近江八幡市は、老朽化した同市北津田町の第2クリーンセンターに代わる新しい一般廃棄物処理施設の建設候補地として同市浅小井町の農地を検討していることを明らかにした。地権者や地元住民への説明も既に始め、同意が得られれば、地質や環境影響調査、用地買収などに入りたいとしている。
候補地は、市東部のラムサール条約登録地となった西の湖の北東約1キロにある蛇砂川沿いの農地7・2ヘクタール。北西には、市の風景計画区域で水郷の北之庄がある。市は、5・2ヘクタールの用地に日量90トンの一般廃棄物処理施設やリサイクル施設を、隣接の2ヘクタールに住民が利用できる厚生施設の建設を予定している。
現在の第2クリーンセンターは稼働から27年経過。地元と合意の設置期限が07年3月で、5年間の延長中であるうえ、老朽化も進んでいる。最初の候補地だった同市津田町の用地は地盤が軟弱なため断念、次の候補地だった同市新巻町は同時整備予定だった企業誘致が不況で頓挫した。
市は11年度着工、13年度稼働を目指している。また、風景計画区域に近いため、周辺に高い木を植えるなど景観に配慮するという。【斎藤和夫】
【関連ニュース番号:0901/211、1月28日など】
(3月19日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090319ddlk25010499000c.html
地元住民は納得という事ですね。西の湖には影響はないのでしょうか?匂い等も全くないのでしょうか?もし匂いがあれば安土地区では香ノ庄、大船戸、下豊浦、江ノ島にかなり影響出てきますよね。一昔ほどダイオキシン問題はないですが・・・