■再議決でも10億円穴 /滋賀
◇暫定税率、結局どうなる…景気回復は…希望・期待込めて新年度
嘉田由紀子知事は4月1日、「期限切れで県の歳入に穴が開く。国で責任を持ってほしい」とし、財源不足は国が埋め合わせるべきだとの見解を示した。
政府はガソリンなどの暫定税率を維持するため、衆院で再可決する見通しだが、知事は「4月末の再議決でも(県の歳入は)10億円前後の穴が開く。国にどう埋め合わせてもらえるか。再議決がないともっと大きな穴が開くことになる」と、与野党に注文した。
一方、知事は「長期的には道路特定財源の一般財源化の議論は必要。本当に必要なら暫定(税率)でなく、本則として議論すべき」と提案。さらに「長期的には受益と負担の関係を考え、ガソリン税か消費税かなどの議論が必要」などと訴えた。【服部正法】
(4月2日付け毎日新聞:同日付け朝日,京都なども報道)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080402ddlk25010653000c.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008040100148&genre=A2&area=S00