宙母船」もあるといわれ、「百聞は一見にしかず」なのかもしれません。

 

インドラのサブハーは全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた」といわれます。

『アメリカ空軍とUFO』

Air Force Review      Air Force マガジンからアメリカ空軍の今と将来を読み取る  ジョン・T・コレル

「Air World」 2011年9月号

より引用。

 

 

 

悔やみきれないことにアメリカ空軍は最初からUFO現象にかかわっていた

・未確認飛行物体(UFO)の時代は、1947年6月24日午後ワシントン州カスケイド山脈上空で起きた衝撃音から始まった。民間パイロットのケネス・アーンルドは軽飛行機を操縦してヤキマに向かっている途中、レイニア山に近づいていた。その時、彼の前に編隊を組んで飛行する9つの円盤状の物体が現れたのだ。

 

・アーノルドは円盤が「水面を跳ねる皿」のようで、太陽の光に輝きながら山々の頂きの間をかすめて飛んでいたと語った。

 

・ロズウェルに関する疑惑は決して消えることはない。2007年には大統領選の民主党予備選挙に立候補していたビル・リチャードソン、ニューメキシコ知事(元エネルギー長官)は、当選したならば、これまで適切に説明されてこなかった事件のファイルを公開するように働きかけることを説明した。

 

・アメリカ南西部の「UFO地方」には、空軍の伝統的な「エリア51」がある。ネバダ州グルーム・レイク塩原の岸にある秘密の研究エリアである。

 

・ロズウェルの国際UFO博物館は1年におよそ15万人が訪れ、2つ目のUFO博物館も町に開設された。

 

・世論調査によれば、アメリカの成人の半数以上が、政府がUFOの情報を隠していると信じている。大衆のおよそ半分は、異星人が地球を訪問していると信じている。

 

 

・アメリカ空軍士官学校の教科書には異星人の種類が記載されているそうです。公務員の守秘義務は世界的にも一般的で、「罰金100万円と懲役10年」の米国の罰則、刑罰があるので、米国の公務員は誰も宇宙人の話をしないそうです。大統領選挙でも宇宙人に関する情報公開が問題とされたりするようですが、実際に当人が当選すると、誰も語らなくなるようです。ハリウッド映画などで、それらしい話が出てくるのもCIAなどの一種の広報手法だという説もあるそうです。当然、各国とも宇宙人とのコンタクトには国家資金と組織の総力をあげて取り組み、エイリアンの超テクノロジーを入手しようとするでしょう。「宇宙人情報は米軍に始まり米軍で終わる」ようです。

 

 

『UFOと核兵器』

核兵器施設における驚異的遭遇事件

ロバート・ヘイスティング     環健出版社    2011/11/1

より引用。

 

 

<UFOと核廃絶>

過去60年間の核兵器地域におけるUFO事件を考えると、核兵器が存在する限り、このUFO活動は発生し続けると予測できる。

 

・私が信じるにUFOを操縦する何者かは、軍部の戦略家や高級将校たちに戦争兵器としての核爆弾使用のみならず、その所有に関しても熟考させようとしているのだ。他の研究者がインタビューした証言も含め、私の情報源から得た証言全体がこの考えを強く支持している。

 

<アメリカのジレンマ>

・我が国の政府とは、「人民の人民による人民のための」存在であると声高に言われ続けてきた。もし本当にそうなら、そして、民主主義が実際に我々国家の指針を導いているのなら、UFOの現実性のような極めて重要な問題に関してペンタゴン、CIA、NSA、その他機密機関のほんの一握りの人間だけに、自由裁量権の保持を許してはいけないのだ。

 

基本的な問題は、エイリアンの訪問という重要な機密事項がアメリカ市民にそして、人類全体に何十年もその後また何十年も隠蔽され続けていくことが、良いかどうかということにある

 

・すべての国家に保持すべき国家安全機密がある。そうは言うものの、我が政府がUFO隠蔽工作の続行に非常に固執しているという事実は、単純な疑問を投げかける。「何のために?」その機密行為は、起こりうる大衆のパニックの悲惨な結果を防ぐことを意図しているものなのか?

 

・ワシントンは秘密裏にエイリアンの悪意のある意志を知りえたというのか?エイリアンの宇宙船回収により、そのリバース・エンジニアリングで得た軍部の防衛優位権を守るため、この隠蔽工作は適切だと言うのか。この秘密主義の目的は、できる限り惑星の現状を保持すること、つまり現在の政治権力を損なわず、我々の宗教的な信念の揺るぎなさを保つということなのか?UFOに関する政府の沈黙はこういったすべてに関係するのか?我々大衆は現在、それをまったく知ることはできない。

 

 

情報の隠ぺいが完全に動作しているのも宇宙人側の要請にあるからでしょうか。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なために戦争がしょっちゅう起こる」という奇説があるそうですが、誰も「地球が異星人(神々)に支配されている」と考えていないでしょう。

しかし、「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうですが、誰も分からないようです。

「関東大震災ときもUFOが現れて観察していた」と言う話もあるそうですが、核兵器施設とUFOの話ばかりでなく、大震災や大規模なテロ事件などの大事件の現場にUFOが現れたという話があるようです。

  「イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベラー達が乗っている」という与太話があったそうです。一般的に宇宙人はタイム・トラベラーのようです。

 

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(9)

2022-11-10 15:14:15 | 森羅万象

 

  <UFO隠蔽工作と『M-ファイル』>

・かって米国のNSA(国家安全保障局)は、UFOの機密文書として「MJ-12文書」をはじめ、「リア文書」や「クーパー文書」「ダルシー文書」など、数々のフェイク情報をリークしたことがある。アメリカ政府が異星人グレイと密約を結び、UFOテクノロジーを提供してもらう代わりに家畜虐殺キャトルミューテーションや人間誘拐アブダクションを黙認するという内容が注目を集めたが、この中にエイリアンの種族に関するデータが含まれている。

 

・曰く、異星人にはヒエラルキー(階層化)があり、一番下が「リトル・グレイ」という小人型ヒューマノイドで、クローンによって増殖するバイオクリーチャー。その上が大きな鼻が特徴的な「ラージ・ノーズ・グレイ」で、いわばリトル・グレイを管理する。その上になると容貌はグレイではなく、地球人とほぼ同じ、真っ赤な髪が特徴的な「オレンジ」な種族がおり、最高位は北欧の人々によく似て白い肌を持つ「ノルディック」が存在するというのだ。

 

 

 

『図解 UFO』

  桜井慎太郎   新紀元社  2008/4/11

 

 

 

<MIB(Men in Black)(正体不明の男たち)>

・MIBは、英語のMen in Blackの略で日本では「黒衣の男たち」と訳される。

 

・彼らは、たいてい笑顔一つ見せずに動きは硬くぎこちない。態度は形式的で、冷たく、時には威嚇的で目撃者の中には人間とは別の存在と感じた者もいる。

 容貌については漠然と外国人のようだと形容されることが多いが、東洋人のように目がつり上がっているという報告も多い。

 

・MIBの最初の記録は1953年になる。当時「国際空飛ぶ円盤事務所」を主催していたアルバート・ベンダーの前にダークスーツに身を包んだ3人の男が現われたとされている。

 

・MIBの正体についてはCIAなど情報機関のエージェント、異星人など諸説あるが、中には霊的な存在ではないかとする説もある。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン + ダモン・ウィルソン  青土社  2007/2

 

 

 

<ネス湖に怪獣はいるのか>

<怪獣と予知能力>

<なにかの投影か>

・このオマンドにホリディは手紙を出した。その結果、奇怪なことに発展する。1973年6月、ホリディとドナルド・オマンドが悪魔祓いを行なった。その祈祷が終わると二人とも異様な疲労を感じたとホリディは述べている。自分たちが危険な力を呼び起こしたのではないかとホリディは危惧したが、その危惧は2日後にカレーという退役空軍中佐の家に泊まった時に現実のものとなる。

 

・ホリディは、カレー夫人にヤン・オーヴ・サンドバーグというスウェーデンのジャーナリストのことを話していた。こんな話である。サンドバーグはファイヤースの裏手の森を散歩していた。空地のような場所で変な飛行物体を見た。数人の妙な格好の男がいる。やがてその飛行物体は高速で飛び去った。スウェーデンへ帰国後、サンドバーグは「黒衣の男たち」に悩まされる。政府関係者と称してUFOとの「接触者」をしばしば悩ます「人々」である。

 

・ホリディは、そのUFOが着地した場所へ行って見たいと言った。カレー夫人は、やめたほうがいいと忠告した。この瞬間、窓の外に竜巻が過ぎるような音と一連の打撃音が聞こえた。さらに一筋の光線が窓をつらぬき、ホリディの額を射た。その直後、静けさが戻った。不思議なことに、妻の位置からほんの1メートルほどで飲み物を注いでいたカレー退役空軍中佐は、なにも見ていないし聞いてもいない。翌朝、ホリディは湖のほうへ歩いていった。途中に、ヘルメットやサングラスも含めて、黒づくめの男が突っ立っている。ホリディはその横をすりぬける。振り返る。彼は驚愕した。男は消えている。道路のほうへ走った。両方を見た。ほかに男が行く場所は考えられない。

 

・1年後、ホリディはそこからごく近い場所で心臓発作を起こした。タンカで運ばれながら、彼は周囲に目を配ることを忘れなかった。タンカは1年前に彼が「黒づくめの男」を目撃したまさにその地点を通るところだった。それから5年後、ホリディは心臓発作で生涯を閉じた。

 

<怪獣ハンターの期待と悲観>

・筆者が考えるに、これには二つの理由がある。ロバート・H・ラインズ博士を団長とするマサチューセッツ工科大学応用科学学会の調査団が、1972年と1975年の2度にわたって、水面下の鮮明な写真撮影に成功した。1972年の写真のうちの一枚には、長さ2メートル半ほどの大きなひれ状の足らしい物体がはっきりと写っている。一方、1975年の写真には、首が長い動物とその前部のひれ状の足が明瞭に写っている。これは、特に印象が強い写真だ。

 

<ネッシーはやはり存在するのか>

・しかし、ウィッチェルのこの礼賛はいささか速過ぎたようだ。大部分の人は現在でも怪獣が存在するかしないかは未解決の問題と考えているし、学者の大半は今でも問題自体を胡散臭いものと感じている。

 

<怪獣確認は失望の日>

・ある日、「怪獣」が最終的に確認され分類できたとしよう。その日は失望の日になるはずだ。おそらく、ネス湖は観光の最大の目玉をたちまちにして失うことになる。

 

 

 

『世界不思議大全』  増補版

泉保也   Gakken   2012/8

 

 

 

<{MIB}メン・イン・ブラック>

<UFO事件の裏で暗躍する黒衣の男たち>

円盤の研究者よ、十分に注意せよ!

・端的にいえば、UFO研究家の研究を妨害したり、UFO目撃(遭遇)者に対して体験談を公表しないように圧力をかけたりする謎の男たちの総称である。

 

・それによると――。火球事件にかかわりを持つようになった直後のある夜、ベンダーの頭のなかに突然、声が聞こえてきた。「われわれは、ずっと以前から、きみを監視している。空飛ぶ円盤の研究をやめて、この問題から手を引け」テレパシーによる警告である。

 以後、彼の周辺で異常な出来事が続発するようになる。そして、ついに“彼ら”が姿を現すのだ。

 

・ベンダーがベッドに休んでいると、3つの影が訪れるもなく蜃気楼のように現れた。像が次第に鮮明になっていく。3人の男。しかも黒ずくめの服装だ。「きみの研究は、われわれの目的達成に厄介なものになっている。われわれが地球での任務を終えるまで邪魔をするな。すぐに研究団体を解散させろ」

 

<生死を問わず口封じを行うMIB>

・ホプキンス事件が起こったのと同じ年の1976年、実際に2度にわたってMIBに命を狙われた人物がいる。元アメリカ海軍情報部員のミルトン・クーパーだ。

 クーパーは、アメリカ政府と異星人との間で交わされた“密約”の存在を、インターネットを通じて最初に世に公表したUFO研究家である。

 

<MIBは世界規模で出没している?>

・ともあれ、MIB出没報告例はアメリカが圧倒的に多い。が、カナダ、メキシコ、イギリス、イタリア、ニュージーランド、中国にも出没しており、世界規模で暗躍しているらしいのだ。

 

<謎に包まれたMIBの正体>

・UFO研究家、一部のUFO目撃者の家や職場に、何の前触れもなく現れ、強迫行為、証拠品の押収・隠滅行為、情報操作などを行う。前出のミルトン・クーパーによると、具体的には次のような手口を用いる。

▶直接会って強迫する。

▶肉体的な苦痛を与えて口封じを行う。

▶強制的に入院させ、薬物投与や催眠術で記憶を消したり、マインド・コントロールを行う。

▶事故や自殺に見せかけて殺す。

▶秘密基地に連れ込み、一生隔離してしまう。

 

・外見的には、前述したように黒づくめの服装というのが最大の特徴だが、ほかにも異様なところがある。

 まずは歩き方。非常にぎこちなく、酔っぱらいのように、あるいは機械仕掛けのように歩く。話し方は、単調で抑揚がなく、棒読みに近い。アクセントもおかしい。

 身体的には、東洋人風の顔だちで肌の色は浅黒く、頬骨が張っている、という証言が多い。

 

・では、MIBの正体はいったい何者なのか?結論からいえば、不明である。ただ、いくつかの仮説は提示されている。

  • フリーメーソン説=世界最古・最大の国際秘密結社フリーメーソンから派遣されているとする説、MIBがつけていた襟章にフリーメーソンのシンボル(ピラミッドの上部に片目を配した図像)を目撃したというのが根拠。

 

  • アメリカ政府スパイ説=アメリカ政府がUFO情報の秘密漏洩を阻止するために設置した極秘機関のスタッフである、とする説。

CIAやFBIのエージェント説のほか、アメリカが最近までその存在を認めなかったNSA(国家安全保障局)の秘密工作員という説もある。

 

  • エイリアン説=文字通り、地球外から飛来した異星人という説。異常な話し方、歩き方のほか、ヤン少年事件のように超常現象を起こすケースが報告されており、地球人類とは異質な感じがするというのが根拠のひとつ。

 

  • 超地球生命体説=地球上には、われわれの世界とは異なる時空連続体が存在し、そこの住人である超地球的生命体が正体であるとする説。MIBという言葉を最初に使ったジョン・キールが唱えている。

いずれが的を射ているかはともかく、UFOと異星人情報を隠蔽する謎の一団が実在することだけは間違いないようだ。

  

『薔薇十字団』(完全なる世界の創造を目指した超人集団の謎)

<あらゆる魔術的叡智を体得し霊眼を開く>

・秘密結社は闇の世界の存在だ。

・「人間の姿をとって物質界に現れた高次の霊的存在」と、人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーが評したローゼンクロイツの偉大な叡智を受け入れる用意が、当時はまだできていなかったのである。

 

・ドイツで吹き荒れた薔薇十字団の嵐は、やがてフランスへも波及する。19623年、パリのおもな通りという通りに、夜の間に奇怪なポスターが貼られるという謎の事件が起こったのである。「われら薔薇十字団の筆頭協会の代表は、賢者が帰依する、いと高き者の恩寵により、目に見える姿と目に見えない姿で、当市内で滞在している。われらは、本も記号も用いることなく滞在しようとする国々の言葉を自在に操る方法を教え導き、われわれの同胞である人類を死のあやまちから救いだそうとするものである。  薔薇十字団長老会議長」

 

・パリ市民は熱狂した。ドイツと同様、薔薇十字団への入団希望者が続出した。だが、入団に成功した者はここでも皆無だった。哲学者のデカルトも入団を熱望し、友人を介して接触を試みたものの、失敗に終わったという有名な逸話も残っている。

 その反響の大きさに、警察当局も大規模捜査を行ったが、正体をつかむことはできず、事件は結局迷宮入りになっている。

 

・「薔薇十字団員は、天の周辺に住む神的な一団である。彼らは分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは、自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は占星術によって地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができた」

 

・にわかには信じがたいが、それほどの誇張表現ではないらしい。むろん、メンバーが自分の正体を明かすことはなかった。が、ヨーロッパ世界には、そうした超能力を持つミステリアスな人物に出会ったという話が無数に残っているのだ。

 

・17世紀の前半期、ヨーロッパに大旋風を巻き起こした薔薇十字団は、1648年ころ、再び忽然とその姿を消してしまう。その後、いったいどうなったのか?シュタイナーによれば、ローゼンクロイツはサン・ジェルマン伯爵として転生したという。

 

 

 

『宇宙人遭遇への扉』 

(リサ・ロイヤル&キース・ブリースト)(ネオ・デルフィ社) 2006/2

 

 

 

琴座は地球が存在する銀河系宇宙の領域における、人間型生命体の発祥地である

<銀河系宇宙共同体>

・エネルギーのレベル、あるいは物質のレベルで、地球の発展とかかわりを持つ、物質的および非物質的な宇宙人の各種族を指す。琴座の各種族、シリウス人、プレアデス人、ゼータ・レチクル人、オリオン人を始めとして、本書で述べられていない多数の宇宙人種が、銀河系宇宙の一族を構成している。

 

<ヒューマノイド>

・肉体的な特徴が地球人と似ている宇宙人を指す。ヒューマノイド(人間型宇宙人―地球人もこれに含まれる)の血統上の起源は琴座に求められる。

 

<琴座>

・地球上には琴座に関する神話が古くから残されてきた。なかには琴座とプレアデス星団との関係について述べたものもある。琴座は地球が存在する銀河系宇宙の領域における、人間型生命体の発祥地である。シリウス人、オリオン人、地球人、プレアデス人、ベガ人、ゼータ・レチクル人、ケンタウルス人、アルタイル人を含むさまざまな宇宙人は、すべて琴座で発生した種族の子孫である。

 

<ベガ>

・琴座の一等星で、琴座にありながらその中のどの星系よりも距離的には地球に近い。琴座の中で、統一性がある独自の文明を形成した最初の星の一つである。アルタイル、ケンタウルス、シリウス、オリオンなどを始めとして、ベガ人が人種の創成や入植を行った星系は多数ある。

 

<アストラル・プロジェクション>

・「星気体の投射」の意。西洋神秘学によれば、「星気体」(アストラル体)とは、肉体よりも精妙な周波数からなり、通常は肉体と重なり合って存在する「身体」のことである。ある種の人々は意志の力によって、この「身体」を外部に投射でき、通常の感覚を保ったままで、これを通して旅をすることができる。

 

 ゼナ人は白人系のヒューマノイド(人間型生命体)で、外見は地球人に似ており、痩せ形で長身、毛髪は淡い色合いの金髪です

どの惑星にも必ず宇宙人文明に門戸を開く時が来る

・宇宙人文明に対して門戸を開いた、ある惑星文明について、これからお話ししましょう。ちなみにこの文明(ここでは「ゼナ」と呼びます)は、最近私がかかわった任務で、公式コンタクトの対象になったところでした。ゼナは地球から約五万年光年離れたところにあり、地球上の精度の高い天体望遠鏡を使えば、微かに見える程度の目立たない星です。その光度は皆さんの太陽と同じ程度で、直径は太陽よりも少し小さく、緑色をしています。

 

言語はそれを使う人々の思考パターンを反映する

・ゼナ人は白人系のヒューマノイド(人間型生命体)です。外見は地球人に似ており、痩せ形で長身、毛髪は淡い色合いの金髪です。

 

・私はプレアデス人と琴座人の血統を汲む種族に属しており、ゼナ人と同じく白人系なので、このチームに加わりました。

 

 ゼータ・レチクル人は、個でありながら、まるで、蜂のように集合意識の一員として生きている

・こうした現状を踏まえると、現在、地球人がゼータ・レチクル人と遭遇していることには大きな意味があります。ゼータ・レチクル人は、多くの意味で地球人とは対照的な種族です。彼らには、個性と呼べるものがほとんどなく、個でありながら、まるで、蜂のように集合意識の一員として生きています。ゼータ・レチクル人は、彼ら種族の集合意識と一体なのです。地球人が個の喪失を恐れているなら、彼らは、集合意識から切り離されて個になることを恐れています。ゼータ・レチクル人と地球人との出会いは、まさに両種族にとっては必然です。彼らとの出会いは「一人一人が集合意識の一部である」と気づくきっかけを地球人に与えているのです。

 

プレアデス人は、地球人と最も深い遺伝的なつながりを持つ

<チャネリング>

・無限に存在する異次元の現実から情報を得るプロセス。チャネリングは文筆、話言葉によるコミュニケーション、芸術活動、作曲、また、他のあらゆる創造的活動を通しても行われる。

 

<プレアデス星団(スバル座)>

・プレアデスは地球から約410光年の距離にある、牡牛座の散開星団。250から500の恒星があり、そのうち9つの星に呼び名がある。地球の古代文明はプレアデスに七つの星があると記録している。古代ギリシャでは、これを「アトラスの七人の娘」と呼んだ。プレアデス人は、地球人と最も深い遺伝的なつながりを持つ。

 

<コンタクティー>

何らかの形で宇宙人との接触がある人、あるいは、接触があると主張する人。

 

<エササニ人>

・地球人とゼータ・レチクル人の融合によって生まれる混血種属の一つ。ただし、現時点の地球人からすると、彼らの種族は、ゼータ・レチクル人が地球人を対象に行っている遺伝子実験がもたらす複数の可能性のあるうちの一つである。

 

<未来の地球人>

・現代の地球人よりも遺伝子レベルの融合や意識面の進化を遂げた地球人のこと。通常、人は物質的な現実(3次元)だけが、唯一の現実であると確信しているが、本来、人は多くの異なる次元にまたがって生きる多次元的な意識である。

 

<逆行催眠>

・暗示によって催眠中に時間を遡らせて、本人が顕在意識で記憶していない過去の出来事を思い出させること。

 

<集合意識>

・ある集団が共有する単一のアイデンティティー。たとえば、地球一人一人の意識が集まってできる単一のアイデンティティーが地球の集合意識である。

 

<ゼータ・レチクル人>

・身長約90~150センチ、皮膚の色はグレイ、白、またはベージュで、通常、毛髪はなく、体に比べて大きな頭を持つ宇宙人種。鼻はまったくないか、とても小さい。目はとても大きく、瞳の色は、通常、黒で白目はない。男女の肉体差がなく、体外の生殖器は見当たらない。「グレイ」や「レチクル座のゼータ星人」とも呼ばれており、人間を誘拐する主要な宇宙人種であると考えられている。

 

 

 

『アセンションの道しるべ』 

(新しい世界への旅は自己変容から始まる)

(リサ・ロイヤル)(ネオデルフィ社) 2003/7

 

 

 

シリウス星人は蛇のシンボルによって表されてきました

アメリカ建国の父たち

・アメリカ合衆国の礎を築いた建国の父たちとフリーメーソン、そしてさらには太古の昔に人類を解放しようとしたシリウス星人の行動とは、共通点があります。古代の地球には、地球の支配権をめぐって争っていた二つの主要な宇宙人のグループがありました。彼らは琴座(リラ)人とシリウス人でした。現在の人類と、彼らとの間には、遺伝学上のつながりがあります。地球の古代文明において、琴座人はライオンや猫のシンボルによって、また、シリウス星人は蛇のシンボルによって表されてきました。

 

・ シリウス星人は、琴座人から、人類を解放しようとしたグループでした。そして、この目的を実現するために彼らは、人類に対して、さまざまな援助の手を差し伸べてきました。しかし、残念なことにシリウス星人との交際は、未成熟な人類の意識の奥深くに「神々」(つまり当時の宇宙人たち)との不平等感や被害者意識をはからずも植え付けることになりました。

 

・ 遺伝子工学の専門家だったシリウス星人は、遠い未来に至るまで休眠状態にとどまる遺伝子コードを人類に組み込みました。この遺伝子コードが、今まさに多くの人々の中で目覚めています。

 

 

 

『完全ファイル UFO&プラズマ兵器』

 飛鳥昭雄  徳間書店   2005/8/31

 

 

 

 <MIBの正体を暴く>

 不気味なメン・イン・ブラック(黒服の男たち)の魔の手

・UFO問題を取り上げる時、どうしても避けて通れないことがいくつかある。MIBもそのひとつである。

 

・彼らが、使う車も黒なら、スーツから帽子、そして、靴下までが黒。さらに黒いサングラスをかけることが多いため、全身黒ずくめのためこの名がついた。別の名を「ブラックメン」。

 

・MIBは、UFOの真相に迫った人間をつけ狙い、UFO目撃者を強迫!さらに撮影したUFO写真や映像を没収する。

 

・普通は2人組で、稀には3人で行動することもある。MIBの役割はUFOの情報の隠ぺいとかく乱にあり、その目的は大衆にUFOの存在を知らせないことで、必要とあれば、目撃者や重要証人の暗殺すらする。それも、交通事故や水死などに見せかけて消してしまうのである。

 

・彼らが喋る言葉は、非常に事務的で、暗記した言葉をそのまま語っているようであり、丁寧だが声にまったく起伏がない。

 

・MIBに強迫されたという人の中に、MIBの体の動きが何かギクシャクしていて、歩き方がロボットのようだったと証言する者もいる。

 

・そのため、一部のUFO研究家は、MIBを人間に変身したエイリアンか、アンドロイド(人造人間)、または使い捨てのサイボーグか、シリコン生命体、あるいはエイリアンが作ったクローン人間と考えている。さらにMIB自身がウンモ星人のような人間型エイリアンとする見方まである。

 

・MIBは、1950年初頭から暗躍が記録され始めるが、60年代後半~70年代が最も活躍した時期のようだ。

  それはUFO目撃事件数の増加と比例し、キャトルミューテーション(動物虐殺)の件数増加傾向とも奇妙に一致する。それで、よけいにMIBの不気味さが際立つのだが、果たしてUFO研究家がいうようにCIAやFBIの特殊工作員か、それともエイリアンの人間型生物なのだろうか?

 

 

 

『懐疑論者の事典 上 下』

ロバート・T・キャロル   楽工社  2008/10

 

 

 

・本書の内容は、月に150万件近くのアクセス数を誇るアメリカのウェブ・サイト「懐疑論者の事典」(http://skepdic.com)の主要約400項目を、アイウエオ順にまとめたものである。

 

黒衣の男たち MIB  メン・イン・ブラック

・黒衣の男たち(MIB)とは、UFOを目撃した人のもとを訪れ、UFOの体験のことを誰にも話さないように、と釘をさす男たちのことである。その正体は異星人だとか政府諜報員だとか言われている。

 

・“MIBは黒い服を着ている”と報告されている。ただしこうしたMIBの神秘的な雰囲気も、早晩はぎ取られてしまうかもしれない。なぜならMIBのその異様なふるまいを描く映画、TVシリーズ、雑誌、ビデオゲーム等が現れてきているからである。

 

・当時17歳だったシャーウッドを著者として『空飛ぶ円盤はあなたを見張っている』という本を出版したのが、まさにパーカーだった。シャーウッドは現在、同書のことを「ただ一度だけの腐ったジャーナリスト体験」だったと振り返る。すなわち、事実とフィクションのちがいなどかまわずに書いたものだったというのだ。またシャーウッドは、MIBに口を封じられたといううわさをUFO信者に立てられたとき、悪乗りしてヨタをあおったことも認めている。

 

<古代の宇宙飛行士>

・古代の宇宙飛行士説とは、地球上のほとんどの古代文明を築いたのは異星人だ、という思いつきのことをさす。古代の宇宙飛行士説の肯定派でもっとも悪名高いのは、大衆向けの関連本をいくつも著しているエーリッヒ・フォン・デーニケン(1935~)である。

 

・彼は、古代民族の記憶力や能力を片端から酷評している。フォン・デーニケンによると、古代文化の神話、芸術、社会組織などは、別世界から来た宇宙飛行士が地球に持ちこんだものだというのである。

 

イルミナティ

・偏執狂的陰謀論者(PCT)は、秘密結社イルミナティが結成当時の原型をとどめているか、いまやたんなる後世の結社の手本にすぎないのかはともかくとして、いまなお存在すると信じている。「ユダヤ系の金融財閥は悪魔的な新しい世界秩序をもたらすのを究極の目的にすえ、18世紀後半以降、欧米全土のさまざまな政治革命や策謀を指揮し続けている」と信じる者も多い。そんなPCTには大派閥がふたつある。戦闘的なキリスト教原理主義者とUFO・異星人カルトだ。しかし両派閥とも、次の一点に限っては意見が一致しているらしい。すなわち、現在知られているような文明は終わりに近づきつつある、ということだ。

 

・またイルミナティの専門家であるデーヴィッド・アイク(1952~)は、さらにいっそう信じがたい情報を伝えている。「イルミナティ爬虫類人」からメッセージをもらい、たとえばグレゴリオ暦などについて説明してもらったというのである。

 

・全セナリオが練られたのは何世紀も前のことです。というのも、爬虫類人が作戦を展開しているのは4次元の下層からで、4次元で自然界の力がどうなっているのかはわかりませんが、とにかく彼らの「時間」はわれわれのとは非常に異なるのです。ゆえに、3次元の姿をしている者にはできないような方法で、4次元下に位置する3次元の「時間」軸を見て計画を立てられるのです。

 

・アイクは「世界一毀誉褒貶の激しい著述家、演説家」を自称している。歴史をふりかえってみれば、爬虫類人と接触したなどと言うアイクのような人間がいたら世間から隔離した時代も過去にはあった。だが今日のものわかりのいい社会ではこういう人間でも、カルトヒーローになったり大学の客員講師になったり自前のトーク番組を担当させてもらえたりすることが、精神病院送りになるのと同じくらい多分にあるらしい。

 

・いっぽうケン・アダチは、世界を乗っとって『黙示録』の内容の実現を急ぐ計画をスッパ抜くのにトカゲ星人やUFOは必要としていない。そしてアダチによれば、イルミナティは、数あるオカルト結社の一翼をになうだけのものにすぎない。

 

・民間人の統べるきわめて強力な結社“新世界秩序”には、マジェスティ・トゥエルブ(MJ-12)、イリュミナティ、クエスト団、ビルダーバーググループ、三極委員会、対外関係会議行政委員会、PI-40委員会、ジェーソングループ、王立国際問題協会、解放友好秘密結社、薔薇十字団、ドラゴン(またはスネーク)兄弟会、スカル&ボーンズ、スクロール&キー、マルタ騎士団、フリーメーソンのイルミナティ運営部のほか、秘密のグループが多々含まれています。

 

・しかし、アダチは安逸をむさぼってはいない。彼は会報を発行し、自然療法のいいところとアロパシーの悪いところについて強く主張している。どうやら、終末が来ても健康でいたいらしいのだ。

 

・PCTにはもうひとり、光る人材がいた。ミルトン・ウィリアム・「ビル」・クーパー(1943~2001)という、2001年11月に郡保安官代理との撃ち合いで死ぬまでアリゾナ民兵運動を指揮していた人物である。郡保安官代理の頭を弾丸で撃ったのは、隣人暴行のかどで令状を差しだされているときのことだった。クーパーには「秘密の政府――死の契約――MJ-12の起源、正体、目的」という著作がある。1989年にラスベガスで開かれたMUFON(相互UFOネットワーク)に提出した論文である。このなかでクーパーはロズウェルで起きた異星人墜落事故が隠蔽されたという信念を記している。また『秘密結社――新世界秩序』という著書もある。

 

・その情報に関しては、「太平洋艦隊司令長官付情報ブリーフィングチームの一員として、1970年から73年にかけて見たり読んだりした(マジェスティックに関する最高機密)と捺印された資料をみずから調査し、そこから直接またはその調査の結果として」得たという。そうした海軍歴や秘密文書を閲覧したことについての信憑性は、公然と問題にされている。また彼はウェブ・サイトを運営し、そこでさまざまな大言壮語を吐いていた。自伝ページもその例にもれないもので、メンタル・ヘルスのプロならば、興味をもよおすかもしれないような代物である。

 

・彼の「調査研究」によって暴露されているのは、ありふれた陰謀の類にすぎない。ただし、エイズは黒人やヒスパニックや同性愛者の人口を減らすための陰謀である、といった目新しい説もある。これは『蒼ざめた馬を見よ』という本で唱えられている考えである。

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(8)

2022-11-10 15:12:57 | 森羅万象

 

 

『「ピラミッド」の謎』  失われたメシアの神殿

フリーメーソンのカッバーラで読み解く未知なる第三玄室の正体と大嘗祭の秘密

飛鳥昭雄・三神たける  学研  2010/1

 

 

 

絶対神ヤハウェと出雲族

・古代エジプトからイスラエル人を導いた絶対神ヤハウェは、しばしば雲として姿を現した。昼は雲の柱、夜は日の柱となって道標になった、と『旧約聖書』にはある。モーセが十戒を授かったシナイ山でも、神が臨在する山頂は雲で覆われ、雷鳴が響きわたった。雷雲は神の顕現の証であり、それは十戒石板を収めた契約の聖櫃アークでも同様だ。契約の聖櫃アークに神が宿ると、移動式の神殿である幕屋の上に雷雲が現れた。

 これらの情景をすべて表現したのが、実は神社なのである。日本人は見慣れているせいで、まったく意識していないのだが、神社の拝殿は臨在の幕屋を象徴しているのだ。

 まず、幕屋の名にあるように、神社は祭礼のとき、社殿を幕で覆う。神の臨在のしるしとなる上空の雷雲は、巨大な注連縄である。大根締めとも表現される太く大きな注連縄は、雷雲を表現しているのだ。その証拠に注連縄の間からは雷の稲妻を示す白い紙垂、雨を示す縄が垂れ下がっている。

