いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

小保方騒動、NHKの堕落がみえる、

2014-04-11 16:53:48 | 日記

トッペイ:
 小保方さんの記者会見。私も拝見しました。誠実な受け答えから見て真摯な科学者との印象を持ちました。

マスコミはサイコじみた異常な叩きかたをしていますが、
論文のコピペなど乱暴な言い方をさせてもらえば、本質はそこにはない。

問題はSTAP細胞が存在するか否か、その1点に尽きると思います。

私事で恐縮ですが、私の脳細胞の一部は完全に死んでおり二度と再生することはありません。
できるのは、新たな神経ネットワークをリハビリで再構築することだけです。

多くの重症で苦しむ仲間を見てきた私はこの再生細胞の実験の成功を強く願っておりました。

いかりや:

昨夜(4/10)、NHKクローズアップ現代でもこの問題を取り上げていた。

「STAP細胞が存在するのかどうか」という最大の問題点を外して、小保方さんの研究姿勢のみを厳しく批判するばかりで、視ていてウンザリした

小保方さんのSTAP細胞は存在するのかしないのかという「問題の本質」に迫る姿勢が欠落している。NHKの報道姿勢は常に体制側(今回は理研サイド)からのみ、体制批判を忘れている。

批判するなら、理化学研究所の問題点こそえぐりだして批判すべきであったがそれは皆無だった。

NHKは、若い研究者の研究姿勢を批判する前に、NHK自身の報道姿勢を正すべきである。

NHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」佐村河内問題で大失態を演じたばかり、その反省もなく、又似たような誤りを繰り返している。

NHKは庶民からの視聴料でなりたっていることを忘れている。消費税増税の問題についても批判はせず、政権与党の言いなり、消費税増税がもたらす問題点(弊害)を素通りしている。庶民の視線が欠けている。

そのくせ、
そして高い視聴料をとりながら、視聴料にちゃっかり消費税を上乗せすることだけは、放送の合間にお知らせ放送だけは忘れない。

NHKの視聴料は我々にとって税金みたいなものである。NHKは庶民からの視聴料でなりたっていることを忘れている。

NHKは、高い視聴料の上に胡坐をかいていると思うとむかっ腹がたった。

蛇足:

NHKは、東北大震災の被害と悲劇を繰り返し報道するが、政府の復興対策に対する批判はない。原発事故問題についても同じ、避難者への同情する報道はするが政府の原発政策にたいする批判はゼロに近い。

NHKは個人を批判する前に、体制批判の一つでも批判したことがあるのか。財務省の汚れた体質や検察や最高裁のウソと捏造によってでっち上げられた小沢裁判の真相については一言も触れようとしていないではないか。

xxxx

さすがに、マスコミの小保方バッシングはやりすぎと思ったのか、
朝日新聞(デジタル 4月11日(金)5時43分配信)は、次のように報じている。

小保方氏の指導役「STAPは本物の現象」 来週会見へ

 ”STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーの指導役の笹井芳樹氏(52)が朝日新聞の取材に「STAPはreal phenomenon(本物の現象)だと考えている」とこたえた。小保方氏の現状については「こうした事態を迎えた責任は私の指導不足にあり、大変心を痛めた」と心境を説明した。来週中に会見を開く方針。”

遅すぎる弁明だが・・・。

加茂長:

小保方さんに関わる騒動について、「STAB細胞の特許」も含めて詳細に考察されている文書を目にしました。当ブログに投稿されたみくさんのコメントからたどって見つけた次第です。

今日もまた、朝日(新聞とネット記事)がSTAP論文の内容に新たな疑義が生じた旨の報道をしていますが、瑣末な点をとらえて小保方さんとその発見を貶めようとする悪意すら感じられます。

医療の進歩に繋がり得る(まだ萌芽ですが)研究を育てようとの前向きな姿勢は皆無、今回の騒動の裏にある『悪意』の実態は何なのでしょう小保方さんに論文を捏造する動機はあり得ない、とする武田氏の考察は納得できます。

「STAP事件簿01-12」:武田邦彦(中部大学)
http://takedanet.com
マスコミの軽薄な報道内容とは異なって、良く考察された文面と考えた次第です。

intr:

改ざん、ねつ造は明らか

小保方氏は電気泳動写真のレーン3の切り張りについて、「見やすくするために行なっただけ」だと説明しました。見やすくなるように画像に手を加えることは、科学界の常識では「改ざん」行為そのものであって研究不正に該当します。

また、博士論文からの画像流用について、「画像を取り違えただけ」だと説明しましたが、実際には間違えて博士論文の画像をそのまま流用した訳ではなく、博士論文の画像に書き込まれていた細胞組織名称の文字列の上に黒いラベルを貼り付けてその文字列を見えなくなるように加工し、さらにその上に別の文字色で同じ細胞組織名称の文字列を貼り付けてからネイチャー論文に流用しています。

なぜ博士論文で使用したすでに細胞組織名称入りの画像をそのまま「間違えて」流用せずに、その名称の上に黒いラベルを貼り付けて見えなくし、別の文字色で同じ名称を上書きする必要があったのでしょうか?

