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【1005/169:知事選】自民県連、上野氏推す声高まる 知事選、嘉田氏の対抗馬

2010-05-25 23:18:59 | Weblog
 7月の知事選で、元衆院議員で県連会長の上野賢一郎氏(44)を推す声が自民党県連内で高まっている。再選出馬する現職嘉田由紀子氏(60)=無所属=の対抗馬擁立に自ら取り組んだが、不調。根強い主戦論に押される形で、候補者として上野氏が浮上し、本人の判断に注目が集まる。一方、共産党県委員会などで組織する「明るい県政をつくる会」は前県労連議長の丸岡英明氏(長浜市湖北町)を擁立する方向で最終調整に入った。

 5月24日に大津市の議員会館で開かれた県議会の最大会派「自民党・真政会」(20人)の総会。「今の自民の組織では参院選でも大変」「選挙資金はどう工面するのか」など消極的な声もあったが、主戦論が多かった。擁立を見送れば、有権者の支持離れを招き「参院選でも惨敗する」と危機感をあらわにする声もあった。総会後、上野幸夫幹事長は「これまで十指に余る名前が候補に出たが、もう一度可能性を見極めたい」と述べた。

 ある関係者は「候補の選択肢は事実上、上野賢一郎氏しかいない」と明かす。2004年参院選で県全域での戦いも経験している上野氏に対して、県連幹部や複数の市長らが、出馬するよう説得を繰り返している。

 国政を主眼に置いて活動してきた上野氏は取材に「まだ結論は出せない」と迷いをみせている。

 一方、明るい県政をつくる会が擁立に向け調整する丸岡氏は、中学教諭を経て全教滋賀教職員組合執行委員長などを歴任した。同会は「暮らしや福祉に対し現県政は冷たい」としており、28日の全体会で最終決定する。

 知事選にはほかに、チケット販売業田中敏雄氏(68)が出馬を表明している。
 (知事選取材班)

(5月25日付け中日新聞・電子版:同日付け朝日なども報道)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100525/CK2010052502000004.html

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