 祈願するときにお賽銭を入れる箱は契約の聖櫃アークの象徴であり、その上にある鈴は雷鳴となる音を出し、それを鳴らすための綱は、まさにイスラエル人を導いた雲柱にほかならない。

 このように、神社における雲は、みな絶対神ヤハウェの象徴なのである。このことを示す名が「出雲」である。天津神を奉じ、天照大神の子孫と称する天孫族に対して、国津神を奉じる出雲族はスサノオ命の子孫を称す。天照大神が太陽神であるのに対して、スサノオ命は嵐を呼ぶ荒神である。それゆえ、太陽の輝きを隠す雲は、天孫族に対抗する出雲族のシンボルと見なされてきた。

 

・天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない。天岩屋にお隠れになった天照大神とは、死んで横穴式墳墓に葬られたイエス・キリストであり、常世の長鳴き鶏はペトロの鶏、裸踊りをした天鈿女命(あめのうずめのみこと)は娼婦とされたマグダラのマリアを示す。天岩戸から出てくる際、八咫鏡に写った天照大神の姿は、性的に鏡像反転した男神を暗示し、かつ、その八咫鏡を吊るした真賢木は、イエス・キリストが磔になった十字架を示しているのだ。

 これはイエス・キリストを信じるユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏が渡来し、ユダヤ教起源の神道をフォーマットしていく過程で、かってパレスチナでも同様なことがあったように、保守的なユダヤ教徒たちが反抗。やがて、雲をヤハウェ顕現のシンボルとする出雲族と呼ばれていったのである。

  いずれにせよ、神社の構造は出雲族の影響を強く受けている。神殿構造を分析するに当たって、出雲というキーワードは意外なことに、かの大ピラミッドの謎も解き明かすことができるのだ。

 

<上古出雲大社と第三玄室>

・しかし、八雲をヤー雲、すなわちヤハウェの雲と考えれば、ヤハウェの神殿である大ピラミッドに関する謎かけであると想像してみたくなる。というのも、頂上部にある第三玄室と第三重力拡散の間の高さは約288メートル。そう、ちょうど、96丈なのである。

 しかも、第三玄室には、そこにいたる大回廊が存在しない。この世ではなく、あの世の神殿だとすれば、対応する上古出雲大社が実在しない理由も納得がいく。

 

・第一玄室を今日の出雲大社であるとすれば、古代出雲大社と上古出雲大社は、それぞれこうなる。

 

出雲大社:第一玄室:御子:ヤハウェ=イエス・キリスト

古代出雲大社:第二玄室;聖霊:コクマー=ルーハ

上古出雲大社:第三玄室:御父:エル・エルヨーン=エロヒム

 

 ご覧のように、上古出雲大社は第三玄室、すなわち御父エロヒムの神殿とみなすことができる。『旧約聖書』と『新約聖書』を通じて、御父エロヒムは直接、人間と接することがない。カトリックやプロテスタントは御父をヤハウェと見なしているために、この重要なポイントがわからなくなっているが、カッバーラにおいては一目瞭然。第三玄室にいたる大回廊が存在しないのも、上古出雲大社が実在しないのも、それは御父エロヒムの神殿であるからにほかならないのである。

 

大ピラミッドで行われた儀式と大嘗祭

・古代エジプト人が日本人と似た思想をもっていることを指摘する吉村教授であるが、もうひとつ、三大ピラミッドを含めたギザ大地の遺跡が、伊勢神宮に似ているというコメントをしている。三大ピラミッドが定説でいうようなファラオの墓ではなく、死後の世界を再現した壮大な神殿であると主張する吉村教授は、内宮と外宮、別宮や摂社などを併せて125社から成る伊勢神宮の神域に、同じ神々の世界を見たのかもしれない。

 

・この疑問については吉村教授は、こう考える。古代エジプトでは、ファラオが死ぬと鳥のような姿をした魂カーは天空に飛翔して、オリオン座のダウトという領域にいたり、やがて神になると信じられていた。大ピラミッドは、そのための巨大な装置である。ファラオの魂が天に昇る際、玄室や大回廊、女王の間で儀式が行われた。しかも、それは東西ふたつ、両方の神殿で行われたに違いない、と。

 

地底王国シャンバラ

・ヒトラーが夢見たシャンバラとは、いったい何なのか。ひとことでいえば、それは理想郷である。かつて人類がなしえなかった楽園の名前である。そこに住む人々は、だれもがこの世の真理を悟り、高度なモラルのもと、争いのない社会を実現しているという。

 ただし、シャンバラは地上世界にはない。一般の人間の目から隠された聖なる場所、すなわち神々が住むヒマラヤの地下に存在し、その入り口は、はるかなる北の果てにあるといわれる。

 

・だが、しかし。こうした見解に対して、チベット密教の最高権威、ダライ・ラマ14世はシャンバラが実在すると断言する。たんなる象徴を超えて、リアルな世界として存在するというのだ。ここに密教の恐ろしさがある。

 

チベット密教とカッバーラ

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入り口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

 

釈迦はセムメーソンだった!

・神秘思想における樹木は、いうまでもなく「生命の樹」であり、カッバーラの奥義を示す象徴である。説いた教えがカッバーラの叡智と通底することを考えれば、釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点である。バラモン教はアーリア人の宗教であり、それを担ったのはヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

 

・モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

 しかも、それだけではない、釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生みだしたスキタイにある。

 

失われたイスラエル10士族はどこへ消えた?

・ソロモンの死後、王国は分裂。紀元前925年、イスラエル10支族から成る北朝イスラエル王国が独立すると、残る2支族は南朝ユダ王国の樹立を宣言した。このうち、南朝ユダ王国の末裔が今日のユダヤ人である。

 問題は北朝である。北朝イスラエル王国は紀元前722年、メソポタミア地方に勢力を拡大してきたアッシリア帝国によって、あっけなく滅亡。国民は捕囚され、遠くユーフラテス河流域へ強制的に移住させられてしまう。それから約200年ほど、イスラエル10支族はメソポタミア地方に住んでいたのだが、先述したように、いつの間にか集団で姿を消してしまうのだ。

 

・さて、ここで思いだしてほしいのが釈迦族である。サカ族はスキタイ系騎馬民族の流れを汲みながらも、本流ではなかった。マガダ国の釈迦族はモンゴロイド、すなわちセム系だったことを考えると、何か見えてこないだろうか。

 そう、釈迦は失われたイスラエル10支族だったのだ。ガウタマ・シッダールタのガウタマが優れた牛を意味するように、釈迦は10支族のうち、雄牛のシンボルをもつガド族のイスラエル人だったのである。

 最終仏教であるチベット密教を奉じるチベット民族も、しかり。チベット人は、東に広がった失われたイスラエル10支族である。チベット系民族のチャン族やカレン族が、失われたイスラエル10支族であることは、今日、イスラエル共和国の情報機関「アミンシャーブ」の調査によって判明しているのだ。

 

失われたイスラエル10支族の本隊がいる場所

・スキタイによって連れ去られたイスラエル10支族とは別に、自主的に北へ向かった人々がいる。彼らこそ、実は失われたイスラエル10支族の本隊である。『旧約聖書』の外典には、こんな記述がある。

彼らは、多くの異邦の民を離れて、人がまだ誰住んだことがないほかの地方に行こうと決心した。彼らはそれまで住んでいた地方では守ることのできなかった掟を、そこで守りたかったのである。彼らはユーフラテス川の狭い支流を通って入って行った。その時、いと高き方は彼らにしるしを行い、彼らが渡るまで、川のせきを止められた。その地方を通りすぎる道のりは長く、1年半に及んだ。その地方はアルザルと呼ばれている」(エズラ紀(ラテン語))第13章41~45説)

 

・失われた10支族は、ユーフラテス河を遡行した。方角でいえば北である。北に向かって1年半、歩いた。真っ直ぐ行けば、行き着くのは北極である。極寒の北極圏にいたって、彼らは約束の地「アルザル」を見出した。そこで失われたイスラエル10支族は、神の教えを守り、大いに繁栄しているという。これに対応するかのように、『旧約聖書』には失われたイスラエル10支族に関する、こんな預言がある。

「見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し地の果てから呼び集める」(「エレミヤ書」第30節8節)

 

・何か変だと思わないだろうか。アルザルの記述は、まるでシャンバラのようである。理想郷であるといい、地上のどこにもない点といい、入り口は北の果てであるという話まで、シャンバラそっくり。いや、文字通りシャンバラなのだ。はっきり断言しよう。アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ。

 失われたイスラエル10支族の本隊は現在、シャンバラに住んでいる。同じ失われたイスラエル10支族の血を引く釈迦は、その事実を知っていた。北の果てに楽園への入り口があり、失われたイスラエル10支族は、そこからシャンバラに入った。釈迦はすべてを見通していたからこそ、弟子に語り、その言葉は最終経典として残された。

 

地球内天体アルザル

・シャンバラは神秘主義者によって、しばしば地球空洞論と結びつけられてきた。地球の内部は伽藍堂のようになっており、内側には地上と同じような環境が広がっており、そこには人が住んでいる。彼らは理想社会を実現しており、ときどき地上に現れて人類を教化、指導しているという。

 

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか。これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象とはプラズマ・トンネルである。

 プラズマとは気体、液体、固体に続く物質第4の状態で、原子を構成する電子と原子核がバラバラになった高エネルギー状態を意味する。プラズマの研究は現在、核融合をはじめさまざまな分野で進められているが、まだまだわからないことが多い。ちょっとした条件変化によって、プラズマが消滅したり、生物のような振舞いをしたりする。

 

秘密組織フリーメーソン

・詳細は既刊に譲るが、結果として、人類はノアの大洪水を生き延びることができた。箱舟がアララト山に漂着し、そこから出てきた4人の男、すなわちノアと3つ子の兄弟ヤフェト、セム、ハムは、ともに神聖なる預言の鍵を手にしていた。いわば預言者である。

 預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。もっとも、アングラの偽フリーメーソンも多々ある。最近ではマフィアのフリーメーソンもあり、儀式や秘密の文言を共有し、それだけ見て判断する限り、承認されたフリーメーソンと見分けがつかない組織も多くある。

 

・だが、そうした近代フリーメーソンとは別に、本物のフリーメーソンがある。近代フリーメーソンが成立する以前にもフリーメーソンは存在したが、それとも違う。預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密議宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行き着く。

 もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 ノアに至った段階で、アダムメーソンに大きな変革が起こる。「生命の樹」の象徴に応じて、預言者の奥義が3つの流れに分かれた。すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

 

・ヤフェトからは主に白人、アーリア系民族、コーカソイドが、セムからは主に黄色人種とユダヤ、アラブ系、モンゴロイドが。ハムからは主に黒人が派生していく。とくに、セムメーソンはカッバーラの重要な鍵を継承した。

 そして、セムの子孫からはアブラハムが生まれ、ヘブライ人が誕生した。セムメーソンは「ヘブルメーソン」となって、『旧約聖書』の預言者を輩出することとなり、『新約聖書』の時代にあってはバプテスマのヨハネはもちろん、イエス・キリストや12使徒らがカッバーラを継承し、今日に至っている。

 

古代エジプトのカッバーラと三大ピラミッド

・冥界の王オシリスは、姿を現さない至高の神エル・エルヨーンであり、慈悲の母神イシスは救世主、イエス・キリストを示し、隼の頭をもつホルスは、鳩という鳥の象徴で示される精霊ハールとなる。これを念頭に三大ピラミッドの神殿を対応させる、こうなる。

 

第一ピラミッド:慈悲の柱:御子:ヤハウェ=イエス・キリスト:イシス

第二ピラミッド:均衡の柱:御父:エル・エルヨーン=エロヒム:オシリス

第三ピラミッド:峻厳の柱:聖霊:コクマー=ルーハ:ホルス

 

おわかりのように、大ピラミッドはイシスの神殿となる。実際、大ピラミッドには「イシス神殿」が付随している。これは大ピラミッドそのものがイシスの神殿であるという認識が、古代エジプト人口にあった証拠なのだ。

 

 

 

『宇宙人がくれた21世紀の聖書』

 接触者(コンタクティ)ビリー・マイヤは何を観たか

大高良哉   徳間書店   1989/3

 

 

 

 マイヤを訪ねて日本人のルーツ太陽系を知る

・我々は1987年4月、スイスにマイヤを訪ねた。マイヤの本を読み、マイヤやスイスのFIGU・SSSC活動を見たいという男性7名、女性7名の一行だった。

 

・マイヤは、我々の「日本人のルーツを知りたい」という希望に応えて、直接プター(セムヤーゼの父で宇宙母船の最高司令官)にテレパシーで尋ねてくれた。そのため、プターはわざわざ「過去旅行」のために宇宙船を飛ばして、地球の500~600万年前まで遡り、その当時すでに日本人が地球に生活していたことを確認し、日本人発祥の惑星を探し出してくれた。

 

それによると日本人の発祥の太陽系はテーラ(Teera)といい、かってはそこに三つの人種が存在していた。そこから、二つの人種が、日本人、中国人の祖先として、何らかの理由によって地球に入植したという。そして、日本人のルーツはさらに遡れば、リラ星にあるとのことであった。

 

そして、我々がセンターを訪問する数ヶ月前に、プターおよび日本人、中国人のルーツ、テーラ太陽系の住人、タリーダという女性がセンターを訪問したことを聞かされた。

いつものように宇宙人に直接会うことができるのは、マイヤだけだった。センターに居住するメンバーの人々は、はっきりと宇宙人の存在をセンター内部に感じることができたという。そして、タリーダが立ち去ったのち、広いセンターの中いっぱいに、なぜか3ヶ月間ほどもレモンの香りが漂いつづけていたと話してくれた。

 

 

 

『人類を操る異次元の暗黒宇宙人』  宇宙人最後の真実

 浜田政彦   徳間書店  2009/11/11

 

 

 

 再び現れた黒服の男たち(メンインブラック)

・黒服の男たちの特徴は、ほぼ共通していて、一見すると東洋人風だが、アジアのどの国の人間にも似ておらず、正体はまるで見当がつかない。肌は恐ろしく浅黒く、歳は30~40代くらいで、黒々とした瞳は不気味な冷たさを漂わせており、その目に見つめられると、異常なまでに意識がボンヤリとして、正常な判断力を失ってしまうのだ。

  男たちの雰囲気は尋常ではなく、血の通った生きものの暖かさは微塵もなく、まるで死人のような気配を前に、遭遇者たちは、「まるで幽霊にでもあったかのようにゾッとした!!」と、口を揃えて捲くしたてるのだった。

  

 男たちは風貌も印象も格好も、とにかく何もかもが黒っぽかった。服装はもちろんのこと、靴や靴下、それにネクタイ、帽子に至るまで真っ黒で、おまけに乗りつけてくる車も、これまた黒だった。しかもどれもこれも、たった今おろしたばかりの新品のように新しく、着こなしもちぐはぐで、まるで身に馴染んでいなかった。たまに普通の服を着て、違う色の車に乗っていたりするが、それでも何か徹底的にどす黒い印象が、遭遇者の脳裏には焼きつくのである。

  

 男たちは、被害者の前に現れると、「UFOの話をしたら命はない・・・」と脅迫するのだが、登場の仕方は普通ではなく、真夜中の寝室に壁を突き抜けて、まるで幽霊のように現れたかと思えば、被害者の頭の中の言葉を読み取ってみせ、さらに次の瞬間には、目の前で煙のように掻き消えてしまうなど、まるで映画『エクソシスト』か騒霊事件(ポルターガイスト)を思わせる心霊的な現象を引き起こしていた。

 

 

 

 

(2016/9/1)

 

 

 

『UFO特務機関「MIB」の謎』

飛鳥昭雄・三神たける   学研   2010/6

エイリアン事件隠蔽工作の全貌とフェニックスライト事件の真相

 

 

 

<特殊部隊>

・UFO情報を隠蔽する任務を帯びた特殊部隊、特務機関といえばいいだろうか。早い話がスパイである。といっても、007に登場するイギリスのMI―6やアメリカのCIAのレベルではない。もっと恐ろしい諜報機関である。

 

<アルバート・ベンダー事件>

・と、なんとも意味深長な言葉の裏には、いったい何があったのか。その真相は10年近くたって発表された著書によって明らかにされた。なんでも、火球事件を調査していたところ、突然、声がベンダーの頭の中に直接、響いてきたというのだ。

「われわれは以前から、あなたのことを監視している。調査をやめて、空飛ぶ円盤の問題から即刻、手を引くように」

 いわゆるテレパシー現象だった。言葉の主は、どうやら火球、すなわちUFOのことをよく知っているらしく、同様の現象が続く。あるときベンダーがベッドに横になっていると、部屋に突如、3人の人影が現れた。彼らは蜃気楼のように、ゆらゆらとゆらめき、ついには現実の人間となった。全身、黒づくめの男たちは、ベンダーに向かって、こう警告した。

「あなたが行っている研究は、われわれが行おうとしている目的にとって、非常に障害となっている。地球における任務が終るまで、われわれの邪魔をすてほしくない。すぐさま研究団体を解散させるのだ」

 黒づくめの男たちは、それはいうまでもなくMIBだった。しかも、彼の言葉を信じるならば、どうもMIBの正体は超能力を持った異星人らしい。この後も、MIBはたびたびベンダーの前に現れ、IFSB(国際空飛ぶ円盤協会)の解散を迫った。

 

異星人たちは圧倒的に進んだ科学力で、地球人の体を自由に操ることができるといい、多くの同胞を国防総省ペンタゴンに送り込んでいる。地上のいたるところに基地を建設し、地球人に変身することもできる。それを証明するために、異星人たちはベンダーを南極の秘密基地にまで連れていったというのだ。

 きわめて幻想的な要素の強い体験であるが、ベンダー事件のMIBは、実在する人間というよりも、どこか幽霊のような存在であることを強く感じさせる。幽霊異星人、もしくは霊的エイリアンとでもいえばいいのだろうか。

 

MIB/UFO=超地球人説

・ただし、キールの場合、一般のUFO目撃者や研究家とは少々認識が異なっていた。彼はUFO搭乗者を単純に地球外から来た知的生命体、すなわち異星人だとは考えていなかった。

 UFO事件にまつわる不可解な現象や科学的な検証を拒むかのような見えない力、そして証拠の隠滅の裏には、もっと深い超自然的パワーが働いている。それは人類が古来、天使や悪魔、妖精と呼んできた存在と同じものであり、その正体は見えない異次元から地球人に干渉する知的生命体、いうなれば「超地球人」ともいうべき存在であり、MIBは、その監視を行うために異様な姿をとって出現するというのだ。

 

・したがってキールにしてみれば、MIBとはその正体を知られたくない超地球人たちにほかならず、さまざまな手段を使って証拠を闇に葬っているというのである。彼にとっては、MIBは古にあっては悪魔の使いであり、ときに悪魔そのものとして語られてきた存在なのだ。

 実際、彼の仮説に従えば、ベンダーの前に現れた幽霊異星人としてのMIBの存在も容易に説明がつくことは確かである。

 

<MIBの正体はNSAのエージェントだ!!>

・重要なテーゼを忘れてはならない。最初に述べたように、UFO問題は軍事問題である。UFO情報を隠蔽しようとする当局もまた、アメリカ軍である。アメリカ軍のスパイにして、諜報活動を行う秘密機関とくれば、ひとつしかない。国家安全保障局/NSAである。はっきり断言しよう。MIBとはNSAのエージェントなのである。

 

・つい最近までアメリカが公式にその存在すら認めなかったNSAは、もともとUFO情報をコントロールする目的で設立された組織である。エシュロンなどの通信傍受を主な任務とすると一般には思われているが、実態は、さにあらず、UFO情報を収集及び分析し、かつ大衆には偽情報を流して混乱させ、最終的に、すべてをもみ消す諜報機関なのだ。MIBは、まさにNSAの中の実行部隊なのだ。

 その力はCIAの比ではない。任務を遂行するためには、殺人もいとわない。彼らには殺人許可証がある。シークレットガバメントの意向に背く者は、たとえアメリカ大統領であっても消される。

 ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ、通称JFKもまた、そうして暗殺された大統領のひとりである。彼はアポロ計画によって、月面でエイリアンとの遭遇を演出しようと画策したために殺された。暗殺を実行したのはNSAである。

 

・軍やCIA、FBI、警察を一糸乱れぬ動きで統括し、法廷で証言する者全員を事故に見せかけて葬り去る。事件を調査するウォーレン委員会を抱きこみ、すべてを封殺した。こうした芸当ができるのはNSAをおいてほかにはない。

 

もうひとつのフェニックスライト

・フェニックスに超巨大UFOが出現した午後8時よりも少し前、午後7時30分ごろ、北西に160キロほど行った街プレスコットでも、同様の事件が起こっていた。

 当時、現職の警察官であったデニス・モンローが自宅を出て北に向かって車を運転していたところ、夜空に7個のオレンジ色のライトが光っていることに気づく。見ると、それはV字形に並んでおり、巨大な飛行物体であることがわかった。目測で片翼200メートルほど、大きさはフットボール場2個分に感じたという。

 

・お気づきのように、先に多くの人に目撃されたフェニックス上空の巨大UFOと、それより以前に目撃されていた巨大UFOとは形が違う。前者は半円形に光が並んでいるのに対して、後者はV字形の配列だ。光の数も9個に対して、5~7個である。大きさも2キロと200メートルと違う。そして何よりも、後者は人々によって機体をはっきり目撃されている。

 

ラボックライト事件の真相とラムダUFO

ラムダUFOともうひとつのエイリアン

・掲げた写真を見ていただくとわかるが、ラボックライトは巨大な逆V字形をしており、底部に複数のライトが光っている。これはフェニックスライトの巨大UFOと基本的にまったく同じ構造である。本書では、逆V字形をギリシャ語の「Λ(ラムダ)」に見立て、このタイプの巨大UFOを三角形を基本とするデルタUFOに対して「ラムダUFO」と呼ぶことにする。

 しかも、ラボックライトの場合、その角度はちょうど90度、直角になっており、いわばL字形になっているので「ラムダUFO―L」。一方のフェニックスライトは、それよりも鋭角で、V字形になっているので「ラムダUFO―V」と名づけておく。

 ラムダUFOに角度の違うふたつのタイプがあることには意味がある。象徴として、ラムダーUFO―Lは直角定規、そしてラムダUFO=Vはコンパスを表している。ふたつを合わせると「定規とコンパス」、すなわち史上最大の秘密結社「フリーメーソン」のシンボルとなる。

 

・これは偶然ではない。ラムダUFOを製造し、それを操縦するエイリアンはフリーメーソンなのである。ただし、誤解のないようにいっておくが、世界中にロッジをもつ近代フリーメーソンではない。もっと、はるか古代に設立された秘密結社フリーメーソンであり、その歴史はノアの大洪水以前に遡る。もっといえば、彼らはノアの大洪水以前に、この地上から消えた人々の組織なのである。

 

・ラムダUFOのエイリアンは確かに地球人とまったく同じ姿をしているが、この地球内部の亜空間に存在する天体アルザルからやってきているわけではない。彼らは失われたイスラエル10支族ではない。失われたイスラエル10支族よりも古く、そしてまったく違う天体から地球にやってきている。

 いずれ近い将来、シャンバラとして知られる地底世界から戻ってくるエイリアン、いうならば「アルザリアン」たちと手を組み、この地上に戻ってくるときが来る。そのとき、全地球人は上空に前代未聞の超巨大ピラミッドを目にすることになるだろう。

 そして気づくのだ。

 物語に記された天空の城「ラピュタ」は実在し、ラムダUFOに乗っている人々の正体が絶対神によって取りあげられた預言者エノクの民「エノキアン」であることを!!

 

・MIB=異星人説と同様、UFO問題の偽情報のひとつに、エイリアン・テクノロジー伝説がある。有名な墜落UFO事件、すなわちロズウェル事件において、回収したエイリアン・クラフトからさまざまな技術を軍事的に転用することに成功し、その一部が今日の科学技術の基礎になっているというのである。

 それを暴露した人物として、アメリカ国防総省の元情報高官フィリップ・コーソー中佐が、この世界では有名だ。フィリップ中佐によると、墜落UFOから回収したコンピューター集積回路や光ファイバー、暗視カメラなどのメカニズムを分析することに成功した軍部は、それらを後にトルード将軍を通じて民間に払い下げた結果、IBMやベル研究所などのアメリカ企業が潤ったと述べている。ちなみに、極秘情報を暴露したのが理由かどうかは不明だが、フィリップ中佐は不審死をとげている。

 

・また、同様に、ノースカロライナの緊急医師スティーブン・M・グリア博士が主催した「ディスクロージャー・プロジェクト」では、社会的に高い地位や名声のある人々が異星人の存在を認め、政府が情報を隠蔽していると批判。人類社会の発展の裏には、墜落UFOのテクノロジーが存在したと主張している。

 これは今後、随時、情報を公開していくつもりだが、エイリアン・テクノロジーの一部をアメリカ軍が入手していることは事実である。それをもとに、地球製UFOを製造していることは本書でも述べた通りである。

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(7)

2022-11-10 15:08:30 | 森羅万象

 

 

『人類の祖先は宇宙人である』

 (ミン・スギヤマ)(第一企画出版)(1993年)

 

 

 

一番科学的でないのは科学者自身

科学者はアインシュタインを裏切りたくない

・光速度を超える光が近年各地で観測されていることや、光速度を超える速度で飛来してきたであろうUFOの存在たちが確認されている以上、光速度不変の原則がすべての状況において、適用されるとは言えないことを科学者たちは認めざるを得ないところまできている。

 

何度も地球に入植を試みた宇宙人

宇宙人セムヤーゼによれば、宇宙には地球に限らず非常に多数の文明が存在し、彼ら宇宙人はそのうちのヒューマノイド型の人類だけで「宇宙連合」を構成しているという。その人類の総合計は約1270億人で、またヒューマノイド型ではない、「宇宙連合」に属さない知識生命形態が無数に存在している。

 

・さらに、地球上には三つの異なった惑星を起源にもつ人種が存在しているという。地球上に“創造された”地球人、現在の火星の位置に昔存在したマローナという惑星について、惑星崩壊後にやってきたマローナ人、そしてヴェガ星や琴座のリラ星の惑星からやって来た古代リラ人の三人種である。

 

・各々に起源を持つ人々の現在の人口は、古代リラ人が14万4228人、マローナ人種が1億6730万人、それ以外は“地球人”であるというが、他にリラ人からわかれた2人種がいる。その2人種については、宇宙人にも詳細は不明だが、ほとんどが“地球人”と同化しているらしい。中国人や日本人はこの2人種に当たると、セムヤーゼの父プターはマイヤーに語った。

 

・セムヤーゼの話は今から約23万年前、彗星によって住民の3分の2を失ったある太陽系の第6惑星から始まる。

 

「セムヤーゼ」

ある遠い宇宙の太陽系の惑星の全人類の3分の2が、当時この彗星(デストロイヤー)によって滅ぼされ、生存者は、最初からやり直さなければ、なりませんでした。再出発は不自由で困難を極めました。しかし、彼らは、わずか900年間くらいで新しい文明と文化を築きあげました。彼らは、宇宙の力によってもたらされた困難な破壊を克服して再出発したのです。

 

・彼らの霊性と知識は急速に洗練されて行き、彼らの到達した技術水準は想像を絶していました。やがて彼らは、円形で皿状の宇宙船を建造し、大宇宙へ飛び出すようになりました。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

 白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

八咫烏(やたがらす)―日本の国体を守る秘密結社

・日本の国体を守る秘密結社である八咫烏のことをちょっとだけ書きます。

 

・日本の国家的な根源に関わる基幹産業を警察、法律、民族といったものの壁を全部超えて独自で動ける組織なのです。独自の資金力もあって通帳も戸籍もありません。3次元世界で言えば、死人扱いですね。でもちゃんと生きている。官僚でもないし、民間人でもない。正体不明の人々が地下に潜って仕事をしています。

 

・彼等はどこに住んでいるか。地下に住んでいるのです。東京にもいます。日本の国体を守るために独自の仕事をしている。実際、戸籍のない人は、今、日本に20万人いますが、その半分は国体を守る仕事を担っているのです。日本にいったん事あらば、彼らが守ってくれる。ウイング・メーカーの日本版が八咫烏です

 

・サナトクラマが金星から鞍馬天狗で有名な鞍馬山に降臨した伝説があるでしょう。この天狗と言われている人たちは、全部八咫烏の集団です。すなわち、全部忍者であって八咫烏の流れなんです。

 

日本の歴史を振り返ると、言うことは簡単ですけれども、言っちゃいけないことのほうが多いんです。「天照」(日本の国体)と「白山神界」(世界秩序)の違いです。

 

 

 

『本当にあった 世界の陰謀論 案内』

 世界陰謀評議会    笠倉出版      2014/10/13

 

 

 

八咫烏 名前すら持たず天皇家を影から護る

・全日本チームのマークとして有名だが、陸上自衛隊所属の中央情報隊のシンボルも八咫烏である。

 

・八咫烏とは日本神話に登場する三本足のカラスのこと。聖武天皇にゆかりがある聖獣だ。日本サッカー協会のシンボルマークになっている。陰謀論において八咫烏とは、謎の集団の名称である。正式名は八咫烏陰陽道という。これはオカルト系の陰謀ハンターを中心に支持される説だ。

 彼らは聖武天皇の時代から独自の神道、陰陽道を継承し、祭祀を行ってきた。現在も災害に備えて祈り続けている。また、秘術「迦波羅(かばら)」と、日本史の裏側の真実も伝えているという。

 八咫烏は他に類を見ない独特な組織といえる。指導者の一部(39人いるとされる)には、戸籍がない。コードネームで呼ばれ、名前を持たない。

 

秦氏 海を越えてやってきた技能集団

・土佐の長宗我部氏や伊賀の服部氏も彼の末裔とされる。

 

・秦氏は、渡来系氏族のひとつ。『日本書紀』に登場する弓月君を祖とする。聖徳太子に仕えた秦河勝や、浄土宗の開祖である法然の母親が秦氏の人物。日本に養蚕や織物をはじめとする多くの技術をもたらし、その後も経済力で存在感を示した。

 秦氏の起源については、さまざまな推測がなされている。古代氏族の名鑑である『新撰姓氏録』には秦の始皇帝の末裔とある。日ユ同祖論では、イスラエルの失われた10氏族のひとつと言われることがある。

 陰謀論においては、血縁的関係よりも秘密結社的な性格を持った集団だとされているようだ。

 商売熱心として知られる近江国の商人たちが秦氏の末裔だという説がある。この考え方によれば、丸紅、伊藤忠商事、高島屋といった日本の有名企業は、秦氏の系譜となる。

 

ドラコニアン 人類を脅かす異世界からの侵略者

・中国神話に登場する皇帝、伏義と女媧も蛇の体だったと言われ、手には差金とコンパスを持っている。

 

・伝承では、過去、角と鱗を持つ竜神がいたという。陰謀ハンターは、天皇家の先祖や、秦の始皇帝にその疑いがあると言っている。陰謀ハンターの主張によれば、竜人は角と鱗があるだけではなく、人類を食べるらしい。これが現代陰謀用語でいうドラコニアンという概念である。

 ドラコニアンは有史以前から人類を支配し、家畜として扱ってきた。

 

・似た概念にレプティリアンがある。人間に似た二足歩行の爬虫類をレプティリアン・ヒューマノイドと言う。トカゲ人間と言えば思い浮かべやすいだろうか。陰謀ハンターは、ドラコニアンとレプティリアンを混同しない。

 レプティリアンは宇宙からやってきた種族で、やはり人間を支配しているらしい。一般人がその存在を知らないのも無理はなく、なぜなら彼らは変身できるという。

 

トゥーレ協会 オカルトと陰謀が交差する反ユダヤ主義結社

・伝説の地トゥーレは、ヨーロッパのはるか北方、世界の最果てにあるという。

 

・地政学者カール・ハウスホーファーと教え子のルドルフ・ヘス。2人ともトゥーレ協会の会員だった。

 

・1918年に設立されたトゥーレ協会は、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の母体の一つとなった実在の秘密結社だ。ナチ党の勢力が拡大した後、1937年に消滅した。陰謀論上の解釈によると、トゥーレ協会はグノーシス主義の系譜にあり、4千年まえから存在していたとされる。

 トゥーレとは、ゲーテの文学作品に登場する伝説の地の名である。もちろん陰謀ハンターは、ゲーテ自身もグノーシス主義者だったと考えている。

 

・ナチ党の鉤十字と反ユダヤ主義思想は、20世紀初頭に誕生したゲルマン騎士団という秘密結社からトゥーレ協会を経由して継承されたものだ。卍の字形は世界的によく見られるシンボルマークだが、彼らはこれをアーリア人に共通の紋章であると考えた。一部のオカルティストは、鉤十字はルーン文字を組み合わせたものだと言うことがある。

 

・余談だが、ゲルマン騎士団には階層的な組織構造があり、フリーメイソンリー的な「ロッジ」の概念を持っていた。また、神智学協会も支部のことをロッジと呼ぶ。

 

アーネンエルベ 民族のルーツとシャンバラを探す奇妙な集団

・ナチ党には、親衛隊全国指導者のハインリヒ・ヒムラーが設立したアーネンエルベという機関があり、オカルト方面の研究はここが担当していた。ナチ党には東洋の神秘思想に異常なほど詳しい地政学者カール・ハウスホーファーのような特異な人材があったが、ヒムラー自身もまた、日本語の片仮名とルーン文字の類似性や、日本人がアーリア人である可能性について考察する奇妙なオカルティストだった。

 

・そんなアーネンエルベの行ったオカルト研究のひとつが、シャンバラ探究だった。シャンバラは、チベットに伝わる伝説の地、秘密の仏教王国である。ポタラ宮殿の地下にはシャンバラへの入り口があるという伝承もあり、もしそうであるなら広大な地下空間なのではないかと推測された。オカルティズムでは、南極に入り口があるとする地球空洞説や、アルザルと呼ばれる地球内部の別天体と同一視する場合がある。

 

・しかし、ナチ党が潰れたことを鑑みれば、シャンバラを見つけることはできなかったのだろう。あるいはアドルフ・ヒトラーは地下都市に逃れたのだろうか。ちなみにオウム真理教もシャンバラを目指し、日本シャンバラ化計画を立案していた。

 

グノーシス主義 創造主は悪神! 世界の認識を改めよ

・グノーシスとは、古代ギリシア語で認識、知識を意味する。グノーシス主義は、紀元1世紀に誕生し3世紀ごろ栄えた思想の潮流だ。この思想の特徴は、神や世界の認識にある。通常の宗教は善き神を崇拝するが、グノーシス主義は違う。彼らは、この宇宙が悪の神によって創造されたものとみなす。なぜならこの世界は悲惨すぎて、善なる神が作ったとはとても信じられないからだ。これを反宇宙的二元論という。

 

・グノーシス主義は、確固たるひとつの宗教の形をしていない。初期キリスト教の一派に数えられることもあるが、キリスト教を含めたさまざまな宗教や思想の影響で誕生した別個の宗教とも考えられている。グノーシス的な考え方をするキリスト教徒もいたのだろう。どちらにせよグノーシス主義者たちは、キリスト教から異端として弾圧された。旧約聖書中のシモン・マグスという魔法使いが、グノーシスの開祖であるとも伝わっている。

 

・陰謀ハンターは、イルミナティ内部のグループ、MJ-12がグノーシス主義を保持していると言っている。イルミナティの血統を重視する派閥に対抗するMJ-12は、その根本にグノーシス主義があるはずだと考えているようだ。

 

 

 

『失われたイエスの12使徒』

影の陰陽道「迦波羅」を操る裏天皇「金鵄」の正体に迫る!!

