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2020/9/10 「陶芸 湯のみ」2020/6~8のカリキュラム

2020年09月10日 | 絵画教室の作品

コロナ自粛期間が終わり

アトリエを再開した6月から

「陶芸 湯のみ」の授業を始めた

 

 ↓ 「 昨年2019年の 陶芸 湯のみ」の様子

昨年は

赤土+白化粧+呉須を使った絵付け

「線と点のデザイン」が

絵付けのテーマだった

アトリエでは

毎年同じテーマをすることは珍しいが

今年も

「陶芸 湯のみ」をカリキュラムに入れる

 

生徒たちが粘土を扱う時の

創作意欲が旺盛なのと

私が彼らの成長を見てみたかったから

↑ 「2020年 陶芸 湯のみ」

今年は

白土+白化粧+呉須を使った絵付け

テーマは「自分の名前をデザインする」

 

 

 

 

道具の準備から始める

センセイは実験もする

 

 

 

「啓子」

自分の名前のデザイン

 

 

生徒たちは

アイデアスケッチから始める

大きい生徒は

文字の資料も用意していた

 

毎年 粘土は250gと決めている

作る人の手は美しい

教室の盛り上がる「気」が好き

来週 高台(こうだい)を作るので

センセイは削るのに丁度よい

硬さ=湿り気をキープする

窯から出た湯のみに

名札を戻さないと迷子になる

素焼きは700℃

 

 

白化粧土を塗る

模様を削る人もいる

呉須という陶芸絵具で絵付け

アイデアスケッチが

ここで役に立つ

みんな自分の世界に

夢中になっている

 

 

石灰釉という透明釉薬を使用

釉薬も自分でかける

今年は水を入れたバケツで

釉がけの練習をして

その後

本番の釉掛けをした

本焼きは1230℃

 

 

ところが・・・

今年は上手く焼けなかった

焼き上がったら

釉薬のキレや気泡が出来てしまう

原因は仮定に留まるけれど

「焼きなおしたらきれいに直る」

ということを知ったので

全ての湯のみのキズを修理して

ひたすら焼き直し

さらに焼き直した湯のみもあり

それでお渡しが

9月になりました

 

 

 

センセイは

最後の頃には色の修理も

出来るようになっていた

修理して焼き直すと

無事に仕上がる

苦労と幸せ

修理が・・成功している

” この湯呑を生涯そばに置いて

みんなに幸せな人生を

送ってもらいたい ”

 

これがアトリエの願いです

 

 

左右同じ人の 湯のみです

左が昨年作った「赤粘土」を使った湯のみ

右が 今年作った「白粘土」の湯のみ

今年はこんなに苦労したのに

「来年も三度目の湯のみ作り

をやろうかな~?」

私の心の中でつぶやく声がする

次のテーマは

「薄く大きく真っすぐに作る 湯のみ」

経験を重ねると

スキルアップする

ということを

生徒たちに知らせたい


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