不出馬宣言

2010年02月07日 | 主張
今日は11時から、自民党佐賀県連の代表役員会が行われた。

この代表役員会は、今夏の参議院選挙の佐賀選挙区候補者選出について、協議いただくために開催されたものである。
冒頭、まずそのことに御礼を申し上げ、続いて、今夏の参議院選挙に私は出馬をしないことを申し上げた。

その後の記者会見は、下記の通り。



不出馬の理由として、

○昨夏の衆議院選挙において自民党が大敗をし、政権交代が実現したことは、私にとって大変なショックであったこと。

それは、保守王国といわれた佐賀ですら、3区のうち1区と2区が選挙区で議席を失ったこと、また、昭和50年から県議会に籍を置き、以来35年間、常に与党の一員として県民・国民の要請に応えて政策実現の一翼を担ってきたが、野党になってからは、直接政策実現にかかわることができなくなり、空しい日々を送ってきたことが、堪えられない。

○政権交代後、約5カ月が経とうとしているが、今抱いているモチベーションを、今後も維持していくことに非常に不安を抱き、この際、思い切った世代交代をすることによって、自民党佐賀の再生のため、政権奪還に向けた新しいエネルギーが必要と痛感。

振り返って平成7年の私の補欠選挙は、「小さな県の大きな選挙」と呼ばれるものであった。
小選挙区制導入の前哨戦と位置づけられた佐賀の補欠選挙は、当時自民党は自社さの連立村山内閣で、この選挙で勝利したことが、橋本総理を誕生させるきっかけとなったのである。

さまざまな思いが交錯するが、自ら身を引く決意をした。




熱心に応援いただいている支持者の方々の中には、私が相談なしに不出馬表明をしたことにより、礼を失したり、義理を欠いたりした人たちもたくさんおられるが、「自民党佐賀の再生のため」という私の決断に深いご理解をお願いしたい。













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