飛鳥昭雄・三神たける  学研   2001/11

 

 

 

・表の天皇が常にひとりならば、裏の天皇は3人でひとり、絶対三神が唯一神を形成するように、八咫烏のボス、大烏もまた3人でひとりの金鵄を形成。裏天皇として、裏神道に君臨しているのである――。

 

裏天皇「金鵄」がついに明かす恐るべき日本神道の黙示録

八咫烏は日本国民ではない

・神道界を仕切る元締めの男の正体は、八咫烏である。八咫烏の中でも大烏と呼ばれる男である。彼は裏天皇「金鵄」を構成するひとりである。

 

・じつは、八咫烏もまた、天皇や皇室の人間と同様、戸籍がない。戸籍がないゆえ、法律の適用を受けない。彼らの存在は秘中の秘。事実上、皇室の人間と同等の扱いを受けている。そのために、宮内庁を統括する「内閣府」から機密費が捻出され、それが宮内庁を通して八咫烏の活動資金が賄われている。

 

・戦後、GHQのダグラス・マッカーサーは直接、昭和天皇と会談した。その内容は完全なる極秘。昭和天皇をもちろん、マッカーサーも会談の内容を死ぬまで明かすことはなかったが、その中で八咫烏に関することが話し合われたのは間違いないとされる。一般に昭和天皇とマッカーサーの会談は3回程度だったと伝えられるが、実際は数十回に及んだことがわかっている。恐らく、そこには裏天皇たる金鵄の人間も立ち会っていたといわれる。いわば、それだけ八咫烏は日本の根幹に関わる存在だったのだ。

 

八咫烏との会見

・八咫烏は秘密組織である。彼らと会うことは、天皇陛下に会うのと同じように難しい。そもそも、法律上は存在しないことになっているのだ。公の場に姿を現すことは絶対にありえない。相当な神道関係者であっても、八咫烏との面会は、まず不可能である。たとえ、八咫烏に趣旨が伝わったとしても、それを判断するのは彼らである。八咫烏自身が拒絶すれば、それまでである。

 神道の謎を調査する過程において、飛鳥昭雄は八咫烏の存在をかなり古くから聞いていた。日本の神社の総元締めは下鴨神社であり、実質的に支配しているのは八咫烏と呼ばれる人々である。神道の根幹を知るためには、どうしても八咫烏と直接会って、疑問をぶつける必要がある。

 

・飛鳥昭雄が初めて八咫烏と会見した模様はNPA⑩『失われたカッバーラ「陰陽道」の謎』の中の第3部「アダム・カドモン」の章において、漫画という形式で紹介している。漫画という性格上、少なからず演出されているが、ここに記された内容は基本的に事実である。

 このとき八咫烏が指定してきた場所は、 東京の両国国技館。漫画では土俵が見える最上階の一室ということになっているが、実際は地下通路でつながった、ある一室だった。案内のもと、部屋に入ると、そこには数人の男が待っていた。八咫烏である。彼らはみな面を被り、素顔が

わからないようになっていた。

 

・漫画の中のカッバーラ、すなわち陰陽道の裏、迦波羅については、当然といった様子である。造化三神が絶対三神と同じであること。七五三が迦波羅のゲマトリアであること。そして、平安京が人形に建設されていることなど、いろいろな問答が繰り返された。その中には、まだ公表

していない恐ろしい事実も含まれている。

 

大烏との会見

・しかして、第2回目の会談が実現した。しかも、今回は並の八咫烏ではない。八咫烏の首領、大烏のひとりが、直々に飛鳥昭雄に会うという。大烏といえば、裏天皇を構成する3人のうちのひとり。人格や知識、経験、そして霊性においても、ずば抜けた人間であることは間違いない。

 

・今回ばかりは、会談場所はわからない。というのも、特殊な車両に乗せられ、見知らぬ建物の地下室に通されたからだ。この様子はNPA⑩『失われたカッバーラ「陰陽道」の謎』の中の第4部「死の樹」の章において、漫画として描いている。恐らくは漫画で描いた通り、そこは皇居の地下だったのではないだろうか。至るところに菊の御紋があったのを記憶している。

 

・案内された部屋には、やはり数人の男がいた。面を被っている姿から、すぐに八咫烏であるとわかった。が、大烏と呼ばれる男だけは、何も面をつけていなかった。見れば、瞳が白く、白内障にかかっているようだった。歳にして80歳前後か。前の八咫烏と違って、彼はどっしりと構え、攻撃的な雰囲気は微塵もない。むしろ、死ぬ前に一度会っておきたかったというような、いわば好意的な印象を受けた。

 

・その後、しばらくして彼が死んだことを知らされた。欠員となった裏天王の席には、先に会談した八咫烏が就任したらしい。

 

八咫烏「第三の男」

・続刊NPA⑲『失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎』では、大烏を前に、飛鳥は、いよいよ核心に迫る――!!

 

・漢波羅秘密組織「八咫烏」は実在する!!

 だが、彼らとの接触は非常に危険である。ふつうの人が接触することは、まず不可能であるといっても過言ではない。会談に至るまでには、様々な手続きがあり、それにともなう約束事が数多くある。

 

・この世は、すべて陰と陽。歴史もまた、しかり。表の歴史があれば、裏の歴史がある。表に天皇がいれば、裏にも天皇あり。この国の本当の歴史は、常に人々の目から隠されてきた。隠してきたのは、そう八咫烏である。ある意味、八咫烏あっての日本であるといっても過言ではない。八咫烏の存在を公開した以上、いずれ多くの日本国民が本当の歴史を知ることになるだろう。もはや、後戻りはできない!!

 

 

 

『ユダヤ陰謀説の正体』

松浦寛  ちくま新書   1999/11/1

 

 

 

UFOとホロコースト

UFOを操っているのはだれか

・ホロコーストとUFOとはいかにも奇妙な取り合わせのように思われるが、ユダヤ人に関する偏見には、他のどの民族に関する偏見にもまして奇妙なものがある。

 

・「UFO問題の一番深い根幹部にあるのは、実は『ユダヤ問題』だったのである!」と『{超真相]エイリアン&第3次世界大戦』(1996年)なる著書で説くのは、「サイエンス・エンターティナー」を自称する飛鳥明雄である。飛鳥は、「子どもの頃から古代古墳に囲まれた環境で育つが、UFOを目撃したことで超常現象の世界に興味を持つようになった」という人物である。

 

・飛鳥によれば、1947年7月4日にアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで米軍が発見したというUFOに乗っていたエイリアンの4遺体は実はモンゴロイド系で、UFOを飛行させるほどの高度科学技術の担い手は日本人を含むモンゴロイド系であるという。

 

・そして、モンゴロイド系を中心とするアジア系諸民族こそ、古代イスラエルの失われた十支族の末裔だというのである。すぐに分かるように、失われた十支族云々は、飛鳥の信奉する、一夫多妻制などの主張でとかく周囲と摩擦を起こすことの多いアメリカの新興宗教の教義(インディアンと俗称されるネイティブ・アメリカンは移住したイスラエルの失われた支族との由)のヴァリエーションで、それを飛鳥は、われわれが先に論じた「日本=ユダヤ同祖論」と折衷したわけである。

 

・飛鳥は、これに宇野正美がアーサー・ケストラーの『ユダヤとは何か――第十三支族・カザール王国の謎』の翻訳を通して流布した奇説の一部を付け加える。

 宇野説とは、イスラエル国籍の大方がそうである白人系のアシュケナジー・ユダヤ人は、中世期に挙国改宗した黒海沿岸にあったカザール王国の子孫で、血統的にはスペインからアフリカ方面に逃れたスファラディ・ユダヤ人だけがアブラハムの子孫であるというものだが、飛鳥は「アシュケナジー・ユダヤ人=カザール人」の部分だけを採用し、日本人を含むモンゴロイド系民族と失われた十支族との結びつきを強調する。

 

・ご存知の通り、アメリカ政財界を握るユダヤ系資本は、白人系ユダヤ人で占められている。(・・・)これは血統的に何の関係もないロックフェラーに代表される白人系ユダヤ人が、「シークレット・ガバメント」を構成し、軍産複合体と世界最大の軍事力を結びつけ、アメリカを裏側で完全に支配している構図を意味する。彼らはそれだけでは飽き足らず、国連を配下に置きながら、世界統一政府を樹立させ、世界の冨の独占化を狙っているのである。UFOに乗って包囲網を簡単に突破してくるモンゴロイドが存在することは、白人系ユダヤ人にとって、自分たちの民族的偽称が暴かれる“最大の恐怖の序曲”が始まったことを意味する。

 

・ロックフェラー家はユダヤ系ではないので、もちろんアシュケナジーとかスファラディとかいうことは問題にならない。飛鳥は、いわば二重の誤りを犯しているのである。しながら、飛鳥の議論には滑稽とばかり言っていられないものがある。というのは、この議論を支えている妄想的確信は、その基盤をアメリカの政治的・宗教的極右と共有しているからである。UFO関連書とユダヤ陰謀論が同じ出版元であることが少なくないアメリカから原理主義的主張に支えられて、俗悪な人種主義と反ユダヤ主義がとめどもなく日本に輸入されてくる。

 

 

 

『聖別された肉体』  

(オカルト人種論とナチズム)

(横山茂雄)(風の薔薇)  1990/10

 

 

 

金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性

・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。

 

・ローゼンベルクによればこれらアトランティス=アーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジア、アイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。

 

 

 

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より 

鷲見紹陽 明窓出版       2007/8/1

 

 

 

高天原はスバルである

太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

 

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

 

スバル、北極星、オリオンの三位一体

・これまでわが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

 

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

 

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

 

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

 

藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

 

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

 

・セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

 

・我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

 

・イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

 

・大伴氏と物部氏は天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

 

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

 

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

 

・セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として避難している。

 

この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。

 

天孫降臨の地は飛騨である

・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

 

・北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

 

・ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。

 

 

 

『宇宙戦争』{ソリトンの鍵}

光悠・白峰     明窓出版   2006/5

 

 

 

エイリアンが、地球で行う生体実験・・・それは、宇宙戦争の歴史のカルマの清算と修復である

源氏と平家―両極を動かす相似象とは

・日本でもこれと相似象のことがけっこうあるのですよ。その最もたるものが、源氏と平家の争いですが、源氏はオリオンの系列で、平家はプレアデスの系列なのです。源氏と平家の発祥は違いますが、平家は西国が多いですね、源氏は東国が多いでしょう。

広島の安芸の宮島には海底遺跡があったそうです。あの辺は超古代にプレアデス星人の宇宙基地があったと言われています。

 

そして、源氏の旗は白で、平家は赤。日本の国旗は白と赤でしょう。だから、日本民族の星の起源を遡ると、オリオン系とプレアデス系ということになります。

 

この二大勢力は地球の古代の歴史上ではアトランティスとレムリアで、日本では源氏と平家です。神の世界でいえば、イザナギ、イザナミになるかもしれません。

すなわち、物を大事にする方、精神を大事にする方という、両極のものが、歴史を動かしてきたのです。

 

宇宙人と地球人が協力している地球防衛軍

・ウイングメーカーというのは、タイム・トラベルをして、未来の地球の危機を回避している宇宙存在と共に作られたエージェント・グループです。宇宙人と地球人が協力して作った地球防衛軍なのですね。

 

・オリオンとプレアデスの話をしましたが、ゼーターレクチル、俗に言う「グレー星人」がいますね。ゼーターレクチルが一番多いのは、東洋人です。何処の国が一番多いかといえば、中国なのですね。

 

・エネルギーから言えば太陽が一位、月が二位、星が三位です。一番が太陽ですが、これを大日如来で表現しています。次は月で最後が星なのです。だから、宇宙の序列から言いますと、太陽を国旗にしているのは、日本だけですから、この国が世界の中心にならなければいけないのです。

 

石油財閥「セブンシスターズ」とは

・本当に力があるのは、イルミナティだけなのです。なぜ力があるかというとイルミナティは宇宙人の集団だからです。イルミナティとは、イルミナネーションのように「光り輝くもの」という意味ですが、宇宙から入植した人たちをイルミナティと言っているのです。その下で、働く人たちがフリーメーソンなのですね。宇宙人の斥候集団だったのです。

 

 

 

『宇宙からの黙示録』   オイカイワタチとは何か

目覚めよ、日本のワンダラーたち!

 渡辺大起   徳間書店  1982/1

 

 

 

オイカイワタチという特別な役割

・(本書原本の刊行当時は、1982年。)

 

・その日、その時、地球を覆うほどに膨大な数の“宇宙船”と“空飛ぶ円盤”が訪れる。地球の人類同胞は、決して慌てたり恐れたりする必要はない。 

 彼ら宇宙船と宇宙人は、地球を攻撃に来たのではない!

 限りなき愛と真理の援助の手を差し延べに来たのである。

 

・我々仲間が宇宙に心と目を向け始めたのは1960年前後のことである。我々は、宇宙と存在する膨大なことがらの中から特に一筋の糸を運命という手によって手繰り寄せたのである。

  この糸は円盤、宇宙人に始まり彼らとのコンタクト、続いて宇宙の偉大な方々からの学びへと進んでいった。それは地球への驚くべき警告と、太陽系の一遊星=地球の運命を左右する重要な問題へと続く大切な糸であった。

  また、日本に住む我々には、オイカイワタチという特別な役割が天より与えられていることも知った。

 

 金星に住む宇宙人サナンダ(AZ)は警告するールシファーと地球のカルマについて

・ルシファーに与しなかった私達は、光のより高度な段階におけるエーテル状の非物質世界に解脱した神の子として入りました。

 一方、ルシファー達(王子ルシファーとそれに与した人々)は、悲しみの暗黒世界に、重厚な物質の中の意識の夢遊状態に堕ちたのです。

 

ただ、オリオンやルシファーの力は、イエス(金星の大長老サナンダ)を地球から除き得る(磔のこと)ほどに強いのだということを、お知らせしておかなければならないでしょう。

 

・我々は、今日に至るまで数えきれぬほど円盤を目撃してきた。多い者は、千回以上にもなろうか。また、直接コンタクトから始まって、より高度なテレパシーコンタクト、サイキック(魂による)コンタクトに至るまで、さまざまな種類のコンタクトを体験してきた。

 

 オリオンは地球を狙っている!

 太陽系には惑星が12ある

・どの遊星にも霊界があり、金星人は霊界と自由に往来して話をしている。

 

・宇宙人は金星から地球まで10分間(地球の時間)で来ることができる!

 

地球には衛星(月)が二つあるのだが、一つは地球のエーテルがないので見えないのである。見えない月の大きさは、見える月の1.3倍くらいである。

 

・宇宙人によると宇宙に存在する原子は159種で全部天然の原子である。一番大きな原子量を持つ原子はロルムと呼ばれ陽性で個体として存在している。また、水素より小さな原子もあり、クイルと呼ばれている。

 

 宇宙の奉仕者ワンダラー

・宇宙のワンダラーは宇宙船に乗って地球にやって来たのではない。彼らは、地球に生まれ変わったのである。即ち、地球人となって使命を果たすのである。

 

・ワンダラーの中には、地球人の肉体を着けないで、宇宙人の姿のままで働く者もいる。

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(6)

2022-11-10 15:07:11 | 森羅万象

 

藤原氏による物部氏封印

・宿敵であった物部氏を退け、念願の仏教導入を国家公認とした今、蘇我氏にとってもはや恐れるものは何もない。天皇家の外戚として蘇我馬子は政治を裏で操り、摂政となった甥の聖徳太子とともに、蘇我王朝ともいうべき体制を築きあげた。

 しかし、蘇我氏の栄華は長くは続かなかった。蘇我馬子の子「蘇我蝦夷」と孫である「蘇我入鹿」の代になると、東アジアの国際情勢が騒がしくなり、これを受けて日本もまた、国防を含めて新たな政治体制を作る必要性に迫られる。こうした状況下にあって、645年、ついに事件が起こる。

 天皇の御前で、蘇我蝦夷と蘇我入鹿が暗殺されたのである。

 

その一方で、藤原不比等は記紀編纂にあたって、古代からの系譜や歴史を記した古文書を石上神宮や大神神社から没収し、事実上、物部氏の歴史を闇に葬った。

 

平安京遷都によって藤原氏の支配は決定的となり、以後、明治時代にまで続く

かくて物部氏は没落し、その名は古代豪族として記憶されるのみとなった。穂積や鈴木など派生した名字はあまたあれど、今日、物部氏を名乗るのは秋田の唐松神社の宮司一族だけとなったのである。

 しかし、物部氏は生きている。中央の天皇祭祀は藤原氏の独占となったものの、全国の神社の神官、神主、神職の多くは物部氏が担っている。今でも、物部氏は古代の神道を守りつづけている。

 

邪馬台国は畿内大和にあった!!

・籠神社の極秘伝からすれば、邪馬台国の所在地は畿内。したがって、畿内説の解釈が正しいように見える。畿内説の大きな弱点は突きつめると方位だけである。

 

卑弥呼は物部=海部氏だった!!

・邪馬台国の女王、卑弥呼が九州にルーツをもつヤマト族であることが正しければ、同時に彼女は物部氏であった可能性が出てくる。実は、これを裏づける証拠がある。

 

大邪馬台国と神武天皇

・籠神社の極秘伝によると、記紀に記された神武天皇の物語は基本的に神話、すなわちフィクションであり史実ではないとしながらも、あえて神武天皇的な存在を挙げるなら、それは海部氏の祖先である倭宿弥命であるという。もっとも、倭宿弥命にしても、神話的な存在に変わりはなく、その意味で「多次元同時存在の法則」を適用して分析する必要があるのだが、古代天皇に関しては注目すべき極秘伝はほかにある。

 第15代応神天皇である。なんと応神天皇は倭人ではない。朝鮮半島からやってきた渡来人の大王だというのである。

 

裏の陰陽師集団「八咫烏」と裏天皇「金鵄」

丹塗り矢伝承と賀茂氏

・秦氏の女が生んだ男の子は「上賀茂神社」で「別雷神」として、その父親である「松尾大明神」は「下鴨神社」で「御祖神」として祀られるようになった。かくして、秦氏は「松尾大社」と「下鴨神社」と「上賀茂神社」を「秦氏三所明神」として祀ることとなり、後に秦氏に婿入りした賀茂氏に「鴨祭り」を譲った。今日、鴨祭りを賀茂氏の禰宜が執り行っているのは、このためであるという。

 

祭祀一族としての賀茂氏

神道の元締めは天皇である。大嘗祭をはじめ、天皇の儀式を行う賀茂氏は祭司としても最高位であり、その本拠地である下上賀茂神社は、まさに全国の神社のトップである、かの伊勢神宮でさえ、下上賀茂神社に比べれば格下なのだ。

 忌部氏一般の神道儀式を執り行う祭司だが、賀茂氏は天皇の神道儀式を仕切る。神道の世界において、まさに賀茂氏は別格なのである。

 

鴨族

・神道の祭祀を専門に行う賀茂氏のことを彼らは「鴨族」と呼ぶ。一般の人間と普通の会話をしているときに名乗ることはまずないが、自らの正当性を示す必要がある場合、彼らは必ず鴨族である証をする。

 

天狗の下にいるとされる烏天狗。烏天狗の正体は鴨族だ。

 

修験者とユダヤ人

・役小角と並び称せられる修験道の祖で、白山を開いたことで知られる「泰澄」は俗称を「三神」といい、その素性は秦氏であった。同族となった賀茂氏、すなわち鴨族も同様にユダヤ人原始キリスト教徒である。それゆえ神道のみならず、修験道にも古代イスラエル文化の影響が色濃く残っている。

 現代の日本人はあまりピンとこないのだが、当のユダヤ人から見ると山伏や修験者の姿は非常に興味深いらしい。修験者の着る服装はもちろんだが、頭の先から爪先まで、ユダヤ教徒の伝統衣装とそっくりだというのだ。

 

大嘗会と天孫降臨

・とくに初代の神武天皇は、歴代の天皇が現人神となるように、神・天照大神と霊的な約束、いうなれば契約を交わした。これが「大嘗会」という儀式である。つまり、大嘗会という儀式をすることによって、人である皇太子が神・天照大神の御霊を宿して、現人神である天皇陛下となられるのである。

 ただし「多次元同時存在の法則」により、「神」という文字を諡にもつ初代神武天皇と第10代崇神天皇、そして第15代応神天皇は同一人物であり、初代から第15代までの歴代天皇の説話は実質、みなひとりの天皇の説話に還元できる。とくに神話的なエピソードや年代の混乱はこれによってうまく説明することができる。

 

天照大神はイエス・キリストだった

・大嘗会の儀式一切をすべて取り仕切るのが下上賀茂神社の鴨族である。そこには漢波羅秘密組織の八咫烏がすべて集まる。彼らの上部組織である大烏、すなわち12人の八咫烏は、イエス・キリストの12使徒の継承者である。上位3人の大烏は金鵄として裏天皇を形成する。裏天皇もまた大嘗祭を行う。現代の12使徒である八咫烏が行い、現代のペトロとヤコブとヨハネである金鵄が形成する裏天皇が祀る神道の最高神、天照大神とは結局のところいったい何者なのか。答えは明らかだろう。イエス・キリストである。

 

最後のドンデン返し………海部氏は鴨族だった!!

葵祭り

・一連の神事が意味するのは、まさに天照大神が天岩屋から出てきたことに対する祝福であるというのだ。

 死して天岩屋に籠った天照大神が復活し、天岩戸を開いて再び姿を現したことを祝うことが葵祭りの本質であり、それはとりもなおさずイエス・キリストの復活を祝う歓喜の祭りにほかならない。

 だからこそ、葵祭りはザ・祭りであり、ユダヤ人原始キリスト教徒である天皇の特別な祭礼なのである。

 

藤祭り

八咫烏が仕掛けたであろう奇怪なトリックが隠されているにちがいない

・海部氏が鴨族だということは、物部氏も鴨族。秦氏にしてユダヤ人原始キリスト教徒であり、イエスの12使徒の承継者である八咫烏も鴨族。大邪馬台国の支配者である物部氏が鴨族で、それを征服した天皇や秦氏も鴨族である。

 

物部氏は徐福とともに来た!!

・八咫烏がいう「徐福」とは紀元前3世紀、古代中国の「秦帝国」にいた呪術師「方士」のひとり。暴君として知られる「秦始皇帝」に近づき、皇帝のために不老不死の仙薬を手に入れてくると言葉巧みに取り入り、ついには多くの童男童女と技術者たちとともに東海に浮かぶという伝説の島「蓬莱山」へと旅立った男である。

 一度は成果なく戻ってきたものの、再度船出したのを最後に消息を絶ち、二度と戻ってこなかった。ために、歴史的には秦始皇帝さえも手玉にとった稀代の詐欺師とも評される。その後、徐福集団がどうなったかについては、いずれも伝説の域を出るものではなく、一説には日本列島にやってきたとも噂されるが、学問的には確かな証拠は今のところ確認されていない。

 だが、八咫烏はそれが忠実であると認めたばかりか、日本にやってきた徐福集団こそ後の物部氏だというのである。

 

 

 

『失われた徐福のユダヤ人「物部氏」の謎』

飛鳥昭雄  三神たける  学研     2011/5/11

 

 

 

ニギハヤヒ命

・読むとわかるが、ここに描かれたニギハヤヒ命は、まさに大王である、記紀においてはまったく無視された降臨神話がドラマチックに描かれている。すなわち、九州を出立したニギハヤヒ命は配下の32神と25部の物部氏一族を引き連れて、幾内は河内国の河上にある哮峰に降臨。大和国の鳥見にある白山に進出して、自らの王国を築いたというのだ。

 問題は、ここ。ニギハヤヒ命が築いた王国は物部王国であって、神武天皇が開いた大和朝廷ではないという点である。物部氏が歴史的にも封印された理由も、実はここにある。同じ天津神の末裔を主張しながらも、物部氏は大和朝廷以前に、まったく別の王国を築いていたのである。

 

物部王国「日本」

・なぜ海から見ての方角をもって地名としたのか。これに関して『先代旧事本記』には興味深い記述がある。物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐった。同記述は『日本書紀』にもある。ニギハヤヒ命は空から眺めて、眼下の国を「虚空見つ日本国(やまとのくに)」と命名したというのだ。

 天空を駆けめぐる船とは、飛行機やUFOを連想させるが、あくまでも現実的な史実の反映と見なすならば、海を渡ってきたと解釈できる。

 

・日本とは、もともと倭の別種だというのだ。これを素直に解釈すれば、かつて日本列島には「倭国」と「日本」というふたつの国が存在したことになる。実際、その通りで、日本は倭国よりも小さな国であったとも記す。ただ『旧唐書』が「日本国が倭国を併合した」というのに対して、『新唐書』は逆に「倭国が日本国を併合した」と述べる。

 

・つまり、かつて大和と物部王国というふたつの国があった。大和に比べて物部王国は小さい国であった。長い歴史のなかで、大和は物部王国を併合した。もしくは、物部王国が大和を併合して、最終的に国名を日本としたのだ。

 

物部氏のルーツと古代朝鮮

・だが、後に「大倭」と記して「ヤマト」と読ませるようになる。つまり、「倭=ヤマト」は、「邪馬台国」であるのに対して、「大倭=ヤマト」は「大邪馬台国」ともいうべきクニとなっていたのだ。整理すれば、物部氏の支配する邪馬台国が、同族である海部氏の支配する投馬国と併合した結果、新たな大邪馬台国となったのである。

 

卑弥呼と鬼道

・邪馬台国の女王、卑弥呼は謎めいた人物である。「魏志倭人伝」を読む限り、かなりの霊能力をそなえた人物であったことがわかる。実務は弟に任せ、自分はもっぱら神々からの宣託を受けて、それを統治の指針とした。

 

・邪馬台国が物部王国であることを考慮すれば、卑弥呼もまた物部氏であったことは間違いない。しかも、彼女は物部氏のなかでも、海部氏の血を引く者であった。

 

・だが、卑弥呼以来の物部神道は、物部氏没落と封印によって、完全に失われてしまう。

 

籠神社の極秘伝「多次元同時存在の法則」

・それは、あくまでも活躍するのは神々であって人間ではない。歴史ではなく、神話だという認識をもつ必要があるのだ。生身の人間ではない多くの分身をもち、分身は独立して別な物語を紡いでいく。名前は違っても、本質は同じ神であるケースが多々ある。したがって、別名を読み解くことによって、本来の神道が自ずと浮き彫りになってくる。「多次元同時存在の法則」は、それを復元する鍵なのだ。

 

・失われた物部神道とはいったいいかなる神道だったのか。籠神社の極秘伝には、物部神道の本質を知るための重要な鍵がある。それがほかでもない、奥義「多次元同時存在の法則」である。

 

物部神道は一神教だった

・物部神道の奥義「多次元同時存在の法則」を適用していくと、実に多くの神々が同一神であることが見えてくる。八百万の神々がすべて同一神というわけではないが、少なくとも古代にまで遡る神々、とくに物部氏が祀ってきた神々は究極的にはひとりの神に収斂されるといっても過言ではない。

 言葉を換えると、今日の神道が八百万の神々を祀る多神教であるのに対して、古代における物部神道は唯一絶対神を崇拝する唯一神教なのである。

 

・子ども、いわゆる童子に力があるという思想は何も中国に限ったことではない。日本においても、幼子のお釈迦様を仏像として表現したり、聖人君子として知られる聖徳太子の姿が童子形で描かれるのはそのためである。魔力を持った童子という意味では、芸能の世界における「笛吹童子」も同様だ。

 ちなみに日本では、同時の魔力は反転して、そのまま鬼の名前になる。有名な「酒呑童子」や「茨木童子」、さらには天皇の輿担ぎで、鬼の子孫と称した京都の「八瀬童子」などもまた、みな鬼の魔力を表現した名前である。

 

仙人が住む三神山

・海に浮かぶ高い山のうち、仙人が住むところを「神山」といった。なかでも、最も神聖な3つの神山のことを「三神山」と称した。

 これが、徐福が奏上した三神山、すなわち「蓬莱(ほうらい)山」と「方丈山」と「瀛州(えいしゅう)山」である。ただし、山とあるが、実際は高い山をもった島のことである。これら三神山は中国から見て東の海の向こうに存在するゆえに、俗人は容易に近づけない。

 

・古来、三神山のひとつ、蓬莱山は数多く絵画に描かれてきた。それらを見ると、いくつか共通点があることに気づく。全体的に蓬莱山はキノコのような形をしているのだ。長い茎のような峰の上に大きな山があり、非常にアンバランスな印象を受ける。しかも、蓬莱山の下にはつららのような部位が認められ、あたかも鍾乳石に見える。

 

・それゆえ現代では、蓬莱山は東海でしばしば目撃される蜃気楼を見た古代人が実在する島と見間違えたものであるというのが定説となっている。

 はたして、徐福が目指した三神山が蜃気楼だったかどうかは、今、この段階では断定できないが、可能性は十分ある。

 

鴨族と天狗

・仏教の宗派は数あれど、神道はひとつ。極端な表現をすれば、全国の神社はすべて天皇家のものであり、天皇陛下は神道の元締めなのである。なかでも、神社界の最高権威を誇るのは、下上賀茂神社である。かの伊勢神宮でさえも下上賀茂神社には及ばない。

 なぜか、その理由は天皇の祭祀を取り仕切るのが下上賀茂神社の賀茂氏であるからだ。神職は自らのことを特別に「鴨族」と称す。

 

・修験道の山伏は、しばしば天狗にたとえられてきた。牛若丸と呼ばれていた源義経を育てあげた鞍馬天狗のモデルは何を隠そう、鴨族である。

 

・長く高い鼻が特徴的な大天狗はもとより、その配下にいる烏天狗こそ、まさに八咫烏がモデルなのである。

 

祭祀一族と鳥の称号

・下上賀茂神社とともに秦氏三所明神と呼ばれた松尾大社の創建者である秦都理も、その名は「鳥」を意味しており、賀茂氏と同族であった証として、賀茂都理という名前も伝えられている。また、鴨族は忌部氏の中の忌部氏であるとも伝えられている。忌部氏とは古代における神道祭祀を行った一族で、儀式で使用する祭具から占術や呪法なども担っていた。

 

漢波羅秘密組織「八咫烏」と裏天皇

・表の陰陽道とは別に、裏の陰陽道があるのだ。その名を「迦波羅」という。当てる字によっては「伽波羅」とも表記され、仏教の経典にある「迦波羅」とも語源的には同じものである。

 

・表の陰陽道の担い手を陰陽師と呼ぶように、裏の迦波羅の担い手は「漢波羅」と呼ぶ。漢波羅とは、もちろん迦波羅に由来する言葉だが、民間陰陽師を指す「上原太夫(かんばらだゆう)」の意味でも使われることがある。

 

