夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

褒められちゃった天国…☆

2013年05月11日 | 旅行
しつこいようだけど浩一の話。(浩一は韓国人です。念のため)
朝9時半ころ、予習勉強のお供にコーヒーが欲しくなった。
せっかく淹れるなら浩一にも飲ませてやろう。3階に下りて、浩一の部屋のドアを叩いた。
「コーヒー飲む~?」
少し間をおいてドア越しに声が聞こえた。
「……まだ寝てるところだよ」
起こしちゃった?悪いことしたわ。
「じゃあ要らないのね?」
ドア越しに、細い、細ぉい声で、返事が聞こえた。
「……ちょうだい。」
さすが断らない男!
間もなくして辛そうな顔をしたアラサー男が、コップを手にドアを開けた。

今日は土曜日。勉強の手を休めて、みんなにメールでも送ろうかな。
友達何人かにメールを書いていると、誰かがドアをノックする。
ゆっちゃんかな?「どうぞ~」
開いたドアから見えたのは細ーいシルエット。浩一!
「ご飯食べた? 食べに行かない~?」
あら、アンタ、「誘われるのを待つ男」返上?

ゆっちゃんが部屋にいなかったので、2人で外に出てご飯。
2人でいるのに、やっぱり浩一には何の感情も抱けないなあ。
あ~あ、浩一を愛することができたら、あたしはきっと満たされるのに。

夜、いいことがあった。
ダンスに行ったら、今日はソロじゃなかったけど、ふふふ。褒められちゃった。
初めてちゃんと褒められたわ。今夜は眠れないかも。

あなたをアイス天国…☆

2013年05月11日 | 旅行
放課後、教室を出ようと出口に向かう。
スタンドバイミーが何か言いたげにあたしを見ている。
近づいた時、彼が口を開いた。
「アイシテマス」
おっ、あたしが教えた言葉覚えたね。

ゆっちゃんに報告。
「ああ、彼、休み時間中に予習してたよ。“ウォーアイニーって日本語でなんて言うんだっけ?”って聞かれた。」
そこまでして、いちクラスメイトとコミュニケーションを……カ、カワイイ。

今日は金曜日だし、何か食べに行こう。
昨日と同じく浩一の部屋の前でゆっちゃんとがやがや話すと、すぐに浩一がドアを開ける。
巣を荒らされるのを警戒して出てくるザリガニみたい。
「ご飯食べに行くよ。」
「わかった。」
「決して強制はしてないよ。行きたくなければ行かなくていいよ。」
「行く行く。」
最近わかった。浩一は「寂しがり屋」ではなく「誘われるのを待っている男」なのだ。

         雰囲気の良いレストランを発見! 味も上品。でもちょっとお高い。
           

帰りにアイスを。
あたしが先に買った。その後ゆっちゃんが買った。
浩一は後から来たおっちゃんに割り込まれた。それが“佐々木浩一”。

           
           これが“佐々木浩一”。今日もシャツイン。