早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密


国内外美大デザイン受験指導32年約1000名累計合格率89.9%
/早稲田建築AO他10年指導コーチング

早稲田建築AO建築入試で合格するここから始める「自己PR資料の構成の仕方2」

2017-07-20 14:37:39 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密



➡自己PR資料ということから解るように、これは建築科へ入学を熱意と心構えを持つ自分の内面的な価値観や,リーダーシップを表現し伝えるための唯一の、自己宣伝のために提示するプレゼンテーションキット(自己宣伝販促ツール)であることが、早稲田大学の建築科で求められていることが,前提だということであることをまずは理解しよう。 

➡そうすると基本情報として、自己PR資料に入れる下記のものが必要になる。 
特に大型のスケールである建築物という視覚的空間造形作品を、構造や法律を都市環境下において建築工学的にまた、建築芸術的外観など意匠的に表現しなければならない、この両面を専門的に扱う建築科としては、通常の学力入試だけでははかることができない。

専門能力として空間造形力や建築芸術というさまざまな多くの人間による共働創造作業では、その建築という壮大なプロジェクトをまとめるためのリーダーシップ力が必要になる。これらは通常に学力だけの一般入試でははかることができないといえる。 その為に特別に早稲田大学建築科の建築AO入試では世界に活躍する建築科の育成のため戦略として「建築工学家」と「建築芸術家」および、リーダーシップ能力をできるだけ早い時期である、受験期に計画したのが、創成入試であると思われる。

1. 早稲田大学建築科を第一志望とする、志望動機や理由など。

2.受験する君の履歴や略歴。過去、現在、短期目標として入学後の建築研究と計画、 未来への長期目標と願望を表す年表およびピクトグラムなどのセルフイメージの自己表現。 

3. 早稲田建築科が望む ”工学建築家”と”建築芸術家”の才能と能力を証明する 証拠(通常は成績だが、AOは数学と理系科目を選択してない人も受験できるように門を開けた) ことで、自己の内面的世界観を表す、芸術的才能のさまざまな表現と作品。
➡内面的な価値観とセンスを見せるために: 
”建築芸術家”を証明するアート系作品である、デッサンや絵画、彫刻などのほかに、立体造形力と建築科へ入学したいという、 情熱を証明する伝達方法では「立体構成や建築模型」が必要であることはいうまでもない。 

4. 部活、地域への貢献などの説明文や写真、受賞歴や写真実例。 短期留学歴や海外での体験など。

5. アート系作品、デッサン、絵画、彫刻、デザインなどの実例を示す複写写真群 

6. 空間造形作品: 立体構成や自分が作りたい建築のアイデア構想や建築企画やコンセプト意図、マスター 
ドローイング、完成予想図、建築小型模型あれこれ、大型建築模型制作などの実例写真とスペックや 
工程作品記録と実例複写写真と実際に制作した建築模型など。 

7. 世界で活躍する尊敬する建築家の写真と尊敬理由。 

8. 早稲田建築科を目指す理由や志望動機やそのきっかけに関しての記述。入学後の建築についての研究テーマ や早稲田大学建築科での四年間学びたいことや、可能であれば大学院等で学びたいテーマや研究。将来なりたい建築家像。

9. 建築に関して影響を受けた本や展覧会の資料やそれに対しての自分の印象など。 

10. 建築家として心構えと目指す将来への建築への夢と情熱、抱負など。 



高橋 順一