・しかし迦波羅の場合、その存在すらも記録に残らないほど、秘中の秘とされてきた。当然ながら漢波羅たちは歴史の表舞台に出ることなく、裏方で文字通り暗躍してきたのである。もちろん、彼らは秦氏であり、かつ加茂氏である。

 

・なかでも中枢を成す漢波羅秘密組織の名を「八咫烏」という。八咫烏の周囲には伝令役ともいうべき鴨族、すなわち、「烏天狗」がいる。一般人との接触は主に烏天狗の任務である。現在、八咫烏は約70人いる。

 

 

 

『ニギハヤヒ』

『先代旧事本紀』から探る物部氏の祖神

戸矢学    河出書房新社    2011/12/1

 

 

 

神の国から飛来降臨する「天磐船」 ニギハヤヒに発するイワクラ信仰

・それによって、ニギハヤヒの統治していた国は、あちこちにあった小規模な部族国家というようなレベルの話ではなく、統治体制の整った政体国家がかくことして存在していたという事実を記している。

 

そして、ニギハヤヒこそはその国家の国王であったのだと。

 記・紀は、その国家の存在を隠したかった。だから、ニギハヤヒの属性を消すことによって、ニギハヤヒが登場しても問題が起こらないと考えた。『先代旧事本紀』さえ存在しなければ、その目論見は破綻しなかったかもしれない。

 

・ところで記・紀に一貫している論理では、先住の賊衆は征討すべきものであって、その思想は徹底している。そしてその上に君臨する者は「天神の子」でなければならない。すなわち「天子」である。

賊衆とはもとからその地に住む種族で、これを「地祗」あるいは「国つ神」の子とした。これに対して高天原から降臨した者は「天神」あるいは「天つ神」の子とする。これが「天神地祇」「天つ神、国つ神」の対置概念である。

 征服者と被征服者と言い換えることもできる。近年では、弥生人と縄文人というとらえかたもある。

 

柳田國男の「日本人」定義

・柳田は「山人考」で、縄文人と弥生人の弁別峻拒をおこなった。すなわち、縄文人を「山人」と呼び、渡来した弥生人を「平地人」とした。さらに注目すべきは、平地人を「日本人」と想定したことであって、そこから「日本」も始まったと主張した。

 もし我が国の民俗学がここから展開発展したとするなら、おそらくは今とはかなり異なる地平に立ち至っていると思われるのだが、残念ながら柳田はこの説を継承させず、『遠野物語』や『山の人生』などで見られるように、うやむやにしてしまった。

 

ニギハヤヒの事績

ニギハヤヒについて、記・紀にはわずかな記述しかないとすでに指摘したが、それとは対照的に『先代旧事本紀』には詳細な事績が記されている。

 

・これにニギハヤヒの「従者(一族)」の子孫を数えると、さらに多数に上り、その後の日本国の中核はニギハヤヒ一行の血族血統によって形成されたと言っても良いくらいである。

 しかし、その事実のほとんどは、記・紀にはまったく触れられず、『先代旧事本紀』のみに記される。

 

・ニギハヤヒとの降臨伝承とは、いかなるものであるのか、読者のためにもここで概要・全貌を要約しておこう。

 

(1)アマテラス(天照大神)は、瑞穂国(みずほのくに)を治めるために「吾御子」のヲシホミミを降臨させようとしたところ、ヲシホミミにニギハヤヒという児が誕生し、代わりにその児を降臨させたいと願いを許した。

 

(2)アマテラスは、降臨するニギハヤヒに「天璽瑞宝十種」を授けた。

 

(3)ニギハヤヒは、数多くの随神・随臣を伴って天降った。彼らはヤマト政権の担い手となり、その後の主な氏族の祖となる。32人の将軍、5人の部の長、5人の造の長、25人の軍部の長、船長、舵取等。

 

(4)ニギハヤヒ一行は「天磐船(あまのいわふね)」に乗って天降った。

 

(5)初めに河内国河上の哮峯に天降り、それから大和国鳥見の白庭山に選御した。

 

(6)ニギハヤヒは天磐船に乗って大虚空を飛翔して国を見定めた。これに由来して「虚空見つ日本の国」という。

 

神話の神々は実在した

・私は、日本神話に登場する神々は基本的にすべて実在したと考えている。そういう人物がかつて実在していて、亡くなると神になり、崇められるようになったと考えている。

 

物部神社は全国に17社

・古代豪族の第一であった物部氏であるが、氏族名の「物部」を冠した神社は意外に少ない。その数は全国に17社のみ。総本社は島根県太田市に鎮座する物部神社で、石見国一宮である。

 

「神殺し」の本当の意味

・神武軍がヤマトに入る際に、各地で激戦があり、族長を殺害している。

この時代、族長の多くは同時に宗教的権威でもあって、すなわちその一族の“神”である。ナグサトベ、ニシキトベ、ヤソタケル、ナガスネヒコといった名が『日本書紀』には見られる。ヤソタケルは「有尾人」であると記される。

 これらの神々を殺すことで、神武軍は制服を成し遂げて行く。「神殺し」こそは、制服の証しなのだ。しかし「神殺し」の真相は、必ずしも物理的な殺害ではない。

 

能曲『三輪』が伝える古代の共通認識

・能に不思議な演目がある。『三輪』という作者不詳の一番だ。

 

主役はなんと三輪明神。

 能曲には霊験ものや龍神もの。巫女ものなど信仰関連のテーマが少なくないのだが、その目的ははっきりしている。ストーリーにも矛盾や齟齬、不条理はないといって良い。

しかし、『三輪』は、まったく不条理だ。それらの区分けのいずれにも属さない。明神と僧侶のやりとりであるのだから、信仰ネタであることは紛れもない。にもかかわらず4番目の「雑能」に入っている。これは、ひとえに不条理であるがゆえだろう。

 この曲では、三輪神が、なぜか女性の姿となって僧侶の前に現れて、男神との失恋のために岩戸隠れしたという。そして僧侶に供養を願うという筋立てだ。

 能の関係者は無理矢理の解釈をおこなって目を瞑っているが、こんな奇妙な設定はありえない。おそらくは時を経るに従って、伝承の一部に誤りが生じて、それが更に重なってこんな不条理な話になってしまったのではないか。

 

 

 

『深宇宙探訪記』

(オスカー・マゴッチ) (加速学園出版)  1991/8

 

 

 

都市の大きさはあるクリスタル宇宙船

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。

「何・・・ 何だ それは?・・・・」

私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

 

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」

 

 

 

『家畜人ヤプー』

 (沼正三) (幻冬舎) 1999/7

 

 

 

飛行島は人間の目に見えない存在に化しているのだった

・浮力盤の機構は、20世紀科学の用語では説明しがたいが、島の中心部(中央山の岩盤内)の振動素子結晶体から送られる高速四次元微震動が、地球重力遮断に重要な役割を演じていることはいっておかねばならない。島全体が、その上のあらゆる物を含めて、微妙な振動を付与されている。そしてその振動のゆえに、飛行島は人間の目に見えない存在に化しているのだった。島の上空に来て、閉鎖空間であるその重力圏に入り、島の固有振動を自分も付与されない限りつまり、島の外や島の下(地上)からでは見えないのである。扇風機の羽根が回っている時に向こう側が透けて見える、あの理屈である。4次元振動によって3次元世界から視覚的に離脱するのだと表現してもいいだろう。

 

・「実は、どちらも蓄童を空中に飛ばせるためである。この飛行島の人工重力圏では、重さ15キロ以内の物体には簡単に飛揚装置が取り付けられる。それが羽根と光輪である。羽根は正式には双小翼といい、揚力は皆無だが重力盤の作用を消去する振動を合成する。そうすると軽くなって、光輪のヘリコプターの牽引力だけで浮揚できる。この光輪は、白人用の光傘と外見は似ているが、作用はまったく異なる物で、名称も輪状翼(アニユリツト)という。この装置を使用するためには、ヤプーの体重を幼児並の15キロ以下に減少させねばならない。そこで、縮小機に掛けて作り出されたのがペンゼル、すなわち飛揚蓄なのである。

 

・あたりは一面の柔らかな芝生で、ふと身を倒して、両手で葉末をなで回してみたいような衝動にかられる。飛行場らしい建物もなかったが、遠く前方には例の中央山が傲然とそそり立って白く輝き、その手前には山岳を削り成した城が見える。高さは千五百メートルにも及ぼうか。上空からながめた時とは違って、のしかかってくる絶壁の威圧感。

 

・しかも、単なる自然の壮観ではなく、膨大な人力の加工を暗示して、ブルーゲルの描いた『バベルの塔』の絵の持つ迫力を見せていた。―この飛行島全体の基盤にひそみ、これらの山々自体を造成した人工こそ真に驚異に値するものだったが、ここでは、それと自然に同一化して山々を削ったわずかの機械力だけが人為と見えていた。それですらピラミッドや巨大ダムを児戯視せしめる規模を示しているのである。

 

「高天原」諸景。“飛行島「タカラマハン」”

・「空中列車は、旋回しつつ下降していく。中央山の中腹にある氷漠(ひょうばく)、氷湖、外輪山脈との間の環状盆地にある密林、へきたん、桃園、外輪の七峰のうち三つがそれぞれ一大城門に削りなされている豪快なふえつの跡、その外側にびょうぼうと広がっている環状平原の、あるいは広潤(こうじゅん)な田野となり、あるいは管理の行きとどいた山林となり、あるいは繁華な都邑(とゆう)を作る有様、所々に湖をたたえつつ、周辺部のいちばん外側を取り巻く幅1キロの環状湖へ流れは入る七筋の川は、森の樹種でも、芝生の上の建物の色彩でも、尖塔の様式でも、花壇の配置でも、流域ごとに異なる七様の景観を提供している。極地の氷河、砂漠のオアシス、いったいどこまでが、人工、どこまでが天然なのか?いや、全部が人間の工作物に違いないのだが・・・・・・」「島の上空に来て、閉鎖空間であるその重力圏に入り、島の固有振動を自分も付与されない限り、つまり、島の外や下(地上)からでは、見えないのである」。

 

・「土壌と岸壁からなる地殻部は、数百メートルの厚さに達するが、その下に百メートルの厚さの引力盤の層があり、さらにその下、飛行島の底面には2百メートルの厚さの浮力盤の層がある。どちらも特殊合金である」。

飛行島の地理は、直径百キロ、底面の厚さ1キロの円盤の中央に高さ4キロの円錐山がある。それが大雪山スメラで、それを取り囲む外輪山脈は、スメラ山頂から15キロ離れて、ほぼ円周を成し、尾根の平均高1.8キロ、そびえ立つ七峰の平均高2.5キロである」。

 

 

 

『「天国」と「地獄」がよくわかる本』

クリエイティブ・スイート編著  PHP   2009/8/3

 

 

 

天界に用意されている神の都市国家

天上のエルサレム(新しいエルサレム)

広さは東京都のおよそ2倍にもなる、天上の都市

世界が終末を迎えた後に地上に現れる神の都市

・これはエデンの園のように、澄んだ川が流れて緑豊かな草花が咲き乱れるという、すばらしい自然を描いた天国とは大きくかけ離れた概念である。

 聖ヨハネが伝える天上のエルサレムは、都会的な天国であり、碧玉で築かれた城壁で囲まれている。12の門がある大きく高い城壁の内側にある都の大きさは、長さも幅も、高さも1万2000スタディオンであるとした。1スタディオンは、だいたい180メートルなので、だいたい4000平方キロメートルの広さがある。つまり、東京都の約2倍近くの都というわけだ。城壁を支える土台石もまた12種類存在し、それぞれが宝石で飾られている。城壁の内側の都には、輝く塔や宝石が散りばめられた邸宅などがあり、人々はそこで神と共に暮らすことができる。

 

城壁に囲まれた都市型天国にはせる信者の思い

・このような天国が生まれたのは、人間の想像力が決め手だ。「ヨハネの黙示録」にある「新しいエルサレムが天から下ってくるのを見た」という一文が、人々の心に火をつけたのだ。それはいったいどのような都なのだろう、と聖職者や評論家たちの間で議論されるようになった。そうして、天国とは光あふれる場所というイメージから、この天上のエルサレムも宝石などで輝いていると結びつけたのだろう。

 

・これは天上のエルサレムの設計者であり建設者である神が、イスラエルの12部族の復興を望んでいるということを暗示している。イスラエルの民にとって、都とはエルサレムだけであり、そこに永住できることこそが彼らの望みだったのだ。そうした考えから生まれた天国こそが、天上のエルサレムなのである。

長い年月を経るうちに、天国とは清らかな大自然をイメージさせるエデンの園のような楽園のなかに、こうした天の都があると考えられるようになった。

 

 

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(5)

2022-11-10 15:05:56 | 森羅万象

 

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用。

(日ユ同祖論)

日ユ同祖論(日猶同祖論、にちゆどうそろん)は、日本人(大和民族)の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説。 但し、ユダヤ人(古代イスラエル人のうちのユダ族、ベニヤミン族、レビ族)ではなく、ユダヤ人と共通の先祖ヤコブを持つ兄弟民族である。 スコットランド人が滞日中の明治時代に著した論を発端に、一部のユダヤ人によって提唱され日本でも一部の者が唱えている。英ユ同祖論など、ユダヤ人と他民族文化を関連づけて論じる多数あるユダヤ人同祖論のひとつ。

 

(日ユ同祖論は、主に以下がある。 )

1.世界に散らばったイスラエルの失われた10支族の1支族(第9族エフライム族、第5族ガド族、または第7族イッサカル族)の数人が日本に移住したという説。

2.英ユ同祖論における、世界に散らばったイスラエルの失われた10支族の1支族であるという説。

3.イスラエルの失われた10支族は、日本に渡来したという説

4.古代イスラエルの12部族全部が、日本に来たという説。

5.古代日本人は、ユダヤ人の先祖であるという説。(古代イスラエル12支族=ユダヤ民族(ユダ族、ベニヤミン族、レビ族の3族)との勘違いから派生した説)

6.天皇家、物部氏ヨセフ族、出雲神族(クナド大神族)レビ族、出雲族(龍蛇族)ダン族とナフタリ族はイスラエル支族であると言う説。天皇家が分家の武内宿祢の蘇我本家から養子を迎えた所、天皇家へ養子に行った蘇我本家の王は富家レビ族からの養子だったので天皇家が祭司王も兼ねる様になり王権と祭司権の両方を担ったと言う。

 

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用。

(諏訪大社)

諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖周辺4か所にある神社。式内社(名神大社)、信濃国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「梶の葉」。

 

全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社である。旧称は諏訪神社。通称として「お諏訪さま」「諏訪大明神」等とも呼ばれる。

 

(祭神)

当社全体で祀る主祭神は以下の2柱(各宮の祭神については各項参照)。両神とも上社・下社で祀られている。

建御名方神 (たけみなかたのかみ)

上社本宮祭神。『古事記』の葦原中国平定(国譲り)の段において、大国主神の御子神として登場する『先代旧事本紀』には大己貴神(大国主)と沼河比売(奴奈川姫)の子とされ、信濃国諏方郡の諏方神社に鎮座すると明示されている。

八坂刀売神 (やさかとめのかみ)

上社前宮・下社主祭神。建御名方神の妃とされ、記紀には出てこない。

なお、過去には諏訪上社の神事や祭祀の多くにはミシャグジという古くから諏訪地方で祀られている神も深くかかわっていた。

 

八幡神や住吉三神など他の信仰にも見られるように個々の祭神が意識される事は少なく、まとめて「諏訪大明神」・「諏訪神」として扱われる事が多い。

 

<●●インターネット情報から●●>

朝日日本歴史人物事典の解説

甲賀三郎

信州諏訪明神として祭られた伝説上の人物。中世唱導物の典型である『神道集』の「諏訪縁起」で説かれている。近江国(滋賀県)甲賀郡の出身。その地の地頭で甲賀三郎訪方のこと。妻春日姫を天狗にさらわれたため,そのあとを追いかけるが,2人の兄のはかりごとにより蓼科山の人穴に突き落とされ,地底の国々を遍歴する。地底の国々には,農業を営む村々が多くあり,甲賀三郎は各村でもてなされる。最後に維縵国にたどりついた。そこは毎日,鹿狩りを日課とする狩猟民の村で,維摩姫から手厚く遇されて月日を過ごすが,春日姫のもとに戻る気持ちが高じて,ふたたび地上へ脱出をはかる。その間さまざまの試練に遭遇したが,やっと浅間岳に出ることができた。そして本国の近江国甲賀郡の釈迦堂にきて,自分の姿が蛇身になっていることに気づいて,わが身を恥じ隠れたが,蛇身を逃れる方法として,石菖の植えられている池に入るとよいことを知り,それを試みて元の姿に戻り,春日姫と再会することができた。甲賀三郎は,地上から異界である地底国を訪れた人物であり,地底の人々からみると,地上からやってきた異人とみなされている。ふたたび現世に戻ったときは異界の姿すなわち蛇身となっていたが,その地底国は,あまり地上界とは変わっていない。農業と狩猟が主たる生業となっており,のちに甲賀三郎が,狩猟神と農耕神をかねる諏訪明神の性格を反映しているといえる。

(宮田登)出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版/朝日日本歴史人物事典について 

 

 

 

『日本神さま事典』

三橋健 白山芳太郎  大法輪閣   2005/9

 

 

 

甲賀三郎

中世の語り物に、本地物(ほんじもの)と呼ばれるジャンルがあるそれは神々の来歴を語る物語で、悲惨な運命に翻弄され辛酸をなめた人物が神になるという筋書きが共通する。南北朝期に成立した『神道集』にみえる甲賀三郎の物語も、その一つである。

 

・甲賀三郎は、その名のとおり甲賀出身の三人兄弟の末子で、名を諏訪(よりかた)といった。春日姫という姫と結ばれて幸せな生活を送っていたが、伊吹山で巻狩りをしたときに、姫を魔物にさらわれてしまう。三郎は、なんとか蓼科山の地底に囚われていた姫を助け出したが、姫の忘れ物を取りに戻ったところを、姫に横恋慕した兄たちによって地底に閉じ込められてしまった。

 

・仕方なく地底を歩き始めた三郎は、大きな人穴を見つけ、その先を進むと日本にそっくりの国に出た。その国で三日過ごした後、また歩き始めると再び人穴が現われ、その先には別の国があった。このようにして、七十三の人穴と七十二の国を通り過ぎ、やがて維縵国(ゆいまんこく)という国に行き着いた。

 

そこは地底の一番奥の国で、好美翁(こうびおう)という翁が支配しており、鹿狩りを日課としていた。その国で、三郎は好美翁の末娘、維縵姫と結ばれて平穏な日々を送っていた。だが、やがて三郎は、地上に残した春日姫のことを思って涙するようになる。そこで、維縵姫の計らいにより、地上に帰る手立てを好美翁に伝授してもらうことになった。

 

・やがて、三郎は苦難に耐え、蛇体となって地上に戻って来る。そして、甲賀の笹岡の釈迦堂で人間に戻る方法を知り、ようやく元の姿に返る方法を知り、ようやく元の姿に返ると、春日姫との再会を果たした。しかし、この世界を嫌って平城国という国に飛び去り、そこで神としての力を得て、再び衆生を救うために日本に戻り、三郎は諏訪大明神(諏訪上宮)、春日姫は諏訪下宮と現れた。ここに、人間として苦労を重ねてきたからこそ、人間の苦を我が苦として理解し受け止めてくれる慈悲深い神が誕生したのである。

 

<妖怪・幽霊>

・民族学者柳田國男は、妖怪とは自然への畏怖の発露であり、また神が零落した姿と考えた。このような妖怪の中でも、「鬼」や「河童」などはその代表格である。「鬼」は元来、中国で死者を指す語であり、日本へ伝わった後、「隠」、つまり陰なる邪な存在として人を喰う魔物などとされた。また、河童も元は中国の河の神「河伯」であったともいわれている。

 

・一方、幽霊とは恨みを残した者の霊魂を指し、我が国ではそのような霊を古くより「御霊」神として祀ってきた。

 

 

インターネット情報によると

「ユ井万国」

・「ユ井万国というところに広大な岩屋があり、岩屋の中の池に金剛力士が岳という名の島があり、島には三千世界に影を落とす釈千段トキマサシカ木という木が生えているという。その木のいちばん上の枝には太陽が羽根を休めて止まっており、つぎの枝には月が羽根を休め、その下の枝には星が休んでいる。その木の根方ではお宮を造って、岩根の大将軍として祀っている。(中略)昔は太陽が七つ、月も七つあったという。ところがスイという名の鬼が来て、太陽を六つ、月も六つ、呑み込んでしまった。もし残された太陽と月を呑み込んでしまったら、日本は常夜の国になってしまう。そこで、五つの剣を五方に投げたところ鬼の首を打つことができた。太陽や月を呑み込んだ巨大な鬼の死体から、両眼を取り、片眼を正月の奉射(ぶしゃ)の的とし、片眼を鏡とした。そのほか面の皮以下、体の部分からは万物が化生した。」

祭文収集 渡辺伸夫

 

この場合の「スイ」という鬼は中国の神話にある巨人「盤古」のことと言われる。ここには日本の記紀が書いた「大月姫型」「射日神話」「常世思想」「日月星の三つの宿神」「宿曜」などの要素が同時に存在する。

 

・ちなみに、日本の神楽に今多い、「天の岩戸開闢」や「五行」のモチーフは近世以降にまでは遡れないと言う。それ以前には、大将軍モチーフ、南方系神話の方が多かったそうである。大将軍は「だいじょうごん」と読み、半島経由の南方神話であるか?

 

・「維縵国は、天地の果てにあるゆったりとした国の意味で、中国起源の伝説。ただし、出雲系神話の地下の国、根の国(黄泉)が融合している。」と解説にあるから、上記の甲賀三郎話には三輪伝説と出雲神話がないまぜになっており、蛇の化身としての諏訪大明神が近江の甲賀から来たということになるが、その諏訪大明神説話を持ち込むのは九州の阿蘇家ではないかと思う。

というのも、同じ九州に三輪系の緒方氏がいて、これがやはり三輪、苧環型神話を持つからである。

 

・下記の「ユ井万国」についても鹿児島での採集だとあるので、やはり阿蘇氏に関わる説話か?

いずれにせよ、南方系神話の出所は九州であることは間違いなく、それを持ち込むのはやはり長江から雲南あたりの少数民族に違いない。

 

中国起源の維縵国が、日本では地下の黄泉の国に変化しているのが注目点。

その意味では下記の記事の方が天国=維縵国=扶桑・蓬莱としてはより中国の原型に近いか

 

別のインターネット情報によると

・維縵国(ゆいまんこく)は、天地の果てにあるゆったりとした国の意味で、中国起源の伝説がその元とされています。

日本にこの考え方が渡った際、「根の国(黄泉)」とイメージが混同され、維縵国(ゆいまんこく)はあの世のイメージとなりました。

本編でも維縵国は黄泉の国として書かれています。

 

・維縵国には東西南北に四季の扉があり、その扉は外側からしか開くことが出来ないそうです。

そのあたりも、作中のネタとして使われて頂きました。

 

「古事記」や「日本書紀」では、根の国(黄泉)は出雲にあるように書かれているそうですが、熊野信仰においては、紀の国(紀伊半島)にも黄泉の国への入り口があるとされているそうです。

 

維縵国(ゆいまんこく)は、きっと広大な土地だったのでしょうね。

 

別のインターネット情報によると、)

『神道集』の神々  第五十 諏訪縁起事

・人皇第三代安寧天皇から五代の孫に、近江国甲賀郡の地頭・甲賀権守諏胤という人がいた。 奥方は大和国添上郡の地頭・春日権守の長女で、甲賀太郎諏致・甲賀次郎諏任・甲賀三郎諏方という三人の息子がいた。

父諏胤は三代の帝に仕え、東三十三ヶ国の惣追捕使に任ぜられた。 七十余歳になった諏胤は病床に三人の息子を呼んだ。 そして、三郎を惣領として東海道十五ヶ国、太郎に東山道八ヶ国、次郎に北陸道七ヶ国の惣追捕使の職を与えた。 諏胤は七十八歳で亡くなり、三十五日の塔婆供養の三日後に奥方も亡くなった。

 

・父の三回忌の後、甲賀三郎は上京して帝に見参し、大和国の国司に任じられた。 甲賀三郎は春日郡の三笠山の明神に参詣し、春日権守の歓待を受けた。 そして、春日権守の十七歳になる孫娘の春日姫と巡り会った。 その夜、甲賀三郎は春日姫と夫婦の契りを交わし、近江国甲賀の館に連れ帰った。

 

ある年の三月、甲賀三郎は一千余騎を伴い伊吹山で巻狩を行った。 甲賀太郎は五百余騎、甲賀次郎も三百余騎を伴って加わった。 三郎は北の方を麓の野辺の館に住まわせ、狩の様子を観覧させた。 八日目に上の山に二頭の大きな鹿が現れたと報告があり、三郎は上の大嶽に登って行った。

 

・麓の館で北の方が女たちに今様を歌わせていると、美しい双紙が三帖天下って来た。 北の方がその双紙を見ていると、双紙は稚児に姿を変え、北の方を捕らえて逃げ去った。 甲賀三郎は天狗の仕業だろうと考え、二人の兄と共に日本国中の山々を尽く探し回ったが、北の方を見つける事は出来なかった。

そこで、三郎の乳母の子である宮内判官の助言で、信濃国笹岡郡の蓼科山を探してみる事にした。 そこには大きな人穴があり、春日姫が最後に着ていた着物の片袖と髪の毛が見つかった。

 

・甲賀三郎は簍籠に八本の縄をつけ、それに乗って人穴に入っていった。 簍籠を降りて東の人穴を進むと、小さな御殿の中から春日姫が千手経を読む声が聞こえた。 甲賀三郎は北の方を連れ出すと簍籠に乗り、家来たちに縄を引き上げさせた。 ところが、北の方は祖父から貰った唐鏡を置き忘れてしまったので、甲賀三郎は引き返して再び人穴に入った。

 

・甲賀次郎は弟を妬んでいたので、縄を切り落として三郎を人穴の底に取り残した。 そして、春日姫を甲賀の舘に連れ込み、宮内判官経方をはじめ三郎の一族二十余人を殺戮した。 残った家臣たちは次郎に臣従を誓った。 甲賀太郎は次郎が父の遺言に背いた事を知り、下野国宇都宮に下って神と顕れた。

甲賀次郎は春日姫を妻と定め、政事を行った。 しかし、姫は次郎に従おうとしなかった。 怒った甲賀次郎は家来に命じ、近江の湖の北岸、戸蔵山の麓で春日姫を切らせることにした。 そこに宮内判官の妹婿である山辺左兵衛督成賢が通りかかり、春日姫を救い出して春日権守の邸まで送り届けた。 その後、春日姫は三笠山の奥にある神出の岩屋に閉じ籠ってしまった。

 

・その頃、甲賀三郎は唐鏡を取り戻して簍籠の所に引き返したが、縄は切り落とされており、殺された一族の死骸が転がっていた。 三郎は地下の人穴を通って好賞国・草微国・草底国・雪降国・草留国・自在国・蛇飽国・道樹国・好樹国・陶倍国・半樹国など七十二の国を巡り、最後に維縵国に辿り着いた。

三郎は維縵国の王である好美翁に歓待された。 好美翁には、八百歳・五百歳・三百歳になる三人の姫君がいた。 三郎は末娘の維摩姫を妻とし、この国の風習に従って毎日鹿狩りをして過ごした。

 

・十三年と六ヶ月の年月が流れたある日、三郎は夢に春日姫を思い出して涙を流した。 維摩姫は「あなたを日本にお送りしましょう。私もあなたの後を追って忍び妻となり、衆生擁護の神と成りましょう」と云った。

三郎は好美翁から鹿の生肝で作った千枚の餅をもらい、それを一日一枚づつ食べながら日本に向った。 契河・契原・亡帰原・契陽山・荒原庭・真藤山・杉原・真馴の池・暗闇の地・おぼろ月夜の原を経て、千枚の餅を食べ終えて信濃国の浅間山に出た。

 

三郎は甲賀郡に戻り、父の為に造った笹岡の釈迦堂の中で念誦していると、子供たちが「大蛇がいる」と云って逃げた。 三郎は我が身が蛇になった事を知り、仏壇の下に身を隠した。

 

・日が暮れた頃、十数人の僧たちが法華経を読誦し、甲賀三郎の物語を語った。 それによると、甲賀三郎が蛇身なのは維縵国の衣装を着ているためで、石菖を植えている池の水に入り四方に向いて呪文を唱えれば脱ぐ事ができるという。 三郎はその話に従って蛇身を脱して人身に戻った。 僧たちは白山権現、富士浅間大菩薩、熊野権現などの神々であった。

 

・三郎は近江国の鎮守である兵主大明神に導かれて三笠山に行き、春日姫と再会した。 二人は天早船で震旦国の南の平城国へ渡り、早那起梨の天子から神道の法を授かって神通力を会得した。 その後、兵主大明神の「日本に戻って衆生守護の神に成って下さい」という求めに応じ、天早車に乗って信濃国の蓼科山に到着した。

 

甲賀三郎は信濃国岡屋の里に諏訪大明神の上宮として顕れた。 本地は普賢菩薩である。

春日姫は下宮として顕れた。 本地は千手観音である。

維摩姫もこの国に渡って来て、浅間大明神として顕れた。

甲賀三郎と兄たちは兵主大明神が仲裁した。

甲賀次郎は北陸道の守護神と成り、若狭国の田中明神として顕れた。

甲賀太郎は下野国宇都宮の示現太郎大明神として顕れた。

父甲賀権守は赤山大明神として顕れた。

母は日光権現として顕れた。

本地は阿弥陀如来・薬師如来・普賢菩薩・千手観音・地蔵菩薩等である。

 

上野国の一宮は狗留吠国の人である。 《以下、上野国一宮事とほぼ同内容なので略す》

 

諏訪大明神は維縵国で狩の習慣があったので、狩庭を大切にされる。 四条天皇の御代、嘉禎三年[丁酉]五月、長楽寺の寛提僧正は供物について不審に思い、大明神に祈念して「権実の垂迹は仏菩薩の化身として衆生を済度されるのに、何故多くの獣を殺すのでしょうか」と申し上げた。 僧正の夢の中で、供物の鹿鳥魚などが金色の仏と成って雲の上に昇って行き、大明神が

 野辺に住む獣我に縁無くば憂かりし闇になほ迷はしむ

と詠まれ、 「業尽有情、雖放不生、故宿人天、同証仏果」 と四句の偈を説いた。 寛提僧正は随喜の涙を流して下向された。

 

諏訪大明神

上宮は諏訪大社・上社本宮(長野県諏訪市中洲)

下宮は諏訪大社・下社で、秋宮(諏訪郡下諏訪町武居)・春宮(諏訪郡下諏訪町下ノ原)の二宮から成る。

上宮の祭神は建御名方神。

下宮の祭神は八坂刀売神・建御名方神で、事代主神を配祀。

式内社(信濃国諏方郡 南方刀美神社二座並名神大)。 信濃国一宮。 旧・官幣大社。

史料上の初見は『日本書紀』(持統天皇五年[691]八月辛酉)の「使者を遣はして、龍田風神・信濃須波・水内等の神を祭る」。

 

『古事記』によると、天照大神は八百万の神々と相談して、建御雷神と天鳥船神を葦原中国に遣わした。 二神は出雲国の伊那佐の小浜(稲佐の浜)に降り、大国主神に天孫に国を譲るよう申し入れた。 大国主神の息子の事代主神が先ず帰順し、青柴垣に身を隠した。 建御名方神は国譲りに抵抗して建御雷神と争い、科野国之洲羽海(信濃国の諏訪湖)に逃れてついに帰順した。

 

 

 

『2020年ごろまで世の中大転換する』

ミロクの世を作るプラズマ科学5次元テクノロジー

船井幸雄     徳間書店  2010/6

 

 

 

 アルザル人は日本人の祖先だった

・以前、アメリカに墜落したUFOの乗組員の血液には、日本人に多くみられる遺伝子が含まれていました。彼らが、日本人の祖先であるという証拠なのです。

 

・アルザル人はもともと地球の地下深くに住んでいたそうです。地球の核付近までいたるところに、彼女たちの住まいがあったといいます。地下の居住地どうしはトンネルでつながっていて、いつでもどこへでも行けて、トンネル内で通信もできたそうです。

  何千年ものあいだ、地中で文明を発展させたアルザル人は、やがて地上に出てきました。その当時、地上にはようやく哺乳類の祖先が現れたところでした。

 

  ・アルザル人が現れたのは現在の日本にあたる場所で、ちょうど後に出雲大社ができたところでした。アルザル人は、そのあたり一帯に居住し、地上での生活になじんでいました。やがて、アルザル人=日本人は、出雲大社のあたりから、日本国中へ広がっていったのです。ちなみに、アルザル人が、かってイスラエルにも居住したことがあり、その子孫は、ユダヤ人となったそうです。ということは、イエス・キリストもアルザル人だったということです。

 

・『聖書』ではイスラエル人からアルザルへの流れを書いているようです。ソロモン王の死後、南北に分かれたイスラエルは、北に10支族、南に2支族が住みました。

  紀元前722年、アッシリア帝国が北イスラエル王国を攻め落とし10支族をメソポタミアへ連れ去りました。が、そのアッシリア帝国も新バビロニア帝国に滅ぼされます。しかし、10支族はイスラエルに戻りませんでした。

 

