滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1102/147:ごみ問題】ごみ有料化を検討 近江八幡市 来春から指定袋制

2011-02-16 00:05:19 | Weblog
 近江八幡市は、旧近江八幡市域で指定ごみ袋制を来年4月から導入するとともに、ごみ有料化も検討する方針を決めた。ごみ減量が目的。袋の製造費など2255万円を2011年度当初予算案に計上した。識者や住民など13人でつくる「廃棄物減量等検討委員会」を17日に設置し、有料化の是非や実施方法を審議してもらう。異論がなければ、今年10月にも指定ごみ袋制を試験実施する。

 市によると、旧近江八幡市域は県内で唯一、ごみ袋が指定されていない。家庭の可燃ごみと不燃ごみの袋について市は「透明または半透明」と定めているだけだ。

 旧近江八幡市域のごみ総量は年2万5600トン(09年度)。住民一人当たり排出量は県内市町で彦根市に次いで多い。収集・処理に年11億円以上かかっている上、焼却施設の建設遅れもあり、減量化が課題になっている。

 ただ、指定袋導入がそのまま処理費の一部負担も含むごみ有料化につながるかどうかは未定だ。市は、全国で実施例が多い「ごみ1リットルにつき1円」換算の袋1枚30~45円程度の有料化に踏み切るか、袋の製造・販売経費だけを市民が負担する1枚4~6円程度にとどめるかを検討委で審議してもらい、判断の参考にする。

 中部清掃組合がごみ収集・処理をしている旧安土町域では可燃ごみと不燃ごみの袋が指定されており、スーパーなどで130円(30リットル30枚のセット、1枚当たり約4・33円)程度で売られている。昨年3月の合併時も統一が見送られた。

(2月15日付け京都新聞・電子版:16日付け読売・電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110215000142
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110216-OYT8T00014.htm


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