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羽生・井山に国民栄誉賞

2017年12月13日 | 時事
羽生・井山両氏への国民栄誉賞、首相が検討指示
将棋・囲碁界初の国民栄誉賞が羽生永世7冠井山7冠に贈られる模様です。

検討とあるのでただの速報かと思いましたが、両者そろって記者会見もやっていたので、ほぼ決定事項のようですね。昨年はレスリング五輪で4連覇を達成した伊調馨選手が受賞しましたし、受賞者はこれで25人と1チーム(なでしこジャパン)となるようです。
この賞は日本文化に多大な貢献した人に贈られるわけなので、スポーツ選手であれば初めての偉業を成し遂げたとか、後に抜かすことができなさそうな大記録を達成したことが条件になるでしょう。囲碁・将棋どちらも7冠を制覇するだけでも達成困難なわけですし、さらにプラスアルファで永世や2度達成となれば、他の受賞者とも遜色なく十分にクリアしているといって良いと思います。

ただ、47歳の羽生さんはまだしも、井山さんはまだ28歳で今が全盛期かどうか分からないわけですし、今後もっとすごい記録(世界戦優勝・名誉7冠・世界ランキング1位等)が見込まれているわけです。今受賞してしまうと、燃え尽き症候群と言うか、吉田沙織選手のように「絶対勝たなきゃ」というような余計なプレッシャーを受けてしまうことにならないか、若干の心配があります。イチロー選手のように、打診があっても「私の選手生命の終了時にまだ受賞に値すると判断されるなら声をかけてください」と辞退するのがカッコよく、筋だと思いますけど・・・まあ、囲碁は将棋や野球などに比べるとメディアの扱いが小さいので、仮に今回見送ったとして、今後先に例示した名誉7冠とかになったとしても同じ話が来るかどうかは保証できないのですよね(笑)例えば高橋尚子選手は女子陸上初の金メダルが受賞理由で、もちろん素晴らしい功績ですが、じゃあこの前のバドミントンのタマカツペアの金メダルはどう劣って受賞の話が来ないのか、という話になると、結局はその時代の空気としか言いようがありません。彼女のように「もらえるならもらいます」という態度が、やはり囲碁においても正解なのかもしれません。

井山さんもこれを機会にメディアへの露出を増やしていき、将棋に便乗した形でもいいから囲碁ブームにつなげていくのが好手なのではないでしょうか。
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