ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

東京をよくするではなく、東京を捨てた方がいいのではないか

2017年01月15日 | Weblog

豊洲市場の地下水の汚染がひどいということで市場を築地から豊洲に移転するかどうか決まりません。
この敷地には前に東京ガスの都市ガス製造工場がありました。
東京ガスの責任が重そうです。

しかし危険物質による地下汚染は豊洲市場の敷地だけの問題でしょうか。

東京都の東京湾埋立地は今では近代的な水の都のような景観ですが、実はごみの島です。
ごみから危険物質を取り除いて捨てた訳ではありません。
ごみが変質して危険物質を生成することもあります。
地下は危険物質で汚染されており、地下水も汚染されていると思います。

したがって埋立地を町として活用するためには汚染物質を地下に封じ込める技術が必要です。
封じ込めは非常にお金がかかることで、豊洲市場敷地を含め、埋立地はどこも汚染物質が地表に出てくる危険性があるのではないでしょうか。
長年月がたてば徐々に危険物質は拡散して減っていくと思いますが、局所的には危険な場所があるかもしれないので定期的調査が必要と思います。
パンクのパッチング修理ではありませんが、危険な場所を発見したら何かで覆って出てくるのを防ぐしかありません。

豊洲市場は、食品市場ですから、お金を惜しまず、封じ込めをやって、安全を確認した上で運営するしかないと思います。
当面築地市場を手直しして使い続けるしかないと思います。

それにしても東京都の安全軽視に驚きます。
石原慎太郎氏の都政が‎長すぎたと思います。
経済重視が続き、次第に安全が軽視され、行政が乱暴になったと思います。

石原氏が引退したところで後任はちょっと冷静になって都政修正をやればよかったのですが、乱暴が続いて「東京オリンピックをやる」になってしまいました。
東京オリンピックの準備のついでに東京を整理し、安全にするという考えがあるそうですが、オリンピック関連施設の建設で精一杯になると思います。
最後は乱戦になった戦場のようになり、何でもいいからやれということになると思います。
つまりがらくたが増えるのではないでしょうか。

人々が東京を捨て、空き家、空き地が増えないと東京は再生しないのではないでしょうか。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