夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

爆発天国…☆

2014年05月24日 | 旅行
「ニヤがめんどくさいんだよ……」イシダにこぼす。
2時間目と3時間目の間の20分休み、コーヒーを淹れに部屋に戻ろうとすると、トルコ人のニヤは「俺の分もよろしく」と言う。
相手にはしないけれど、毎回毎回だから本当にめんどくさい。

先週の金曜日、留学生たちによる「インターナショナル フードフェスティバル」なるものが校内の小さな喫茶店で開かれた。
王ちゃんを誘って会場となる喫茶店に向かうと、遠くのほうから手を振る2人。ニヤと韓国人のファン。
「遅いじゃないかー」「ここで寿司出さないの?寿司は?」
教室を離れた場所でこうして会って、王ちゃんを交えてガヤガヤおしゃべりして、ああ、友達っていいな……なんて思ってしまった。
友達は大切にしよう。

中国で主流の交流ツール「微信」。
日曜、微信でニヤからメッセージが来る。
「宿題なに?」
ああ、めんどくさい!

昨日、あたしたちのクラスの、授業の遅刻欠席が特にひどかった。
「なんでこんなに少ないの」
「先生、先生の愚痴聞くの、いっつもまじめに出席してるあたしだよー」
「ハハハ、そうよね、いない人間は愚痴を聞くことないものね。順子、彼らに言っておいて。」

じゃあ、いい機会だから、日ごろ言おうと思っていたことを言おう。
微信でクラスの共通グループに長いメッセージを送った。

今日は先生の委託を受けてみんなを批判します。

あんたたちの遅刻欠席状況はますますひどくなってきている。今日に至っては、8時にまず先生とあたしの一対一で授業が始まり、1時間目は2人、2時間目6人、3,4時間目10人、そのうち本科生はたったの4人。

ここの留学生以外、あたしはあんたたちの国の人と会ったことがない。つまり、あたしにしたらあんたたちはあんたたちの国の代表。
この授業態度はあんたたちの国の品格の表れなの?

向上心のある子だったらあたしも応援したいと思うけど、やる気のないヤツに対してはあたしだって手伝いたくないわ。

この先もう2度とあたしに、テストのこととか、宿題のこととか、真面目に授業に出ていれば知り得ることを聞いたりしないで。
時間通りに授業に出て、しっかり先生の話を聞けば済むんだから。

………すぐさまニヤから連絡が来た。
「こんな書き方したら、誰かから恨みを買うよ!」
「かまわないよ。」
「なんかあったら俺もかばいきれないよ。」
「いいって。」
「ちょっと出てきなよ」
ニヤはちょうど宿舎に来るところだった。呼び出された。

「あと2年あるんだからさ、関係が悪くなったら居心地悪いじゃんかー」
「あたしはこんな状態があと2年続くほうがいや!」
毎回平気で30分も遅刻して、授業の途中で抜け出して最後の5分だけ帰ってきたり、教科書常に置き勉して帰ったり、それでいてテストの前日になるとあたしに電話をかけてきて範囲を聞いてくる。
ヤツらは単位を取ることしか頭にない。それならそれでいいけれど、あたしに迷惑をかけないで欲しい。
ヤツらは、班長を「面倒を見てくれる人」と思っていやがる。
「ここで一度シメておきゃなきゃさあ」

何はともあれ、ニヤはあたしを心配してくれたらしい。
「心配してくれてありがとう」
「何言ってんだ、友達じゃないか」
「昨日はデブニヤとか呼んで悪かったね」
友達って素晴らしい。

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1 コメント

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グローバル (明海の千代ちゃんよ)
2014-07-08 08:31:34
ブログ楽しませて頂いてます(笑)
中国旅行から1年。私は、シンガポール→マレーシア→イギリス→そして今夏はカナダへ仕事です。
どこに行ってもチャイナタウンがあり色々ある(- -)国が違うと全てを分かり合うのは難しいね。さて、明海は毅HIP10周年
楽しく踊っています。

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