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女子弐雫

古本屋で未読を見つけると即確保。
話題性が上がるとすぐに古本棚から消えるから、
この方のは未読を見つけたら手が動いてしまう。



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恋人の娘を一日預かることになった私は、実は子供が嫌いだ。
作り笑顔とご機嫌取りに汗だくになっても、ぎくしゃくする…。
ふたりのやり取りを、可笑しく、切なさをこめて描く「木蓮」。
恋人同士が一緒に暮らしたことから出会った二匹の雌猫。
彼女たちの喧嘩だらけの日々、そして別れを綴る表題作。
ほか、日だまりのように温かい「女ふたり」の六つの物語。
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○ランドセル
幼馴染みのくみちゃんと偶然再会した30代の私。
2人で酒を飲みに行き、旅行に行く約束を交わす。
行き先はロス。疎遠になった2人が共有する淡い思い出。

○灰皿
夫を亡くした老女がようやく決心し、
愛着のある家を貸家にすることにした。
借りたのは20代後半の若い女性で小説家だという。
その女性は部屋を借りた後も老女の家を訪れ無駄話を展開する。
無遠慮な女性の話に次第に興味を持つようになり、
彼女の書いた小説を探しに書店へ行くが・・・

本のタイトルに「ぶひゅっ」とします。

○木蓮
恋人に嫌われたくないために、彼の連れ娘の面倒を見る女。
子供嫌いなのを我慢して遊びに出掛けるのだが、
子供ながらの天真爛漫な発言の連続に・・・

○影
自分を偽る女が職場でトラブルを起こし旅に出る。
気晴らしに出た旅先で出会ったのは島中の人々から
嘘つきだと言われ続けている1人の女性だった。

○しずく
二匹の飼い猫視点の物語。
飼い主カップルの素敵な時期も過酷な時期も見てきた猫。
やがて2人は決別の時を迎え、二匹の猫も別れることに・・・

○シャワーキャップ
雑で自由気ままな母と、几帳面で神経質な娘の物語。
親として見たり、女性として見たり、変人としてみたり、
相反する性格をもつ母娘だが・・・


女2人の物語ばかりが集められた短編集。
やっぱりこの作家は面白いなぁ。全部好きだけど、
灰皿と木蓮が良かったなぁ。声を出して笑ってしまった。
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鎖泥棒繋

この著者は初読かな。タイトル興味で古本購入。



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護送車が襲われ、五人の受刑囚が脱走した日、
シングルマザーの早苗は記憶喪失の青年・シュウジと出逢う。
母子は次第に彼に心を惹かれていく。一方、池袋署の刑事たちは
連続殺人鬼“サンタクロース”を追っていた。
二つの事件が交錯するとき、チェインギャングたちが動き出す。
過去と現在を繋ぐ爽快な真相とは。
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クリスマス間近のある日、護送車が襲われ8人中5名が脱走した。
その後、警察は逃走した4名を逮捕し、残るは1人となっていた。
池袋署の神崎と黒木は、ある傷害事件がきっかけで顔見知りとなり、
今回の逃走犯である大貫修二の行方を追っていた。

同じ頃、シングルマザーの早苗は高速道路のSAで、
記憶喪失だという青年を拾い、彼を街まで乗せていく。
捨てたものと思って彼に渡したお金を後日、男は返しにやってくる。
男は持っていた物から自分の名前が大貫修二であることを告げ、
仕事で忙しい早苗の留守中、早苗の息子の面倒を見るようになる。

池袋署の刑事達はクリスマス時期に現れる殺人鬼
サンタクロースの犯行を未然に防ぐため対策を練っていた。

学生時代に通勤電車で早苗が淡い想いを寄せていた男の名もシュウジ。
物語的な流れから、その時の男が記憶喪失の男と思いきや、
月日は流れていても初恋相手の顔は分かるだろうから別人なのか?

