いなば春男 活動日記

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映画 オッペン・ハイマ―を観る

2024年04月05日 | 日々の活動

映画オッペンハイマ―
この映画は第二次世界大戦、冷戦、」赤狩り・・・
時代の波に翻弄されされた天才科学者オッペンハイマ―の栄光と没落を描いた映画で、以前から見たいと思っていた。

写真はわたしの地域風景です
年代別にみると1904年4月ニューヨークで誕生したようだ
1936年オッペンハマーは家主が開いた集会で共産党のジーン・タトロックと出会い彼女と恋に陥る。1929年大恐慌と株価の大暴落でこのころは不況と労働組合運動が盛んになる。


1938年中性子星やのちのブラックホールにあたる理論の研究を行い注目される
1939年9月第二次世界大戦勃発このころ物理学者のキティーと出会い翌年結婚。1945年7月16日アメリカで人類初の核実験「トリニティー実験」がおこなわれた。映画ではこの辺クライマックスのようだ。原爆の威力や何人が死ぬかも計算されていたようだ。

1945年8月6日に広島に原子爆弾(通称リトル・ボーイ)が投下される
8月9日長崎に原子爆弾(通称ファット・マン)が投下される。
このことについて冊子での秦映画評論家はヒロシマ7・ナガサキから80年戦争はしないと新憲法と共に誓った唯一の被爆国の日本でさえ、原発の処理水を海に流しこむ。世界の国々は核をちらつかせながら互いにけん制する。
戦争と戦争の間の人間の歴史、言い換えれば、戦争を起こすことで経済が回る。今やその秘密を誰もが知っている。


日本人の関心ごとはドイツの原爆投下を、なぜ。日本に切り替えたか。ヒットラーは1945年4月30日、自殺。ドイツを破壊するため急いた原発は無駄になり、何処へ投下するかするべきか。「いかなる状況ででも日本は降伏しない。全島をへの侵略が成功しない限りだ」という劇中のセリフがある。原爆を投下するためのアメリカの言い訳だ。・・・と。


8月14日日本がポツダム宣言を受諾。9月2日に降伏文書に調印し第二次世界大戦が終戦、その後東西冷戦に移行していく。
1950年から53年冷戦を背景にジョセフ・マカーシー上院議員らが「赤狩りを強行。
1954年
FBIも加わりオッペンハイマ―に「共産主義者」のレッテルはりが進んだ


1967年62歳の生涯を閉じた。この一生を映画にした作品である。ながい時間もでもあるがこの時代背景を知るともっと面白くなるようにも思う。

今イスラエルがガザ地域にジェノサイドの殺戮をしている。
歴史の中で原爆実験による威力はわかっていたはずだがそれを日本で実行したのは人種差別もあったのだのか。
オッペンハイマ―が広島長崎での惨状を聞き深く苦悩する姿も映し出されている。
なぜ日本は無差別殺人としてアメリカに抗議しないのか私は不思議に思うのである。

コメント
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