イメージコンサル五十嵐かほる◆西麻布日記

西麻布を拠点に活動するイメージコンサルタントの衣・食・住・こだわり生活日記

「美」とは完全なるもの?!

2006年07月25日 | Weblog
某出版社の編集部の方と、「美」を追求しているあるセレブ女性の話をしていたら、「彼女、○○さんと同じ顔になってきたね~。やっぱり先生の顔の好みって出るみたいですね」という情報を得てしまいました。
ってことは、整形ですかい?
整形したことで性格が明るくなったり、人とコミュニケーションが取りやすくなって、人生が楽しくなるのなら悪いこととは思わないけれど、一度整形すると、「もっともっと!」と今まで気になっていなかったところまで直しだしてしまうらしい。それもそのはず!顔のバランスが崩れるからなのであります。
しかも年齢と共に、重力には逆らえず皮膚がたるんできます。整形した箇所だけ同じ場所に留まっているから、たるんできた他の部位と比べて、余計にバランスが崩れる為、毎年毎年、微調整を行いながら完璧な「美」を追い求めることになるのです。

それから、「なんで女性が整形するとニューハーフっぽい顔になるのだろうか」という談義に花が咲いたので、私の「美」に対する見解を述べてみました。
「美」は、中間に位置するものだと。
つまり、美少女は、どこか少年に近いし、美少年はどこか少女に近い。
女性の好きな女性の顔は、どこか男顔で、男性の好きな女性の顔はとことん女顔だというのが一般的だし 人は、無い物ねだりな生き物だということ。
だからこそ女性が何度も整形すると完璧な美しいニューハーフに生まれ変わってしまうこともあるのでしょう。

先日ある方が「美」を一言で説明してごらん。との難しい質問に「黄金率が存在するように、神が作った完璧なるものを指していう」と答えていました。
皆さんは「美」と言えば、何を思うでしょうか?

LOHASでヒトに優しい日本の食文化

2006年07月21日 | Weblog
今、旬の物といえば「カジキマグロ」や「鮎」「じゅん菜」などがあります。
今日も「鮎の釜飯」を荻窪にて食してきましたが、
旬には、「走り」→「旬」→「名残り」と言う3種類の時期があり、
その時々によって脂の乗り具合や甘み、苦味が微妙に変わってきます。
つまり、一つの素材を3回分楽しむことが出来ると考えても良いでしょう。

「無理に食べ切らずにそれぞれの時期にあるものを食べる」
これこそ日本人の美徳である「腹八分目」、そして食材がきちんと育つことを待つことで自然のリズムが取れていくことになります。
これが日本の食文化の基本であり、旬の素材の楽しみ方だと思うのです。
旬のものを食べることで人間の体内をキレイにし、
その時期に必要なビタミンやミネラルを十分に吸収することが出来ます。

海外から渡って来た言葉であり、ライフスタイルであるLOHAS(ロハス)。海外に倣う事よりも私たちの本来持つ素晴らしい「食」生活の文化を、もう一度学ぶ事で日本人の良さを再確認できるのではないでしょうか?

ところで、今週17日(月)発行された電通報(株式会社電通発行)の文化面に、
私の写真と共に「無意識から意識下へ」という原稿が記載されました。電通の大手クライアントへ郵送している機関紙です。
もし、電通関係者の方にお知り合いがいらっしゃるとか電通のクライアント先にお勤めの方など、機会があればごらんくださいね♪

ウーバセクシャルと伸び行くベンチャー企業

2006年07月20日 | Weblog
ブログを楽しみにお待ち頂いていた読者の方々、ごめんなさい。
この10日間程で、とてもバラエティに富んだ生活(仕事を含め)をしていたためかなり更新が遅れてしまいました。
どのくらい富んでいたかは、後々ご紹介するとして、ちょっと情報を・・・
弊社の配信しているニュースレターをご覧頂いた方には重複するかも知れませんが、最近「メトロセクシャル」が進化して、「ウーバセクシャル」なるものがNYを中心に登場しているようです。
私もここ1~2年「メトロセクシャル」(ファッションやコスメなどに精通した、外見を磨く男達のライフスタイル)についての扇動とも批判とも取れるような記事を寄稿しておりましたが、「ウーバ」とは、ドイツ語の「UBER」「~よりも上の」「上級の」を意味する、「メトロ」に比べ、男らしく活力漲り、コミュニケーション能力にも長けた、流行に左右されないタイプなのであります。(実は、「uber」は去年の夏、偶然にもオープン前のメンズセレクトショップ「ロゼスト」の店名候補にも挙がっていました)
「メトロ」の趣味やオシャレが自己満足ならば「ウーバ」は、周りの人を楽しませつつ、友人達と趣味やオシャレなどでを楽しみ、一緒に盛り上がれる理想形と言えるのではないでしょうか?両者の根底に流れているのは、「スタイリッシュ」と「自分磨き」。
「ウーバ」・・・この波もすぐ、日本に押し寄せてきそうです。
ところで、月1回のニュースレターをご希望の方は弊社のHPに空メールをお送り下さい。

