花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」宮城で巡回展!!

2021-08-28 01:40:43 | 展覧会

いやぁ、気が付きませんでした。不覚

「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」

https://www.dresden-vermeer.jp/

東京都美術館 2022年1月22日(土)~4月3日(日)

巡回展

【北海道展】

北海道立近代美術館 2022年4月~6月 ※調整中

【大阪展】

大阪市立美術館 2022年7月16日(土)〜9月25日(日)

【宮城展】

会場、会期ともに調整中

ドレスデン・アルテマイスター絵画館

月曜日に情報収集できたら良いのだけれど...ね


山形美術館「山形で考える西洋美術」展サクッと感想(2)

2021-08-17 15:28:55 | 展覧会

私が山形に観に行ったのは展覧会が始まってすぐの週であり、早めに行って良かった!!と(感染拡大中の今)つくづく思う。

 「国立西洋美術館コレクションによる山形で考える西洋美術 ──〈ここ〉と〈遠く〉が触れるとき」

http://www.yamagata-art-museum.or.jp/exhibition/4157.html

第2章のテーマは「自分たちのものではない記憶のコレクション-日本に「西洋美術館」があるということ」。

ちなみにお断りしておくけど、図録も見ていないので、美術ド素人の勝手な感想(暴走)になるので悪しからず

さて、松方コレクションの返還に伴う所蔵先としての「西洋美術館」設立の経緯は知っていたが、その後のコレクション拡大という方針転換の経緯が興味深い。その新コレクション最初期の一点がクラーナハ(父)《ゲッセマネの祈り》だったとは。だから展示説が出ていたのね

https://collection.nmwa.go.jp/P.1968-0001.html

聞くところによると、今回出展されなかったのは板絵なので破損が危ぶまれたかららしい。

でもね、それにしても出展作品に油彩は少なく、版画が多めであり、閉館中なのに「ケチ臭いこと!」と思ってしまったのだよ。海外に貸し出すんじゃなくて国内なのに。海外美術館からの借り出しに苦労しているだろうに、国内の地方美術館相手だとタカビーになるのかしらねぇ?? 

で、この章の展示作品の中に、私的に特に目を惹かれた興味深い一連の作品があった。グイド・レーニの油彩画から版画作品へと続く流れだ。なかなかに面白かったのだよ。

■グイド・レーニ《ルクレティア》(1636-38年頃)油彩

https://collection.nmwa.go.jp/P.2001-0001.html

■グイド・レーニ(原画)、バルトロメオ・コリオラーノ(制作)《ユピテルの雷電に押し潰される巨人族》(1647年)キアロスクーロ木版

https://collection.nmwa.go.jp/G.2006-0008.html

※ご参考:グイド・レーニ《巨人族の崩落》(1635年頃)ペーザロ市立美術館 

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Guido_reni,_caduta_dei_giganti,_1635-37.JPG

■ヘンドリク・ホルツィウス《嬰児虐殺》(1585年頃)エイングレーヴィング

https://collection.nmwa.go.jp/G.2011-0002.html

■ペーテル・パウル・ルーベンス(原画)、パウルス・ポンティウス(制作)《ベツレヘムの嬰児虐殺》エングレーヴィング

https://collection.nmwa.go.jp/G.1992-0064.html

※ご参考:ルーベンス《ベツレヘムの嬰児虐殺》(1638年頃)アルテ・ピナコテーク

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:The_Massacre_of_the_Innocents_by_Rubens_(1638)_-_Alte_Pinakothek_-_Munich_-_Germany_2017.jpg

先ず、私的に思ったのは、コリオラーノ(レーニ原画)《ユピテルの雷電に押し潰される巨人族》とホルツィウス《嬰児虐殺》の間に、レーニ《嬰児虐殺》(ボローニャ国立絵画館)があったなら、ストーリー的にずっと面白く引き締まって観ることができただろうに!!と。それに、同じバロックでもルーベンスとの違いも鮮明に見えてくるような気がするしね。

グイド・レーニ《嬰児虐殺》(1611-12年頃)ボローニャ国立絵画館

そして、この版画作品の流れの上流には、マントヴァのパラッツォ・デル・テのジュリオ・ロマーノ《巨人の間》の存在が強く感じられたのだ。恐るべしジュリオ・ロマーノ(笑)。

ジュリオ・ロマーノ《巨人族の崩落》(1532年頃)パラッツォ・デル・テ

※ご参考:「巨人の間」パラッツォ・デル・テ

https://en.wikipedia.org/wiki/Fall_of_the_Giants_(Romano)#/media/File:Giulio-romano-fall-of-the-giants-resco-in-the-sala-dei-giganti-palazzo-del-te-1530-1532.jpg

マントヴァのパラッツォ・デル・テでは「プシケの間」天井画を観ながら右に折れると「巨人の間」が目に飛び込んでくる。なんじゃこれ~!!と、思わずのけぞってしまう仕掛けは楽しい(笑)。グイド・レーニだけではなく、マントヴァ公に仕えていたルーベンスも、半ば唖然としながらも、この混沌とした躍動感を強い関心を持って眺めていたはずだ。そして、カラヴァッジョもこの「巨人の間」に立ったはずである。


国立新美術館が職域接種会場(^^;

2021-08-06 12:52:51 | 美術館

ご存知寄りのSさんからのメールによると、お嬢さん(クリエーター)のところに案内が来たそうだ。

「国立新美術館における文化芸術関係者向け職域接種の実施について」

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/20210730.html

「文化庁は、文化関係独立行政法人とともに安全に文化芸術活動ができる環境を速やかに実現するため、国立文化施設を活用し、新型コロナウイルス感染症に係る文化芸術関係者向け職域接種を第1弾として国立劇場にて実施しております。

この度、第2弾として国立新美術館において文化芸術活動に携わる方(個人)を対象とした文化芸術職域接種を実施いたしますので、お知らせします。」(文化庁サイトより)

なるほど、国立新美術館が接種会場になるのね


怪しい客?(;'∀')

2021-08-05 23:41:48 | 海外旅行

毎日暑くて、海に行きたいなぁと思った。

で、海で思い出したので、ちょっと笑えるお話を。

それは、ペーザロのホテルでの出来事だ。

ホテルは海岸に近く、部屋からも海(アドリア海)が望めた。

すぐ近くには、ペーザロのシンボル的なモニュメント「la palla di Pomodoro」も。

 

さて、ホテルにチェックイン後、部屋でPCをwifi接続しようとしたが上手く行かない。

フロントにPCを持って行き、説明を受けて無事に接続できた。

ほっとしてエレベーターの方に向かう私の背後で、フロントの女性が同僚に向かって話す声が…。

「ビジネスで来たみたいよ」

その声には、ようやく謎が解け、安心したような響きがこもっていた。

おいおい、ビジネスじゃ無くって、「ペーザロ市立美術館」に来たんだってばぁ、と言いたかった私(笑)。

オフシーズンの閑散としたリゾートホテルに、日本人のオバサンが一人で宿泊。

何用で来たんだろう?と、どうやら怪しい客として見られていたようだ。

PC持参のビジネス客として認知、どうやら安心されたみたい(笑)

よかった、よかった

 

ペーザロの月の輝く夜の海岸。

ペーザロの朝焼けの海辺。

またイタリアに行けるようになったら、マルケも再訪したいなぁ...。