鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

国の原発対策に満身の怒り!

2011-07-29 | 日々のこと。
これは東京大学の児玉龍彦教授の衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響」についての参考人説明でされたスピーチです。


★http://savechild.net/archives/6135.html

より広く拡散希望です。
この怒りは不動明王の怒り。
真実を知り、より多くの人と共有しなくては。

政府はこのような原子力に関することをかくブログやホームぺージなど、
インターネット上の言論を監視することも始めます。
(つい最近入札もあり、東京の業者が落札)
表向きは誤った情報が流されないようにということですが、
本当でしょうか・・・。

「ただちに人体に影響ない」と言い続けた国、
ただちに信じられない(苦笑



ひらみぱん。

2011-07-28 | 日々のこと。
健康診断のため1日休暇をとりました。
低血圧で2度血圧を測りなおしたりしたものの、
他は順調に進み午前中で終了。
お昼ご飯を「ひらみぱん」で摂りました。

建物の半分はオヨヨ書林のせせらぎ通り店、
もう半分がひらみぱん。
11時45分ごろお店の前に着きましたが12時開店と張り紙。
少しだけオヨヨ書林で開店までの時間つぶし。
(ここでフェルメールのSさんと久しぶりに遭う)



ほどなく12時になり店内へ。
建設当初は工場、その後クリーニング店、
そして今という遍歴をもつ建物は、
古材を活かしつつ白と茶色ですっきりと。
アンティーク家具が良く似合う空間でした。
ただ、かなりバリアフル。
25センチほどの段差が入口、内部にあるのは、
基礎をそのままにしたからでしょうか。
ちょっと残念です。

お食事はセットものが2種で、
今日はケーク・サレセットをお願いし、頂きました。
初めにミネストローネス―プ、
全粒粉のパン、
ケーク・サレと2種の野菜サラダ、
追加でテリーヌも添えて。



生野菜の量が私には多すぎたけれども、
店主の平見さんのお人柄を想像する優しい味でした。

痒いんです!

2011-07-21 | 日々のこと。
twitterでいつもぶつぶつ呟いているせいか(@katakagoan)、
3日前から両腕にぶつぶつができ猛烈に痒いのです!



19日の午前2時半ごろ、
急に両腕の内側が痒くなり翌日仕事帰りに皮膚科へ。

医師「最近、庭に出ませんでしたか」
私 「昨日草むしりにでましたが」
医師「チャドクガです」

そう診断されてステロイドの薬をもらいましたが、
なんだかちょっと納得いきません。

そのうち毎年夏ごろになると手に出てくる
汗ぽうという湿疹も手にたくさん表れはじめ、腕の痒みも症状が同じ。
調べると稀に体にも汗ぽうはできるらしいとある。

まだ私くらいの症状はいたって軽度ですが、
それにしても痒いうえに見た目がね、ひどいですね。
今日は涼しいので長袖で隠しました。

せっかく今週末は大野町のお祭りですが、
お酒も我慢しなくては。

マキノ町在原へ。

2011-07-17 | サワサワ茅葺き
湖畔の骨董屋さんの帰り道、
茅葺き民家のあるマキノ町在原の集落へ行きました。

うねうね続く山道をいった先に、稲田が広がる開けた土地。
その山側に茅葺き民家の屋根が見えてきました。
おおっ!
正直、骨董屋にはいるより、テンションあがっていた自分に苦笑い。
なんたって集落のほぼ8割が茅葺きの民家なのですもん、
自然とテンションあがりません?



集落を散策していると前庭で作業をしている男性と目があったので挨拶すると、
どこからきたの?ということで石川県から来まして茅葺き研究会に入っていてと話をすると、
「石川なら茅葺き職人の野村君知っているか、
うちにたまにコーヒー飲みにくるよ」と。
月末のWSの案内を渡すと名前が載っていた茅葺屋さんのこともご存じで、
次々職人さんのお名前が上がってきました。

お母さん、美味しいコーヒー淹れてやってと、
お家のなかにも上げていただき自家焙煎のコーヒーをご馳走になりました。



ご夫婦は愛知県に家があり、この茅葺き民家は20年ほど前に買ったそう。
リタイアした数年前から、ご主人の方はほぼ年間お住まいなんだとか。
自身で茅刈りも行いこまめにメンテナンスをされていらっしゃいました。

そういうご主人ですからなかなかの手強者。
葛で編んだ籠や木製のテーブルなど、土間にはご主人が作った作品が色々と。
集落には休校になった小学校があり、
そこを使ったクラフト市をやりたいという夢をお持ちでした。



茅葺き屋根をめぐってまたご縁が一つ増えました。
またお邪魔させていただこうと思います。

湖畔の隠れ家。

2011-07-17 | 日々のこと。
3連休の初日、ちょっぴり早い夏休み気分を味わってきました。

行った先は、店のお客さんkennyさんに教えていただいて以来、
すっかりお気に入りになった奥琵琶湖の骨董屋さん。
品揃えも魅力的ですが、なんと言ってもご覧のような抜群のロケーション。
初めて店内に入ったときは思わずその景色に
歓声をあげたものです。



湖に面したデッキでアイスコーヒー。


わがままいって店主のカナディアンカヌーをお借りして湖上へでました。
子供のころ野尻湖でボートを漕いで以来だったかもしれません。
舳先の方で漕ぎましたが、面白かった!!
この日は33度くらいの気温でジリジリ焦げ付くような暑さでしたが、
自分で漕いで移動できることの楽しさの方が勝っていました。



