中牟礼貞則さん(g)の初リーダーアルバムで、トリオでのライブアルバム(1979年録音)。朝食はご飯、味噌汁、納豆、卵とシンプルな和食が好いと同じように、ギター・ドラム・ベースのトリオで淡々とスタンダードを演奏するこのアルバムは、きっとこの先何度も聴くことになりそうだ。
中牟礼さんのギタートリオを2016年のライブで。
シベリウス ヴァイオリン協奏曲を聴いた後に、このアルバムを。針を落とした瞬間、部屋がパッと明るくなった様な気がするのはシベリウスの後に聴いたせいもあるかもしれませんが、明快で力強いバリー・ハリス(p)とズンズンと弾くサムジョーンズ(b)がそれだけの力を持っているからでしょう。
A1<Is You Is or Is You Ain't My Baby>を。
A1<Stardast>はウィリー・スミス(as)の蕩けるアルトが聴きどころだが、その後に続く各々のソロも好い。ソロの後ろで、静かに、淡々と、ゆったりヴィブラフォンとベースが鳴っているのだが、それが何とも言えない暖かさを醸し出しているのだろう。雪が深々と降る、薪ストーブのある一軒家で聴いてる気分に。(ノイズも雪に思えてくる)
如何にも古き良き時代を感じさせ、肌触りが良く、しっとりとした温かさを感じるアルバム。音楽はこういったところから離れて行ってしまうと感じるのは僕だけだろうか。致し方無いのかな。
B3<The way you look tonight>を。
ジャケット同様で盤も傷だらけで手の施しようがない状態なのだが、どうしても手が伸びてしまうアルバム。ただ、耳に優しい、のどかなルネ・トーマスのギターが聴きたくなってしまうだけだ。
B1<The Continental >を。
CD↓だとボーナストラック(+8曲,ポリドールEP盤より)入り。
さて、福居さんピアノを聴いて、「知多」のソーダ割を飲もうか。
昨夜は声をかけていただきありがとうございました。広いようで狭いススキノ、ジャズとネットの世界ですね。BAR81には月に1,2度寄ります。周りの迷惑かえりみずファンキーの世界に没頭し、唸り声を上げております。奇声を上げる変な爺さんとは私のことです(笑)またお会いできる日を楽しみにしております。
2週間前にマスターが泥酔して店を休んだ時、DUKEが来られたメモが看板下にあり、気になっていました。名刺まで頂き、ありがとうございます。
(ビール+ソーダ割4杯でかなり酔っていました)
また、BAR81で出会える日を楽しみにしています。