先週の木曜日に、(株)ジェイブレインというベンチャー企業の経営者支援に特化した事業開発、組織構築、人材派遣及び人事マネジメントコンサルティング、M&Aなどを行っている企業の設立記念パーティに伺いました。会場は、和田倉噴水公園内にあるレストラン。
初めての場所でしたが、なかなか日本というよりもウイーンの森のレストランのような感じで、、幻想的でした。
しかし、会場内は少なくとも400名がお祝いに駆けつけ、暑いこと暑いこと・・・今伸びに伸びている企業だということがわかります。
社長は、まだお若いのですがとても素晴らしい方、包容力があってしかも、楽しい!リクルートご出身の凄腕です。
実は社長とは、最終目標が同じ、つまり同じ夢をもっている同志。
修行社長また、ゆっくり談義したいですね!お忙しいと思いますが頑張ってください♪おめでとうございます!

イメージコンサルタントって、そんなに広範囲に仕事をするものなの?

2006年07月10日 | Weblog
とは、友人の弁。最近、私のブログを読んでくれていた学生時代の友人が「あまりにも色々やっていて一体本職は何なのか?」と痛いところを突くコメントをくれたので、確かにそう言われても仕方はあるまい。と反省をし、今一度私の仕事内容をお伝えしてみようと思いました。

「社員研修を中心としたコンサルティングとプロデュース、個人へのブランディングを取り入れたイメージコンサルティングを行っている」とは、最近連載を始めた経済誌に記載されているプロフィールですが、エグゼクティブやメディアに出演される方を中心に頭の先からつま先までのファッションコーディネイトや立ち居振る舞い、話し方、写真の撮られ方にプラスして、コンシェルジェ的要素の強い、ライフスタイル提案もしています。
例えば、会社の接待でお得意先をお連れする際の最高のロケーションと味の好みに合わせたレストランのご提案だとか、お土産やプレゼントのご提案も併せて、「イメージアップの為の演出」を行っています。
特に「ファッション」と「食」に関しては、仕事の域を超え、命をかけて愛し、しかも楽しみながらやっています。

最近の活動としては、5日に白金台のロゼストにてクライアントS氏のオンとオフ用のファッションコーディネイトを行い、15時からはロゼスト店内にて、クライアントのN氏(写真)が載るBRIO(男性ファッション雑誌)の撮影に付き添いました。きれいな色の夏用のコットンスーツを提案したところ、お気に入り頂き、オーダーをされました。BRIOのカリスマスタッフとも久しぶりにお会いできたので楽しい撮影でした。
掲載BRIOは、今月の24日発売です。


そして、9日は、日本フードアナリスト協会主催で行われた「フードアナリスト合格者向け」任意研修にて講義を行いました。
会場は、西新宿にある東京調理師専門学校。70名弱出席の大きな階段教室。キッチンもスクリーンもフル装備された立派な最先端の設備でした。
最高顧問である阿部孤柳先生(全国ホテル・レストランサービス技能協会顧問・日本調理師技能士会連合会最高顧問など)を始め、試験委員では、ホスピタリティの第一人者であるコンサルタントの力石寛夫先生、、有名パティシエであり、各学校での講演や講習(アジア各国でも講習を行っている)を行いながら、「スヰング洋菓子店」を経営されている鈴木博士先生、東京調理師専門学校教育部教員で、ワインアドバイザー、管理栄養士、フランスチーズ鑑評騎士である廣嵜明博先生と重鎮メンバーのお偉い先生方の中に混じり、(ド緊張~)

「食空間の楽しみ方」という題で話しました。内容は、ドレスコードやマナーにも軽く触れ、シャンパーニュの話や、心理テストなど「食」を楽しもうということですが、フードアナリストの方々に一番伝えたかったことは、「お店の評価をするということは、お店よりも上の位置に立つような印象があるかもしれませんが、お互いに50:50なので、気持ち良くサービスをし、受けることを大切にして頂きたい」ということでした。
しかし、とても深く重みのある薀蓄の塊のような阿部孤柳先生の後の講義だったので(しかも、面白くて勉強になる!)本当に緊張しました
講義の後は、クライアントT氏のファッションコーディネートの為、白金へ。汗と充実の日曜日でした。