この町の子供たちは高学年になると2泊3日でカヌー遠足をするそう。
親も同伴してカヌーを漕ぐそうで、所変われば遠足といえど多様ですね。

高岡市福岡町「雅楽の館」。

2011-07-13 | 日々のこと。
先日、「カフェあんだんて」さんでしつらい教室を行う前に、
少しだけ近辺を散策しました。

福岡町は旧北国街道に面した宿場町として発達し、
さまのこと呼ばれる格子の続く町並みも残った趣きある町です。

菅笠の産地としてかつては60軒も笠屋さんが軒を連ねていたそうですが、
時は流れて平成の今はその数3軒。
それでも今も阿波踊りの笠の殆どは
この福岡町のものだそうです。

この町を語るときに外せないのが「雅楽」。
明治時代には明治天皇にもその演奏をお聞きいただいた由緒ある会があり、
現在は「羊遊会」という名前で社寺の祭礼や
町のイベントに招かれて演奏をされています。
通りに面したひときわ大きな町屋もかつての菅笠屋さんですが、
今は「雅楽の館」になっていて、
笙、篳篥、竜笛などの楽器や衣装が展示され、
係りのかたが丁寧にお話くださります。







今まで色々と古民家をみてきましたが、
ここの町屋としての造りは凄いです。

聞けば明治時代で300円ほどで1軒の家が建つところを
当時の持ち主は3万近いお金でこの家を買い、
そして小矢部川を使って材を運び移築したものといいますから、
その費用もいれると、
莫大な資金で建てられた家と知れます。

色々とお話を伺っているうちに時間も迫り
結局この雅楽の館しか周れませんでしたが、
ミュゼカメラ館や二千本の桜並木、
日本ヘラルド創始者の広大なお宅(非公開)があったり、
なかなか奥深い町です。
また今度、ゆっくりと。

夏の輪島でかやかや茅葺き~~

2011-07-12 | サワサワ茅葺き
毎度、茅葺きねたで、すみませんね。
とうとう私の頭には茅も生えてきました。へへ。

7月30日、31日に輪島市三井の旧福島家にて
茅葺きの講座とワークショップを開きます。
1泊2日で両日参加もよし、30日の懇親会の参加もよし、
31日の茅葺き実習体験でもよし、自由に参加できます。
30日の懇親会では女子は浴衣でも来て、
花火でもして、輪島の夏を楽しめたらとも妄想中。
せっかくだもの、何か楽しくやりましょ~。

茅文研ブログはこちら→★

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「石川県の茅葺き技術継承にむけた公開講座」
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日 程 平成23年7月30日(土)~31日(日)
場 所 輪島市三井町 旧福島邸
    石川県輪島市三井町小泉漆原14-2 Tel 0768-26-1181 (茅葺庵三井の里)
参加別
A) 7/30・31両日参加:5,000円 (1泊2日3食付・旧福島邸宿泊)
B) 7/30の講座とフォーラムのみ参加:無料(懇親会 有料1000円)
C) 7/31の茅葺き実習のみ参加:昼食持参は無料/昼食付は1000円

【30日(土)】13時~16時
●講座 能登の茅葺き見てあるき報告
講 師 高木信治 (建築家・NPO法人石川県茅葺き文化研究会理事)

●フォーラム 「地域の特性を担う茅葺き技術と環境意識」
司会 谷重義行 (建築家。谷重義行+建築像景研究室)
パネラー 山浦芳夫 (三井経済活性化協同組合専務)
木屋栄造 (茅葺き師。能登町)
塩澤 実 (茅葺き師。京都府南丹市)
杉山信儀 (茅葺き師。岐阜県高山市)
中森 勉 (金沢工業大学教授)
高木信治 (建築家)
●三井の里周辺散歩(16時半ごろ~)&懇親会(夕食18時ごろ~)
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【31日(日)】9時~16時
●実習―茅葺き屋根にふれてみよう! 旧福島邸屋根の部分修理体験
汚れてもいい服装でタオル、軍手、帽子、マスク、着替え、飲料など各自用意。

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【お申し込み方法】
下記の①~④まで明記のうえFAXまたはメールで
7月25日までにお申し込みください。

①お名前
②ご住所
③電話番号
④参加スタイル(A・B・Cほか明記)
■ FAX 076‐265‐5575
■ メール kayabunken@m2.spacelan.ne.jp
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お問い合わせは NPO法人石川県茅葺き文化研究会 090‐8967‐8022(坂本)


先日茅葺き民家の葺き替えご相談もあって能登へ訪ねていきましたが、
何気なくある家にもその土地の歴史に深く根ざしたものがあり、
能登はやはり面白い!!

と余談ではありますが、
以上、楽しく一緒にかやかや宜しくお願いします!!
そのうち研究会のなかには、
怪しいカヤカヤ団も誕生します。


七夕のしつらい教室@カフェあんだんて。

2011-07-12 | イベント、お知らせ。
7月9日に高岡市福岡町にある
「カフェあんだんて」さんで七夕のしつらい教室を
行わせていただきました。

9名の方にご参加いただき、
七夕の謂われや飾りの由来、
各地の七夕行事に付いてお聞きいただいた後、
あんだんてさんの店内に実際にしつらえをして頂きました。


こちらは書の上達を願うしつらい。


こちらは七夕全体をイメージして笹飾りなどバランスよく。
左に写っているのは茶懐石の料理人、万惣の中尾さん。


こちらは管弦の上達を願うしつらい。
ちょうどあんだんてさんに、岐阜の水うちわがありそれも演出に使用。


しつらい終了後はそれぞれの意図を発表いただき、
カフェあんだんてさんの茶菓で一休みしました。
冷えたトマトの蜂蜜シロップ漬けも
オレンジジュースとアールグレイのアイスティも美味でした。


暑い中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
またこの機会を与えてくださったあんだんての中田さん、
お世話になりました。