経営のエスコート

会社の経理サポートをして、もう10年以上になりました。行き着くところは、会社の経営のエスコートでした。

後継者は、難しい

2007年08月31日 06時08分58秒 | 事務所での雑感
後継者は、難しい。

昨日は、お客様のところへ。後継者と思っていた社員が・・・・

止めるとのこと。

こういった話は、2回目である。

息子や娘を、跡継ぎにするのは、結構簡単に決まるのに・・・・・

改めて、中小企業の後継者の難しさを感じた。

一つの原因・・・魅力にかける。

それが最大の原因かも・・・

他人事ではない。

だるまを・・・・もらってしまった

2007年08月30日 06時36分40秒 | 中小企業家同友会と私
昨日は、我が県の同友会ではめずらしい。

増強総決起集会。しかも各支部に一個ずつだるまが手渡された。

なぜ増強するのか?これについては、私も初めは疑問であった。

同友会へ入会する目的は、様々である。私は、勉強するために入った。

セミナーを受けている感覚である。このようなときに・・・・

増強を言われると、俺は客だぞ。なぜ客が勧誘しなければならないのか?

同友会を理解してくると、同じ目標を持った仲間は、多い方が早く住みやすい世の中になる。

自分の仕事が、世の中と繋がっているなんて考えてもいないときは・・・・

仕事は仕事  世間は世間

仕事では、ビジネスだから、お金のために何をやってもいい。

勝ちさえすれば良いのだと・・・そのように周りに悪い影響を与えながら・・

もう片方では、何か住みづらい世の中になったよね・・・と

自分で世知辛い世の中を作りながら、もう片方でそれを批判する。

自己矛盾である。この自己矛盾に気がつき少しずつ、良い仕事をするように心がける。この少しずつが、沢山あつまれば、住みづらい世の中も・・・

少しは良くなる。会社では、金のために。私生活ではボランティア

それより、良い会社作りをすれば、それがそのまま良い社会作りに参加していることになる。

だから広める。

そういう意味では、金儲けは金儲け、ボランティアはボランティアという

世間一般の考え方とは、一寸切り口の違う・・・一寸変わった企業集団かも知れない。


お客様より電話

2007年08月29日 09時17分28秒 | 事務所での雑感
お客様より電話

新潟県中越沖地震による、柏崎刈羽原子力発電所東京電力の原発事故の影響を受け、受注が激減の話。

要するに、原発事故にお金を回すため、他の仕事は後回しということらしい。

一つだけの下請けは、将来何かあったら大変になる。今のうちに模索をしていこうと、1~2年前から話していた。

それが、現実になった。

これからが勝負、何が出来るか。何から手をつけて行くべきかなど

話し合おうと言うことになった。


時間が欲しい

2007年08月29日 06時37分15秒 | 事務所での雑感
時間が欲しい。

何となく切実な話になってきた。いろいろ工夫をしているが・・・

どうやら限界かもしれない。

税理士の仕事は、独占市場。この権利に対して義務も起きる。

この考え方が、仕事の基本的スタイルになっている。最近では、経営を一緒に考えることも含まれるので、なおさらお伺いをして、現場で話をすることが、ビジネススタイルになっている。

無資格の社員を行かせて、はい、お終いというわけにはいかない。

このスタイルは、資格の持った社員を育てて行かなければ、パンクは間違いない。

他人事ではありません。経営は、難しい。

どう立ち直るのか

2007年08月28日 22時05分31秒 | 事務所での雑感
お客様になって、三ヶ月経った方のところへ

少し見えてきたので、具体的な話になった。

下がった業績をどう持ち直すのか。一般的な良い話は、参考になるが即効性に欠ける。

即効性も必要。さて何を話せるのか、早々手を打てる支出の削減だけ話して終わった。

売上の持ち直しとなる新たな商品つくりのきっかけを掴むには、今までの仕事を整理する以外手はない。

地味なようだが、一番早道である。

昨日の例会

2007年08月28日 06時25分43秒 | 中小企業家同友会と私
昨日の例会

テーマが、会社にとって利益とは何でしょうか・・・

経営という切り口で考えると、様々な経営目的があるので羅列してしまいそう。

会社の根本である仕事に置き換えると、食べるためにが浮かんでくる。

自分、自分の家族、社員、社員の家族・・・それを養うための原資である。

それを押さえて、次にそれだけなのか?

