ここでも検察捏造ストーリー「郵便不正事件」厚労省元局長村木厚子被告無罪 検察主張認めず 大阪地裁

2010-09-10 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

毎日新聞 9月10日(金)14時5分配信(記事より抜粋)
 実体のない障害者団体に、郵便料金割引制度の適用を認める偽証明書を作成したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)=起訴休職中=に対する判決が10日午後、大阪地裁であった。横田信之裁判長は「村木被告が部下に証明書の作成を指示したとは認められない」と述べて無罪(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
 これに対し村木被告は「全く覚えがない」と逮捕時から一貫して無実を訴えた。今年1月に始まった公判で、証人出廷した厚労省職員7人全員が村木被告の関与を否定。捜査段階で村木被告の関与を認めていた証人からは「事実と違う供述調書に署名を強要された」と特捜部の捜査批判が続出した。
 村木被告の指示で偽証明書を作成したとして起訴された上村被告は「自分1人でやった。村木さんの指示はない」と証言した。
 検察側は、関係者が村木被告の関与を認めていた捜査段階の調書43通を証拠請求したが、横田裁判長は5月、「取り調べに問題がある。あらかじめストーリーを描き、検事が誘導した可能性が高い」として、上村被告の全調書など主要な34通の証拠採用を却下。村木被告の無罪判決は確実とみられていた。【日野行介】

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