・『聖書外典聖書』『エズラ書』によると、彼らは、異教徒にわずらわされない北の果てからアルザルに向かったとあり、一部が日本などアジアに広がったと考えられています。

 

 

 

『失われた日本ユダヤ王国「大邪馬台国」の謎』

飛鳥昭雄・三神たける  学研   2011/1/12

 

 

 

物部氏の正体は何者であるのか

多次元同時存在の法則

・実際、縄文人だという人あれば、典型的な弥生人だという人あり、邪馬台国の王族であったという人あらば、いや邪馬台国を征服した勢力であるという人あり、渡来人だという人、さらには騎馬民族だという人、実にさまざまな説が、それこそ百家争鳴状態となっている。名のある学者の方々の論文さえ、邪馬台国論争以上に諸説入り乱れているのだ。

 日ユ同祖論というジャンルにおいても、そうだ。古代イスラエル人の日本渡来という視点から見ても、物部氏がいったい失われたイスラエル10支族なのか、秦氏と同じユダヤ人原始キリスト教徒なのか、それともまったく違う経路でやってきたイスラエル人なのか、説得力のある説に出会ったことは一度もない。言葉は悪いが、みな肝心なところでごまかしているか、そもそもまったくわかっていないのだ。

 

秘密組織「八咫烏」

・いわば天皇家の守護神ともいうべき八咫烏の名を秘密組織は冠する。組織のメンバーは、みな「陰陽師」である。昨今の安倍晴明ブームで知られるようになった「陰陽道」は古代日本の呪術的宗教である。七五三や節句などの神道祭礼の根幹をなす思想であり、日本文化の隅々にまで影響を与えているといっても過言ではない。

 だが、森羅万象、すべては陰と陽から成るように、陰陽道にも表と裏がある。まさに八咫烏は裏の陰陽師であり、日本の神道を仕切っている。闇夜の鳥のごとく、彼らは静寂に潜み、歴史を裏で動かしてきた。

 八咫烏を名乗る構成員はわかっているだけで、約70人。周辺には伝令役ともいうべき「烏天狗」が控え、上層部には12人から成る組織があり、彼らは「大烏」と呼ばれる。さらに大烏の上位3人、すなわち「三羽烏」は特別に「金鵄」という称号をもつ。

 実は、この金鵄こそ、密かに古神道の世界で噂されてきた「裏天皇」にほかならない。3人でひとりの裏天皇として、彼らは表の天皇ができない儀式一切を執り行っている。長い歴史のなかで、さまざまな困難が天皇家には降りかかった。戦乱や南北朝といった混乱期にあっても、八咫烏は連綿と秘儀を執行してきたのである。

 当然ながら、八咫烏に近づくことは危険を伴う。

 

古代豪族「物部氏」

・物部氏である。古代日本の謎をさぐるうえで避けることができない豪族にして、古代天皇の外戚。その権力と権威は日本史上最大にして最高を誇った。

 

物部氏の祖神「ニギハヤヒ命」

物部氏の祖先は「ニギハヤヒ命」という神様である。

 

名前の頭に「天照」とあるように、ニギハヤヒ命は太陽神である。天皇家の祖神、つまり皇祖神である「天照大神」が女神であるのに対して、ニギハヤヒ命は男神である。興味深いことに、『古事記』や『日本書紀』には、太陽神がふたり登場するのである。神道では八百万の神々を拝むとはいうものの、山や海、川、草木とは違い、太陽はひとつ。天空に輝くひとつの太陽を神格化した存在がふたり、まったく別の神々として存在するのは、どう考えても変である。

 

・奇妙といえば、神社の名前もそうである。奈良時代以前にまで遡る神社のうち、その名に「天照」を冠した神社の主催神は、いずれも女神、天照大神ではない。

 

・これはいったい何を意味しているのか。考えられることは、ひとつしかない。もともと神道における太陽神は、物部氏が祖神として崇める天照国照彦天火明櫛甕玉饒速日命、つまりニギハヤヒ命だった。

 

・しかし、大王として君臨することはなかったものの、物部氏の勢力は強大だった。大和朝廷も、最後までニギハヤヒ命を抹殺することはできなかった。物部氏が祀る神社が冠する「天照」を黙認したのも、彼らが神道祭祀を担い、神秘的な呪術を行っていたからにほかならない。

 

ニギハヤヒ命の物部王国「日本」

記紀神話によると、皇祖・天照大神の孫、すなわち天孫「ニニギ命」は高天ヶ原から多くの神々を引き連れて、九州の高千穂に降臨する。

 

・世にいう「神武東征」の出陣、いざ出発という段階で、神武天皇は「塩土翁」という神からひょんなことを聞く。なんでも、すでに幾内には「天磐船」に乗って、ひと足早く降臨した神がいるというのだ。

 

・同じ天孫族といえども、外からやってきた神武天皇にとって、被征服民である物部氏の女を皇后にすることは、物部王国の民を懐柔することでもあり、ふたつの国がひとつになるための重要な戦略だったのだ。それほどまでに、物部氏は天皇家にとって重要な存在だったのである。

 ちなみに、初代神武天皇から第9代開化天皇までは、皇居を大和の西側に置いたことから「葛城王朝」と呼ぶこともある。いうなれば、葛城王朝は天皇家と合体した後期・物部王国として位置づけることができるだろう。

 

崇神としての大物主命

・古代天皇の性格がガラリと変わるのが第10代「崇神天皇」からである。初代神武天皇のエピソードがあまりにも神話的であること、それに続く第2~9代の記述が極端に少なく、通称「欠史八代」と呼ばれることから、これらの天皇はすべて実在しない架空の存在だと考える学者も少なくない。

 実際のところ、神武天皇の諡「ハツクニシラススメラミコト」とまったく同じ読み方をする諡が崇神天皇にはある。そのため、崇神天皇こそ、実在する最初の天皇だとする学説もある。

 もし仮に、葛城王朝が幻だとした場合、物部氏の立場はどうなのか。これを如実に物語るエピソードが崇神天皇の時代に起こっている。すなわち、突如、国中に疫病が流行したのである。民が次々と死に、国中が大混乱に陥った。

『日本書紀』では巫女に神託を伺わせ、一方の『古事記』では崇神天皇王が自身が夢の中でお告げを聞くのだが、「いずれにしても原因は祟りであった。三輪山の大物主神が怒っているという。なんでも、大物主神の子孫である「大田田根子」なる男を捜して、彼に御魂を祀らせるならば怒りも収まり、疫病も鎮まるのだ。

 神意を知った崇神天皇は、すぐさま大田田根子を見つけだし、お告げのとおりに大物主神を祀らせたところ、確かに疫病の流行はやんだとある。

 さて、注目は大物主神である。先述したように、大物主神とはニギハヤヒ命の別名にほかならない。

 

蘇我氏との確執と崇仏論争

・当時の様子を記した『日本書紀』によると、百済の聖名王から贈られた美しい仏像を見ていたく感動した欽明天皇が、これを拝したいが、いかがなものかと群臣に問うた際、積極的推進派の「蘇我氏」を率いる蘇我稲目は西方の諸国が仏教を信仰していることを理由に、日本もこれにならうべきであると主張した。

 だが、この事態に猛反発したのが物部氏である。神道を第一と考える物部氏を率いる物部尾輿は、同じく神道の祭祀を執り行う「中臣氏」を率いる中臣鎌子とともに、外来宗教である仏教排斥を主張。

 

聖徳太子と物部氏失脚

・587年、かくして仏教導入の是非という大義名分のもと、物部氏と蘇我氏の戦争、すなわち世にいう「丁未の役」が勃発。激しい戦いの末、蘇我氏の軍勢を率いる弱冠14歳の聖徳太子の前に物部守屋は壮絶な死を遂げる。大将の討ち死によって総崩れとなった物部氏の軍勢は、そのまま敗走。ここにおいて仏教導入が決定的となった。

 戦いの英雄、聖徳太子は推古天皇の摂政となり、国策で仏教の布教を推奨。

 

・一方、敗れた物部氏の勢力は縮小。天皇家の外戚としての地位は完全に蘇我氏に取って代わられ、権力の座からことごとく退けられていく。仏教の隆盛は、そのまま物部氏の衰退を意味していたといっていいだろう。


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(4)

2022-11-10 15:02:05 | 森羅万象

 

ローゼンバーグの巨人

・アメリカに現れたという怪物。オレゴン州ローゼンバーグにて、二人の少年に目撃されたという巨人で、全身毛むくじゃらの4メートル以上の人型の怪物だったという。この巨人は直立して二足歩行で移動し、猫のような鳴き声を上げたとされる。

 

ワイルドマン・オブ・ウッズ

・アメリカに現れたという怪物。テネシー州で捕獲されたというこの生き物は、身長2メートル弱、目が普通の人間の倍ほどの大きさで、体表は魚の鱗のようなもので覆われていたという。

 ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、この怪人は1878年に捕獲された後、ケンタッキー州ルイヴィルで展示されていたとされる。

 

クレム=アカローレ

・アマゾンの密林地帯に現れたという巨人。平均身長が2メートルを超える人間に近い種族で、凶暴であるという。

ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によると、ブラジル空軍兵学校の一団によって、この巨人族についての情報が報告されたという。クレム=アカローレが実在するのかは現時点では不明である。

 

黄色い人

・フランスに現れた怪異。顔が黄色く、喉の部分に赤印がある人間の姿をした存在で、初めて現れたのは1870年、普仏戦争の直前であったという。それ以来、黄色い人はフランスが大きな戦いに参じる直前に現れるようになり、最後に現れたのは第1次世界大戦が勃発する数日前であったという噂もあるようだ

 

守護霊

・世界中で語られる怪異。心霊主義や心霊科学において先天的に人の守護に当たっている他界の住人とされる。またその多くはその人間の遠い先祖であるという。

 人間に対する守護霊の影響は大きく、人格の6割から7割は守護霊の感化に基づく。守護霊は一生の中で代わることはほぼないが、その仕事をサポートする補助霊が複数つくことがあるという。

 また心霊主義や心霊科学に基づくものではなく、古くから人々の間に信じられてきた守護霊的な存在も多い。例えば一部のキリスト教においては人には生まれたときから守護天使がついていると考えられている。精霊や神が人間を守護すると考える文化も多い。

 

チャネリング

・世界中で語られる怪異。心霊主義において、守護霊、神、死者の霊などの霊的存在と、自動書記や自動会話を通して交信することを意味する。これがはやり始めたのは比較的最近で、作家ジェーン・ロバーツがチャネリングにより、セスという霊を通して書いたものをまとめた『セスは語る』がベストセラーになった1970年代以降であるという。

 

 

 

『歴史人物怪異談事典』

朝里樹   幻冬舎 2019/10/30

 

 

 

怪異談

・日本では、古代から現代に至るまで、妖怪や幽霊、超能力といった怪異にまつわる物語が数多く紡がれてきました。

 古代では、怪異は人々の身近にあり、その存在は当たり前のものとして記録されていました

 

・私たち日本人の歴史と怪異談は、切っても切れないものなのです。こうした怪異談の中には、不思議な存在や現象に遭遇した人々の姿も同時に描かれています。彼らは貴族であったり、武将であったり、町人であったり、宗教者であったり、年齢も性別も立場もさまざまです。

 

吉備津彦命 きびつひこのみこと 不明(紀元前3~1世紀頃)

・弥生時代の皇族。孝霊天皇の皇子で、記紀神話に登場する他、岡山県に鬼を退治した伝説が残っており、桃太郎のモデルになったという説がある。

 

桃太郎伝説のモデル

・垂仁天皇の時代、百済の王子である温羅という人物が、一族を引き連れて日向国(現宮崎県)に現れ、やがて吉備国賀陽郡(現岡山県)の岩山に城を築き、鬼を集めて立てこもった。温羅一族は都に運ばれる貢ぎ物を略奪し、美しい娘をさらっては淫楽に耽った。

 

・諸臣を集めた軍議で、温羅の城を囲んで敵を外に出さない兵糧攻めを行うことが決まった。吉備津彦命は臣下たちと共に、百日もの間昼夜を分かたず鬼の城を監視した。しかし食料が不足しているだろうにも関わらず、温羅は弱った様子を見せない。悩んでいると、吉備津彦命の前に一人の不思議な人物が現れ、「東に見える小さな丘に陣を置けば、城から吉備津彦命の御座所がよく見えるので、必ず城から温羅が姿を現す。そのようにして戦えば、必ず吉備津彦命が勝利する。私は吉備の中山の主である」と告げて、煙のように消えてしまった。

 

・温羅は天の神や地の神に祈願して大雨を降らせ、洪水を引き起こしてその水に潜り、鯉に変化して泳いで逃げた。吉備津彦命は泳ぎが得意な臣下の一人、楽々森彦命にこれを捕らえさせた。

 楽々森彦命は温羅を縛り上げ、吉備津彦命の前に差し出した。人の姿に戻った温羅の背には、びっしりと鱗が生えており、ひどく恐ろしい姿であったという。

 温羅は吉備津彦命に「自分が日本に渡ったのは天皇の位を奪うためであったが、吉備津彦命の猛々しさ、勇ましさに敬服した。このような者が多くいる朝廷にはとても敵対できない。吉備津彦命の家臣にしていただけるなら、誠実に奉公し続ける」と言った。

 その後吉備国には平和が戻り、やがて温羅は180歳で死去した。その遺体は吉備の中山頂上の東の谷に葬られた。ある日、温羅の棺から水があふれ始め、温羅は竜となって中山の上空へ飛んでいった。このことから、吉備の中山は竜飛山、昇竜山と呼ばれるようになった。

 

甲賀三郎  こうがさぶろう  不明(紀元前6世紀頃)

・弥生時代の官人。安寧天皇から六代目の孫とされ、懿徳天皇の時代に大和国の国司を務めたとされる。後に諏訪明神となり、諏訪大社に祀られた。甲賀忍者の祖ともいわれるが、それらの説では平将門の乱で功績を挙げたなどと伝えられており、時代が異なる。いずれにせよ伝説上の人物である可能性が高い。

 

妻を探して異世界大冒険

・大和国の国司に任じられた三郎は、春日姫という女性と婚姻を結び、近江国甲賀の館に姫を連れ帰った。しかしある日、春日姫が天狗にさらわれてしまう。三郎は二人の兄と共に春日姫を探し回ったが、なかなか見つからない。やがて信濃国笹岡郡の蓼科山だけ探していないことが分かり、探索すると、山の中に大きな穴があり、春日姫が着ていた着物の袖と髪が残っていた。

 三郎は兄に見張りを頼み、縄を付けた蓑籠に乗って穴の中を下りていった。すると春日姫が千手経を読む声が聞こえ、無事に再会して彼女を連れ出すことができた。ところが二人の兄たちは優秀な三郎を妬んでいため、彼が上がってくる前に縄を切ってしまう。春日姫ともはぐれ、三郎は穴に取り残されてしまった。

 仕方なく奥へ進むと、巨大な国が現れた。好賞国というその国の景色は、地下にありながら日本国と瓜二つだった。それから草微国、草底国、雪降国といったさまざまな地下の国を72カ国巡り、最後に維縵国(ゆいまんこく)という国にたどり着いた。三郎はそこで家族を作り、何年もの時を過ごしたが、不意に春日姫のことを思い出して地上に帰りたくなった。

 それから維縵国の家族に別れを告げ、途中で鬼に遭遇するなどしながらも、無事に穴を通って信濃国の浅間山に出た。

 甲賀郡に戻った三郎が父のために建てた笹岡の釈迦堂で念誦していると、子どもたちが「ああ恐ろしい、大きな蛇がいる」と言って逃げていった。その時初めて三郎は自分が蛇の身となっていたことを知った。

 

・日がくれると、十数人の僧たちがやって来て法華経を読誦し、甲賀三郎の物語を語り始めた。それによれば、蛇の姿に見えるのは維縵国の衣装を着ているためで、石菖を植えている池の水に入り、四方を向いて呪文を唱えれば脱ぐことができるという。それを聞いた三郎は話の通りにして維縵国の衣装を脱ぎ、僧たちから日本国の武器や装束を渡された。彼らの素性を問うと、僧たちはそれぞれ白山権現、富士浅間大菩薩、熊野権現などの神々であった。

 それから三郎は春日姫と無事再会し、二人は天早船で中国の南にある平城国へ渡り、早那起梨(さなきり)の天子から神道の法を授かって神通力を会得する

 その後日本に戻った三郎は信濃国岡屋の里に諏訪大明神の上宮として、春日姫は下宮として顕現した。また維縵国での妻であった維縵姫も日本にやって来て、浅間大明神として顕現したという。

 

神功皇后 じんぐうこうごう

・弥生時代の皇后。第14代天皇である仲哀天皇の后であったが、仲哀天皇が熊襲討伐の途中で亡くなると、妊娠中にも関わらず新羅に遠征して征服する。さらに百済と高句麗までも征服し、三韓征伐を果たした。それから帰国して皇太子(後の応神天皇)を産み、夫の後を継いで約70年間にわたり政治を行ったとされる。

 

妖怪も打ち負かす武の女帝

・『日本書紀』には、神功皇后が羽白熊鷲という怪物を討った話が載る。

 仲哀天皇の時代、筑紫国に朝廷に従わない部族がおり、その長を羽白熊鷲といった。羽白熊鷲はたいへん強健な体と翼を持ち、空高く飛ぶことができた。神功皇后は兵を差し向けてこの怪物を討ち取ったという。

 

豊姫 とよひめ

・弥生時代の皇族。淀姫とも呼ばれる。神功皇后の妹とされ、現在の九州地方に彼女を祀る神社が多く存在する。

 

姉のために竜宮城へ

・神功皇后が三韓征伐を行う前のこと。豊姫は姉の出陣を助けるため、海底の竜宮城に住む海の王・娑伽羅竜王に早珠と満珠という潮の満ち引きを操る珠を借りにいったという。

 

日本武尊   やまとたけるのみこと 不明(1~2世紀頃)

・弥生時代の皇族。景行天皇の皇子で、『古事記』では倭建命、『日本書紀』では日本武尊と表記される。武勇に優れ、九州の熊襲や東国の蝦夷の討伐に遣わされて功績を上げる。しかし最期は伊吹山の神の祟りによって命を落としたとされる。

 

元祖・妖怪退治の英雄

 記紀神話には日本武尊の英雄譚が数多く載り、そこには多くの悪神や妖怪も登場する。

『古事記』によれば、彼の死因となった伊吹山の神は牛のように巨大な体をした白猪であったという。日本武尊はこれを神の使いと判断し、「今殺さずとも、山の神を殺した帰りに殺せばよい」と言って見逃す。しかしこの白猪こそが伊吹山の神であったため、この発言に激怒した神によって氷雨を降らされ、それが原因で病に倒れてついには亡くなったとされる。そして墓に埋められた後、八尋白智鳥という鳥となって飛び去ったという。ここでは伊吹山の神は大蛇の姿をしているとされる

 

役小角 えんのおづぬ  不明(7~8世紀頃)

・飛鳥時代の呪術者。役行者、役優婆塞とも呼ばれる。修験道の開祖であり、多くの寺社を建立した人物として伝えられる。元興寺で孔雀明王の呪法を学んだ後、金剛山、葛城山で修行を行い、修験道の基礎を築く。人を妖言で惑わしたとして伊豆に流罪となるが、空を飛んで戻り、修行を続けたなどの伝説がある。

 

夫婦の鬼を従えた伝説の呪術者

・役小角にまつわる伝説には、多くの妖怪たちが登場する。

 中でも有名なのが「前鬼・後鬼」とよばれる鬼である。この鬼が役小角の伝説に登場するようになったのは比較的最近であり、室町時代末期に書かれた伝記『役行者本記』が初出と思われる。それによれば、白鳳元年、役小角が生駒岳に登って修行をしていたある日のこと、夫婦の鬼が彼の前に現れた。鬼たちは「我々は天手力男神の末裔であり、先祖の使いとして役小角に仕えたい」と申し出た。役小角はこれを了承し、夫の鬼に善童鬼、妻の鬼に妙童鬼という名を与えた。

 

醜い神に恨まれる

・役小角の伝説に登場する怪異としては、一言主神も有名である。一言主神は古くは『古事記』にその名が登場し、役小角に関係する物語は『日本霊異記』にすでに見られる。

 一言主はひどく醜い姿をした神であり、役小角から葛城山と金峰山の間に橋を作るよう命じられたことに憤り、文武天皇に「役小角が陰謀を企て、天皇を滅ぼそうとしている」と告げ口して役小角が流罪となるきっかけを作った鬼神とされている。

 

妖怪たちを救った修験者

・『白雲寺縁起』では、大宝年間(701~704年)、役小角が愛宕山に登った際、山中にそびえていた大きな杉の木の上に、天竺(インド)の大夫日良、中国の善界、日本の太郎坊の三人の天狗が、それぞれ眷属を率いて出現した。その姿はいずれも鬼面に長い鼻と鋭い角を持ち、背中に羽が生えていたという。天狗たちは役小角に「我々は二千年前の霊山会(釈迦が霊山で行った説法の集まり)で仏の付属を得て大魔王となってこの山を領し、群生を利益することとした」と告げて消えてしまったという。

 

日対 にったい  不明(7~8世紀頃)

・飛鳥時代の僧侶。奈良県宇陀市に現存する宝生竜穴神社の開祖として伝わるが、詳細不明。

 

竜神に出会った僧侶

・昔、宝生の竜穴という場所には、善達竜王という竜神が住んでいるといわれていた。日対はその竜王に一目会いたいと思い、その穴に入っていった。穴の中には三、四町(3~4万平方メートル弱)ほどの広さがあり、暗い空間の中に一カ所だけ、晴天がのぞく場所があった。そこには宮殿が立っており、宝生で作られた簾がかけてあって、光り輝いていた。

 

・日対が言われた通り約束の場所に向かうと、衣冠を纏った竜神が、腰から上だけの姿で地中から出ていた。その姿はすぐに消えてしまったが、日対はこの姿を元に竜王の像を造形し、社を建てて奉納した。これが現在の宝生竜穴神社なのだという。

 

士師連八島 はじのむらじやしま 不明(6~7世紀頃)

・飛鳥時代の地方豪族。聖徳太子に仕えた人物で、歌の名人であった。また、道明寺天満宮の創始者としてもその名が伝わっている。

 

火星に歌を気に入られる

・『聖徳太子伝暦』によれば、敏達天皇九年夏六月、八島が夜に歌を歌っていると、どこからか人が現れて共に歌い始めた。その声は大変に美しく、不思議に思った八島がこの人物の後を追うと、彼は住吉の浜に至り、海の中に入って消えてしまった。

 そのことを聖徳太子に報告したところ、聖徳太子は「それは熒惑星である」と答えた。天には五行を司る五つの星があり、五色に彩られている。

熒惑星は南にある赤い火の星で、この星が八島の歌を愛でたため、人の姿になって天から降りてきたのだろう、と聖徳太子は八島に教えたという。

 熒惑星は今でいう火星のことであり、五行思想(古代中国で生まれた万物は木火土金水の五つからなるという思想)で火と結び付けられている。また聖徳太子の伝記を絵画とした聖徳太子絵伝の中にはこの熒惑星の精を描いたものもあり、その場合は天人もしくは鬼の姿で描かれているものが多い

 

藤原千方  ふじわらのちかた  不明(7世紀頃)

・飛鳥時代の豪族。三重県の伝承などに登場する。伊勢国と伊賀国に強大な勢力を持っていたが、紀朝雄によって滅ぼされたと伝えられる。

 

四人の鬼を操る暴君

・『太平記』によれば、天智天皇の時代、千万は隠形鬼、金鬼、風鬼、水鬼という四人の鬼を従え、彼らを自在に使って猛威を振るったという。隠形鬼は姿を見えなくする力を、金鬼は武器を通さぬ頑強な体を、風鬼は大風を起こす能力を、水鬼は水を操り洪水を引き起こす力を持っており、彼らは忍者の始まりであったといわれる。

 

法道  ほうどう  不明(6~7世紀頃)>

・古墳時代から飛鳥時代にかけての仙人。元はインドの仙人で、朝鮮半島を経由して日本に渡る。播磨国(現兵庫県南西部)には、多くの寺院でこの法道が開祖であるという縁起が残されている。鉄の宝鉢を持ち、それを自由自在に飛ばして人々に供物を求めたことから、空鉢(くはつ)仙人などとも呼ばれた。

 

地蔵を授けた大蛇

 兵庫県神戸市に現存する石峯寺(しゃくぶじ)には縁起として以下のような伝説が伝わっている。

 法道がこの地を訪れた際、大蛇が出現して閻浮提金(仏教の経典に記される想像上の金属)でできた地蔵尊像を渡した。この像は沙伽羅竜王の娘、乙姫も持仏であった。そこで法道は孝徳天皇に、地蔵はこの世で悪趣に堕ちた人々を救う慈悲深い仏であることを説明し、この地に勅願寺を建設した。それが石峯寺であるという。またこの寺には弁財天が霊牛に乗って出現し、法道を助ける旨を告げたという伝説も残っており、その霊牛の蹄跡がついた石が残されている。仏像を渡した大蛇もまた、本堂の側にある「蛇が淵」と呼ばれる淵に今も留まっていると伝えられている。

 

八百比丘尼  やおびくに  不明(7~15世紀)> 

・飛鳥時代から室町時代にかけての尼僧。白比丘尼とも呼ばれる。人魚の肉を食べたことで不老のまま八百歳まで生きた伝説が残る女性で、福井県小浜市に現存する空印寺を中心に、諸国を巡歴した話が各地に残る。

 

藤原不比等 ふじわらのふひと   659~720年

・飛鳥時代から奈良時代にかけての公卿。藤原鎌足の子。養老律令の編纂を主導し、平城京への遷都を主唱するなど政治で活躍した。また平城遷都が実現した際、廐坂寺を平城京に移し、興福寺とした。娘の宮子を文武天皇に、光明子を聖武天皇に嫁がせ、藤原氏繁栄の基礎を築いた人物でもある。

 

海神から宝を取り返した妻

・『志度寺縁起絵図』には、藤原不比等の悲恋の物語が載る。

 父・鎌足の供養のために釈迦堂を建設した時のこと。不比等は唐の高宗皇帝から花原岩、泗浜石(しひんせき)、面向不背の玉という三つの宝を授かることになった。しかし日本に送られる途中、宝を乗せた唐の船が志度の海で暴風に遭う。唐の使者は面向不背の玉を海中に投げ込み、海神を鎮めることで難を逃れた。

 不比等はその玉を探すため、身分を偽って志度を訪れた。しかし宝玉はなかなか見つからず、そのうち一人の海女と親しくなり、契りを結んで男児をもうけた。

 ある時、志度の海を眺めている不比等に妻が理由を問うと、不比等は自身の身分を明かして理由を話した。すると妻は「自分が宝玉を取り戻したら、我が子を世継ぎにしてくれますか」と問い、不比等は頷いた。

 妻は、それならば我が子のため、命を捨てても惜しくないと観世音に祈り、腰に縄を結んで海へと飛び込んだ。そして海中で宝玉を見つけるが、海神である竜神(大蛸とされることも)に見つかってしまう。妻は自分の乳房を短刀で抉り、そこに宝玉を隠して海上へ戻った。無事に宝玉は不比等の手に渡ったものの、妻はその傷がもとでこの世を去った。

 不比等は志度の海辺の近くに堂を建て、彼女を祀った。そして約束通り息子を連れて都に戻り、宝玉を興福寺に納めた。この不比等と海女の妻の息子が藤原房前であるとされ、藤原北家の祖となったという

 この物語は後に能の作品『海人』の元になり、現在ではこちらの方がよく知られている。また志度寺には、この海女の墓が現存している。

 

悪路王  あくろおう   不明(8~9世紀頃)

・平安時代の蝦夷の族長。陸奥国達谷窟を拠点として活動していたが、坂上田村麻呂によって討伐されたと伝えられる。しばしば阿弖流為や、悪事の高丸と同一視される。

 

蝦夷を率いた鬼

・元は人間であったと思われる悪路王だが、阿弖流為や高丸と同様、鬼とみなされるようになった。『田村の草子』、『鈴鹿の草子』などの田村麻呂の伝説を題材とした御伽草子には、悪路王は都の女たちをさらう鬼の首領として登場する。また対決するのは田村麻呂ではなく藤原利仁で、彼によって首をはねられて殺される。

 

大江匡房  おおえのまさふさ  1041~1111年

・平安時代の公卿。学者としても有能で、有職故実に精通しており、後三条天皇、白河天皇・堀河天皇の侍読を務めた。平安時代の説話集『江談抄』は匡房の談話を藤原実兼が筆記したものである。

 

正体は火星の精?

・匡房自身が語ることには、「世間の人々は、匡房は熒惑(けいこく)の精ではないか、そうであれば、地獄の閻魔庁にこの世のことを知らせるために来ているのではないかとうわさしている。これを聞いて以来、我ながら自分が特別な人間なのではないかと思う。唐が宋であった時代には、熒惑の精は燕・趙の山に白髪の翁の姿で降り立ったという話が残っている。また李淳風(唐の天文学者)も熒惑の精だったと言われている。このようなことは、ままあることなのだ」とのことだった。

 熒惑は熒惑星のことを指し、現代でいう火星を意味する。火星が人の姿になって地上に降り立つ話は中国や日本でいくつか語られており、中国の『捜神記』には、子どもの姿をした熒惑の精が春秋戦国時代を予言したという説話が載る。日本でも土師連八島(飛鳥時代)や藤原致忠が熒惑の精と遭遇している。

 

小野篁  おののたかむら

・平安時代の公卿。『内裏式』などの編纂に関わった小野岑守の子。若年の頃は弓馬に熱中し、学問に手を付けなかったため、嵯峨天皇に嘆かれた。その後は悔い改めて学問を志し、文章生となる。遣唐副使に任命されるも、これを拒否して乗船せず隠岐に流される。その後許されて参議し、従三位、左大弁などを歴任した。

 

昼は公卿、夜は閻魔の補佐官

篁といえば、地獄と現世を行き来した話が有名である。『江談抄』には、急死した藤原高藤があの世へ行くと、閻魔庁の第二冥官として篁が座っており、高藤を蘇生させたという話が載る。

『今昔物語集』には藤原良相が重病で生死の境をさまよった際、閻魔王宮の使いにさらわれてあの世へ行き、そこにいた篁が閻魔大王に「この方は実直で、人のために働ける人です。この度の罪を私に免じて許していただけませんか」と進言したのを見たという話が載る。これにより、良相は無事快癒したという。

 京都市の六道珍皇寺には、寺の裏側にある井戸から夜な夜な篁が冥府に足を運んでいたという伝説が残る。

 

貞崇 ていすう   866~944

・平安時代の僧侶。真言宗の僧で、醍醐天皇の護持僧(天皇の身体護持のために祈祷を行う僧)となる。

 

邪を退け、神を呼んだ大般若経

・延長八年(630年)6月29日の夜、貞崇は天皇の命を受けて天皇の御寝所がある清涼殿で宿直をしていた。夜が更けてきた頃、清涼殿の庇から大きな人の足音が聞こえてきた。しかし御簾を上げても人の姿はない。そのうち、今度は小さな子どもの足音が聞こえ、さらに女性の声で「どうしてそこにいるのですか」と問いかけられた。貞崇が「天皇の命によるものです」と答えると、その声は「先ほど、あなたは大般若経を読経していました。最初に歩いてきた者は邪気です。あなたの読経により調伏させられたのです。その後に読経していた金剛般若経は霊験がありませんでした。この旨を天皇に申し上げ、大般若経の読経に努めなさい。私、稲荷神からの勧告です」と告げて消えてしまった。貞崇はこれを受け、天皇にこの夜の出来事を報告したという。

 邪気はおそらく邪鬼と同義で、物の怪の類全般を指す言葉である。稲荷神は稲を象徴する農耕神で、たびたび狐と結びつけられるが、狐はあくまで神の使いであるため、稲荷神自体は人の姿で描かれることが多い。平安時代にはすでに、伏見稲荷大社を中心とした稲荷信仰が広まっていた。

 

 

 

『日本の文脈』

内田樹、中沢新一  角川書店  2012/1/31

 

 

 

日本人にあってユダヤ人にないもの

諏訪はユダヤ教の聖地?

