まだ8月なのに肌寒くなり、ノスタルジックで微かに甘いリナホーンの歌が心地良い季節になりました。
私でも英語の歌詞が解りそうな程、端正に明快に歌う姿はジャケット写真での強い視線と合致しているのですが、それでいて包み込むような暖かい歌いかたです。
この頃思うのですが歌物の10inch盤はハズレ盤が無いような気がします。
今と違い実力が無ければ録音する機会が与えられなかったのか、レコードが高価であった為でセールスを考え売れるアルバムしか発売しなかったのかなと思いますが、どうでしょうか。
今の様に新譜が山のように発売されるのも考えものかも知れませんね。
ジャケットに記載されている5曲入りですが、最後の曲は歌劇風なので途中で針を上げてしまいます。