みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

秒単位での仕事

2017年05月09日 | 雇用・仕事・生活費
ゴールデンウィークが終わり、これから初夏の陽気になっていくと
工場の仕事での熱中症が心配になります。

暑いので自己管理で抑えめに動こうといっても
工場でのライン作業では数十秒の間にいくつもの作業をしなければ
製品が作業が完了しないうちに通り過ぎて行ってしまいます。
前の職場では数十単位で作業を行っていたので手こずるなどし
て遅れが出ても取り戻せましたが、
今の職場では数十単位で作業を行っているので数秒の遅れでも
次の工程の外国人とかちあったりして、腕や手や指を痛める恐れが
あります。
性同一性の発達メカニズムについて考えつつシャシャシャと手を動
かして作業をこなすのを佐々木さんなら出来るかも知れませんが、
わたしのほうは寝不足で頭が回らなかったり疲れで体が動かなかっ
たりすれば作業の簡略化・一部省略・以下略をしなくてはラインが
止まってしまいます。

このブログを読んでいるかたへ─
‘工場でネジを締める佐々木 掌子さん’をイメージ
─1秒か2秒でお願いします。
工場の外国人は1本1秒か2秒でピビャ、ピビャーっとネジを締め
ていますので。

工場の外国人は動きが速いですよ。
わたしは今までそんな素早い動きはしたことがありません。
フルスピードからもっと速くしようとしても、あせってやると作業
がうまくいかずにかえって時間がかかってしまったり、
気ばかりあせって興奮したり発狂にもつながりかねません
(精神がおかしい人だと思われたりして)。

遅い人は一生懸命やっていたとしても
速い人から見たらゆっくり・のんびり・ダラダラとやっているよう
に見える
かも知れません。
それならばと遅い人が急いでやったとしたら
速い人が急げばもっと速くなります。
遅い人は付加価値のあることをやれば生産性を補えますが
速い人は付加価値のあることが出来ないわけではありません。

難しい問題ですが、
遅いのを体や脳機能や精神の
障害だと位置付ければ、
法定雇用率との関係で採用されやすくなったり
職場で合理的配慮を受けられる
ようです。


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コメント
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