鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

子猫、その後のこと。

2016-07-14 | 猫のこと。
ご報告いたします。
先週雨の日にセドにいた先般の子猫たちを、昨晩捕獲しました。


先週の火曜日の朝、庭で見つけた際に餌を与えてしまったので、きっとまた来てしまうだろうと思っていました。セドは4面を建物に囲まれているため、人の出入りや車も気配もない。伸びた夏草のなかに身を隠したりもでき、子猫たちが潜むにはうってつけの場所でした。セドで草や虫やカニと戯れていた子猫たちの自由を奪うのは可哀相でもあったのですが、ここ数日、強い雨が続くこと、1匹の子猫の呼吸の仕方がおかしいため、早めに捕まえた方がよいだろうと判断しました。
捕獲は、同じ町内で野良猫の保護活動を10年近く行っているNさんのお力添えがあってのこと。大変ありがとうございました。

★子猫捕獲までの記録★
7月5日(火)
夕方より子猫の鳴き声が家の周りでしだす。夜遠雷と共に強い雨が降り、それと共に鳴き声が消える。

7月6日(水)
朝、セドの盆栽棚の下で雨宿りをしていた子猫を見つける。キャットフードがないためあごだしの身をほぐしたものをセドにだす。その際、子猫が猫2匹いたことに慌てふためく。仕事帰り、念のためキャットフードを購入し帰宅。子猫2匹、まだ庭にいた。

7月7日(木)
猫に餌やり。盆栽棚の下にすのこをひき、雨除け用に衣装ケースのふたを立て掛ける。

7月8日(金)
朝夕2回、餌をやる。「私=餌をくれるニンゲン」と認識される。
8日夜に翌日分の餌も多めに置いて外出。

7月9日(土)夜餌をやる。

7月10日(日)
染色WSで終日家にいたので猫を観察することができた。2匹のうち1匹サバトラは後ろ足が悪いのと呼吸が荒い。夕方Nさんが様子を親切に見に来て下さり、捕獲機を貸していただき使い方を教えていただく。捕獲用にウェットタイプの猫の餌までいただく。感謝。
       
7月11日(月)
これまで落ち縁のガラス戸向こう、セドに置いていた餌を落ち縁の中に移す。
餌の匂いを嗅ぎ付けたかもともと彼のテリトリーなのかて野良猫のボス(黒い毛並、片目が白濁)と、小童(チャトラ)2匹が餌を食べに来るようになったため。そして警戒心の高い2匹を一度に捕獲機では捕まえられないだろうと思い、落ち縁全体をまず大きな捕獲機にしようと考える。
アマゾンで購入した飼育用のケージが届き、組み立てて落ち縁に設置。
      
7月12日(火)
落ち縁に捕獲機も置き、その存在に慣れさせようとする。落ち縁の網戸から中をのぞく2匹を見て、好奇心旺盛な今なら、家の中に誘いこめるのではと思う。ガラス戸とガラス戸の間を6センチくらいだけ開け、子猫が出入りできるだけ穴を残し段ボールでふさぐ。捕獲するとき、この穴を塞げば落ち縁に閉じ込められるはずと計画。

7月13日(水)
夕方から雨。7時ごろ帰宅、こちらの思惑通り、落ち縁でくつろぐ2匹の姿を確認。
ケージや捕獲機の中の餌も食べてあることも確認。そっとセドに面した離れにいき、セドを突っ切って落ち縁のガラス戸を閉める。計画通り落ち縁に2匹確保!
捕まえやすいように落ち縁にあった椅子や植物を移動。20分後まずはサバトラ確保。ハア
ッと威嚇したり、歯をカチッカチッと鳴らし私を脅かす。ちびっこのくせに、たいしたも
のだと感動。
残りの白い子。こちらはこの1週間の餌付けですっかり毛並みも美しく、元気いっぱい。
追っかけっこでは恐怖心を助長するのみと思い、Nさんに教わった通り捕獲機のなウェットタイプの餌を置く。ほどなく確保。白い子、恐怖心より食い気が勝ったのが仇となる。
約2時間の捕り物。猫も怖かったろうけど、私も威嚇にびびりました。
猫も私もぐったり。午後10時、遅い夕ご飯。
2時ごろまで落ち縁に面した和室にて仮眠。ケージのなかでは、がさこそ音と鳴き声。

7月14日(木)
朝、ケージの中は予想通り、餌とトイレ用の猫砂が入り乱れて散々。でもトイレの猫砂におしっこがしてあったのは良いニュース。
猫たちが薄い朱色になっていたので初めはどこか出血したのかと危ぶんだが、餌に水がかかり、餌の色素で薄い朱色になったもよう。声をかけながらケージをあけて、床を掃除、新鮮な餌と水を与える。
朝のゴミ出しのおり、お隣のN井さんお父さんにお会いしたので、子猫を保護していることを伝え、少し鳴き声がするかもとお赦しを願う。もともと1年前までアオちゃんをいう三毛猫を17年飼っていらしたので寛容にお赦しいただく。
ああ、大家さんにもお断りをしておかねば。



これから子猫たちには徐々に人に慣れてもらい、人は怖い存在ではないことを覚えてもらい、里親にだせるようにしていきたいです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