護送車から逃亡した大貫修二は知人を庇って逮捕されていた。
修二を知る池袋署の神崎と黒木は、チンピラとはいえ周囲に慕われ、
知人の罪を被って逮捕された男の脱走には、理由があると睨んでいた。
修二の逃走動機とは一体・・・。

逃走犯の大貫修二、記憶喪失の大貫修二、殺人鬼サンタクロース
3つの事柄が絡み合うとき、事態の真相が浮かび上がってくる。


ところどころ「ん?」と引っかかる部分はあるものの、
読みやすくてサクサク読み終えた。出来過ぎな物語チックな展開だけど、
こういう読みやすい物語があると読書数も拍子が良くなるね。


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畑大食記

古本棚で見かける著者の本は結構古いのが多く、
黄ばみやヤケがあって読みたい気持ちに抵抗を感じて遠慮していた。
たまたま新しめの本が古本棚にあったので手に取った。



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アマゾン河に棲息する世界最大の淡水魚の刺身、
アフリカの蟻塚に生える茸のサシーミ、
アラスカの絶品料理キングサーモンの温燻…。未知なる味を求め、
ムツゴロウ氏が地球上の美味珍味を食べ巡った壮大なグルメ紀行。
トリュフ、フォアグラ、パスタ、コーヒーなど様々な食材も詳述、
食がもたらす生きる歓びと幸福を味わえる一冊。
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冒頭のピラルク話は文章も面白いし、これはこれはと思ったが、
回を重ねていく毎に文章は平淡なものになり、
著者へ抱いている野生的な魅力は激減し、
食通紀行文的な内容やらグルメ知人とのやりとりなどに、
気持ちの膨らみが徐々に萎んでしまった。

この著者で、このタイトルから連想する内容とは大違い。
期待して読んだだけに落差が激しかった。

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峠饂飩話

文庫新刊で書店に並んでいるのを見かけたら、
早くも古本屋棚で発見。うどんというタイトルに迷わず購入。



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(上)中学二年生の淑子は、市営斎場の真ん前に建つ
祖父母の店の手伝いをつづけていた。
ある日、父親の中学時代の同級生が急死、
クラスで一番うるさい男子も暴走族の親戚が事故で亡くなり、
通夜が行われることになった。
やりきれない気持ちで暖簾をくぐる人たちがそっと伝えてくれる、
あたたかくて大切なこと。
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(下)商売より味。頑固な祖父は、
新しい料理屋に団体客を取られても黙々とうどんを打ちつづける。
そんな折、50年前の大水害の翌日、路上で素うどんをふるまった
若い職人がいたという投書が新聞に載った。
淑子はその「希望の味」を知りたいと願う。
出会いと別れに寄り添うあたたかい味が沁み込む極上の物語。
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タイトルから「うどん」メインの物語だと思っていた。
確かにうどん屋の物語に違いはないけれど、
市営斎場の向かいにある店という事で、
死者との関連や死との対峙みたいな構成になっている。
下巻に入ると謎解きみたいな要素も出てくるけれど、
本書は死をテーマにした物語のような感じがした。

老夫婦の経営するうどん屋を手伝う中二の淑子。
それまで死者のことを考える事も無かったのだが、
父親の友人の急死、同級生の従兄弟の事故死と、
身近な所で死と向き合う人を見て、彼女の心も揺れる。

この本を読んでいる時のとある早朝、
実家からケータイに連絡があり肝が冷えた。
両親になにかあった?という不安がよぎった後、
静かな口調で母が告げたのは叔父の死去だった。

ずっと施設に入っていて、近年は病気がちだった叔父。
僕はもう十数年以上会っていないので、
脳裏に浮かぶ叔父の姿は僕がまだ幼い頃のものである。

知人もほとんどいなく、こぢんまりと葬式を済ませるから、
帰ってこなくていいけど、知らせておいたと母。

面影が薄いだけに生と死の感覚が湧かないが、
このタイミングでこういう物語を読んだというのが、
なんとなく呼ばれた感じがしないでもない。

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関女雑話

古本で数冊見かけて確保し続けて読了。



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松井秀喜、ダウンタウン、NGを売りものにする番組…。
「大甘な」世の中にまかり通る芸能人、テレビ番組、
常識を一刀両断する、天下無敵の痛快コラム集。
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二冊続けて読了。内容は前に読んだのと同じ感じ。
バラエティ番組の現状を彼女が知ったらどう思うのだろう。
ある意味では予見していたような文章もあったり・・・

しかし著作を今頃手にしている僕に対して言われているような
「何をいまさら」がタイトルだもんなぁ。いやぁすんません。
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関女映話