(中沢)このまえ、建築家で建築史家の藤森照信先生の東大退官記念講義があって、僕もゲストとして呼んでいただいて対談をしました。藤森さんは諏訪の生まれで、諏訪大社上社前宮の氏子なんです。諏訪大社は上社と下社の複合体ですが、いちばん古いのが上社の前宮なんですね。その前宮にここ最近、若い子がたくさんお参りに来るようになった。神殿の前で額ずいて熱心に礼拝する子もいる。これはどうしたことだろうという話になったんです。三つほど理由があると思うんですが、一つには最近のパワースポットブーム。二つ目は諏訪信仰をモチーフにしたゲーム『東方風神録』の流行。そして三つ目が、韓国のキリスト教徒のあいだでの諏訪ブームです。この三番目の理由が、今日の話にもつながってくると思うんですが、諏訪大社上社のご神体は守屋山という山で、諏訪大社の祭祀を司ってきたのは守矢という一族です。それが『旧約聖書』に出てくるエルサレムのモリヤ山と関係あるんじゃないかという説があります神がアブラハムに息子イサクを生贄として殺すように命じた場所であり、エルサレム神殿の建てられた場所。

(内田)あのモリヤですか。そりゃ、トンデモ話ですね(笑)

(中沢)ユダヤ人や熱心なキリスト教徒のあいだでは、「日本へ行ったら諏訪へ行け」という話になっていると聞いたことがあります諏訪にはエルサレムと同じくモリヤと呼ばれる山があり、イスラエルの失われた十支族が諏訪族のルーツだという、トンデモなく雄大な話で。

 

・(中沢)ユダヤ教は一神教だし、その一方で日猶同祖論(日本人とユダヤ人は共通の祖先をもつという説)が熱心に語られるでしょう。実際にユダヤ教のカバラ(ユダヤ教の神秘思想)の本やタルムード(ユダヤ教の宗教的規範。口伝の律法とその注解を集大成したもの)を読むと、日本人と通じるものがあるなって肌で感じるんですね。

 エルサレムの嘆きの壁のところに行くと、祈りを捧げている男性たちがいて、額には小さな黒い箱をつけている。その姿を見てると、「あれはたしかに山伏の兜巾(ときん)に似ている」って思うんです。山伏は頭の上に兜巾と呼ばれる小さくて黒いものをつけるんですね。伊勢神宮の灯籠にはダヴィデの星(六芒星)があるとか、祇園祭のルーツは古代イスラエルのシオンの祭りだとか、そういうトンデモ話のような面もあるんだけど、ユダヤと日本の宗教習俗に見られる共通点は、単なるトンデモ話だけでは済まないところもあるように感じています。

 

「自分は遅れている」から始まる

・(内田)まるで似ても似つかないものなんですけど、ユダヤ教的なエートスと、武士道的なエートスがなぜか、ユダヤ教徒が額につける教典入りの小箱(テフィリン)と山伏の兜巾のように似ている。

 

・武士道は実践技術の体系だから、整合的で体系的な理論はないんです。でも僕自身は、武道の稽古をしているときに、どうしてもそれらの動きの一つ一つについて哲学的な基礎づけが欲しかった。「武道とは何か」「なぜ武道によって心身の持っている能力を高めることができるのか」ということは経験的には分かるんだけれど、明確な言語が欲しかった。それで、昼間はレヴィナスを訳し、夕方になると道場に行って合気道の稽古をするという生活を院生の終わりの頃から助手時代にかけて10年近く続けました。周りから見ると、昼間は本業、夕方からは趣味というふうに見えたかもしれないけど、僕の中ではまったく同じことをやっている感覚だった。二つの登山道から同じ一つの山に登っているという感じがありました。

 

・道というのは、自分が起源ではなくて、「自分はすでに遅れてここに参入した」という自覚から始まります。偉大な流祖がいて、その人が天狗とか式神とかに夢の中で出会って天啓を得て発明した巨大な体系がある。僕たちその道統に連なるものたちは、そのいちばん末端の、初心のところから修業を初めて、しだいに複雑で高度な術技と心の持ち方を体得してゆく。でも、どれだけ修業しても先人の達した境位には決してたどりつくことがない。最後は「夢の中の天狗」ですから、無限消失点みたいなものです。

 

聖と俗を分けない

・(中沢)僕も武士道には子どもの頃からすごく憧れがあって、と言っても、剣豪ものをよく読む子どもだったというだけの話ですが。とくに塚原卜伝は理想的な武士のイメージでした。有名なエピソードで、卜伝が食事をしていると宮本武蔵がいきなり斬り込んできて、卜伝はとっさに鍋の蓋を盾にしたという話があって。

(内田)あれはインパクトがありますね。

(中沢)「これだ!」と思ったんです。中国でも仏教のまわりに拳法が自然に発生していきましたが、東洋の精神的な探求は、その周辺に武道が派生してくることが多いでしょう。そして塚原卜伝よりももっと奥に、鍋蓋すら必要としない人がいるんじゃないかって感じたんですね。まあ、卜伝のエピソードは後世のつくり話だと思いますが、そういう東洋の賢者にすごく惹かれていて。

 

・チベット動乱以降、チベット仏教の僧たちはインドやネパールに亡命していましたから、僕もネパールに行きました。いろんな先生にお会いしましたが、なかでもインパクトを受けたのがチャーデルという先生でした。すごく偉いラマ(チベット仏教の僧侶。本来は高僧の尊称)がいると聞いて出かけていったんです。

 

・その後、いろんなところに旅行したんですが、イスラエルでガリラヤ湖の周辺をふらふらしていたことがあります。ティベリアというかつてのカバリストの拠点の町がありますが。

(内田)いまもいるんですか、カバリストって。

(中沢)最近はまた増えてるようですね。マドンナも熱心なカバリストだそうですし。カバリストの生き方について書かれた本を見ると、昼間はふつうの職人さんだったり、いろんな職業についていて、夜になると宗教活動をするでしょう。それは僕の理想に近かったんです。チベットの先生たちも、聖と俗を分けないのが理想だと言います。

 

辺境の神様

・(金沢)さっきユダヤ教の「始原の遅れ」の話がありましたが、神について、キリスト教はまた違った考え方をします。神はいかにして物質の世界をつくりだしたのか。キリスト教グノーシス派の考え方だと、最初の時、神の光に満ちた世界に霧がかかり、神=発光体は自分の影が霧に映ったのを見て自らの存在を知った。それまで自分がいることを知らなかったのに。その瞬間に堕落が起こって物質が発生した、という考え方をします。もっともこれはグノーシスという異端とされた考え方で、正統派は認めませんが、正統派の考えよりアジア人の僕には深く納得できる考え方です。だけど、ユダヤ教ではそういう考え方はしませんね。

(内田)「ツィムーム(収縮)」というカバラの概念がありますけれど、これは神が自らを収縮させて宇宙誕生の場をつくったというアイディアですね。

(中沢)生命の誕生についての今の物理学の考え方というのは、まさに収縮ですよね。現実の世界を創っているのは3次元空間+時間の4次元ですが、最初の宇宙は11次元の構造をしていて、それが瞬間的に次元を減らす収縮をして、この宇宙ができたと、今の物理学では考えられていますからね。キュッと収縮したときに物質が生まれるという理論は、ユダヤ教の考え方だなと思います。

 

・日本ではどうかというと、八百万の神様がいるわけだから、一概には言えないんだけど、大きく分けると2つのタイプがある。一つは常在神で、いつもそこにいる神様。もう一つは来訪神で、ときどきやってくる神様。神社の神様はだいたい常在神です。常在神は姿かたちがなくて空洞なんだけれど、その「穴」があることで世界は秩序を保っている。そして来訪神は、1年のうちで数日間だけ、海の彼方や森の奥といった遠い所からやってくる神様です。その神様はたいてい仮面をつけてやって来る、つまり物質性があるんですね。というふうに日本の神様には常在神と来訪神の2種類があり、その2つの組み合わせになっているんです。

 

<二つの中心>

・(内田)そのうちに、思いついたことがあって、それは「中心が二つ」ということです。日本の神様には二種類あるという話がありましたが、ユダヤ教にも中心が二つあるんです。正統が二つあって、常にお互いが厳しい批判を投げかけ合っている。古代イスラエルでは、タルムードにはエルサレム版とバビロニア版の二つのバーションがあって、タルムードを研究する学校も二ヵ所あり、同時代に必ず偉大なラビが二人出てきて、お互いに激烈な論争をする。

 

<インタフェース上の知性>

・(中沢)日本とユダヤで共通性はあるんだけど、日本人の書くものや思考法の中には、ユダヤ的知性のような強さはないでしょう。たとえば僕がもっとも日本的な書き方だと思うのは本居宣長とか、明治時代だと柳田國男なんですが、どういう文章かというとエッセイなんですよね。事実が次々と列挙されていって、結論は出るのかというと出てこない。けれども読んでいると何かモアーンとした実体が浮かび上がってくるというかたちになっている。本居の書き方を見ても、「情緒」「もののあわれ」というのが沸き上がってくるように書いている。それを日本では「随筆」という言い方をするわけだけど、日本人の思考方法を効果的に発揮して、なおかつ世界的に通用する書き方というのは、なかなかないんですよね。自分でも感じるんです。こういう書き方だとヨーロッパ人が見たら完全にエッセイだなって。

 

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(3)

2022-11-10 15:00:52 | 森羅万象

 

UFOは実在する? 「未確認航空現象」

・2021年6月、アメリカの情報機関が、未確認飛行物体(UFO)に関する報告書を公表した。2004年から2021年までの18年間、アメリカ海軍などから報告された144件の調査報告書である。宇宙人やUFOといった言葉は使われていないが、「未確認航空現象(UAP)」という単語で不思議な飛行物体を表現している。このうち、物体の正体を特定できたものはわずか1件(しぼんだ巨大気球だった)だけで、残りはすべて未解明とされた。

 これまでアメリカ政府は、軍の空域内で謎めいた飛行物体の目撃情報があっても、ほぼ黙殺してきたが、近年、UFOの実在を認めるような動きを見せている。

 

リアル幽霊ライター

・死者の霊が生きた人間を通して文章を記すことを「自動筆記」という。

20世紀初めに、自動筆記で執筆したことで話題になったJ・H・カラン夫人という小説家がいる。

 1913年、アメリカのミズーリ州に住むカラン夫人が知人と交霊術の会に出て、ヴィジャ盤を行ったところ、ペーシェンス・ワースという女性の霊が降臨した。ワースは17世紀にイギリスのドーセットで生まれたことや、その生涯についてを語った。交霊術の会を重ねるうちにワースは様々な歴史小説を口述し始めたので、カラン夫人がそれを書き留めて出版した。彼女の小説は評論家から高い支持を得ただけでなく、自動筆記であることが広まり、大きな話題になった。

 

・学者でもなく歴史に関する知識も乏しかったカラン夫人が、文学作品を発表し続けることができたのは、ペーシェンス・ワースという文字通りのゴーストライターのおかげだと信じている人は多い。カラン夫人は25年のうちに6つの小説、数百ページの詩篇などを残した。代表作『テルカ』は、中世イングランドを舞台に17世紀の中世英語で書かれているが、カラン夫人は中世英語を学んだことは一度もなかったと言われている。

 

レッドロックの聖なる地セドナ

・地球温暖化から強烈なエネルギーが噴き出す場所を「ボルテックス(渦)」という。アリゾナ州中北部にあるセドナは、古来、先住民の聖地とされており、大地や先祖のエネルギーが噴出する場所として聖なる儀式が行われていた。ハパスパイ族が10世紀から11世紀頃まで住んでいたが、現在は世界屈指のパワースポットとして人気を博している

 

また、セドナは昔からUFOも頻繁に目撃されている地で、2012年1月には、緑色の巨大飛行物体が、南からナバホ・ホピ保留地へ向かって飛び去っていくところをカメラでとらえられた。特にベルロック上空での目撃情報が多く、日中にはレンズ雲が山頂に見られるが、これは宇宙船が大気圏に突入することで発生している、とも言われている。

 

ロズウェル事件

・ニューメキシコ州の南東にあるロズウェルは、1947年の事件を境に、UFOの町として一躍有名になった。ある日、突然謎の飛行物体が墜落し、それがUFOではないかと騒がれたのだ。UFO論争の元祖ともいえる事件であり、その議論は現在まで続いている。

 

◎UFO墜落事件

 1947年7月2日の数日前からロズウェル上空で空飛ぶ物体が目撃されていた。その日は嵐で、突然大きな衝突音が鳴り響いたという。翌日、付近の砂漠に墜落したと思われる銀色の物体が発見され、アメリカ軍によって回収された。

 

◎宇宙人解剖実験

 軍が宇宙人の死体を回収したとする説を裏づける証言がある。墜落事件から数週間後、空軍に所属する看護師が宇宙人の解剖実験に参加したと証言したのだ。

 

◎ロズウェルの聖杯

 空から落ちてきた物体は、大半が小さな破片だった。銀紙のような物体で、軽くて薄いが硬かったそうだ。表面に奇妙な文字が彫られているものもあったという。いずれも軍によると気球の素材の一部であり、UFOのものではないと否定されている。

 

北米全域

獣人ビッグフット

アメリカやカナダの山で目撃されているのが、獣人ビッグフットだ。カナダではサスカッチと呼ばれている。1810年、オレゴン州旅行中の男性がコロンビア川の近くで約40センチの大きな足跡を発見したのが最古の記録。1967年には、ロジャー・パターソンが動くビッグフットの動画撮影に成功している。この映像は「パターソンフィルム」と呼ばれ、真偽についての論争も含めて世界中で話題となった。未確認生物の中でも有名で、これまでに2000件以上の目撃情報があるという。

 体長は2~3メートル、体重は200~400キロと巨大で、体中が毛で覆われている。直立2足歩行をしており、35~45センチの足跡が発見されている。ビッグフットの正体は、ヒマラヤ山脈で目撃情報のあるイエティと同様に、絶滅した類人猿ギガントピテクスの生き残りとする説が有力だ。

 

 

 

 

(2020/7/24)

 

 

 

『世界現代怪異事典』

朝里樹    笠間書院  2020/6/22

 

 

 

世界には、怪異や妖怪、妖精、怪物などと呼ばれる、不思議なものたちが跋扈しています。それらは人々の間で語られ、記録され、創作され、その国々の文化や宗教、娯楽などに多大な影響を与えてきました。そしてそれは、21世紀を迎えた現代でも変わりません。本書は、主に20世紀以降の時代を舞台に語られた、現時点では常識から外れていたり、明確にその実在が証明されていない存在や現象を集めた事典です。

 

ピー・カープセン

・タイに伝わる怪異。名前は土地の境の精霊を意味するとされ、大気中に存在し、山沿いや森の端、洞窟、水中、木の上などを自在に行き来するという。

 

ピー・カモート

・タイで語られる怪異。鬼火と訳されるピーで、大きな光の輪として現れる。夜中、水のあるところで揺らめいているとされ、近づくと消えて背後に現れるなどして旅人を惑わすが、それ以上の危害を加えることはないという。

 

ピー・クマントーン

・タイに伝わる怪異。子どもの姿をした精霊で、母親が胎内に子どもを宿したまま亡くなった際、その子どもがなるとされる。この精霊を招くことができると家や仕事を災難から守り、繁栄・繁盛させてくれると考えられている。

 

ピー・ゴーンゴーイ

・タイで語られる怪異。一本足のピーとされ、森林に出現する。どこに行くにも片足で跳んでいくといい、シューシューという声を出す。眠っている人間を見つけると足の親指のところから血を吸うとされる。

 

ピー・サオ・トック・ナムマン

・タイに伝わる怪異。樹液の滴る樹木に宿るとされている精霊で、この精霊がいる木を木材にして建造物を造ると祟られると言われている。

 

ピー・ターイホーン

・タイに伝わる怪異。変死者がピートなったものとされ、普通のピーが人を脅かしたり化かしたりするのがせいぜいなのに対し、人間の首の骨を直接折るほどの力を持つという。

 

ピー・トゥアイゲーウ

・タイに伝わる怪異。降霊術の一種で、辺りを漂う霊を呼び出し、質問に答えてもらう儀式とされる。

 

・高田胤臣著『亜細亜熱帯怪談』にある。同書でも指摘されているように日本のこっくりさんに類似した占いだが、西洋の降霊術が由来とされるこっくりさんと異なり、ピー・トゥアイゲーウは中国の扶箕(ふき)が元になっているという説があるようだ。

 

ピー・ハー

・タイに伝わる怪異。同国において妖怪や精霊などの総称であるピーの一種で、コレラをもたらすピーであるとされる。

 

ピー・バーン・ピー・ルアン

・タイに伝わる怪異。家の守り神とされる存在で、木に宿っていた精霊が、その木が材木となった後もそのまま宿り続けているとこの精霊に変化するという。

 

ピー・バンパブルット

・タイで語られる怪異。祖霊を意味する名前で、死んだ人間はピーとなり、どこへ行くともなく身内の家をさまよう。これがピー・バンパブルットだという。

 

ピー・ブーム・バーン

・タイに伝わる怪異。村落を守護する存在で、タイの人々は土地の開発や耕作の開始、収穫などの重要行事が行われる際、供え物を奉るための供養塔を建てる。そしてこれに棲むとされるピーやテワダーに加護を祈るが、こういった存在は土地を領知する存在として認識され、ピー・プーム・バーンと称されるのだという。

 

ピー・プーム・ムアン

・タイに伝わる怪異。国の守護神とされる存在で、国家や都市の守護者として祀られる。また、特に首都の守護者として語られる場合は、「プラ・プーム・ムアン・ルアン」と呼ばれるとされる。

 

ピー・プラチャムクロープクルア

・タイに伝えられる怪異。「身内霊」などと呼ばれる存在で、祖先の霊であるピー・バンパブルットたちが子々孫々からなる村を守る霊の一群となったものを指し、タイの北西地方に伝えられているという。

 

ピー・プローン

・タイに伝わる怪異。タイ北西地方で語られるピーで、夜中になるとゆらりゆらりと光を放ちながら現れ、好んで人肉や汚物を食うという。また人に乗り移る能力を持ち、ピー・プローンに唾液を吐きかけられた人間はピー・プローンになってしまうとされる。

 

ピー・ペート

・タイで語られる怪異。いわゆる餓鬼のことで、何種類もいるが、なかでも有名なのは針ほどの小さな口しか持たないピー・ペートであるという。

 このピー・ペートはその小さな口のために血や膿しか食すことができず、痩せている。背は高く、首は2メートルもの長さがあり、細長い舌を口から出して「キーキー、ヒューヒュー」と甲高い鳴き声を上げるという。

 

・餓鬼は仏教において語られる、六道のうち餓鬼道に落ちた亡者の成れの果てで、『正法念処経』などにおいては何十種類もの餓鬼が記されている。

 

ピー・ポープ

・タイで伝えられる怪異。「肝食らいのピー」と訳される通り、人の肝を食らう妖怪とされる。見た目は人間と変わらないが、人が誰かを呪うと、その人間の体内に入り込み、棲み着く。そこでその人間が食べた物を食らいながら、最終的には肝臓や腎臓などの臓器をことごとく食べてしまう。またピー・ポープに取り憑かれた人間は虚ろな目をして人を真っ直ぐ見なくなるため、すぐに分かる。

 

ピー・ポーンカーン

・タイで語られる怪異。猿の姿をしたピーで、尻尾が短く、常に上唇をめくり上げ、歯を見せているという。普段は動物たちが塩を舐める場所に生えている大木の上に棲んでいるが、眠っている人間を見つけると忍び寄って血を吸うのだとされる。

 

ピー・ラン・グルオン

・タイで語られる怪異。タイ南部で伝えられていたという妖怪で、一見人と変わらない姿をしているが、背中ががらんどうとなっている。そのため臓物がすべて見え、さらに体内には虫がうようよと這っている。

 このように気味が悪い姿をしたピーであるが、人に大きな危害は加えないという。

 

プーケットの亡霊

・タイで目撃される怪異。タイ南部にあるビーチリゾート、プーケットにおいて目撃される亡霊で、津波の犠牲者たちであるとされる。2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震による大津波がプーケットに押し寄せ、5000人以上が犠牲となった。それ以来、死んだことに気付かずビーチで遊ぶ観光客の白人たちの声が聞こえる、亡くなった友人が目の前に現れた、といった怪談が囁かれるようになったという。

 高田胤臣著『亜細亜熱帯怪談』にある。日本でも東日本大震災の後、津波の被災地で度々亡霊が目撃されるというということがあった。多数の死者が発生した現場では、地域にかかわらず怪談が語られるのだろう。

 

ブラックレディー

・フィリピンで語られる怪異。その名の通り黒い女性の姿をした怪異で、セブ島でよく目撃されるという。基本的に悪霊、もしくは魔女だと考えられているという。

 

プレート

・タイで語られる怪異。プレートとはすなわち餓鬼のことで、背が異様に高く、あばら骨が浮き出るほどの痩身で、首は長く、肌はどす黒い。口は針のように細く、食べ物を食べることも言葉を発することもできない。

 

ペッブリー通りガス爆発事故の幽霊

・タイで目撃される怪異。1990年にバンコクのペッブリー通りで発生した交通事故に起因する怪異譚で、この事故で犠牲になった人々の霊が、道行く人々を下から引っ張るのだという。

 

ホテル〇の亡霊

・タイで語られる怪異。バンコクの歓楽街、ナナにあるという「ホテル〇」は心霊スポットとしても有名で、何度も幽霊が目撃されている。

 

ホワイトレディー

・フィリピンで語られる怪異。同国全土に出現する幽霊で、白いドレスを着た髪の長い女だという。それ以外の姿は地域によって異なり、顔のパーツがないのっぺらぼうのようだったり、鋭い眼光で睨みつけてきたりする。その正体に関しても様々な説があり、殺された女の幽霊である、交通事故の犠牲者である、などとされる。

 

マナナンガル

・フィリピンのシキホル島に伝わる魔女。昼間は女性の姿をしているが、夜になると正体を現し、上半身を下半身から切り離して蝙蝠のような翼を生やし、飛び回るという。人間の赤子の血を好み、長い舌でその血を吸ってしまうと言われている。

 

真夜中の軍歌

・台湾で語られる怪異。ある小学校では、夜の12時になるとすべての明かりを消すがそうすると四方から日本の軍歌が流れ、深夜2時になると聞こえなくなる。そのためこの時間学校に近づく者はいないという。

 

ミゲー

ブータンで語られる怪異。いわゆる雪男で、体の大きさは人間の倍以上あり、全身が毛で覆われているという。またその体からはひどい悪臭がするとされる。

 ブータンには怪我をして尼僧に助けられたミゲーの話や、山でミゲーと遭遇した男が、ミゲーがタバコを吸う様子を真似し始めたため、火縄銃を吸わせて弾を発射し、退治した話などが残る。また現在でもひどい吹雪の日には、ミゲーが里に下りてくると信じられているという。

 

ミルゴラ

・ブータンで語られる怪異。ヒマラヤの深い森に棲む人間によく似た生き物だが、手は長く、体は毛に覆われているとされる。昼に森で人々が作業をすると夜になってから出現し、昼間人間が行っていたことをそっくり真似するという。

 

ムノチュウ

・インドに現れる怪物、亀もしくはフットボールに似ていると形容される謎の物体で、人間に遭遇すると襲い掛かり、口元に爪を立てて肉を引きちぎるという。

 並木伸一郎著『未確認動物UMA』によれば、2002年6月から7月にかけて目撃されたという。また、目撃者の証言では全身から光を放っていたとされ、生物ではなく機械だと語った被害者もいたようだ。

 

メー・ジェラマニー

・タイで語られる怪異。同国の首都、バンコクにあるモルタルの柱に宿る女性の精霊で、樹液や油の滴る樹木や柱に宿る精霊、ピー・サオ・トック・ナムマンの一種と考えられている。

 

メーナーク

・タイで語られる怪異。同国では誰もが知る怪談『メーナーク・プラカノン』に登場する悪霊で、1870年前後に実際にあった事件に登場する存在として信じられている。

 

・高田胤臣著『亜細亜熱帯怪談』にある。同書によれば、この物語は映画にもなっており、タイで大ヒットを記録したという。

 

モンキーマン

・インドの首都、ニューデリーに出現得したという怪異。上半身が黒い体毛の猿、下半身が人間と言うような姿をした怪物で、体から赤や青の光を放つという。体長は1メートル40~60センチほどと人間に近く、鋭い爪で人を襲うとされる。

 2001年4月、モンキーマンは夜のニューデリーに現れ、連日現地のメディアを騒がせたという。また、地元では猿型のロボットが正体である、という噂も語られていたようだ。しかし次第に目撃者は減少し、いつの間にか事件は沈静化したという。

 

モンキーメン

・ビルマ(現ミャンマー)に現れたという怪物。メコン河付近の密林に出現したとされ、身の丈3メートル以上、カーキ色の体毛を生やしており、赤ん坊の泣き声のような声を上げるという。

 

野人

中国で語られる怪異。中国語で「イエレン」と発音する。人間に近い体格で二足歩行をする猿のような動物で、湖北省神農架地区で目撃されたものが有名。この地区では野人の目撃が多発しているほか、よく足跡が発見されるという。また1950年代には、野人に攫われた女性が村に帰ってきて、野人の子どもを産んだ、とされる事件が起きている。この子どもは「猴娃(こうあ)」と呼ばれ、出生時から全身に体毛が生えていたという。また成長するにつれ頭部が小さく、三本の隆起がある、腰を曲げた独特の姿勢で歩く、といった特徴が見られるようになった。猴娃

は1998年に病死したが、生前その姿が映像に記録されている。

 

・1940年頃には既に目撃情報があるという。また、猿人のような姿をした妖怪は中国に古くから伝わっており、実吉達郎著、『中国妖怪人物事典』によれば、紀元前4世紀から紀元前3世紀頃に書かれた『山海経』には、人のように歩く猿のような妖怪「猩猩(しょうじょう)」について記されているというまた16世紀には女性を攫う猿の怪として「玃猿(かくえん)」という妖怪が『本草綱目』に記されている。この猿が女性を攫うのは子を産ませるためで、子を産むと元の家に帰すものだと考えられており、先に書いた猴娃の事例と似ており、『中国妖怪人物事典』でも野人や野女の話が玃や「しゅう(人間の男を攫って子を産む猿の妖怪)」と類似していることが指摘されている。

 

スタウルの巨人

・オーストラリアに伝わる怪異。体長2メートル50センチほどの巨大な恐ろしい人間の姿をしており、鉱山の町スタウルに出現する。主に民家の庭や台所に出現し、1970年代だけでも10もの家族がこれを恐れて土地から逃げ出したという。

 

アフリマン

・主にヨーロッパで語られる怪異。悪魔の一種で、元はゾロアスター教におけるアンラ・マンユ(アーリマン)のことであるが、19世紀から20世紀にかけての哲学者、人智学者であるルドルフ・シュタイナーによってルシファーと対立するデーモンとして語られた。嘘の王、闇の支配者、亡霊じみた地上の君主などと形容され、人間に霊的なものではなく、物質世界とそれに基づく肉体的欲望のみがもっとも重要であるという嘘を信じ込ませることが目的とされる。またシュタイナーは、このアフリマンはメフィストフェレスと同様の存在であるとも語っている。

 

ウァーリング・ウィンパス

・アメリカで語られた怪物。テネシー州のカンバーランド高原に棲み着いているとされ、その姿はゴリラに似ているが、体長は2メートル以上あるという。

 

・同書に登場する他の怪物たちと同じく、アメリカの開拓期に開拓に関わった人々が焚火を囲んで語ったというトール・テール(ほら話)に出てくる怪物のひとつと思われる。

 

エイプマン

・アメリカに現れたという怪物。カリフォルニア州のボレゴ・スプリングでハロルド・ランカスターという人物が埋宝を探すための試掘をしている際、彼に近づいてきたが、ピストルを空に向かって撃って威嚇したところ、逃げて行ったという。

 ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、1968年7月に目撃されたという。具体的な姿の描写はないが、名前から考えて猿、もしくは類人猿のような姿をしていたものと思われる。

 

エディンボロ・モンスター

・アメリカに現れたという怪物。ペンシルベニア州エディンボロ湖岸に現れたという、人とも獣ともつかないと形容される生き物で、2メートル70センチ以上の大きさであったという。

 

ゴリラ沼

・アメリカのミシガン州にあるという沼。その名前の由来は、巨大なゴリラが二足歩行で沼の周辺をうろついているのを目撃されたからだという。

 

ジャギー

・アメリカに現れた怪異。ウィスコンシン州の南部ウォルワース郡にあるプレイ街道という道に現れた獣人で、犬とも狼ともつかない顔をした、体長2メートルほどの毛むくじゃらの二足歩行をする怪物だという。全身は毛に覆われ、口は耳まで裂けて牙が覗き、目は赤く光っているという。

 

シャドーピープル

・アメリカをはじめとして世界各地に現れる怪異、その名の通り人の形をした影のような怪人で、出現の前兆としてポルターガイスト現象が起きたり、爆発音がしたりするなどとされる。

 

セイラムの怨霊

・アメリカで語られる怪異。マサチューセッツ州のセイラムでは、1692年3月に始まった一連の魔女裁判により200人近い人々が魔女として告発され、19人が処刑、他にも数人が獄死するなど、魔女裁判のために死亡している。

 そのため、セイラムは心霊スポットとして有名になっており、最初の犠牲者であるブリジェット・ビショップをはじめとした怨霊がそこかしこに出現するという。

 

チュパカブラ

・アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ブラジルなど、南北アメリカ大陸で目撃される怪物。1995年前後にプエルトリコに出現したのが最初の報告とされ、以降何度も出現している。

 その姿は体長約90センチ、頭部は卵形で、細長い手足と鋭い鉤爪を持つ。

 

・名前は「ヤギの血を吸うもの」を意味するスペイン語で、その名の通りヤギなどの家畜を襲い、牙や舌を突き刺して血を吸い尽くすとされる。

 異様に速いスピードで走ることができ、跳躍力もある。また翼を持ち、空を飛ぶチュパカブラの目撃例もある。

 その正体は遺伝子操作によって生まれたミュータント、宇宙人が連れてきた宇宙生物といったものがあるが、いまだ詳細は謎のままである。

 

ドーバーデーモン

・アメリカに出現した怪物。マサチューセッツ州のドーバーに出現したことからこの名前で呼ばれる。体長は1.2メートルほど、胴体と同じぐらい大きい頭部は瓜のような形をしており、オレンジや緑に光る眼、細い首と手足、ピンクかベージュ色の肌を持つ。鼻、口、耳はなく、体毛も生えていない。1977年4月21日に初めて目撃され、それがマスコミによって紹介されたことで全米に知られることとなったという。

 その正体は不明で、異次元からやってきた生物、宇宙生物などの説がある。

 

ビッグフット

・アメリカ及びカナダで目撃される怪物。巨大な足跡が残されていたことからこの名前が付けられた。またインディアンの間に伝わる「サスカッチ」の名で呼ばれることもある。

 体長は2メートル以上あるとされ、褐色もしくは灰色の毛に覆われた類人猿のような姿をしているという。1810年には既に目撃例が存在しており、その後も何度も目撃され、映像や写真に記録されているが、捕獲には至っていない。

 

ヒツジ男

・アメリカで目撃される怪人。カリフォルニア州ベンチュラのアリソン渓谷でよく目撃される。その名の通り灰色の体毛に覆われ、体長2メートルのがっしりとした体格をしており、角のある羊のような頭部を持つ。目は猫に酷似しており、1925年頃から出現している記録が残る。

 

ブーガー

・アメリカに出現したという怪物。アラバマ州クラントンの付近で目撃され、その姿は毛むくじゃらで背の高い類人猿のようであったという。象に似た声で鳴き、畑の作物を奪うなどしたとされる。

 

ホロポーの類人猿

・アメリカに現れたという怪物。フロリダ州のホロポー郊外にある牧場の主が目撃したという類人猿のような生き物で、身の丈1メートル50センチ以上、全身に毛が生えており、恰幅の良い体をしていたという。

 

・この類人猿のような怪物は1963年に現れ、さらに66年から68年にかけても同様の怪物が出現したという。

 

モスマン

アメリカで語られる怪異。ウェストバージニア州ポイント・プレザント一帯に出現した謎の飛行生物で、巨大な鳥、もしくはその名の通り巨大な蛾を思わせる姿をしている。

 目は丸く、赤く光り、体色は灰色で、巨大な翼を持つ。体長は2メートル前後あり、翼を羽ばたかせることなくその巨体を垂直に上昇させ、自由に飛び回る。またモスマンが出現した時期に、この一帯では2メートル以上ある巨大なダチョウなど、怪鳥の目撃が多発した。また同時期には、空飛ぶ円盤が幾度も目撃されたという。

 

モンスター・マン

・アメリカに現れたという怪物。オハイオ州クリ-ヴランドにあるリヴァーサイド墓地近くのトンネルに棲み着いていたと考えられており、巨大な毛むくじゃらの人間のような姿であったという。

 

藪のけだもの

・アメリカに出現したという怪物。毛髪は緑色で、体は苔と泥に覆われた身の丈2メートル以上の人型の生物であったという。

 ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、1966年7月、少女によって目撃され、報告されたという。

 

ヤンクトンの怪物

・アメリカに現れたという怪物。オレゴン州ヤンクトンでは、毛むくじゃらの人型生物が多数目撃されており、走行中のトラックと並行して走ったり、タクシーを覗き見たりしたのだという。

 

・この怪物たちは1926年に目撃されており、この年には付近一帯の子どもたちの不可解な行方不明事件も発生したという。

 

ラヴァーズ・レーンの猿

・アメリカに現れたという怪物。フロリダ州エルファーズ近くのラヴァーズレーンにて、4人の若者たちが車を止めていると、チンパンジーのような姿をした何かが車に飛び乗ってきた。その体色は緑がかっており、瞳もまた緑色に光っていたという。

ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、この猿のような怪物は1966年に現れたという。

 

リンカーン大統領の幽霊

・アメリカで語られる怪異。アメリカ合衆国第17代大統領エイブラハム・リンカーンは、幽霊の目撃談が多いことでも知られている。1865年の暗殺で命を奪われて以来、リンカーンはワシントンのホワイトハウスの様々な場所に現れる。

 

・特に有事の際には執務室に頻繁に出現したとされ、第2次世界大戦中にはよく見られたという。

 

ルシファー

・主にヨーロッパで語られる怪異、ルシファーはキリスト教における堕天使の筆頭であり、悪魔サタンと同一視されることもある。現代でも悪魔憑きが起きた際、取り憑いた悪魔のひとつとして名前が語られることがある。

