全日本選手権を終えました。
そして優勝と4位というチームとして最高の結果を残すことが出来ました。
(シクロワイアード)
シーズンの目標としても優勝を目指していた全日本選手権。
富士スピードウェイのテクニカルなコースで約230キロのロードレース。
当日は天候も悪く危険度を増すコンディション。
この日に向けてチームメイトと共にしっかりとトレーニングを積んできました。
作戦としては僕を中心にさせてもらいチーム一丸となって優勝を目指すというものでした。
レースは前半から落ち着かない展開が続きますが、強力なチームメイトが万全の状態でサポートをしてくれて後手を踏む事はありませんでした。
中盤前から徳田選手の単独逃げが決まり、黒枝、中井を中心に集団コントロールに入ります。
(シクロワイアード)
この難しく危険なコースで中盤前から集団コントロールをしてくれた2人のおかげで、僕は力を温存しながらノンストレスで安全な位置をキープし続ける事が出来ました。
その後宇都宮ブリッツェンと協力する形で逃げを吸収し、レースはラスト70キロとなります。
振り出しの展開となったレースはアタック合戦が始まります。
ここまでチームメイトのおかげで力を温存出来た僕、木村、湊は後半の展開に対応していく事となります。
ここからもチームメイトのサポートが本当に強力でした。
判断力のある木村、常に前で対応してくている湊、2人の大きな力を借りて僕は自分のタイミングを後手を踏む事なく安心して待つ事が出来ました。
終盤、新城選手、小林選手、小石選手の強力なアタックあたりから1段階集中力を上げて臨みました。
そしてラスト30キロを切るあたりで早川選手のアタックに僕が反応して、更に横塚選手、新城選手が反応して4人の逃げができ、最終的に3人が逃げ切る形となりました。
本当にここまでチームメイトに完璧に守ってもらいました。言い方を変えれば、ここまで身を犠牲にして全てを託してくれているチームメイトの尽力を無駄にする事は何があっても出来ません。
木村、湊、一丸、黒枝、横山、中井、小山、中田、チームメイトの思いとサポートを必ず結果に繋げ、最後の最後まで諦めず全身全霊をかけて戦うと誓いました。
3人の逃げの中では新城選手が明らかに別格の力を示していました。
全体を通してもワールドツアーで活躍されている新城選手と別府選手の堂々たる走りには尊敬の念が強く、僕では力が及ばないと強く実感する程でした。
そして最終盤、新城選手のペースアップで横塚選手はドロップして一騎打ちの戦いへと向かいます。
正直心境としては様々な思いがありました。
僕が勝つ為の最善の策とは何かです。
力で別格の新城選手から独走を築く事は不可能と思いました。
僕に残された最善の策は、なんとかゴールまで耐えきり最後の1発にかける事でした。
防戦の中、正直、三味線を弾いたりもしました。もう勝つ為のリミットはギリギリで本当のラストチャンスの為に。
最後数キロは新城選手の後ろに全神経を集中させて張り付きました。
僕自身、TOJの京都ステージで逃げ切った際に付き位置の選手にスプリントで差し込まれ2位になったばかりでした。
勝ちへの執念とはいえ、そこにはどれ程の覚悟を決めなければいけない事かは重々承知しているつもりです。
そのラストチャンスを築き上げるまでに、どれほどのチームメイトのサポート、どれほどのスタッフのサポート、いつも応援してくださる方々の声援、僕の大事な奥さんの支え、強く誇りの母親の助け、そしてこの世界に導いてくれて先月亡くなった僕のたった1人の最高の親父との絆。がありました。
全ての支えてくれた人々の力を胸に迷いなく覚悟を決めました。
ロードレースとは本気と本気の勝負です。
僕にとってはそれが何がなんでも勝ちたい本気の勝負でした。
そしてクレバーに立ち回り、ペースアップに耐えきり、ラストスプリントで全てを出し切り優勝する事が出来ました。
(シクロワイアード)
真っ先にチームメイトが喜んでくれました。
選手として悔しさをもっていてもおかしくない中で全力のサポートしてくれて信じてくれて、喜んでくれるチームメイトは本当に心身ともに強く尊敬しています。
そして沢山の方々に祝福の言葉も頂きました。感謝しきれません。
ですが最後の展開も含めワールドツアーで活躍する新城選手との力差を感じた事は言うまでもありません。
チャンピオンジャージを手に入れる事は出来ましたが、まだまだ力をつけなければなりません。
これからはチャンピオンジャージを着て走る事になりますが、このレースで得た反省などを糧に更に自分が目指すべきところに一歩ずつでも進んでいければと思います。
