福島県境までのソロツーリング

　まだ少し残暑が厳しいようだが、今年のバイクシーズンもボサッとしているといつの間にか終わってしまうので１０時頃我が家を出発。秋葉区の県立植物園の中の道路を通過して五泉市内から阿賀野川を渡り４９号線に出る。先般の水害の後も生々しく、道路脇の民家に浸水した形跡が見てとれる。石灰で消毒されているので間違いないようだ。やはり家と言うのはある程度高台に建てるのが安全のようだ。但し裏山からがけ崩れなどの無い場所だ。

　阿賀野川の堤防沿いを通る国道４９号がたびたびのがけ崩れや水害で道路が被害を受ける。今回も数箇所で一方通行での復旧工事が行われていた。さて、福島県に入り、西会津町から山都町、喜多方方面への案内版に従って４９号を左折して進む。２０分も走ったところで突然全面交通止めになっている。もう少し手前で案内して欲しいものだが、調べないで行った俺が悪いのか？仕方なく引き返す。

　うまくいったら宮古地区の有名な手打ち蕎麦を食べようと思ったのに。先般亡くなったＨ君と友達のＳさんと３人で一昨年食べに行った店でＨ君を思い出しながら食べようと思ったのに残念だった。再び４９号線に戻り、会津若松方面に向かうが時間も押して来て午後１時を回って腹も減って来たので、会津坂下町で手打ち蕎麦の店があったので入る。老夫婦が一組一緒に入店する。折しも民主党の代表選挙の真っ最中だった。

　てんぷら付きざる蕎麦と言うのを食べる。新蕎麦とか言っていたようだ。久しぶりに美味しい蕎麦だった。入った時から気付いていたのだが黒猫が自分のゴザのような入れ物に入って大人しく寝ている。店のおばあちゃんに聞くと、自宅が１００ｍくらい離れているのだが、一人で家から店にやって来たり帰って行くらしい。デジカメで撮影した雪の中を歩いている姿を見せてくれた。家にはもう一匹猫がいるので遠慮して店にやって来るらしい。

　腹の虫も治まったので、この辺で引き返す事にしてＵターンする。トリップメータが１４４Ｋｍになったので給油する。６，６リッターくらいしか入らない。燃費約２１，８Ｋｍくらいか。１時間くらい走行して、道の駅、阿賀の里まで来たのでトイレ休憩５分間のみ。ひたすら走る。時間が押せば高速も視野に入れて必殺ＥＴＣカードもセットして置いたが結局以外と早く４時少し過ぎに帰宅出来た。残り時間約３０分マフラーに靴が当たって踵が溶けたので遮熱板を取り付けてみる。次回ツーリングで効果を確認するとしよう。

諏訪神社秋祭り

　秋のお祭りがやって来た。当集落は諏訪神社をお祭りしている。昔は無かったが近年は子ども会による子供神輿も行われ、宵宮終了後、境内で子ども会、自治会合同の懇親会を催すのが通例となっている。昨今の子供激減で寂しい限りだが、一部地区に若者を中心にした団地が出来て少なからず子供達の人数も増えたようです。

　昨日宵宮で今日が本祭りと村内より大戦で殉死した人の殉国祭も合わせて取り行われる。戦後６０年の頃、旬国祭を廃止する案件も出されたが、遺族会より、延長の申し出が有り、未だ廃止にはなっていないが、国や自治体主催の催しもあるようだ、自治会で行うものについては何の補助も出ない。国が勝手に国民を死に追いやって知らん顔をしている。原発も電力会社と国が進めておいて、事故になってもさっぱり知らん顔だが日本国民は我慢している、外国では大騒ぎになるのだろうが？

憧れのマフラー

　去る８月１４日、前から一度付けてみたいマフラーを装着した東北ナンバーのバイクを高速のＳＡで見掛けた。３人連れの一台で以前桧原湖に行った時にも１台見掛けた。スーパートラップを基本にした、カスタムショップ「ホットドック」のカスタムマフラーなのだが、何と言っても、このルックスは圧巻である。音は重低音系だ。ぼっこし大工も以前あまり知識の無い頃にアメリカの、かの有名なハーレーのカスタムビルダー「アレン、ネス」デザインの１本出しスーパートラップを持っているのだが、やはり２本出しの歯切れの良さには惹かれるものがある。持ち主に話しを聞いたが、高価なのでオークションで半額くらいで買ったらしい。

　ホットドックの新品では約２０万円である。まあ退職記念に自分へのご褒美にそれくらいは許せると思うのだが、なかなか踏み切れない。そんなわけでここ最近又１本出しのスーパートラップを引っ張り出して来て、装着してみた。まあ１本出しなので集合マフラー風であまり歯切れは宜しくないが、そこそこの低音は出るので、暫くはこのマフラーで乗ろうかと思っているこの頃である。下の画像は「ホットドック」のサイトからの参考画像である。

とんだ挺身隊

　昨夕叔母さんから電話があり、おふくろの実家の親戚のおふくろの従兄弟に当たる人が亡くなったとの事。おふくろの実家の従兄弟が葬儀に参加するのでこっちは関係無いのだが、連絡の中におふくろが戦時中に大阪の繊維工場に女子挺身隊として４ヶ月ほど召集されて労働させられた時に今回無くなったおふくろの従兄弟の姉さんに世話になったとかで、その人が葬儀のため大阪から来ているらしい雰囲気で伝わって来たので、もう我が家のおふくろも最後の会見かと思い連れて行ったのだが？

　ところが小生も２，３０年前に一度行った事があるのだが、町内もすっかり変わって昔の風景など全く無い感じでナビの案内もさっぱりで、１時間ほども迷った挙句、結局電話して聞いた。どうやら目的地付近には近づいていたらしいのだが、　ところが、目的の大阪の従姉妹の人は来ておらず、大阪で施設に入っているとか？最も我が家のおふくろと同じくらいの年齢とかで８８歳のはず、まあご遺体とは会う事が出来たが、とんだ女子挺身隊のお騒がせ訪問になってしまった。

墓掃除

　例年今日８月１２日はお盆の墓参りに備えお墓の掃除に行く。今朝も５時に起きて仏壇にお参りしてから、釣り用の折りたたみビニールバケツとタワシと雑巾を持ってヤマハＲＺ２５０でぶっ飛んで行く。連日の暑さも、この時間なら少し寒く感じる。墓場に着いて１年分の汚れを落とすが、御影石にこびり付いた水垢はなかなか落ちない。キリが無いので適当なところで止める。

　こればかりではなく、毎年お寺に掛かる経費や今回お寺様の住居の新築費用、親戚の付き合いなど、色々と物入りだが、そんな苦労も知らず言いたい事を言っている嫁に行った妹とは親父が亡くなってから色々あって疎遠になっているが、。自分の子供には長男だから、次男だからとかは言うつもりは全く無いが、俺らの時代は昔からのやり方と現代の狭間で微妙な世代でもあり、簡単に割り切れる事が出来ず長男の悲哀を感じる今日この頃である。