『ハートは心臓にある』 (グリオーマ・脳腫瘍・てんかん発作・へたれ日記)

脳腫瘍(グリオーマ)と共に生き、人生を哲学します。2015年2月に再発・手術、膠芽腫と診断→抗がん剤治療中です。

朝から、かるーく絶望な感じ☆

2014年12月08日 16時54分40秒 | てんかん・けいれん発作の記録・考察


今朝未明、
てんかん発作で目が覚めた。

しかも、けっこう強力なけいれん発作だった。
グリオーマくん、朝から大暴れだ。

このまま、けいれんが続いて、
入院するところまで
途切れ途切れの思考の中で想像した。

悲しかった。

でも、怖いとか、悲しいとか
そういう感情は、僕の場合、
発作をさらに激しくする。

だからもう、あきらめて、
全てを投げ出して、
苦しみに身を委ねた。

最後のほうはよく覚えていないけれど、
とりあえず、歩いているし、
こうしてブログの更新もしている。

大きな発作のあとは、
蓄積されたものが発散されたような、
すっきりした感覚があった。

最近は、そういう感じはなく、
ただ、ひたすら連打を喰らっている。

「余命宣告.com」というサイトを立ち上げ
今は企画ライブの準備もしている。

もうすぐ発症から9年目だ。

『けっこう大丈夫そうですね』と
言われることが多く、
自分でも一応、そう思うようにしてきた。

でも、最近は、本格的に身体が重くて
ギター弾けるのかな、歌を唄えるのかな、
そもそも、締め切りを過ぎてしまった
編曲作業は終わるのかな、と感じる。

そのくらいギリギリの人間がやらなくちゃ、
アマチュアのライブに価値はないよな、と
強引に自分を納得させ、
また、ディスプレイに向かう。

食べたいものを、たくさん食べる。
入院することになれば、どうせ痩せるし
今さら、気を遣ったって遅いと思う。

リペアから戻ってきたギターからは
素晴らしい音が出る。

僕が弾くと、不協和音だらけだ。

とはいえ、やっぱり、今さら
不協和音がどうとかこうとか、
そんな面倒なことは知ったことではない。

僕が聴いて、人にも聴いてもらって
カッコいいと思えれば、それでいい。

迷いを振り切るために、僕は
ギターの弦をブン殴っている。

--

「余命宣告 LIVE_vol.4」
2015年1月31 日(土曜日)開催いたします。

「余命宣告.com」サイト内、詳細のページです。
http://www.yomeisenkoku.com/live_2015.01.31.html
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