「もっともっとパワーアップした僕を皆さんに見ていただけるように」
長くなりましたが、本当にここまで来れたのは支えて下さった全ての方々のおかげです。
本当に本当にありがとうございます。
1人1人の選手に色々な想いがあり、本気のぶつかり合いを繰り広げながら、様々な戦略があり、奥が深く楽しいロードレース。
そういった舞台で活動させて頂ける事に幸せを感じます。
これからも高みを目指して頑張っていきます。
そして言い足りないから、もう一度。
レースに携わって下さってる全ての方々に感謝を込めて。
150%の「ありがとう」
更に、締めくくりはこれで。
「シマノレーシング最高!!」
(Tatsuya Mitsuishi)
そして優勝と4位というチームとして最高の結果を残すことが出来ました。
(シクロワイアード)
シーズンの目標としても優勝を目指していた全日本選手権。
富士スピードウェイのテクニカルなコースで約230キロのロードレース。
当日は天候も悪く危険度を増すコンディション。
この日に向けてチームメイトと共にしっかりとトレーニングを積んできました。
作戦としては僕を中心にさせてもらいチーム一丸となって優勝を目指すというものでした。
レースは前半から落ち着かない展開が続きますが、強力なチームメイトが万全の状態でサポートをしてくれて後手を踏む事はありませんでした。
中盤前から徳田選手の単独逃げが決まり、黒枝、中井を中心に集団コントロールに入ります。
(シクロワイアード)
この難しく危険なコースで中盤前から集団コントロールをしてくれた2人のおかげで、僕は力を温存しながらノンストレスで安全な位置をキープし続ける事が出来ました。
その後宇都宮ブリッツェンと協力する形で逃げを吸収し、レースはラスト70キロとなります。
振り出しの展開となったレースはアタック合戦が始まります。
ここまでチームメイトのおかげで力を温存出来た僕、木村、湊は後半の展開に対応していく事となります。
ここからもチームメイトのサポートが本当に強力でした。
判断力のある木村、常に前で対応してくている湊、2人の大きな力を借りて僕は自分のタイミングを後手を踏む事なく安心して待つ事が出来ました。
終盤、新城選手、小林選手、小石選手の強力なアタックあたりから1段階集中力を上げて臨みました。
そしてラスト30キロを切るあたりで早川選手のアタックに僕が反応して、更に横塚選手、新城選手が反応して4人の逃げができ、最終的に3人が逃げ切る形となりました。
本当にここまでチームメイトに完璧に守ってもらいました。言い方を変えれば、ここまで身を犠牲にして全てを託してくれているチームメイトの尽力を無駄にする事は何があっても出来ません。
木村、湊、一丸、黒枝、横山、中井、小山、中田、チームメイトの思いとサポートを必ず結果に繋げ、最後の最後まで諦めず全身全霊をかけて戦うと誓いました。
3人の逃げの中では新城選手が明らかに別格の力を示していました。
全体を通してもワールドツアーで活躍されている新城選手と別府選手の堂々たる走りには尊敬の念が強く、僕では力が及ばないと強く実感する程でした。
そして最終盤、新城選手のペースアップで横塚選手はドロップして一騎打ちの戦いへと向かいます。
正直心境としては様々な思いがありました。
僕が勝つ為の最善の策とは何かです。
力で別格の新城選手から独走を築く事は不可能と思いました。
僕に残された最善の策は、なんとかゴールまで耐えきり最後の1発にかける事でした。
防戦の中、正直、三味線を弾いたりもしました。もう勝つ為のリミットはギリギリで本当のラストチャンスの為に。
最後数キロは新城選手の後ろに全神経を集中させて張り付きました。
僕自身、TOJの京都ステージで逃げ切った際に付き位置の選手にスプリントで差し込まれ2位になったばかりでした。
勝ちへの執念とはいえ、そこにはどれ程の覚悟を決めなければいけない事かは重々承知しているつもりです。
そのラストチャンスを築き上げるまでに、どれほどのチームメイトのサポート、どれほどのスタッフのサポート、いつも応援してくださる方々の声援、僕の大事な奥さんの支え、強く誇りの母親の助け、そしてこの世界に導いてくれて先月亡くなった僕のたった1人の最高の親父との絆。がありました。
全ての支えてくれた人々の力を胸に迷いなく覚悟を決めました。
ロードレースとは本気と本気の勝負です。
僕にとってはそれが何がなんでも勝ちたい本気の勝負でした。
そしてクレバーに立ち回り、ペースアップに耐えきり、ラストスプリントで全てを出し切り優勝する事が出来ました。
