P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

祝、世界文化遺産登録

2014-04-26 10:49:24 | 出雲的ヨタ話

「富岡製糸場と絹産業遺産群」がイコモスの高い壁をクリアし、
世界文化遺産に登録されることが確実になった。
(写真は特に関係ない。幸せを運ぶらしいから、一応…。)

いやはや、正直厳しいと思っていたので驚きのほうが大きいが、
まずはお祝い申し上げたい。何より近代産業遺産がストレート
に通ったというのが素晴らしい。石見銀山は遺跡としての価値
にウェイトがあったからね、初でしょ。
世界文化遺産だけど「日本の近代工業化に寄与」が評価された
のは大きいなあ。
近年は年々ハードルが上がっていると思うし、未だに
「うちも手を挙げておくか」
的な案件がたくさんあるので、今後はますます厳しくなるだろ
うなと毎年思うのだ。「世界」というより「おらが地域」の遺
産が多いのでね。三内丸山は凄いけどさ、西日本だって中部地
方だって縄文文化は結構凄いんだぜ。変なとこで区切んないで
ほしいよ。
無論相応の経済効果が期待できるので、商工会とか観光協会と
かが飛びつくわけだが、任される担当者さんもさぞかし大変だ
ろう。
が、
「富岡製糸場が通るんなら、うちもイケるんじゃないか」
と勘違いするところが増えそうな気もする。
申し訳ないが、そう簡単じゃないと思うぞ。
富岡は地元の体制も保全意識も高いから、真似するだけでも相
応の覚悟がいると思う。当然、人も金もかかる。
さ~て、次はあるだろうか。

さ、シーズン到来

2014-04-19 23:39:05 | 猛禽の宴復活版
そういえば、出す出すと言いながらほったらかしだった築城の写真でも…
前回築城に出かけたのは10年以上前のこと。しかも曇天で、正直あまり印象にないのだなあ。F-1がバリバリ飛んでた記憶はあるけれどね。

というわけで、久々の出陣、しかも天気が最高だったこともあり、ハイテンションのまま帰ってきたのであった。
とはいえ、こんな離陸は(ごめん、離陸じゃないわこれ。がっつりトリミングしても、離陸はさすがに無理)会場からまともに撮れるはずもないわけで、ズバッとトリミングしているので念のため。

寄ってきてくれさえすればこんくらいは撮れる、と言うか近い。
ただし勝手ながら換算960mmでの話なので(をいをい)、世間一般でいう近さではないよ。でも他の航空祭に比べればかなり近い。
最近は「基本的に観客の真上を飛べない」空自パイロットも心得てきていて、会場周縁を巻いてくるバナナパスや、真正面ではなく2時や10時方向から突っ込んでくるターンを駆使して変化のあるフライトを見せてくれる。

さて、今年は昨年に続いて岩国があれなのでパスし、スタートは防府北になりそうな予感。なんとしてもフグの唐揚げを食いに行かねば。
そして、防府と美保基地と開催日が逆転してしまったので、美保のお天気がますます厳しそうだが、今年こそ晴天を期待したい。

さてこらまた

2014-04-12 08:42:05 | 出雲的ヨタ話
しかしですねえ、盛り上がってるねえ割烹着。

誤解があるかもしれませんが、正直この人を擁護する気はまったくないのだ。
やっぱりねえ、本当にミスったら早々に正直にミスを認めるべきだと思うし、
故意悪意の有無にかかわらず分析結果を切り貼り加工したらいかんよ。

まあ、ここに出している写真もトリミングとかコントラスト処理とかしてる
わけで、そういう加工が容易な時代ならでわな気もする。コンテストの募集
要件に、加工がどうのと書かれ始めてからまだ10年弱くらいかと思うが、やっ
とアウトとセーフの線引きがオーソライズされてきた感じだし、次は研究分
野でも線引きせにゃならん世の中になってしまったのかもしれん。
わしは、いわゆる理化学分野の人ではないけれど、実験とか試作とかをして
みますと、意外に意図しない予想外の結果が出てきたりするもんです。で、悩
むわけですね、なんでそうなるのか。許容範囲を超えて、出てもらっちゃ
困る数値や結果が出てしまうことが、ママあるわけです。
でも、
ちぇ~~~い無かった事にしてしまえ
入れ替えちまおうか…
チュウ訳にはいかんのですよ。みんなそこで頭を抱えつつ、誘惑に駆られつ
つ、踏み外さない努力(と言うほどでもないが)をするわけだ。
そこを踏み外した時点であかんと思うの、率直に言って。

