東京電力の福島原子力発電所事故が依然予断を許さない状況で心配だ。とりわけ、一線で過酷な労働を強いられている、同社社員の健康が気がかりである。放射線暴露による影響がどの程度かはわからないが、過労死のリスクも気になる。
海外のメディアでは、彼らを絶賛するとともに、どうして軍隊がするような作業を一民間企業の社員がしているのか謎だというような論調もあるようだ。技術者でない軍隊でもできるような仕事があるの . . . 本文を読む
最近着物にこっています。着物って知れば知るほどEnvironmentally friendly. リユース・リサイクルに向ているのです。様々に形を変えますし、何年もつかえます。解けばまっすぐの布ですしね。今、古着であれば、正絹のほんとうに高品質な着物がタダ同然の安値で手に入るので、若い人にももっと着てほしいものです。
ところで帯なんですが、私は名古屋で一重太鼓、袋帯で二重太鼓はマスターしたんです . . . 本文を読む
前に図書館の本は頭から終わりまでコピーしてはいけないと書きました。
かくいう私ですがひとつだけ全文コピーの教科書を持っています。もっとも本体も後でちゃんと買いましたから許してもらえるかと思うんですが・・・コピーは某国立大学の図書館のものです。これが後から買った本より役に立っています。なぜか。図書館の本には、書き込みがあるからです。
大学の図書館の本には、何人もの学生の書き込みがあることがありま . . . 本文を読む
授業の後にある学生から「先生は出来ない人の気持ちが分からないんですよ」と言われたことがある。彼はかわった経歴をもった、なかなか優秀な学生で、その経歴ゆえに他の学生より3つ4つ年長であった。「先生は出来ないんだったら、頑張って勉強するか、いっそ止めるかすればいいと思ってるでしょう?」と彼はいう。そういう発想をする人には「出来ない人の気持ち」は分からないんだそうだ。
出来ない人というのは、勉強するで . . . 本文を読む
最近発表されたドコモの携帯のコピーに
美しい立ちふるまいを
ナントカ・・というのがあって気になった。正しくは「たちふるまい」ではなく「たちいふるまい」、漢字で書くなら「立居振る舞い」ではないのか?「立」は立つこと、「居」は座ること。立ったり座ったり、つまり「動作」のことである。
と思ったら辞書によっては「立振舞」=たったりすわったりする動作=立居振舞 と書いてある。「立振舞」では座っ . . . 本文を読む
銀座の鳩居堂で千代紙を購入し雛人形をつくりました(写真)。一対と官女です。私はなにごとにも拙速主義でこのくらいだと3時間くらいで全部できますが、よく見るととても雑です(笑)。女雛の黒髪は、自分の髪を切って植毛しましたが、微妙に不気味な出来です。私が不慮の事故で死んだ場合は女雛の髪が伸びるでしょう。(私を愛している人は私が死んだ場合はこの紙雛を形見としてください・・こわ)。 . . . 本文を読む
友人から聞いた話だが、バレンタインの翌日に「チョコレートがまだ届かないのですが、今どのあたりでしょうか」というメールを女性に送った男がいたという。なかなかおしゃれである。こういう奴はモテルだろうなと思う。
OLの7割がバレンタインなんかなくなればいい、と思っているというアンケートがあったが興味深かった。半分以上の人がなければいいと思っているのになぜなくならないのか?これいわゆる「囚人のジレンマ* . . . 本文を読む
尾は正月料理をすべて手作りするのが好きだ。出来合いのものを買ってきたのでは面白くない。生活を楽しむというのはこういうことさ。だが、今年は忙しかったので、栗きんとんはできあい。また一度は作ってみたいと思っているカマボコも見送りカマボコ屋の出来合い品で間に合わせる。
煮しめはつまみ食いをしたところによると舌が歓喜に打ち震えるほど旨い。上質の出しをおごり時間をかけて煮しめるだけのことだから簡単だけど . . . 本文を読む
「快挙とも義挙ともはた壮挙とも言われる義士の討ち入りはまぎれもない惨事だと思う(ヒナコ)」
忠臣蔵の討ち入りは今なお持てはやされているが、日向子氏は「吉良供養」の中でこれを大義なき大量殺戮だと言い切っている(彼女は可愛い感じだが意外にものをハッキリ言う人であった)。その通りだと思う。
赤穂の浅野内匠はかなり子供じみた人物に見える。現代のサラリーマンとて気にいらない上司の1人や2人いない者はな . . . 本文を読む
杉浦日向子さん急死
ショック・・・・
私は現存するあらゆる女性の中でこの人が一番好きだった。身内の死よりショックだ。
彼女が20代で赤瀬川先生の路上考察学会に銭湯研究(?)として参加しているころからず~~~~と好きだったのに。私の蕎麦好きと銭湯好きはこの人の著作の影響だ。ご冥福を・・・というのにはあまりに若い。神様(←いないと思うけど)は何でよりにもよってこの人を。マーフィーの法則かもしれない . . . 本文を読む
ヤマト会長の小倉氏が亡くなった。この人こそ時代を切り開く経営者のなかの経営者と尊敬していた人物であり残念だ。
小倉氏の残した言葉で心にしみるのはこれ
「経営はなんのためにするか、働く喜びを分かち合うためである」
こんな感じのことをおっしゃっていた。
合掌 . . . 本文を読む