脱炭素社会目指す国民運動 「デコ活」知らず 74%

2024-03-25 | 社会

脱炭素社会目指す国民運動 「デコ活」知らず 74%

 中日新聞 夕刊 2024.03.25. Mon.

 環境省は22日、脱炭素社会を目指し、政府が国民運動として省エネなどを促す「デコ活」に関するアンケートで「聞いたことがない」「分からない」との回答が74%だったと明らかにした。取り組みを「実践している」と答えたのは3%。環境省は「取り組みのメリットや意義を広める工夫に務めたい」としている。

「デコ活」は英語の脱炭素「デカーボゼーション」と「エコ」を組み合わせた造語。正式名称「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」は長すぎるとの指摘から「愛称」を募集し、昨年7月に約8200件から選ばれた。

 調査は2月21日から23日までインターネットで実施。20~79歳の6500人が回答した。

 デコ活を「聞いたことはあるが、内容までは知らない」は14%、「内容までは知っているが、具体的な行動は起こしていない」は8%だった。

 環境省は2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、今年2月に生活の中での取り組みを「くらしの10年ロードマップ」にまとめた。省エネ家電の購入や食品ロス削減など、消費者にライフスタイルの変革を求めている。

 ◎上記事は[中日新聞]からの書き写し(=来栖)


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