それは小保方氏が言うような単純な「画像の取り違え」などではなく、その画像が博士論文からの流用であることを小保方氏自身が知っていて、組織名称の文字列の上書きを行なったとしか考えられない行為です。この行為はSTAP細胞の実験ではない画像であると知りながら、それをSTAP細胞の実験の画像として「ねつ造」したものであり、明らかな研究不正行為です。

博士論文からの画像流用については以下のリンクに詳しい説明があります。
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/267.html

小保方氏は記者会見で、小保方氏以外にも単独でSTAP細胞の作成に成功した人がいると明言しましたが、その人の名前を問われて「名前は公表できない」と述べました。

小保方氏の説明の通りだとすると、その人がSTAP細胞の再現に成功したことになり、小保方氏への疑惑はきれいに晴れるはずです。それほど重要なのに名前の公表を拒むのはあまりにも不自然です。もし、その人の都合をおもんばかってのことであるならば、「その人にお願いしてみます」とでも言えたはずなのにです。

同じく小保方氏は記者会見で、STAP細胞作成にはコツ、レシピみたいなものがあると明言しましたが、それは公表できないと述べました。自身にかけられた疑惑を晴らすには、小保方氏の言うコツ、レシピを公表して、他の人に再現してもらうのが一番ですが、なぜかそれを小保方氏は拒否しました。

コツ、レシピを公表しても小保方氏のSTAP細胞発見という「ノーベル賞級の偉業」には何の問題もありません。他の人が再現できることで自身への疑惑がきれいに晴れることになるというのに、コツ、レシピの公表を拒むとはどういう訳でしょうか。

同じく小保方氏は記者会見で、公開実験をする気はないかと問われて、「実験をするにもスペースなど理研の都合があるので・・・」と言葉を濁し、公開実験に消極的な態度をとりました。

すでに200回以上STAP細胞の作成に成功していると明言しているので、公開実験でSTAP細胞の作成をみなさんに見てもらうことなどなんの差し障りもないはずです。公開実験で自身への疑惑がきれいに晴れることになるのに、それに消極的な態度をとるとはあまりにもおかしなことです。

記者会見におけるこれらの小保方氏の「奇妙な受け答え」は、小保方氏は「嘘」をついており、STAP細胞は実在しない、と考えればすべて納得できる受け答えです。

加茂長:

再度小保方騒動について

 intr氏が小保方さんの論文について「改ざん、ねつ造は明らか」と題したコメントを投稿されています。どのような意図からか極めて偏った意見と思われますので、以下に私の考えも書かせていただきます。

電気泳動写真のレーン3について小保方さんは、記者会見でオリジナルの写真を示した上で「結果を分かりやすく見せるために表示の仕方を工夫した」との説明をしていたように記憶しています。このレーンだけの切り貼りは論文投稿に慣れていない研究者の些細なミス(論文の結論に影響を与えるものではない)でしょう。

その他intr氏は、論文での画像取り違えや記者会見での小保方さんの回答に関わる疑義を述べておられますが、その内容は憶測に満ちあふれており、どれ一つとして確からしい推論とは見なせません。

例えば、小保方さんが一部共同研究者の名前や実験方法の詳細を明らかにしなかったことは、知財管理の観点(実験手技についてはさらに最適化していかなければならないと当人が述べていたように、今後新規な「方法特許」出願等の必要が生じるはず)からは当然のことと考えられます。

Intr氏の論の進め方(同様なマスコミ報道も)を眺めると、過去多くの冤罪が、被疑者の「無実」の訴えを無視して曖昧な状況証拠によってもたらされてきた事実を想起せざるを得ません。

小保方さんと共同研究者が、少なくとも従来の科学的常識にとらわれない発想に基づいて研究を行ったことは確かです(だからこそネイチャーのレフリーも論文掲載に同意した)。論文としての体裁の不備をあげつらうことは無意味でしょう。