最近の食ライフ@西麻布Ⅳ

2006年07月07日 | Weblog
このところの食生活をまとめてご紹介いたします。
先週火曜の晩は、六本木ヒルズの「l’estasi(レスタジ)」のテラス席にて、そびえ立つ六本木ヒルズを眺めながらの食事でした。ここは、ミラノにある二つ星のイタリアンレストラン「SADLER(サドレル)」と同じ場所をシェアーしており、そのシェフであるクラウディオ・サドレル氏のプロデュースで料理を作っています。ちなみに、「SADLER」よりもカジュアルで少しリーズナブルな価格帯です。

オープン当初に2店舗合同で、ホールスタッフ研修をさせて頂いたこともあり、縁のあるお店ですが、とても良い気の流れている店です。(風水師のようなコメントですか)
特に初夏から秋にかけてのテラス席は、夜風が気持ち良く、今のこの亜熱帯地域にいるような季節でも、湿った風がワインやシャンパンを飲んで火照った頬を撫でていくのが、妙に心地よくて大好きです。
また、メンバーが楽しくて、今回初めてご紹介でお会いした女性誌のこの道20年ベテラン編集プロフェッショナル。しかも、「シャンパン大好き」の趣味がバッチリ合う、素敵なお姉さまとの初ディナーをセッティング頂き、仕事の話そっちのけで本音トークで盛り上がりました。彼女は、雑誌だけでなく芸術の豪華本や、書籍も編集されています。写真は編集されたご本で、切なさと愛らしさが混在する素敵な作品でした
しかも贅沢にも4人で最高級シャンパーニュ3本(ローラン・ペリエ→クリュッグ→クリスタル!!)をご馳走になり、ピッツアの時には、しっかりとした赤ワインまで!ああ、脳細胞が消えてゆく・・・最高の時間を過ごしました。神様ありがとう。ご招待くださった皆様、そして陽子さま!ご本と美味しい梅干とヘアケアギフトありがとうございました。

木曜日には、丸の内にある「ブラッスリー・オザミ」へ。ここは、本当にパリのブラッスリーのようで、味のあるコンパクトなお店です。
顔馴染みだからかもしれないけれど、スタッフも感じが良くて気分が良いです。
今回、「優勝牛フェア」と言うことで、大会で優勝した甲州牛を一頭丸ごとオザミ全店舗で買い付けて、それぞれの店でフェアをやっていたようです。柔らかくって、肉本来の甘みが出ていて、めちゃくちゃ素晴らしいお肉でした!そういえば最近、フレンチ界のトム・クルーズと呼んでいるオーナーの丸山さんにお会いしていませんが・・・お忙しいのでしょうね。お元気ですか?


さてと、今週に入って7月3日はオープニングにもお邪魔した白金のフレンチ「カンテサンス」へ、ランチミーティングに。
ここは、始めにメニューを頂けますが、開くと白いページが出てきます。
つまり、白紙のメニューなのです。
ここのコンセプトは、1コースのみ。しかも、その日によって各テーブルによって異なります。前にも書きましたが、女性は私を含め、コースの中から一つを選ぶのが苦手な人って多いので、わかりやすくて好きですね。その日のうちに仕入れたものを使い切るアイディアは大変な苦労だと思いますが・・・。
心に残った二皿は、山羊乳のババロアに百合根とスライスアーモンド、そしてオリーブオイルをさらっとかけたもの。「何コレ?」状態に美味しい!もうひとつは、玉葱を食べるためのお皿。小たまねぎのソテーと玉葱のホワイトソースに玉葱のグリル、添えているのは、あおりいかで食感の愛称がとても良い一品。こりゃまた美味しくて、岸田シェフとても考えられています。

最後に、4日には、四谷3丁目交差点から程近い、荒木町にある「カルミネ・エドキアーノ」へ。このあたりは昔、花街として栄え、歴史をもう少し遡ると遊郭があったという色気のある街で、味と町並みを楽しめる界隈です。
日本フードアナリスト協会でご一緒してます右近さんこと高賀氏が主宰する会に初めての訪問です。
でも、顔馴染みが多くトスカーナ料理とトスカーナワインを総勢24名で味わいました!高賀さんは、本当に美味しいものと美しい女性とファッションが大好きなイタリア通のキュートなちょいワルおやじです。
2次会は高賀さんの馴染みの店であり、あのVANの故石津謙介氏が愛した「ピガール」というバーへ。
行くまでの間に歩きながら荒木町のネオン街を撮影です。右近さんありがとう!今後ともよろしくお願い致します♪