正月帰省した時、著者の実家前を通りかかり、
そういえば年末にBSでドラマやってたと親が言っていた。
録画しておけばいいのに・・・興味があると思わなかったって・・・
消しゴム展やってた時は見に行く程度の興味だけど。



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藤原紀香の過剰な「有難さ」にみるからくり、
鶴瓶の「笑い」における単純すぎる欠点、
チョイ役CMに出演する河村隆一の「安売り感」、
大人になってしまった安達祐実に感じる「不吉な予感」、
齢80を越してさらに加速する森繁の進み具合…。
テレビ界の「とほほ」を洗い出してきた鋭すぎる批評眼。
急逝惜しまれる不世出のテレビウォッチャーによる、
最強テレビ批評第6弾。
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こういう時事ネタは時が流れると鮮度を失い、
単なる雑談に落ちぶれる感じがあったりするけど、
やっぱり彼女の着眼点は今読んでも充分楽しめる。

時が流れ、話の内容によっては見当違いなのもあるけど、
予言的中みたいなものもあったりして、
未来人的感覚で答え合わせのような面白味も楽しめる。

時事ネタ本だから今更古本で買う人いないでしょ、
なんて発見時に購入を躊躇うと次に行った時には消えている。
そして時が流れて再び棚に並び、そしてまた消える。
けっこう人気あるのかな?とりあえず見かけたのを確保しよう。
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海賊呼男

文庫本になり書店に平積みになっているのを見て以降、
古本屋を訪れては探してついに発見。積冊間もなく読み始めた。
これは面白かった。まだ1月だけど今年一番のお気に入りになるだろう。



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(上)1945年8月15日、
敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。
男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、
異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。
一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、
借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。
石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
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(下)敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。
ホルムズ海峡を突破せよ!戦後、国際石油カルテル
「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。
内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。
それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣する事。
世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。
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実在の人物をモデルに描かれた屈強な男の人生記であり、
叡智が散りばめられたビジネス書でもある。

戦前戦後の過酷な時期に日本の未来を守るため、
信念を貫き、圧力に対抗し、機智をはたらかせて、
大胆な行動によって道を切り開いていく鐡造。

物語の世界、鐡造の運命にどっぷりと浸かり、
どのようにして現在に至ったのかに矢印が極太に突き刺さった。
こういう創業者が日本には何人もいたりするけど、
そのほとんどが知られていなかったり、知らなかったり、
古い歴史の人物よりも、偉大な企業の創業者物語を
学校で教えてくれればいいのになぁ・・・。


この物語で初めて知った仙という画僧に興味を持ち、
ネット検索して出てきた絵に驚愕。気持ちが柔和になる。
相方に見せたらズキュンして、今は待ち受け画像にしている。


物語を読んでからウィキペディアで出光を調べ、
偉大な創業者の歴史をなぞるように読んだ。
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推論学園

「努力しないで作家になる方法」という
タイトルとは真逆の苦労話が詰め込まれた本を読んで、
著者に興味を持って、適当にチョイスした一冊。



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パラドックス学園パラレル研究会、通称パラパラ研。
ミステリ研究会志望のワンダは何故か、入部することに。
部員はドイル、ルブラン、カー、クリスティーと名だたる
ミステリ作家の名前を持つものばかりだが、
誰もミステリを読んだことがないという…。
やがて起きる“密室殺人”と予想もできない究極の大トリック。
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主人公の名前がミステリー作家名というと、
やっぱり、あの作家のデビュー作にして代表作を思い浮かべるが、
こちらの物語のトーンは軽く・・・
大作家と同じ名前を持つ彼・彼女等は名作を知らないという。
なんなんだこの設定は?と思っていたら、
主人公がパラレルワールドに迷い混んでしまって、
その世界では偉大なミステリ作家となる人物が同じ時代に共存し、
しかも大作を発表する以前のミステリ無知状態だという・・・。

いやはや突飛すぎる設定である。
やがて密室殺人事件が起きるのだけど、
最後のオチがまた「まさか」の衝撃。
この「まさか」は驚きや意外の「まさか」ではなく、
嫌な予感のほうの「まさか」である。いやはや。

