夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

ダブルパンチ地獄……………★

2013年05月14日 | 旅行
事件は昨夜、このブログでハニーへの愛を綴った後に起こった。(恋ではないよ。)

昨日は夜まで蒸し暑く、部屋の中が見えない程度にドアを少しだけ開けていた。
あたしはシャワーを浴びた後ズボンも穿かずに、Tシャツとパンツ一丁で椅子に体育座りし、パソコンに向かっていた。

気が付けば12時、パソコンを閉じて寝ようと思っていた頃、ドアをノックする音が。
誰? こんな時間に…。ゆっちゃんかな。
「はーい? どなたですか~?」
返事のないままドアは開かれた。
日本語で問いかけても返ってくるはずがない。相手は外国人なのだから。
開かれたドアからまあるい顔が現れた。…ハニーだった。

あたしは慌てて、露わになった太ももを着ていたTシャツで隠すと、ハニーはドアを閉めた。
「ちょっと待って! ちょっと待って!…じゃなくて、等一下! 等一下!」
急いでズボンを穿きブラウスを羽織り、ドアを開けた。
ハニーは、昼間先生が集めていた学生証を、誰かに託されて返しに来てくれたのだ。
「…ありがとう。」
動揺しすぎて、その後の会話はまったく成立しなかった。

恥ずかしい姿を見られてしまった。しかもよりによってハニーに…。
これが浩一だったら「何やってんの!早くドア閉めてよ!」とかで済むのに…。
心に傷を負い、返された学生証をパラパラ捲ると、ゲッ、これ、あたしの生年月日書いてあるじゃん!
中を見ている可能性十分あり…ハニーより頗る年上なのがバレた? ダブルパンチ!
あああ、もう、あたしたちダメかもしれない。

昨日は長々おしゃべりして、楽しかったなあ…。
色白のベトナム少年が思い出に変わろうとしていたけれど、今日会ったら、何事もなかったかのように、いつも通り飛び切りの笑顔で話しかけてくれた。
ひと安心。

夕方の相互学習で王ちゃんに「ワイルドダロ~」と覚えさせ、宿舎に帰って来ると、おっちゃんが言った。
「昨日ベトナムの子に学生証を預けたけど、ちゃんと受け取った?」
………あなたでしたか。