言い駄句駄句

画像と替え歌と、たまに駄句

北陸へ

2017-04-04 17:49:19 | 旅行
義母の13回忌で金沢へ・・・
桜にはまだ早いけど、スミレの花が顔を覗かせる季節

乗り換えなしで行けるようになった金沢
初日は、体調を崩し、ホームを転院した義兄のお見舞い
バスが1時間に1本の不便差はあるけど、川沿いの綺麗な病院
私たちのいた4~50分の間に、点滴チェック、おむつ交換、痰の除去
そのたびに優しい声掛けを下さり、ケアーの細やかかさに心から感謝
もの言う事は出来ず一方通行の会話だけど、その表情に心が痛む

翌日の法要、一番若いのが還暦を過ぎてる私、何をか言わんや
久々にお会いする、御坊さん自体、すっかり白髪でお歳を召しました
法要を終えてから場所を変え、皆で会食、想い出語りの和やかな時間
二日目の夜は、義姉と義妹と共に定宿の東横、それまでの時間は思い出めぐり
旦那さんたち家族が昔住んでいた町を、ワイワイガヤガヤと、歩き回りました
こんなに道が狭かったっけ?と、懐かしい家は壊され既に駐車場

気心の知れた一番仲の良い身内、夜は居酒屋で大盛り上がり
喋りすぎて声が掠れ眠い目をこすりながらの翌朝、二人とはお別れ
事のついで、私たちはほんの少しだけ旅気分、永平寺&竹人形の里
旅行客で、ざわついた金沢と違い、静かな時間の流れる参道
昼食は、有名な胡麻豆腐ではなく、お蕎麦にしました。



一昨年の京都、三十三間堂で御朱印帖を受けてから
幾度か旅はしているにも拘わらず、いつも不携帯というていたらく
いつもいつもなんで忘れるかなぁ~、二人で顔を見合わせ苦笑いです
この先、もう来ることがないかも知れませんし、新しく購入しちゃいました
永平寺も竹人形の里も、3回目となる懐かしいルートなんですよネ
2冊が御朱印で埋め尽くされるのは、いつになるやら(笑)



北陸は、まだ桜の開花宣言が出ておらず朝夕冷え込みます
市内から遠く離れた永平寺の境内では、紅梅と白梅がまだ咲いてました。
一日の大半を座禅で過ごすと言う修行僧たちですが、ただただ頭が下がる
座禅する時は瞑目するものだと思っていたけど、開けたままなんだそうです
開けてたら余計に雑念やら邪念が入りそうで、何回も肩を打たれそう
もっとも、体が硬くて座禅さえ組めない私なので、初めからムリ(笑)



最終日の竹人形の里・・・
9年前の秋、車を連ね、親戚一同で福井を旅しました。
越前で宿泊、一乗谷朝倉氏遺跡、永平寺から竹人形の里
旦那さんのすぐ上のお義姉さん夫婦とは、そこでお別れしましたが
その翌年、本当の意味でのお別れとなり、文字通り最後の地
駐車場に立つと、その時の光景が今も蘇ってきてツライ



福井に宿泊しましたので、電車で永平寺口、駅から徒歩
1キロ程度ならタクシーに乗るほどでも無い夫婦です
開館と同時に入ったので、そのままでと料金免除して下さった
作業の手順やら説明も、職人さんからマンツーマンで聞かせて頂き
素晴らしい作品の数々、じっくりと見て回ることが出来て十分に満足
こちらでは、家族の干支の四体を購入、玄関に飾ってあります。
以前に買った竹人形は、今もリビングの棚で微笑んでます。



考えたら、欲しいと思えばネットで買える時代なんですけどネ
旅先で買うからこそ、後で眺めた時、より思い出も深くなるってもんです
角館のこけし、八戸の八幡馬、沖縄のシーサー、その日のことが蘇る
郷野清風作、こけし人形「やよい」ん~これはどこだったっけ?(笑)
とは言え、余程気に入らないと、置物は買わなくなりましたネ
さて、次の旅先は、7月の北海道?それとも・・・