突然テレビが見えなくなった昨日。
予想通りというか、
帰宅するとテレビは復活しており、電気屋さんが来た時には、
すでに、トモちゃんがテレビを見ていたそうです。
魔法にかかったようです。
昨年父が亡くなったとき、父の通帳をわたしの名義にしました。
その際、これからは父の年金ではなく、トモちゃんの「寡婦年金」で生活することになります。
だから、給付が父の時の「6割」になること、無駄遣いはできないこと。それを、
具体的に金額も示して話しているのですが、
そのたびに「通帳争奪戦」と「生命保険・加入戦争」が始まります。
お金の話になると、ほんとうに「すごい」ことになります。
怪獣ブースカ砲が炸裂します。
わたしはお金と通帳の話になると気が滅入って変になってきます。
いま、こうして思うのは、父が亡くなってからというもの、
お金を使うことが最大の喜びのトモちゃんの生きる喜びを、私がうばっているのかな、と。
他者からすれば、ぜんぜん贅沢なんかしていません。
海外旅行に行くとか、高いお洋服や美容院やエステにお金をかけることもありません。
本当に、ささやかな「ここにある暮らし」を営んでいるだけなのです。
それを「喜び」と感じるか、
さらに稼いで「他者よりたくさん幸せになろう」とするか。
そんな違いだと思うのですが。
トモちゃんにしてみれば年を取ってから、予想外の地味な生活をさせて、
追い込んでいるのではないかと思うことも多々あります。
(魔女の宅急便より お借りしています)
昨夜も、なぜかお金の話になり、次に生命保険といういつもの流れになり、
ブースカ炸裂。
そんなトモちゃんをほったらかして、星を見に、外に出ていきました。
星は、星たちは、互いに光りながら無限にお話をしています。
問いかけると、答えを返してくれます。
写真はお借りしてます
あるお願いをして、休みました。
すると、今朝のこと。
「トモちゃんがブースカになると大変で、特にズドドドドッと威嚇射撃されると、
心がめちゃくちゃ傷ついて、本当に悲しい😢」という話をしました。
メキシコで、ハリケーンの被害がすごく、そのニュースを見ながら話していたときです。
「そりゃ、おまえ。ああいう風になると怖いでや。(壊れた家並みを見ながら)
ああいう風になってしまわんように、ズドドドッとして抑えとるんやないか」
「え? 抑えようとして、ああなるの? ズドドドドって」
「ズンドコせんと、もっとひどいことになる」
「えええ、っ。じゃあ、あれはトモちゃんの発明やったんかい?」
「そうじゃがな」
はははは。そうでしたか。面白ーい。そうかそうか、トモちゃんの発明だったとは!!
ズンドコズンドコと(強烈な地団太を踏んで)いるのは威嚇ではなく、
感情を抑えているのだということ。
そうしないともっとひどいことになる、あの動作はトモちゃんの発明であったとは。
なんというストーリー!!
この今朝の会話で、子どもの頃から抱えていたトラウマが、いっぺんで消えてしまいました。
なんという言葉の力。
なんという言葉の魔法でしょうか。
星に願いをかけたからなのか。
今朝は、こちらに来る途中の国道は気温が15度になっていました。
だんだん冷えてきます。
もう、炬燵もしています。
魔法の言葉をつかえば、心はもっと温かくなる。
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