 また19世紀から20世紀にかけての哲学者、人智学者であるルドルフ・シュタイナーはこのルシファーを光の存在であり、キリストに向かって人間を照らす霊として定義し、ゾロアスター教における悪神、アフリマンの宿敵と位置づけた。また彼によれば、ルシファーはゾロアスター教における善神、アフラ=マズダと同一のものであるとも記している。しかしシュタイナーの語るルシファーは一方的な善の存在ではないとしている。


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(2)

2022-11-10 14:59:35 | 森羅万象

 

 

(2022/3/1)

 

 

『世界怪異伝説事典』

朝里樹 、えいとえふ 笠間書院  2021/12/22

 

 

 

・伝説とは「ある時代、ある場所で起きた」と人々によって語り継がれ、記録され、そして信じられてきた物語です。怪異とは、不思議なこと、妖しいこと、を指します。また、そういった存在を指す言葉としても、最近は使われています。

 

欧州

アイルランド

伝説の異界・常若の国

古代アイルランド人は、この世のどこかに「常若の国」があると信じていた。この異界では、歳をとることはなく、病気にもかからず、魔法使いや怪物たちが暮らしている。この国に行った若い恋人たちの伝説がある。

 アイルランドの若者オシーンは、英雄フィン・マク・クィルの息子である。

 

・ある日、狩りに出かけた時、立派な白馬に乗った美しい女性に出会った。その女性はニアヴ・キン・オイルという名前で、伝説の常若の国の王女だった。恋に落ちた若い二人は、ニアヴの白馬に乗って常若の国へ向かうと、そこで長い間幸せに暮らした

 やがて、オシーンは故郷の様子が気になり、ニアヴは白馬を貸し、国に着いても絶対に馬から降りないように、と忠告した。オシーンは了解して白馬に乗り、アイルランドに辿り着いたが、故郷はすっかり様変わりしているばかりか、知り合いはみな死んでいた。

 オシーンは、若者たちが巨大な岩を持ち上げようとしているところを通りかかり、手伝おうとうっかり馬から降りてしまった。すると両足が地面に着いた途端、オシーンはたちまち年老いた。アイルランドでは、常若の国で過ごしていた時間よりもはるかに長い時間が過ぎていたのだ。オシーンは二度と常若の国へは戻れないと悟り、死んでしまった。

 オシーンの運命は、日本の浦島伝説を思わせる。

 

イギリス

音楽霊媒師ブラウン夫人

・ロンドンに住むイギリス人の主婦のもとに、フランツ・リストをはじめとする大作曲家たちの霊が現れ、自分たちの「新曲」を次々に口述筆記させていく。にわかには信じがたい話だが、1960年代半ばから1980年頃まで実際にあった出来事とされ、BBCがブラウン夫人のドキュメンタリー番組も制作している。

 ローズマリー・ブラウンのもとに音楽家が現れたのは、彼女が7歳の時。長い白髪を垂らして黒いガウンを着た霊が「あなたを音楽家にしてやろう」と告げたという。のちにその霊はフランツ・リストだったとわかる。その後、しばらくリストの霊は現れなかったが、1964年にふたたび彼女の前に現れると、ベートーベンやシューベルト、ショパン、バッハなどの作曲家たちの霊も現れて、次々に作曲を始めた。頭の中に洪水のように流れる音楽を、ブラウン夫人はせっせと書き取っていった。

 夫人の曲は音楽評論家の間で評価が分かれたものの、曲調は各作曲家の作品とよく似ていたという。

 

・一説には、彼女に霊媒の力があり、一種のテレパシーで作曲家の未発表作品の譜面を読み取ったのではないかと言われている。ブラウン夫人は最後まで、音楽家たちの霊から受け取った作品だと主張していたという。

 

古代エジプトから蘇った少女

・ふとしたきっかけで前世を思い出すという感情を抱く人が世界中にいる。20世紀の前半、古代エジプト人から転生したとして話題になったイギリスの少女がいた。

 1903年、ロンドンで生まれたドロシー・エディーは、3歳の時に階段から転落し、呼吸が止まって死の宣告を受ける。だが息を吹き返し、それ以来、自分の前世が古代エジプトの巫女であり、セティ1世というファラオの愛人だったことを知ったという。

 

・やがてエジプトに移住し、エジプト老古学調査の助手として働き、セティ1世の建てたアドビス神殿に「帰郷」したあと、神殿に住み着き生涯を終えた。

 

二匹の竜を目撃した魔術師マーリン

・世界でもっとも有名な魔術師のひとりが、ケルトの伝承に登場するマーリンだ。5世紀後半から6世紀にかけて、ブリテン島西南部で活躍したアーサー王やその父王ウーテル(ユーサ)を助けた大魔法使いで、ストーンヘンジの建設にも関わる。母親は、悪魔にかどわかされた南ウェールズの王の娘で、悪魔の子として生まれたマーリンは、強力な魔力や知識を受け継いだ。

 

・なお魔術師マーリンの実在や、伝説のモデルとなった人物を巡っては、6世紀に実在した詩人・占い師であったミルディン説、祈禱や占いを行うドルイド僧など諸説ある。

 

レンデンシャムの森のUFO

サフォーク州にあるレンデルシャムという森で、1980年にUFOが目撃されている。森に入っていくUFOのような物体をアメリカ空軍の監視レーダーが探知し、地上からも上空で光る飛行物体が目撃されている。軍の隊員2名が森に探索に向かうと、黒いUFOを発見。その周囲は静電気のようなものが満ちていた。

 

イタリア共和国

ヴォイニッチ手稿の謎

・ヴォイニッチ手稿とは、発見されてから100年以上経つものの、いまだに誰も解読することができない世界最大の奇書のこと。

 

・1912年、ヴォイニッチは、イタリアのモンドラゴーネ寺院で不思議な手稿を見つけた。そこには見たことのない奇妙な文字や記号、地球上には存在しない植物の絵、裸婦の絵などが描かれていた。

 ヴォイニッチが手稿の解読と研究を進めたところ、一緒に発見された書簡から、手稿は15世紀後半から16世紀頃に作られたこと、神聖ローマ帝国の皇帝ルドルフ2世が所有していたことなどがわかった。しかし、誰が何の目的で作ったのかまではわからなかった。

 

・今日に至るまで、この手稿を読み解けた者はいない。16世紀頃に活動したジョン・ディーややエドワード・ケリーといった有名な錬金術師による悪戯の書物ではないかという説もある。

 現在、ヴォイニッチ手稿は、謎を秘めたままアメリカのイェール大学に保管され、誰でも解読に挑むことができるよう、全213ページをスキャンした画像がインタ―ネット上で無料公開されている。

 

ウクライナ

キエフを築いた三兄弟

・ウクライナの首都キエフにまつわる伝説。12世紀に編まれたロシア最古の年代記『過ぎし年月の物語(原初年代記』によると、5世紀末、スラブ人の有力部族ポリャーニン族がドニエプル川のほとりに、キィ、シチュク、ホレフの三兄弟と妹のルィビジが町を作ったという。6世紀から7世紀には、本格的な町が形成され、9世紀に成立したキエフ大公国の首都となった。これが現在のキエフの始まりであり、「キエフ」とは「キィの町」という意味だ。キエフ大公国が13世紀にモンゴル軍の侵攻で滅びるまで、キエフはロシアの中心地として栄えた。

 

カザフスタン共和国

ひとつ目のアリマスポイ人

・古代ギリシャの伝承やヘロドトスの『歴史』には、黄金を守る怪鳥グリュプス(グリフォン)と戦ったという一眼の巨人族アリマスポイ人が登場する。アリマスポイ人はユーラシア大陸のステップ地帯に住んでいたという。この地がカザフスタンの草原にあたるという説がある(ヨーロッパ北方、モンゴル高原という説もあり)。

 スキタイ人の言葉で「アリマまたはアリ」が「一」、「スプーまたはマスポス」が「目」という意味だという。スキタイ人は、アリマスポイ人に攻められたイッセドネス人によって、さらに西へと追われた。そこでアリマスポイ人の存在がギリシャに伝わったようだ。

 ちなみに、カザフスタン北東部の町カラガンダでは、約3000年前に建設されたというピラミッド遺跡が発見されている。アリマスポイ人がピラミッド建設に関わっていたのではないかとする説もある。

 

ジョージア

人と暮らした獣人アルマス

・アルマスとは、コーカサス地方で古くから目撃情報がある未確認生物だ。イエティやビッグフットなどと同様の獣人、猿人タイプである。体長は人間と変わらない1.5メートル~2メートルほどで、全身は赤茶色の毛で覆われている。足が速く、時速60キロほどのスピ―ドで走るという。人間のように言葉を使うという報告もある。

 ロシアを中心に何千件もの目撃情報があるが、ジョージアにあるアブハジア自治共和国では、人とともに生活したというアルマスの記録が残っている。ソ連のボリス・ポルシェネフ博士の著書によると、19世紀末、アブハジアの山でアルマスと思われる特徴を備えた生物が捕獲されたという。村に連れてこられてアルマスは雌で、ザナと名づけられた。ザナは、村に来たばかりの頃は暴れることもあったというが、次第に村の生活になじんでいった。ザナの身体能力は高く、足は馬より速く、冬でも衣服を必要としなかったそうだ。そして人間の男と結婚し、4人の子を産んだと記されている。

 その後、20世紀になって未確認生物研究家がこの村を訪れた。ザナの子とされる人物の墓を調査したところ、その子は現生人類のホモ・サピエンスではなく、ネアンデルタール人の特徴を備えていたという。

 

ドイツ連邦共和国

カスパー・ハウザーの出生の秘密

1828年、ニュルンベルクで身元不明の少年が保護された。着ている服はボロボロで、足はふらつき、言葉をほとんど知らない10代半ばと見られる少年だった。彼は「カスパー・ハウザー」という名前だけを書くことができたという。野生児同然に育った彼の存在はドイツ国内でも話題となった。彼は一時的に監獄に入れられたが、連日、大勢の人がカスパーを見物するために訪れたという。しかし、カスパーは多くの見物人を気にもしていなかったそうだ。数ヶ月で言葉を覚えたカスパーによると、窓が板で打ちつけられた穴のような小さな暗い部屋で、水とパンだけを与えられて育ったという。

 結局、カスパーは市に保護されることになった。地元の人々は彼の身元を明らかにしようと大いに関心を寄せたが、カスパーの両親は誰なのか、なぜ閉ざされた場所で育てられたのか、などの詳細が明らかになることはなかった。

 翌年、カスパーが何者かに襲われる殺人未遂事件が発生した。1833年にふたたび襲われ、何者かに脇腹をナイフで刺され、死んでしまった。

 

・犯人は捕まらず、カスパーの死後は彼の正体ばかりが話題となった。ナポレオン1世やバーデン公カール・フレデリックといった高貴な身分の血を引いていた、地主に嫁ぐ娘の不義の子だったため存在を隠されたとする説なのだ。

 

ナチスの闇資金

・敗戦と同時にナチスも崩壊したが、ヒトラーや党の幹部たちが隠し持っていたとされる闇資金の行方は明らかになっていないものが多いという。

ヒトラーの資金は、南米に移動動されたとする説がある。1945年4月に死亡したヒトラーだが、自身も南米に逃亡したという噂がある(詳しくは、アルゼンチン共和国のヒトラーは南米で生きていた?の項目を参照)。それを裏づけるかのような事実がある。1997年にブラジルの中央銀行で開けられた金庫に、約5億円相当の金が入っていた。所有者が死亡したため、遺族が開示を求めたことで判明した。所有者は、大戦中にドイツから移住してきた男性。彼はナチスの南米への逃亡の協力者だったのではないかと言われている。

ナチスの全国宣伝部長だった幹部のゲッペルスも資金を隠していたのではないかという疑惑がある。

 

ゲッペルスはヒトラーの後を追って自殺したため、真相は闇の中だ

 他にも、金塊を飛行機で輸送途中に撃墜されてアルプスの湖に沈んだ、海外へ輸送しようとしていたがドイツが敗戦したために大量の貴金属が湖に捨てられた。バチカンの金庫に預けられている、資金を載せたUボートが沈没した、などナチスの闇資金にまつわる噂は後を絶たない。これらの噂のごく一部であり、多くの可能性が指摘され続けている。

 

ハーメルンの笛吹き男

・中世のドイツで起きた、「ハーメルンの笛吹き男」で有名な、子どもたちの集団失踪事件。この事件はグリム兄弟によって童話にされ、現代まで広く知られる伝説となっているが、実際にあった事件がもとになっている。

 1284年、ハーメルンの町に見慣れない一人の男が現れた。男はネズミ退治を生業にしており、笛を吹くと町じゅうのネズミがぞろぞろと集まった。そして笛の音に引き寄せられるようにネズミたちは男の後をついていき、川まで連れていかれて溺れ死んだという。男は報酬を求めたが、町の人々が支払いをしなかったため、怒って町を出て行った。

 後日、帽子を被り、狩人の衣装を着た男がふたたびハーメルンの町にやってきた。男が笛を吹き始めると、どこからともなく町の子どもたちが集まった。子どもたちは男の笛の音に導かれて山に入っていき、わずかな子どもたちだけを残して130人が姿を消してしまった。行方不明となった子どもたちは帰ってくることはなく、前代未聞の失踪事件となった。

 

フランス共和国

カルナック列石の謎

フランス北西部のブルターニュ地方にあるカルナックに、3000以上の石が約3キロにわたって並ぶ巨石記念物がある。カルナック列石と呼ばれるこの石たちは東西にまっすぐ並んでおり、一つの石が柱状に立った「立石(メンヒル)」や、複数の石で巨大な石を支えた「支石墓(ドルメン)」などで構成されている。

 

死の舞踏とストラスブールの舞踏病

14世紀にヨーロッパでペスト(黒死病)が流行した際、ペストが蔓延した地域では、人々が踊り狂うという事象があった。これは「死の舞踏」と呼ばれ、死の恐怖に陥った人々が集団ヒステリーに陥るせいと言われている。15世紀になるとペストに対するお祓いの行事になっていったそうだ。

 1581年には、フランス北東部、ドイツとの国境近くにあるストラスプールで「死の舞踏」にまつわる事件が起きている。ある日、一人の女性が突然、道で踊り出した。すると踊りに参加する人が加わり、1ヶ月後には400人ほどになったという。役人が止めようとしても人々の踊りは止まらず、飲まず食わずで踊り続けた結果、100人が心臓発作や過労で亡くなってしまったそうだ。

 

不死身のサンジェルマン伯爵

・18世紀のフランス、パリの社交界を中心にヨーロッパの宮廷社会に彗星の如く現れ、時空を超えるタイムトラベラーとして噂された男がいる。不老不死を自称するサンジェルマン伯爵である。

 サンジェルマンが初めて歴史に登場するのは、1710年頃のベネチアである。フランスのフォン・ゲルギー伯爵夫人が伯爵に会った際、彼は50歳前後に見えたという。それから40年後の1750年頃、サンジェルマン伯爵はパリの社交界に颯爽と現れ、上流階級の人々に注目されるようになったが、伯爵の外見は不思議と40年前と同じ50歳前後だった。

 

・サンジェルマン伯爵は、黒のベルベットの服に身を包み、白のサテンのネクタイを結んだ小柄な男だった。物腰は洗練を極め、多言語を操り、医学や音楽、絵画、化学、文学など豊かな知識と教養をもち、金持ちで、カリスマ性を兼ね備えており、多くの召使いを従えていた。自らを300歳とも4000歳とも言い、イエス・キリストやシバの女王に会ったこともあると述べていた。

 イタリアの冒険家、作家のカサノヴァも、サンジェルマンと直接言葉を交わした人物である。その著書『回想録』にその時の体験談を次のように書き記している。

「この奇妙な男は万能薬の製法に精通しており、森羅万象を自分の意のままに動かすことができ、ダイヤモンドを溶かせるなどと語った。厚かましい山師だと思ったが、不思議と不愉快な気持ちにはさせられなかった」

 

・1748年には、フランス国王ルイ15世に謁見して傷ひとつないダイヤを献上し、1774年にはルイ16世とマリー・アントワネットに謁見し、夫婦の不幸な未来を予言したとも言われている。1784年にドイツで死去したと言われているが、死後もサンジェルマンと会ったという噂が絶えない。外見は当時と変わらない50歳前後のまま、フランスのナポレオン、英国の首相チャーチルと会談したという噂もあった。まさに時を超えて存在していたとしか思えないサンジェルマン伯爵。彼は今も、世界のどこかを旅しているかもしれない。

 

ルルドの泉

ピレネー山脈の麓にある小さな町ルルドにある、奇跡の泉の伝説。1858年、ルルドに住む貧しい少女ベルナデッドが、洞窟の近くで薪拾いをしている時に白い服をまとった美しい貴婦人に遭遇する。貴婦人はベルナデッドに前に何度も現れ、ある日、貴婦人の導きで地面を掘ると泉が湧き出たという。発見された泉の水に触れた人の病が治るという奇跡が起き、「奇跡の泉」としてヨーロッパ中に知られることとなる。かの貴婦人は聖母マリアであるとされ、洞窟には大聖堂が造られ、入口にはマリア像が建てられた。

 カトリックの聖地とされ、毎年、500万人もの人々が奇跡を求めて世界各地から訪れている。

 

ボスニア・ヘルツェゴビナ

メジュゴリエの聖母

ボスニア・ヘルツェゴビナの南部の山間にある、メジュゴリエという小さな町で起きた聖母マリアにまつわる伝説。1980年代から、この町には聖母マリアが現れるという奇跡が起きているという。1981年、地元の若者たちが丘を歩いていると、聖母マリアを目撃した。以降、目撃談が相次いだため、噂は町の外にも広まる。そして、多くのカトリック教徒がメジュゴリエに巡礼するようになった。現在では、人口数千人の小さな町に年間200万人の信者が訪れるという。

 ただし、メジュゴリエの聖母の出現については、バチカンのローマ法王庁が調査は進めているものの公式には認めておらず、現時点では議論が続いているという。

 

ポルトガル共和国

ファティマの聖母の奇跡

・1917年5月13日、ポルトガルの首都リスボンの北東110キロほどのところにあるファティマという小さな村で、3人の子どもが謎の貴婦人を目撃した。

 正午頃、子どもたちがコーバ・ダ・イリアという丘で羊の世話をしていると、突然稲妻の光とともに強い嵐が起きた。そして、柊の木の近くに、まばゆい光に包まれた貴婦人が現れた。

 

・ファティマには1953年に聖堂が建てられ、ローマ・カトリックの聖地として毎月13日に巡礼者が訪れるようになった。特に5月と10月は、多くの巡礼者が集まるという。

 

ロシア連邦

永久凍土から蘇った太古のウイルス

・天然痘は長らく人類を苦しめてきた感染力の強い伝染病だが、1980年に、WHOによって根絶が宣言された。しかし、2014年、シベリアの永久凍土の奥深くから、3万年以上前の新種のウイルスが発見された。ロシアとフランスの研究チームが発表したもので、全長0.6ミクロンの巨大ウイルスで、「ピソウイルス・シベリクム」と名づけられた。

 研究の結果、人体には無害だとされたが、ピソウイルスの増殖過程は、天然痘ウイルスと似ていたという。研究チームは、氷の中には人体に有害なウイルスが眠っている可能性があると指摘する。このまま地球の温暖化が進めば、太古のウイルスが復活するかもしれないのだ。

 

ディアトロフの9人怪死事件

・1959年にソ連(現在のロシア)のウラル山脈で、男女9名が謎の死を遂げた事件が起きた。

 大学生のイーゴリ・ディアトロフをリーダーとする若者9名は、スキーをするために雪山に入り、消息不明となる。その後の捜索で5名が遺体で発見され、数ヶ月後に残る4名の遺体も発見される。彼らはホラート・シャフイル(現地のマシン語で「死の山」という意味)の斜面にテントを張っていたが、発見時のテントは内側から裂かれていた。遺体の

状態は不可解な点が多かった。衣服を脱いでいた、頭蓋骨や肋骨が押しつぶされたように折れていた、眼球や舌がなかった、遺体に放射能汚染が見られた、などである。

 彼らに何が起きたのかは進展がないまま、突如、捜査は中止される。多くの謎を残したこの事件の現場はリーダーの名前にちなんで「ディアトロフ峠」と呼ばれている。彼らの死因については様々な憶測、陰謀論が生まれ、遺品のカメラのフィルムに発行体が写っていたことから、UFOによるものだとする説も浮上した。当初は雪崩の起きにくい場所だとされていたが、近年の研究によると雪崩によって遺体が損傷したとする意見もある。

 

北米

アメリカ合衆国

アメリカ建国とフリーメイソン

・世界最大の秘密結社フリーメイソンは、中世時代の石工の職人組合を起源とし、18世紀初頭にイギリスで結成された平和人道主義を掲げた謎の組織。実はアメリカ独立の陰で、フリーメイソンが暗躍していたという説がある。

 

・また、アメリカ建国の背後にフリーメイソンの存在を暗示するものが、いくつも残されている。たとえば、ホワイトハウスの設計者も会員であり、アメリカのシンボルである自由の女神には、当初「フランスのフリーメイソンがアメリカの独立を記念してメイソンの同胞に送った」と書かれた石碑が添えられていた。1ドル紙幣にはフリーメイソンのシンボルである「全能の目」や「MASON」の文字列などが暗号として隠されているという説も有名な話である。今や世界の中枢に存在する超大国アメリカは、実はフリーメイソンのよって動かされているかもしれない。

 

エリア51の異星人

・1990年、オハイオ州のライト・パターソン空軍基地のエンジニアのビル・ユーハウスが、テレビのドキュメンタリー番組で、次のように発言した。自分は1958年から1988年にかけて、エリア21の地下サイト4で、空飛ぶ円盤をシミュレータ装置開発を手伝っていたその飛行訓練のリーダーを務めていたのが、J=ロッドと呼ばれる異星人だったというのだ。

 J=ロッドは身長150センチほど、灰色の肌で、真っ黒なアーモンド型の目をしていて、J=ロッドとの会話はすべてテレパシーで行われていた。J=ロッドの存在を証言する人物は他にもいて、同じくエリア51の元職員の微生物学者ダン・バーリッシュ博士だ。博士はJ=ロッドから細胞を採取し、DNAの分析を行ったそうだ。異星人と人間のDNAをかけ合わせてハイブリッド種を作る計画まで行われていたというが、真相は不明のままだ。

 

エリア51の秘密

エリア51は、アメリカ、ネバダ州のネバダ砂漠の最深部にある、地下の空軍基地である。1955年に建設され、衛星写真では存在が確認されているものの、2012年まで政府はエリア51の存在を認めようとせず、地図にも記載されなかったことから、一切が謎に包まれていた。そのため、これまで様々な噂が囁かれている。

 

UFOなど別世界の物質を保管する「18番格納庫」という倉庫がどこかに存在し、エリア51こそが、18番格納庫だと主張する説もある。

 

・1989年には、科学者ボブ・ラザールが、エリア51の関連施設で、捕獲したUFOの分解を行い、基地内に異星人がいると証言した。他の元職員も異星人の存在を認め、その名前はJ=ロッドであると証言している。

 大きな騒動になったが、2013年、CIAは、エリア51が空軍基地や秘密兵器の開発実験施設であると正式に発表。ネバダ州内の所在地を記した地図も公表した。文書によればCIAの実験場として使われていたというが、UFOや宇宙人が隠されているという陰謀説は今も尽きない。

 

ケネディと金星人

1963年11月22日、テキサス州のダラス市内を遊説中、凶弾に頭を撃たれて死亡したジョン・F・ケネディ大統領。この時、ケネディ大統領の遺体のポケットから血染めのメモが発見され、2005年2月にインタ―ネット上でその内容が公開された。パレード後に行う予定だった演説のメモで、大統領の遺体を検視した医師が隠しもっていたという。その内容は、地球外生命体の存在を認めたうえで、共存を訴えるというものだった。証拠となる演説メモの実物は公開されていない。

 実は、ケネディ大統領は以前から宇宙や地球外生命体に深い関心があった。1962年3月には、『空飛ぶ円盤実見記』というUFOや異星人との遭遇記録の著者であるジョージ・アダムスキーに頼み、数時間にわたって金星人と会談したという噂まである。公的な記録や資料は残されていないものの、もしケネディ大統領が生きていたら、地球外生命体との交流が頻繁に行われる世界になっていたかもしれない。

 

正体不明のガイドストーン

・1979年6月、ジョージア州にあるエルバート・グラナイト・フィニッシング社に、R・C・クリスチャンと名乗る白髪の紳士が突如現れた。「忠実なアメリカ人の小さなグループ」の代表と名乗るクリスチャンは、莫大な資金をもって、巨大な花崗岩のモニュメントを立てることを依頼したのだ。

 

・その後、1980年に完成したモニュメントの高さは約6メートル。5枚の巨大な石板の上に、6枚目の石板を支えて立っている。石板には英語やロシア語、中国語、アラビア語などの8つの言語で、人類発展のための「10の戒め」という不可解な文言が刻まれ、冠石にはエジプトの象形文字などで「ガイドストーン」と彫られていた。

 

・モニュメントに刻まれた10の戒めには「人口5億人以下を維持すること」という主張があり、なんらかの組織が、新世界秩序を打ち立てようと目論んでいるのではないかなど、様々な憶測だけが残され、モニュメントは今も、ジョージア州の小高い丘に立っている。

 

精霊が作ったシャスタ山

・アメリカの西海岸沿い、カリフォルニア州のカスケード山脈南部にあるシャスタ山は、標高4000メートルを超える聖なる山。

 

・シャスタ族の神話によれば、天に住む「偉大な精霊」によって世界で初めて作られた山で、精霊が天に穴を開けて雪や氷を地上に落として山を作り出した。そして山を踏み台にして地上に降りてきて、樹木を生み、太陽に命じて雪を溶かし、川を作った。さらに木に息をかけると、小さな枝が小鳥に、大きな枝は動物に、折った小枝は魚に変わった。

 

・この山を聖なる山と考える人々は多く、ウィントゥ族はシャスタ山の精霊に舞を捧げ、山から湧き出す泉が途切れないように祈りを捧げるという。また、山頂ではレンズ雲や変わった雲がよく現れることから、山から地球のエネルギーが放出されている、山頂には理想郷がある、山の下に地底王国レムリアがある、UFOがよく出没する、別世界への入り口がどこかにあるなどの噂もあり、多くの人々がこの聖なる山に惹きつけられている。

 

日航機UFO遭遇事件

・1986年11月17日、日本航空の特別貨物船ボーイング747ジャンボ機が、アメリカのアラスカ州上空で巨大な「宇宙母艦」と遭遇。約50分にわたり、機長や搭乗員全員が目撃したというUFO事件が勃発した。

 

・機長の寺内謙寿によれば、始めは二つの物体が前方を飛び回り、急速度でボーイングに接近し、真昼のように明るい光を発したあと、並走するように飛行を始めた。この時、管制塔にレーダーの反応はなかった。その後、二つの物体はふたたび機体前方へ移動して飛び去ったが、ボーイングがアラスカ上空に差しかかった頃、二つの航空母船を重ね合わせたような超巨大な謎の物体が現れた。管制塔のレーダーもキャッチし、ボーイングは管制塔からの指示で旋回を試みたが、謎の物体はボーイングの後方にピタリとついて離れず、空港が見えたところで姿を消したそうだ。

 

モーリー島のメン・イン・ブラック

・1947年6月、ワシントン州のモーリー島で、ハロルド・ダールという男性が、息子、二人の乗組員、愛犬とともにモーリー島沖で流木を探していた。突如、金属製の飛行物体が空中から6体現れ、頭上を音もなく飛んでいったという。その飛行物体はドーナツ型の円盤で、側面には窓がびっしり並んでいた。6体のうち一体は故障したようにふらつきながら飛行し、別の一体に接触して船の真上で爆発した。破片の大半は湾内に落ちたが、一部は海岸に落下したため、ダールは白くて軽い金属片を持ち帰ったそうだ。

 その翌日の朝、自宅に謎の黒ずくめの男たちが現れ、近くの食堂に誘われたという。そして昨日見たことは他言してはならないと忠告された。男たちの様子から身の危険を感じたダールは、目撃証言を一度は撤回したものの、のちに真実を公開したという。

 この男たちはメン・イン・ブラック(MIB)と呼ばれる男たちである可能性が高い。UFO目撃者に近づき、これ以上深入りすることを警告する黒ずくめの男たちである。MIBの噂は1940年代末から広がり始め、その正体は政府の要員とも、地球人の格好をした宇宙人とも噂されている。

 

UFO事件簿

・UFOが世界中で目撃され始めたのは、第2次世界大戦後以降と言われている。特にアメリカ西部は、有名なロズウェルやエリア21などUFOにまつわる場所が多く、「UFO発祥の地」とも呼ばれている。

 

◎ケネス・アーノルド事件

 UFO=空飛ぶ円盤というイメージを定着させた事件。1947年6月、アメリカ人の実業家ケネス・アーノルドが、ワシントン州レーニア山付近の上空で、三日月型の九つの飛行物体を目撃した。

 

◎ジョージ・アダムスキー

 UFOや宇宙人と遭遇した人のことをコンタクティと呼ぶが、もっとも有名なコンタクティがジョージ・アダムスキーだろう。

 

・UFOは自分を探しに来たに違いないと思った彼は、単独で金星人オーソンと対面する。アダムスキーはオーソンと交流を深めることに成功したという。

 

・彼は生涯にわたって25回、宇宙人とのコンタクトに成功したと言われている。ローマ教皇ヨハネ23世らに支援されるなど、世界で活躍するコンタクティだった。

 

◎ヒル夫妻誘拐事件

  1961年9月、ニューハンプシャー州で起こった、人類史上初の宇宙人による誘拐事件。バーニーとベティという夫妻がドライブ中、巨大なUFOに遭遇。そこから記憶を失ってしまうが、二人はUFOに拉致されて人体実験をされていたことが、のちの逆行催眠によりわかった。このようにUFOや宇宙人に誘拐される現象を「アブダクション」と呼ぶ。

 

◎イーグルリヴァー接近遭遇事件

 1961年4月、ウィスコンシン州のイーグルリヴァーで起きた奇妙な事件。ジョー・シモントンという男性の自宅の裏庭にUFOが降り立ち、中から出てきた宇宙人が水差しを出して水を求めるジェスチャーをした。ジョーが水を入れてやると、宇宙人はパンケーキを三枚くれて飛び去ったという。

 

◎フェニックス・ライト事件

 1997年3月、アリゾナ州で起こったUFO目撃事件。フェニックスおよび周辺地域の上空に、全長1キロ以上とされる巨大なV字シェイプの物体が出現。目撃者によれば、音もなくゆっくりと飛行して消えていったという。住人の1万人以上や地元警察も目撃したことで、騒動になった。

 


多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたのでリトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。(1)

2022-11-10 14:53:51 | 森羅万象

 

(2022/11/10)

 

 

 

『UFOs』

世界の軍・政府関係者たちの証言録

レスリー・キーン  二見書房   2022/8/12   

 

 

 

・「UFO」の代わりに{UAP(Unidentified Aerial Phenomenon/Phenomena:未確認空中現象)}を使用することを選択したのだ。

 

・UFO現象に関心を寄せる一人として、私は常に、事実とフィクションの違いを明確に区別してきたつもりです。

 

UFO現象に関心を寄せる一人

・この取り組みをとおして、私は本書の著者であるジャーナリストのレスリー・キーンと彼女の組織が、情報公開法に基づいてUFO関連文書を入手するために2001年に発足させた「情報の自由のための連合(CFI)」(訳注:現在休止中)の活動を支援してきました。キーンは、綿密な調査に基づいて、情報公開法の下で、一つの重要な案件について連邦裁判所に差し止め請求をすることに成功しました。

 

・キーンは、政府内における嘲笑と冷たい視線に直面しながらも、不屈の調査ジャーナリストとして、この厄介な問題に10年間、熱心に取り組んできました。

 

私とUFO問題との出会い

・その驚くべき結論のなかで、COMETA(詳細調査委員会)の委員たちは「信頼できる目撃者によって観察された多数の現象は、地球外起源の物体による可能性がある」と述べている。実際、彼らは、これらの目撃の最も合理的な説明は「地球外仮説」であるとしている。

 

UFO問題というタブー

・UFO問題はひどい汚名を背負っていたので、公職に就いている人々にとっては職業上のリスクとなるのだ。

 

UFO記事発表後の大きな変化

・結局のところ、フランスからのその一方的な報告は、当時私が想像もしなかった方法で、私のジャーナリストとしてのキャリアを根本的に変えた。

 

・記事は、フランスの退役将校が述べたとおりに「何らかの知性によって操縦されている、並外れた性能を備えた、まったく未知の飛行物体」として、その日の別の記事と同じように、はっきりと印刷された。

 

本書執筆におけるジャーナリストとしての姿勢

・ほかのジャーナリストと同様、私は公式の情報源や情報公開法を通じて開示された文書、裏づけられた事例報告、物理的証拠、そして世界中の軍や航空関係者による目撃や、政府の調査官へのインタビューに頼っている。

 

UFO問題とアメリカ政府

・アメリカ国民の多くは、証拠が時間とともに増大するにつれて、UFOに関する政府の否定的態度にますます不満を募らせている。

 

定義不可能な物の定義:UFOとは何か?

