滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【1205/340:観光振興策】「みやこサミット」で3古都連携

2012-05-29 23:42:45 | Weblog

 大津、京都、奈良の三市長が二十八日、京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで初めての「みやこサミット」を開き、連携した観光振興策を語り合った。琵琶湖疏水を利用した往来など具体的な案も出た。サミットはかつて都の大津京(大津)平安京(京都)平城京(奈良)が置かれていたのを縁に、門川大作京都市長が呼び掛けた。

 大津市の越直美市長は「大津は圧倒的に知名度が低い。しかし、二都市にない琵琶湖という水のある風景がある」と話した。奈良市の仲川げん市長は「互いの持つ色合いの違いを多様性に変える連携が必要」と応じた。

 越市長は「アジアからの観光客は自然にも興味ある。大津ではスポーツ、農業体験もできる。アジアへの売り出し方を考えねばならない」と提起し、二市長も賛同した。

 門川市長は「琵琶湖疏水など大津と京都はつながりが深い。疏水を利用して行き来できるようにしたい」と提案、越市長は「ぜひお願いしたい」と応じた。仲川市長は「大津は琵琶湖、奈良は森と自然があり、親和性が高い」と大津との協力に期待感を示した。

 最後に「それぞれの都市の個性を生かし相互に連携を深める」などとした宣言を採択した。次回は今年九、十月をめどに大津市で開くことや、年に三回程度実施することも決めた。 (増村光俊)

(5月29日付け中日新聞・電子版:同日付け京都・電子版なども報道)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20120529/CK2012052902000023.html


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