嘉田由紀子知事が所有していた大津市坂本本町の土地・建物が違法建築物である問題で、この不動産は8月9日付で嘉田氏の元夫に所有権移転されていたことが判った。
先月4日に公表された資産公開によれば、嘉田氏は坂本本町に土地(面積=672平方メートル)、木造平屋建て建物・物置(床面積177平方メートル)を所有していた。持ち分は、嘉田氏二分の一、元夫二分の一。
しかし、嘉田氏に公開質問状を出した田中敏雄氏(69)が法務局で調べたところ、嘉田氏は1日に持ち分全部を元夫に贈与し、9日付けで元夫に所有権移転していたことがわかった。
嘉田氏はこれまで、この違法建築物の住宅について「当面は使用しないこととし、共有名義人の元夫と相談しながら最終判断をしたい」としていた。
田中氏は「住宅を取り壊して所有権移転をするなら納得できるが、建物の滅失登記がなされていない以上、嘉田氏は違法建築物をそのまま元夫に贈与した可能性が高いと見られる。もしそうなら嘉田氏の責任逃れであり、道義的責任が問われる」と話していた。
(8月25日付け滋賀報知新聞・電子版)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0008318
先月4日に公表された資産公開によれば、嘉田氏は坂本本町に土地(面積=672平方メートル)、木造平屋建て建物・物置(床面積177平方メートル)を所有していた。持ち分は、嘉田氏二分の一、元夫二分の一。
しかし、嘉田氏に公開質問状を出した田中敏雄氏(69)が法務局で調べたところ、嘉田氏は1日に持ち分全部を元夫に贈与し、9日付けで元夫に所有権移転していたことがわかった。
嘉田氏はこれまで、この違法建築物の住宅について「当面は使用しないこととし、共有名義人の元夫と相談しながら最終判断をしたい」としていた。
田中氏は「住宅を取り壊して所有権移転をするなら納得できるが、建物の滅失登記がなされていない以上、嘉田氏は違法建築物をそのまま元夫に贈与した可能性が高いと見られる。もしそうなら嘉田氏の責任逃れであり、道義的責任が問われる」と話していた。
(8月25日付け滋賀報知新聞・電子版)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0008318