・本書では、UFOとUAPという用語は本質的に同じ意味で使用されているが、一部の寄稿者はどちらか一方の使用に固執する傾向がある。

 

UFO問題への不可知論的アプローチ

・ところで、よく尋ねられる質問に、「あなたはUFOを信じますか?」というものがある。よく訊かれるが、実際には曖昧な問いで、際限のない議論を引き起こす。

 

強力なスポットライトを備えた巨大な飛行物体

・ベルギーのド・ブロウワーは、「何百もの人々により、約36メートルの翼長と強力なビーム・スポットライトを備えた巨大な三角形の物体が、音を立てることなく極めてゆっくりと飛行し、場合によっては、非常に高速に加速するのが目撃されました」と数年前のUFOウェーブの最初の夜に公式に述べていた。

 

ベルギーにおけるUAPウェーブ

ウィルフリード・ド・ブロウワー退役少将の証言

・1989年11月29日、私がベルギー空軍航空幕僚の作戦責任者を務めていたとき、ベルギーのリエージュの東30キロ、ドイツ国境の西11キロのウーペン周辺の地域で、合計143件のUAP目撃例が報告されました。報告されたUAPの一部は複数の人によって目撃されていました。少なくとも250人が異常なUAP活動を目撃し、ほとんどの報告が日没後の目撃によるものでした。

 

・プティ・ルシェンの写真に示されているように、目撃者の大部分が、物体底部に3個のスポットライトと一個の点滅する灯火を備えた三角形の飛行物体について説明していましたが、多くの目撃者は非常に特殊な形状と特性を証言していました。1990年4月22日に、三角形に飛行物体に関する7件の報告とブリュッセル南西部のバエークルの二人の労働者による、さらに珍しい報告が提出されました。この二人は、真夜中の少し前に工場の中庭にいたところ、突然2個の巨大な明るいスポットライトが、中庭を照らしたと述べました。巨大な台形の飛行物体がとてもゆっくりと静かに煙突の少し上を移動し、ある時点で中庭(99×60メートル)全体を覆い尽くしました。二人は物体が6個の灯火をもち、灰色を帯びていたと語りました。彼らは、飛行物体の下部に「空母が逆さまになっている」ように見える構造物を目撃したといいます。

 1991年3月15日、ブリュッセル近郊のオーデルゲムで、バエークルの工場の一件と非常によく似た別の目撃が報告されました。ある電子技術者が夜中に目を覚ますと、かろうじて聞こえる高周波の口笛のような音を聞きました。彼は窓の外に、非常に低い高度で飛行する、底部に不規則な構造物のある大きな長方形の飛行物体を目撃しました。

 

・現在、ベルギーの「UFOウェーブ」として知られている目撃事例が、集団ヒステリーによって引き起こされたものではないと断言できます。

 

・ベルギーのUFOウェーブで報告された約2000件の事例のうち、650件が調査され、そのうち500件以上が原因不明のままです。

 

・ほとんどの目撃者は、飛行物体が三角形をしていたと報告しましたが、菱形や葉巻型、卵型などの他の形状に言及した報告も多く、いくつかの注目すべき事例では、空母が逆さまになったような形とするものもありました。

 

2007年の英仏海峡上空の巨大UFO

・オヘア空港事件から5か月後の2007年4月23日、パイロットと航空スタッフが関与する別の目撃事例が発生した。フランスのノルマンディー沖にある英仏海峡でのことだった。民間航空パイロットのレイ・ボウヤーは、飛行の安全性に直接的な影響はなかったものの、彼と乗客たちが目撃した2個の巨大なUFOを躊躇なく報告した。

 

レイ・ボウヤー機長の証言

この時点で、その巨大なサイズが明らかになり、最大1.6キロの長さであると推定しました。

 

 ・あの日、僕たちが目撃したもの、そして世界中の多くのパイロットが日常的に目撃しているものは、この地球上に存在しないものとして関係当局に知られており、それはかなり以前から知られていたのだと思います。

 しかし、もし世界の人々がこのことを知らされたらどうなるでしょう。政府、宗教、権威への逆恨み、大規模な内乱、地球にとって有益かどうかわからない新世界秩序、その他の複雑で予測不可能なシナリオが無数に発生する可能性があります。だから当局は、パンドラの箱に蓋をすることを検討したほうがいいのかもしれません。

 

空軍の標的になったUFO

・民間旅客機は、軍用機とはまったく独立して運用されており、リチャード・ヘインズが説明したように、UFOへの対応については当然のことながら選択肢が限られている。少なくともアメリカでは、そのような出来事を報告することで、事件がメディアに漏れて報道された場合、民間パイロットの間で嘲笑され、不利益を被る危険性が大きいのである。事件の目撃者は多数いたにもかかわらず、また多くの目撃者によって表明された航空安全に関する懸念にもかかわらず、記録上、2006年のオヘア空港事件の目撃者は一人もいなかったのだ。しかし、完全装備の軍用機のパイロットがUFOに遭遇した場合は、どうなるのだろうか。あるいは、飛行機のコクピットで起きたように、UFOからの電磁放射が軍事基地の極めて機密性の高い機器を無効にした場合、それは国家安全保障上の問題になるのではなかろうか。

 

テヘラン上空における空中戦

バルヴィーズ・ジャファリ退役将軍(イラン空軍)の証言>

・1976年9月18日午後11時頃、イランの首都テヘランの市民は、上空の低高度で未知の物体が旋回しているのを見て恐怖を感じていました。それは星に似ていましたが、それよりも大きくて、輝いていました。

 

・その瞬間、発射するチャンスだと思いました。しかし、物体に近づいたとき、どういうわけか私の兵器は不調をきたし、無線通信も途絶えてしまいました。私たちは12時の方角へ40キロのところまで近づきました。突然、その物体は一瞬で43キロほど遠ざかりました。それが何であるか不思議でした。私はまだ、色のついた脈動する灯火を備えた、巨大で鮮やかなダイアモンド形の物体を見ていました

 すると、驚いたことにそのダイアモンド形の物体が飛び出し、それがまるでミサイルのように高速で直進しはじめました。明るく照らされた月が地平線から出てくるような眺めでした。 

 

アメリカにおけるUFO懐疑論の起源

私たちの誰もが、長い間、UFO現象を嘲笑し、自動的に否定する雰囲気にさらされてきたので、これまでに示された情報は、一部の読者にとって極めて驚くべきものであり、衝撃的でさえあったのではないかと思われる。UFOの実在の証拠を理解するのは誰にとっても容易ではないが、そのような証拠を手に負えないからと言ってみだりに否定することはできない。ド・ブロウワー将軍の綿密な調査、オヘア空港への上空に浮かぶ円盤、また、テヘランの夜空を点滅しながら飛翔する巨大物体について知ると、二つの根本的に矛盾するパラダイムを調整することを余儀なくされる。

 

それ以来、科学者はコンドン報告書の結論を引用することによって、UFOを無視することを正当化できるようになった。政府は、UFO事例への無関心を正当化するために、調査を終了したという空軍の決定を利用することができたのだ。メディアはUFOを揶揄したり、SF小説に任せたりしながら、弄んでいた。いまやロバートソン・パネルの使命を果たすために、直接行動を起こす必要はない。なぜなら、種はすべて蒔かれ、その勢いは今後何十年にもわたって自生していくからだ。公式調査、議会公聴会、記者会見、独立した科学的研究、強力な市民グループ、ベストセラーの書籍、雑誌の表紙を飾るUFO物語の「黄金時代」は終わりを告げた。

 その後の数十年間に、多くの熱心な研究者は、片想いしている人のように、事件を克明に記録し、現象に関する知識を増やすことに人生を捧げていた。彼らの有能で広範な仕事は、私たちを前進させる上で非常に有益であった。しかし、かつては国家的舞台で懸念に値する問題であったUFOは、今や余白へ押しやられたUFOに対するタブーは、40年後の現在、UFOを真摯に受け止めることへの禁令として、効率的に転移した癌のように、私たちの社会に完全に組み込まれてしまったのだ。

 

現象を真摯に受け止める

・アメリカ政府の行動を評価し、それを正しく把握するためには、他国の政府の活動や軍事および航空分野のUFO遭遇への対処を検証することから多くを学ぶことができる。

 アメリカは、プロジェクト・ブルーブックの終了以降、公式のUFO調査に関しては国際的に孤立した存在になっている。

 

イギリスのUFO研究は、1950年に国防省(MoD)内で始まり、世界で最も続いている公式プログラムの一つになった

 

・南米では、チリとペルーがそれぞれ1997年と2001年にUFO事件の調査を任務とする新しい政府機関を設立した。ブラジル軍は1940年代後半からUFO調査を実施している。

 ロシアの宇宙飛行士、科学者、および軍の高官は、同国におけるUFO事件について公に語っている。そして、メキシコ国防省は、2004年に初めて、空軍の未解決のUFO目撃事例に関するデータを民間の研究者に提供した。これは、その国の政府の公開性を高める重要な第一歩である。フランス政府は、世界で最も生産的、科学的、体系的なUFO調査を30年以上中断することなく継続している。

 

COMETAの誕生

・デニス・レティ少将は、COMETA(詳細調査委員会)を組織するに至った経緯とCOMETA報告書の内容について個人的な見解を私たちに示し、フランスにおけるUFO問題への寛容な対応について詳しく説明してくれた。先に述べたように、私がUFO問題を初めて知ったのは、フランスの退役将軍などのグループにより作成されたこの報告書がきっかけだった。

 

デニス・レティ退役少佐(フランス空軍)の証言

・私は1965年にメッツの戦略空軍(FATAC)の第3幕僚本部の大尉として、第1空域の国家警察から提出されたすべての報告を受け取ったとき、UFOの存在に初めて気づきました。その中には不穏なものもありました。脅威は感じなかったので、単にそれらをファイルに収めていました。最初は少し驚きましたが、その後、知り合いの有能なパイロットたちが、これらの現象に直面したことを徐々に認めはじめました。

 

フランスにおけるUFO問題

・ジャン=ジャック・ヴェラスコはフランス政府のUFO機関で20年間以上にわたって勤務していた。彼は、アメリカでのプロジェクト・ブルーブック終了後にフランスで調査を開始したが、J・アレン・ハイネックがアメリカ空軍で働いていたのとほぼ同じ期間、一貫してフランス政府のために働いていた。

 

ジャン=ジャック・ヴェラスコの証言

・1983年から2004年までの21年間、私は未確認空中現象(UAP)を調査するフランスのプログラムの責任者でした。

 

・UFOは「知性により制御された物体」のようであり、その物理的特性は、検出システム、特にレーダーによって検知できます。

 

・UFOに関する私の唯一の推測は、それらが製造された探査機である場合、地球上のものではありえず、つまり、それらは地球外から来ているということになります。地球外文明が存在し、人類が核分裂に基づく技術を獲得したため、私たちの行動によって引き起こされる憂慮すべき事態を防ぐために彼らは地球を監視しているのかもしれません。

 

UFOと国家安全保障問題

・1967年3月24日の朝、ミサイル発射士官である空軍第一中尉ロバート・サラスは、モンタナ州のマルストローム空軍基地のオスカー飛行発射制御センターの真上に浮かんでいる、赤く光る楕円形の物体を怯えながら報告する警備兵からの電話を受けた。「最高機密」以上のクリアランス(機密取扱い資格)をもつサラスは、このミサイル施設を担当し、戦争の際に核弾頭ミサイルを配備する責任あるチームの一員として、そこに駐留していた。サラスは直ちに、休憩時間に仮眠していた司令官フレッド・メイワルド中尉を起した。その後、電話から1分以内に、ミサイルが1基ずつ次々にシャットダウンしはじめた

UFOが頭上にある間、それらは、機能不全になりました」とサラスは語った。そして、「ミサイルの発射が無効にされており、起動できないことを意味します」と付け加えた。

 

何もしないという強い願望

ほとんどのアメリカ人は、それほど昔のことではないが、アメリカ政府が海外の事件について密かに報告を収集している間に、劇的なUFOウェーブがアメリカ本土に広がっていたことに気づいていなかった。この「彼」はベルギーのそれと同じくらい劇的であり、低空飛行する大きな物体はいくつかの点でベルギーのものと似ていた。ペルーでの1980年の事件に関する情報がアメリカ政府機関に届いてからわずか3年後、「ハドソン・バレーの波」はニューヨーク州北部とコネチカット州の一部で始まった。それは数年間続き、すべてが終わったあと、アメリカ政府は1990年のベルギーの波について別の機密文書を入手した。しかし、これら二つの海外で報告された出来事の間にアメリカで起った「ハドソン・バレーの波」については、何千ものアメリカ市民によってUFOが目撃されているのに、調査した当局者がいなかった。少なくとも私たちが知る限り、ハドソン・バレーの事例に関する公式文書は作成されていない。

 

・たくさんの人が、UFOをもっとよく見るために高速道路に沿って、あるいは曲がりくねった田舎道を運転した。また、犬の散歩中に、貯水池や湖に沿ってジョギングしていたときに、その物体を目撃した。目撃者は、これらの構造物がサッカー場と同じくらい巨大で、静止した位置から信じられないほどの速度で発進したと語った。それは、典型的なUFOのように沈黙するか、あるいは低いハミング音を発していた。

 

・ハドソン・バレーの住民は主に三角形またはV字型の物体を報告し、ベルギーでは三角形の物体が多くみられたが、両方の出来事の多くの目撃者の報告書を読むと、物体の行動の特徴は同じであった。

 

・多くの要因が、この説明を納得できないものにした。最も明白なのは、その物体が、飛行機よりもゆっくり飛行し、空中で停止してホバリングすることがあり、多くの場合、非常に低い高度で、通常は無音であったことである。ホバリングするヘリコプターや編隊飛行する飛行機集団は、騒々しい音を立てる。また、近くの空港で確認されたように、飛行機や飛行船が上空にないときにUFOが何度も見られていた。目撃者は、しばしば灯火の周りにある巨大で頑丈な構造物が背後の空を遮っていて、従来の航空機と簡単に区別できるものを見ていた。たとえば、1984年に、インディアン・ポイント原子力発電所の6人の警備員が、発電所の制限空域の上空90メートルに浮かんでいるUFOを目撃した際には、2人の警備員が、それはサッカー場よりも大きな固体であると調査員に語っていた。

 

・毎年繰り返されるハドソン・バレーの目撃のような重大な案件が、どうしてアメリカ政府によって無視され、隠蔽されているのであろうか。

 

・アメリカ政府は、フランス、ベルギー、またはイギリスと比較して、広大な領土と領空を管轄しているが、UFO問題には目をつぶるという極端な行動に出ているように思える。

 

本当のX-ファイル

・イギリスでは、アメガがプロジェクト・ブルーブックを開始したのとほぼ同時期の、1950年代にUFOは、情報に関する国防情報部門を設け、調査を開始した。ニック・ポープは、1991年から1994年までの、3年半の間、その情報部門とは別の空軍によるUFO調査に関与していた。この現象に対する彼の見方は、UFOに関する調査と政府の「内部告発者」情報にアクセスしていた間に根本的に変化した。本書の他の寄稿者のように、彼はアメリカの政府役人と情報機関による協力を望んでいる。

 

ニック・ポープの証言>

・私は1985年から21年間MoD(英国国防省)に在職していました。当時は、組織の再編または昇進のいずれかで2、3年ごとに人事異動があり、政策や運用、人事、財務などのさまざまな仕事について幅広い経験を積むことが方針とされていました。

 

・MoDは、1950年代初頭からUFOの現象を調べており、これまでに1万2000件を超える目撃報告を受けています。

 

コスフォード事件

・1993年3月30日と31日、イギリスでは100人以上の目撃者が関与する一連のUFO事例があり、目撃者の多くは警察官と軍人でした。UFOは2か所の空軍基地の上空を飛行していました。以下は、コスフォード事件と呼ばれる驚くべきものです。

 

最も興味深い報告の一つは、スタッフォードシャー州ルージリーの民間人からのものでした。彼は、直径200メートルと推定したUFOを報告しました

 

レンデルシャムの森事件:迷宮事件の再調査

・イギリスにおける最も壮大なUFO事例は、1980年のクリスマスの夜遅く、ボクシング・デーの早い時間に発生し、イプスウィッチ近くのレンデルシャムの森で奇妙な光が目撃されたというものでした。多くの目撃者は主に、サフォークにあるアメリカ空軍とNATOの合同基地であるRAFベントウォーターズ基地とRAFウッドブリッジ基地に拠点を置くアメリカ空軍(USAF)スタッフでした。この出来事はイギリスで発生しましたが、これらの基地は当時のアメリカ空軍の施設でした。レンデルシャムの森は二つの基地の間にあり、連戦中だったので、アメリカで最機密軍事施設におけるUFO目撃は、とても興味をそそられました。UFO調査チームは、この事件に関するMoDの大規模なファイルにアクセスできましたが、当時は一般に公開されていませんでした。この事件に関する最も基本的な情報でさえ並外れたものだったので、私は迷宮事件調査とでも呼ぶものを立ち上げることにしました。これは本質的に、この事件に関するMoDのファイルの分析であり、私たちが知っていることを評価し、さらに重要なことは、調査員が見逃したものを確認することでした。

 

プロジェクト・クンダイン

・2006年5月15日、アメリカの情報公開法(FOIA)とほぼ同様のイギリスの情報公開法に基づいて、国防省は、従来機密扱いしてきたUFOに関する文書を開示しました。UFOに関する多くの情報は、国立公文書館と国防省のウェブサイトの両方ですでに公開されていましたが、この新たに公開された文書はそれらとは異なり、まったく前例のないものでした。そのUFO調査報告書は「機密:関係者限定」として機密分類され、コピーは11部しか作成されていません。それは460ページを超え、プロジェクト・クンダインというコード名が付けられていました。調査は1996年に開始され、最終報告書は2000年12月まで公開されませんでした。

 

情報公開/非公開

・私が1985年にイギリス国防省(MoD)に就職した当時、MoDは一般大衆およびメディアとの限られたインターフェイスしかもたない、閉ざされた組織でした。21年間の公務員生活を経て2006年に退職した私には、20年以上前には考えられなかったことですが、2005年にイギリスでは情報公開法(FOIA)が完全に施行されたのです。私が働いていた部門は、FOIAの要求を処理するのに忙しくなり、以前の業務よりも優先されるようになりました。調査に意味があったUFO目撃情報はほとんどなく、大半は定型的な文字の羅列にすぎなくなりました。目撃者が民間パイロットや軍の将校であった場合、少なくとも調査はされましたが、以前ほどではありません。

 

ブラジルに出現したUFO

・北米のほとんどの人は、ブラジルが世界で5番目に大きい国であり、南米大陸の東部の大部分を占めていることを知らない。ブラジルは、何十年にもわたって多くの熱心なUFO研究者と在野の調査員を生み出し、奇妙なUFO事例の「温床」であるという怪しげな評判のある国だ。また、空軍によるUFO報告とUFOへの公式な関与といった豊富な歴史をもっている。ブラジル軍は、政府文書に示されているように、長年にわたってUFOを調査してきた。

 

ホセ・カルロス・ペレイラ退役少将(ブラジル空軍)の証言

・1986年5月19日の夜、ブラジル南東部で一連のUFOが目撃され、防衛システム全体が警戒体制に入りました。空軍は、最も経験豊富なパイロットをF-5タイガーⅡ戦闘機およびF-103ミラージュⅢ戦闘機によりスクランブルして、これらの物体を迎撃しました。ブラジルの石油会社の現社長であるオジレス・シルバ大佐と彼のパイロットであったアルシル・ペイレラ・デ・シルバ司令官は、ポソス・デ・カルダスの近くでシングー・ジェット機を飛ばし、サン・ホセ・ド・カンポスに向いました。サンパウロからリオデジャネイロに至る空域のさまざまな場所のレーダーが21個のUFOの存在を示していました。シルバ大佐と彼のパイロットはそのうち1個を目撃し、30分間それを追跡しました。それは、点から点へとジャンプしているように見える、動きの速い、明るい赤橙色の発光体でした。彼らは追いつくことができず、結局追跡を断念しなければなりませんでした。

 

アメリカに求められる新しいUFO調査機関

ほとんどのアメリカ人には知られていないが、カーター大統領でさえ、公的資金で運営されているNASAにUFOの証拠を調べさせ、調査機関を設置することが正当化されるかどうかを判断させることができなかった。

 カーターは、ジョージア州知事になる前の1969年に自らUFOを目撃していた。1973年、知事であったとき、民間のUFO研究団体からの要請に応えて、2ページの報告書を作成した。それによると、10月初旬の夕方にジョージア州リアリーで開かれた会議で、ちょうど演説をするところだった。彼とジョージア州リアリーのライオンズクラブの会員10人が、月と同じくらいの大きさの、明るく発光する物体を目撃した。それは、10分以上の間、色を変えながら、「近づいては離れ、離れては近づき」、そしてそれ以外のときにはじっとしていたが、やがて「姿を消した」という。

 

・2006年に、FAAはパイロットや他の目撃者に対し、オヘア空港の上空をホバリングしている円盤について、実際には気象現象であると伝えていたことを覚えておく必要がある。

 

FAAが調査する「起こらなかった」UFO事件

ジョン・J・キャラハンの証言

あなたがこれから読むのは、まったく起こらなかった出来事です

 私は、1981年から1988年までワシントンDCにある連邦航空局(FAA)の事故調査部門の課長でした。この間に、私は異常な出来事の調査に関与しましたが、それについては口外しないように言われました。

1987年1月初旬、FAAのアラスカ地域支局の航空交通管制課から電話があり、殺到している報道陣にどのように対応すべきかについての方針を尋ねられました。報道陣は、1986年11月7日にアラスカ上空を横切って約30分間、日本のボーイング747ジャンボ機に付きまとったUFOに関する情報を求めていました。どういうわけか、その話が漏れていたのです。

 

・パイロットや副操縦士、航空機関士を乗せた貨物ジェット機の日本航空1628便は、アンカレッジの北にあり、午後5時過ぎのことでした、寺内謙寿機長は、ボーイング747ジャンボ機よりもはるかに大きく、空母ほどある巨大な丸い物体が、色とりどりの光を点滅させて飛び回っているいるのを見たと証言しています。乗組員の為藤隆憲と佃喜雄もそれを見ていました。

 ある時点で、2個の物体が747ジャンボ機の真正面で停止しているように見え、機長はそれらが「光を放ち」コクピットを照らし、顔に感じるほどの熱を放出していたと言いました。

 その後、物体は747機と同じ高度で飛行しました。機長はUFOを回避するために方向転換しましたが、UFOはジェット機と一定の距離を保ちながら並行しました。寺内機長は、この巨大な「宇宙機」と呼ぶものの大きさを、搭載されているレーダーのレンジマークから、少なくとも空母の大きさがあると見積もりました。彼は目撃したすべてをFAA当局に報告しました。

 

・そして、最終報告書は、あたかもこの出来事が実際には起こらなかったかのように、3人による目撃情報の詳細と図面を完全に無視していました。

 

政府の隠蔽工作:政策か神話か?

・連邦航空局(FAA)元職員ジョン・キャラハンの報告のように「この出来事は決して起こらなかった」というCIAの指令は、アメリカ軍のUFO目撃者の証言を読んだことのある人なら、よくご存知のことだろう。多くの兵士が上官から多かれ少なかれ、「君が経験した事件について誰にも話すな」と同じことを言われている。彼らは守秘義務の誓いに縛られているので、いまだに公に話すことができないという人もいる。

そしてそのような誓いを破ることを恐れて、経験したUFO事例への関与をほのめかしさえしない人がたくさんいることは間違いない。しかし、何年も経ってから、命令や宣誓にもかかわらず、勇気ある多くの男女が、影響を受けることなく発言している。

 

サイミントン知事と改革へ向けた動き

ハドソン・バレーにおけるUFOウェーブが収まった10年後の1997年3月13日、三角形とV字型の複数のUFOが、今度はアメリカ西部で新たに出現した。

 アリゾナ州で、ある晴れた静かでのどかな春の夜に、へール・ボップ彗星が見えるということで、数えきれないほどの家族が空を見上げていた。午後8時頃から、ヘール・ポップ彗星の代わりに、驚異的な空中スぺクタクルが見られた。これまでに見たこともないような、一連の巨大で不気味な、静かな飛行物体が頭上を移動したのである。一つの中心的な物体は、アリゾナ州を北から南東へ縦断するように、ポールデンからツーソンまでの約320キロを、フェニックスと周辺の市街地の近くを通過しながら飛行した。それは、午後8時15分から午後9時30分まで続き、何百人、おそらく何千人もがそれを目撃していた。

 警察署の電話がつながらなくなり、地元の空軍施設であるルーク空軍基地は電話が鳴りとまらなかった。ワシントン州シアトルに本拠を置く、連邦航空局(FAA)のマニュアルに引用されているUFO目撃報告の集積所である全米UFO報告センター(NUFORC)には、州周辺からの目撃情報が殺到した。それでも、航空管制官はこの奇妙な物体をレーダーで認識できなかったようである。

 

・灯火の配列についての説明は目撃者によって異なるが、最も重要な特徴は、それが単なる光と闇ではなく、固体で、非常に低空を飛行することが多く、背後にある星を遮っていたことである。若い目撃者は、物体の下部がはっきりと見えたと言い、石を投げれば当たったかもしれないと思ったという。ネバダ州ヘンダーソンから午後6時55分に最初の報告を受けたNUFORCの資料によると、3人のグループは物体が上空の

ほとんどを遮っていたと述べ、別の5人家族は時速約130キロで運転中に、車の上を通過する信じられないほど巨大な飛行物体を車窓から目撃したと話していた。多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり、長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたので、リトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。一部の人々はその色を暗灰色と表現し、多くの人々は瞬く間に飛び去るのを見ながら、その物体の大きさと静けさに驚いていた。

 

記録を修正する

ファイブ・サイミントン(アリゾナ州知事:1991~1997年)の証言

・アリゾナ州知事として2期目となる1997年3月13日の午後8時から8時30分の間に、現実に挑戦するような、理屈に合わないものを目撃しました。それは、フェニックス・マウンテン保護区のスコーピークを静かに飛行する巨大な三角形の飛行物体でした。幻影などではなく、独特の先端に灯火を備えた、堅牢で巨大な構造物で、アリゾナ州の上空を移動していました。私にはそれが何であったのかいまだにわかりません。パイロットであり、元空軍将校であった私は、この飛行物体が今まで見たどの人工物にも似ていなかったと断言できます。

 

・この事件はアリゾナでも数千人とまでいかなくても数百人が目撃しており、私のオフィスには住民からたちまち電話が殺到しました。

 

アメリカ政府の関与

・2002年、私は「情報の自由のための連合(CFI)」を共同設立した。その使命は、しばしば誤解されているUFO問題について、科学界や議会、およびメディアにおける信頼性を高めることである。私たちの仕事の多くは情報公開法(FOIA)を通じて新しい情報を入手する取組みを中心になされており、本書の序文を寄稿してくれた、アメリカ政府の開放性を最も強く主張するジョン・ポデスタの支持を獲得した。大統領の首席補佐官として、ポデスタはクリントン政権時代に8億ページにものぼる文書の機密解除に尽力した。2008年には、オバマ大統領への政権移行チームを率いて、その後、ワシントンDCにあるシンクタンク「アメリカ進歩センター(CAP)」を主導している。私たちのFOIA活動により、NASAに対する連邦訴訟が和解し、NASAは以前に非公開としていた数百ページの文書を公開することになった。

 

積極的な不可知論とUFOタブー

・二人の学者は、UFOを真剣に受け止めるべきではないという文化的および政治的立場を永続させている懐疑論者の議論を解体し、そのような不合理な懐疑論の根底にある地球外仮説に対する根深い恐怖を検証したのだ。それでも、皮肉なことに、彼らは「主権とUFO」を発表したあと、直接このタブーの影響を受けたという

 

アレクサンダー・ウェント博士とレイモンド・デュヴァル博士の論説

この本にはタブーがあります。それはUFOのタブーです。もちろん、UFOへの関心が高く、ウェブサイトが乱立している大衆文化におけるものではなく、現実とは何かを決定しているエリート文化、つまり権威ある信念と実践の構造におけるものです。UFO現象に関して、この権威主義構造は、政府や科学界、および主要メディアの三つのグループによって世界的に支配されています。個々のメンバーはUFOについてさまざまな個人的信念をもっているかもしれませんが、公の場では、これらのグループは、UFOを「事実」ではなく、真摯に受け止めるべきでもなく、少なく他の奇妙な文化的信念と同じくらい真剣に受け止めるべきではない、という共通見解をもっていますこれらのエリートにとって、UFOを真摯に受け止めている本書のようなものは、本質的に問題があるというわけです。

 

・現代社会では、物理的証拠は通常、事実の決定的な証拠、物理的世界に何らかの原因がある客観的証拠と見なされます。したがって、この基準により、少なくともいくつかのUFOは明らかに事実ということになります。そこで次に、「それは地球外起源である可能性がありますか」という疑問が生じます。

 

私たちの無知を証明する

UFOの懐疑論者は、我々の科学的常識から照らして、UFOが地球外起源ではありえないため、無視できると考えていますしかし、この見解に対する最も有力な議論のどれもが、実際には、UFOの地球外仮説を否定することができていません。彼らは核心に近づいていないのです。実は、科学的事実として、UFOが地球外起源でないことは知られていません。

 

・体系的な科学的研究がほとんど行われていないことを考えると、地球外仮説を俎上に載せずに否定する場合、地球外からの訪問が不可能であるというアプリオリな(事前検討もしない)理論的信念、つまり、「それは科学的常識の範囲を逸脱しているので正しくない」という理屈に基づいています。懐疑論者が提唱する否定的根拠については、次の四つの議論がなされています。

 

①宇宙に存在するのは私たちだけです

②彼らは地球にたどり着くことができません

③彼らはホワイトハウスの芝生に着陸するだろう

④彼らが地球に来ていればわかります

 

■UFOの脅威

・科学を適切に適用するならば、現在の私たちは、UFOが地球外起源であるか否かについて、これを信じたり否定したりしない不可知論者であって、UFOが何であるかを解明しようとすることをタブー視するのは、まことに不可解です。最終的に、UFOが宇宙の別の場所からのものであることが判明した場合、それは人類史の中で最も重要な出来事の一つとなり、さらに遠い星に知的生物が存在する可能性を調整することを合理的にします。

 

タブーの維持

・UFOタブーが現代の人間中心主義のルールを機能させるために必要であるという考え方は、それが自動的に維持されていることを意味するものではありません。そのような強制的禁止は骨の折れる作業です。つまり、UFOタブーは、UFOに関する「事実」を抑圧しようとする何らかの意図的な作業ではなく、UFOが地球外起源ではなく、したがって無視できることを私たちに納得させるための無数の実践の働きなのです。

 

積極的な不可知論による抵抗

UFOタブーは強力なメカニズムが働くので、「抵抗しても無駄だ」と言う人もいるかもしれません。それでも、UFOタブーには少なくとも三つの弱点があり、それを支えている人間中心主義の規律は潜在的に不安定です。

 一つはUFOそのものです。UFOの実在を否定しようとする権威的な努力にもかかわらず、UFOは執拗に現れつづけ、それらを非物質的なものに変える必要が常に生じています。現代の政府はUFOを否定しているかもしれませんが、異常な現象が続くなかで、それを否定しつづけるのは一苦労です。

 もう一つの弱点は、科学界と国家における知識への関心の違いにあります。

 

・そして最後に、近代統治の本質的な核心ともいうべきリベラリズムがあります。UFOを「信じる」ことが不条理であることを知っている理性的な主体を生み出しつつも、それを疑うかもしれない自由な思考の主体を生み出す言説として、リベラリズムは自らを正当化するのです。

 これら三つの弱点を最大限に活用できる種類の抵抗は、「積極的な不可知論」と呼ばれることがあります。

 

難題への挑戦

・その政治的目的は強力なものであって、UFOが地球外起源である可能性に向き合うことを避けなければならないという責務を維持している。もしそうなら、これらの奇蹟的な飛行物体、乗り物、正体不明の物体が、人間よりも強力な「他者」によってどこか別の場所から生み出されたことを意味するからである。そのような考えは容易に受け入れられず、人間に根源的な恐怖をもたらす恐れがある。私たちは、UFOの存在を全否定する政治戦略によってこれに向き合っている。この姿勢は、一時的ではあるが、安定性に対する想像を絶する脅威に直面する事態から私たちを保護している。

 科学者には、UFOを恐れる独自の理由がある。UFOは、宇宙の理解の基礎となる物理学の基本原則と矛盾するように見える特性を示しているからだ。

 

・本書の寄稿者が示しているように、先延ばしを継続するには危険が多すぎる。同時に、前進することによりリスクがあるという事実を否定することはできない。この現象自体は、好むと好まざるとにかかわらず、私たちにはどうすることもできない不安定な状況に自分を置いている。私たちは、自分たちにできることを学ぶよう、努力しなければならない。なぜなら、それが私たちの生来的な本質であり、知りたいと思う最大の関心事であるからであるその発見は私たちの歴史のターニング・ポイントになるであろう。あるいはそうならなくても、おそらく、UFO現象に内在する非常に重要な何かがあり、それは私たち全員にとって変革をもたらす可能性がある。目を開いて、それが何であるかを見るときが、ついに到来したのである。