今朝は
6時から1時間
川沿いを散歩して4800歩あるいた
家に帰ってシャワーを浴びて
ふと気づくと
手首にあるはずの赤いひもが
洗濯物の上に
ちょこんと乗っている
3年間近く手首につけている
赤いひもは
私の身体の一部だった
*
2014/10/31
ここはカンボジア
アンコールワット観光で
祈祷師?占い師?僧侶?にこの赤いひもをつけてもらった
赤いひもが切れたら願いが叶う
これをパラパラめくって
何か言ってもらったが
私は「モモが生きていてくれることを祈った」
2014年10月
外国旅行の出発は
朝5時に起きなければならなかった
その朝階下に降りると
犬のモモが
リビングの床の至る所に
おう吐をしていた
「どうしたの!?」
午前10時
福岡空港から国際線に乗った
「モモの肝臓の数値が異常に高い」と
家族からの知らせを最後に
携帯電話の電波が届かなくなった
*
2016/1
モモはこの1年後に老衰で亡くなった
2017/8
今、私は
初めてモモの絵を描いている
「もうすぐ完成するモモの絵」
3年間も切れなかった赤いひもが
今
切れたので
不思議な気持ち
「何かが終わった」
「何かが始まった?」
今日は2017/8/6「原爆の日」
朝8時を過ぎたので階下に降りる
8時15分に黙とうをしたい