それだけのために、人を束ねて会社を経営しているのか?

あるいは、食べるために働いて、人様から頂いているお金は、あなたのやった仕事へのお礼ではないのか

そんな風に頭で整理をしながら、グループ討論に参加した。

結構いろいろな意見が出て、面白かった。

素人でも出来る経理ソフト

2007年08月27日 06時07分05秒 | 経理ソフト
何気なくネットを見ていたら

素人でも出来る経理ソフトに関して、帳簿づけや決算書作成の話をしていた。

ビズソフトのH氏の話を思い出した。

経理は、請求書の発行・給与の計算・帳簿づけなどを総称して言うのであって

今ある経理ソフトは、帳簿づけのためのソフト。

厳格にいえば会計ソフトではないだろうか。

経理を助けるソフトならば、請求書の発行や給与計算を助けるソフトの方が合う。

会計ソフトは、すでに飽和に近い状態。

これからは、経理を助けるソフトで、ついでに帳簿づけの手助けもできるソフトの方が、小さな会社には必要ではないのだろうか

この考え方が、定着してくると会計ソフト関連の市場の流れも変わる。

今までの財産で、売買している弥生会計の頭たちは、方向転換してくるのだろうか?

いや、お金になる方へ流れているから、小さな会社のためになる市場には見向きもしないだろう。

ビジネスと言う言葉で、信用を売買した平松氏から受け継いだ方々は、何を考えているのか?

弥生がまた売られる

2007年08月26日 06時25分04秒 | 経理ソフト
ライブドアホールディングス(ライブドアHD)は、100%子会社の弥生を売却することを発表した。

また客ごと売っていく。平松庚三という人は、性根は人の繋がりを大事にしない人。

ビジネスという言葉にすると何をやっても、法さえ破らなければ良い。

前ライブドア社長に惚れたぐらいだから、同じにおいがついているのだろう。

この弥生会計は、初めは簿記の知識が少なくとも会計が出来る目的で作られた。

これが商売道具になった。今まで支えてきた客のためではない。

あらゆる手を使って、収益を上げる工夫がされてきたが、これを支えてきた人たちに還元しようとは考えていない。

いつかは、追い風がやむ。その時に何が起きるか・・・・・

使っているものとしては、気になるところである。


報告のタイトル

2007年08月25日 21時13分37秒 | 中小企業家同友会と私
9月・・・自分の報告予定のタイトルを見て

びっくり

「社長はベンツが欲しくなったらポケットマネーで乗れ!?」

打ち合わせでは、会計では資産は、将来の費用として捉える。
財産ではない。

たとえばベンツを購入したら、その費用に見合う収益を考える。

会計の考え方は、そのようなものだ・・・と話したつもりだが

その後、少しやりとりがあったが

ふむ、報告するときには、第一印象に気をつけなければ・・・

高慢なやつという先入観で、見られる可能性がある。

点数をつけられるために生まれたのではない

2007年08月25日 06時20分52秒 | 事務所での雑感
お客様のところへ

カレンダーに書かれている言葉が目に入った
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にんげんはねえ
人から点数を
つけられるために
この世に生まれて
きたのではないんだよ

にんげんがさき 点数は後

みつを
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その通りかと

最近思うことは、なぜ比較をするのか

いやなぜ比較をしなければならないのか

必要だから

この必要だからの奥に、問題のある場合が多いのかと

つまり管理者が、自分のために、道具として比較を利用する。

このようなケースが多い。

マニュアルも同じ。自分の都合を優先させて作るから、生きたマニュアルに成らない。

管理者に多い、自分の管理を楽するために、あれこれ作る。

全体のために作らない。旨くいかないと、そのマニュアルのせいにして、もっと管理強化したものを作る。

身動き取れないものを作る。

そのとおり、やっていればいいんでしょ!!と開き直って動いていると、あいつは自分で考えていないとお叱りをする。

組織の硬直は、だれが起こしているか?上である。

社員の失敗では、会社はつぶれない。しかし社長の失敗は、会社をつぶす。

社長の都合の良いように、いろいろと囁く方々も多い。

よく言われる提灯持ちの方々である。

これを見分ける力をつけるためには、社長は外へ出て勉強をしなければならない。

このように考えるようになった。