で、同時に
「日本人の恥」
みたいな発言をするやからも、かなり恥ずかしいなと思うのだ。

春なので

2014-04-07 19:13:22 | 出雲的ヨタ話
この時期になると喉が腫れたり、ガラガラ声になるのである。
ああ、またかってな感じだが、ひどくなると咳が止まらなかったり、ずっと微熱が続いたりするので、実は結構苦しい。
手元の薬が切れて久しいので、仕方なくいつもの医者へ行く。

あ~~いつものまたあれだね、ってな感じでこれといった診察もなく…ひとこと
「つまり、減量の季節が来たってことだよ」

…そのとおりです。

喉の不調と体重の増加には明確な相関関係があるんだよね。
ストレスの増加と体重の増加にも明確な相関関係がある。
というわけで、計画的減量作戦に入ります。
こういうの書かないとさ、気合入らないじゃない。

そういえば、先日本屋で新しい旅客機の写真集を見つけた。
なんか見たことあるような気がするなと思えば…
撮影者の中に見覚えのある名前がズラリ(笑)
へ~~って感じである。
プロの写真並べるより、地元の人の写真を並べたほうがハイクオリティってこともままあるからね。飛行機写真は特にそうかな。それを確実に撮れるかどうかという問題はあるが、場数が重要なのは間違いない。だからアマチュアでもとんでもないカットをモノにできる可能性があるし、頑張りがいがあるかもね。
とか書きながら、ワシは明らかにローテンションの時期なので、乗り気ではないのだな。秋の写真展、どうすべえ。

WAON

2014-04-06 17:18:28 | 出雲空港なネタ
例によって、日が陰るし…
例によって翼で見えない位置だし…
あまりにも予想通りなので笑ってしまうわけですが、一応撮ったということで。


こう撮るしかないんですよねえ。もうなんとかの一つ覚えみたいに、この位置にマーキングするのやめてくれないだろうか。


ちなみに猫より犬派なワシとしては、この絵は嫌いでない。
飛行機の向きが違うくらいで、左右で図柄が変わらないのも今ひとつだなあ。あ、モザイク写真は違ってるのかもしれないけど、これじゃあ見てもわからないいよ。

春ですね

2014-04-05 21:31:31 | 出雲的ヨタ話
なんかこう、バタバタな年度末を迎え、新年度が始まったわけです。
もっとも世間においては、年度なんていう概念はあんまり通用せんのですがね。3月31日であろうがお構いなしに仕事は飛んでくるし、職場が変わったとか、仕事が変わったとか関係ないのだな。
今年は消費税率が変わったから、いやがおうにも4月1日を意識せざるをえないのでありまして、ボサ~~~っとしていたらゴミ袋やらトイレットペーパーやらがことごとく4月1日に切れるという体たらく。まあいいけどね、この税金を有意義に使ってくれるのなら。

さて、世間は年明けから偽装やらヤラセやら、ゴーストライターやら、捏造話で花盛りである。
いろいろ思うところがあるのだが、そういう社会に自分らが生きている、自分もその一員なのだということを自覚してから、批評するなり文句たれてもらいたいと思うのだ。
「音楽の歴史的進化を無視していても、流行や耳障りの良さにすぐに乗っかって評価してしまう日本だからこそ起こることであって、音楽の成熟した欧米では起こりえない…」
なんて偉い作曲家が書いている新聞記事(ちなみにこの「偉い音楽家」は、「音楽の歴史的進化」を理解した上で曲を書いてるんだろうね、きっと。名前は存じ上げませんでしたが。)を一枚めくると、
「難病に打ち勝ってメダル」
とか平気でデカイ見出しが踊っている。
もうねえ、コメディーですかと。
物事を唯一絶対的な物差しだけで評価するなんてのは、どだい無理な話なのだ。
それができるなら「プロジェクトX」みたいな番組は成立しないし、アニメや映画オタクの聖地巡礼も流行りはしないだろう。
本質じゃないとわかっていても、みんな割烹着を望んでるんだからさ、実際のところ。
何年もの間、失敗しても転んでもトリプルアクセルに競技生命を賭けてきた彼女を知っているから、世界中が感動したわけでしょ。
いやあ、もうね、実際ワシも大泣きしたわけですけどね。

というわけで、「本質を見る目を養いましょう」みたいな発言をしている方は、残念ながらあまりにも低レベルだなあと思うのである。我々の日常がそうであるように、世の中の殆どはそれほどドラマティックじゃないんだよね。本質だけしか見えなかったら、さぞ退屈だろうと思うのだ。いや、そもそも本質って何よ。ほんとにわかってる?