苦労して作家に辿り着いた自伝的作品を読んだ直後だっただけに、
これは・・・という思いが強く充満してしまって、
3冊目に伸ばそうという矢印が薄くなってしまった・・・。
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盲少女犬

なんとなく風間さんに似た感じかな?と思い、
古本安価棚にあった二冊をまとめて確保した。
自立した硬派な大人の男のハードボイルド小説。いいね。



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失踪猟犬捜しを生業とするアウトロー探偵・竜門卓の事務所に、
盲導犬の行方をつきとめる仕事が舞いこんだ。
相棒の猟犬ジョーとともに調査を進めるうちに、
薄幸な、ひとりの目の不自由な少女のもとに行きつくが、
やがて・・・(セントメリーのリボン)。
限りなく優しい誇り高い男たちの人間模様を、無駄のない文体と
ハードボイルド・タッチで描いた、感動を呼ぶ珠玉の作品集。
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「焚火」「花見川の要塞」「麦畑のミッション」
「終着駅」「セント・メリーのリボン」五つの短編が収録。

表題作の主人公は猟犬専門の探偵をしている竜門。
この主人公の短編ばかりを集めた「猟犬探偵」もあり、
同時に古本屋で手に入れた。この時点では未読だが、
こちらも至極の物語だった。

風間一輝を初めて読んだ時に感じた思いと似た感覚を、
本作でも味わうことが出来た。男の、大人の、物語。
風間さんも数作を残して逝ってしまったが、
この稲見さんも同様に数作のみで逝かれていた。
そういえば藤原伊織さんも早くに逝ってしまわれている。

魅力的な男を描くハードボイルド作家で、
良いなぁ~と思う方々は既に他界している人ばかり。
感動して別作品を探しまわって見つけても、
流通しているのは数冊で絶版のものもあったり・・・
古本屋巡りをしているからこそ出会えた一冊でもある。

薄めの一冊なのに、寡黙な主人公だったりするのに、
その物語で描かれている世界の情景や心情のようなものが、
蒸溜された液体のように心に染み込んでくる。

残された作品すべてを読みたいなぁ。
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公務刺迷

古本屋で未読作を見つけるたびに確保。
作り物ならではの発展的展開に安心感が湧く。



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倉永晴之は南海市役所の市民相談室で働く公務員。
現在の役職は主査、一般企業でいえば中間管理職の係長である。
南海市は巨大ワニの化石が発見され、一躍全国区となるが、
倉永の心は晴れない。市内の公園で本物のワニが泳いでいるという
通報が入り現地確認に出かける。時間外の仕事を終え家に帰ると、
今度は自家用車のタイヤが空気を抜かれている。
そのうえ職場では上司の不祥事が発覚し、
火の粉は倉永に降りかかってくる。
度重なる不幸の連鎖から倉永はいかにして脱出するのか。
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巨大ワニの化石が発見されて有名になった南海市。
市役所の市民相談室主査である倉永はストレスが溜るばかり。
市民からの苦情応対やら、中身の無い相談電話の応対をし、
事なかれ主義の上司からは面倒事を押し付けられる毎日。

イライラを募らせる日々に耐え、精力的に業務に励むが、
上司が不祥事を起こして逮捕されるわ、
男と会うために早退した部下女子を目撃するわ、
喧嘩で怪我をした息子を病院に連れて行くと虐待と不審がられるわ、
同じ公務員である妻は飲酒事故を起こして免職になるわ、
正体不明の嫌がらせを受けるわ、次から次とトラブルに見舞われる。
そして限界を越えた倉永はついにキレてしまう。

この作家さんの物語の特徴として、
トントン拍子に物事が良い方へ転んで成り上がるものと、
次々と災難が降り掛かって大事に転じるものの二パターンがある。
今回のは「巻き込まれ型」の後者のパターン。

善良っぽい主人公ではあるが、計算高い一面も持っていて、
沸点に達して爆発するけれど、狙っている部分もあったりして、
爆発した後の展開も心地良く収束していく感じ。

頁数はそこそこあるけど、いかにも物語的な展開で、
読みやすいので、重く読みづらい本の後に読むとサクサク読める。
読後感も悪く無いので、また別の作品と手を伸ばしてしまう。
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