(シクロワイアード)
真っ先にチームメイトが喜んでくれました。
選手として悔しさをもっていてもおかしくない中で全力のサポートしてくれて信じてくれて、喜んでくれるチームメイトは本当に心身ともに強く尊敬しています。
そして沢山の方々に祝福の言葉も頂きました。感謝しきれません。
ですが最後の展開も含めワールドツアーで活躍する新城選手との力差を感じた事は言うまでもありません。
チャンピオンジャージを手に入れる事は出来ましたが、まだまだ力をつけなければなりません。
これからはチャンピオンジャージを着て走る事になりますが、このレースで得た反省などを糧に更に自分が目指すべきところに一歩ずつでも進んでいければと思います。
「もっともっとパワーアップした僕を皆さんに見ていただけるように」
長くなりましたが、本当にここまで来れたのは支えて下さった全ての方々のおかげです。
本当に本当にありがとうございます。
1人1人の選手に色々な想いがあり、本気のぶつかり合いを繰り広げながら、様々な戦略があり、奥が深く楽しいロードレース。
そういった舞台で活動させて頂ける事に幸せを感じます。
これからも高みを目指して頑張っていきます。
そして言い足りないから、もう一度。
レースに携わって下さってる全ての方々に感謝を込めて。
150%の「ありがとう」
更に、締めくくりはこれで。
「シマノレーシング最高!!」
(Tatsuya Mitsuishi)
いつも入部選手の走りは
必死で懸命で全力で
心に響きます。
野寺監督やチームメート、スタッフ、
全員の涙が
いつも必死で走る入部選手の
証明だったように思えます。
あれだけの激走だったのだから
身体のダメージも相当あるでしょう。
まずは回復に努めて欲しいです。
そしてまだまだ続く戦いで
また熱い熱い走りを見せてください。
本当に全日本優勝
おめでとうございます☀
奈良の誇りやで❗️
優勝おめでとうございます!!!
勝手に応援させて頂いておりますが自分ももっと
頑張らねばならないと思う瞬間でした!
これからもチームメイトの皆様と切磋琢磨しあい
より強いチームを作って頂けることを期待しております!
本当におめでとうございます
チームと個人の力で勝ちとったみごとな
Giant killingだったぜ!!
(giantだけに)
レースは見れなかったのですが、優勝の一報を聞いて泣いてしまいました。
本当に良かったヤッター🙌バンザーイ🙌
本当におめでとうございます!
現地観戦は出来ませんでしたが、家で優勝のニュースを見て、一人発狂しておりました。笑
その後、シマノさんのユーチューブ公式チャンネルで選手の皆さんのコメントをみて改めて、エースが背負っている思いの強さ、チームメイトとの絆を感じました。わかっているつもりではいましたが、私の想像を絶するほどのプレッシャーがきっとあったことと思います。
それを背負って戦っている選手の方々を改めてすごいと感じました。
それとともにロードレースという競技の奥深さや、面白さを感じることができました。
本当におめでとうございます!
これからのレースも頑張ってください!
入部君の今の思い…貴方を知る人はちゃんとわかっていますよ。
この優勝はお父様への何よりのご供養になりますね。
全日本チャンピオンを誇りに今までと変わりなく努力し続ける入部君を応援します。
現地で観戦していましたが当日は雨に風に濃霧と
決して良いコンディションではない中
1周を重ねる毎に足切り人数が増えるサバイバルレースの中
優勝おめでとうございます!強かった!の一言です!
色んな葛藤などもあったと思いますが
終わってみれば勝負の細かな駆け引き、
コレぞロードレース、という展開。
現地で観戦でき本当によかった、胸が熱くなりました。
またチームの皆さんが入部選手がゴールした後の
喜んでいる姿にうるっときました。
全日本ジャージで走っている姿を拝見出来るのを
今から楽しみにしています♪( ´▽`)
全日本選手権ロードレース優勝、おめでとうございました
\(^_^)/\(^_^)/
天国のお父様も喜んでいたでしょう。
入部家とシマノレーシングで勝ち取った大切な
宝物となるでしょう。最高ですね。
全日本選手権の優勝ジャージ拝見するの
楽しみです。
栃木県のアラフォーより。
コメントありがとうございます。
そして祝福いただき感謝しております。
全日本選手権、チーム一丸となって掴み取った勝利、色々な感情が込み上げてきます。
その全てが感謝と愛に満ち溢れています。
これから更に高みを目指せるように努めてまいります。
本当にありがとうございました!