円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学生を作文大嫌いにさせたのは誰?

2014-06-10 22:47:45 | 作文・生徒感想・討論
2014-06-10up

「作文が嫌いな人?」
1年生も2年生も、天井に穴が開く勢いで手を挙げる。
自信満々だ。
迷いがない。
こんなことを、自信満々にさせたのは誰ですか?
中学校に来る前に、誰かが、作文を「大」嫌いに「させた」のだ。

■中2・盆土産 読み聞かせ途中感想■
1新しい所をよめてよかった★
2先生の話し方は、わかりやすくて面白いです。
3作文の話を聞いて、心の底から安心しました★
4傭兵先生の授業はとても楽しいです!
5先生の作文アドバイスがとてもよくてうれしかったです

6授業たのしかった
7予測でもしていたかのように「はげ上がった」ときたのでおもわず笑ってしまいました。
8作文うつせばよかったとおもいました。
9だんだんお気に入りのペンが無くなってきたけど、
 昔の人もぺんってしらないんですね。
10傭兵先生の話はおもしろいです。作文の話OKです。

11おもしろかった
12方言が入った物語文が新鮮でした。
13物語の続きがとても気になります!

[補足]
 先日のこと。
 前略かつ細部略で、中2は作文を書くよう言われたそうだ。
 生徒が急に授業の最後に、僕に言った。
 全然知らなかった。
 締め切りは二日後で、量は800字で、原稿用紙もまだもらっていないという。
 困り果てているのだ。
 はぁ~。
 怒りも一切湧かない。
 過去、二十年以上、同じことを見てきたのだ。
 授業が終わると、一人の生徒が来て言った。
 「苦手で嫌いだ。本当に困っている。どうすればいいのか」
 「わかった。けど時間がない。約束はできないけど、できることをしてみる」


 幸い次の時間が空き時間だった。
 担任はいつも話ができる関係で、とても生徒想いだ。
 作文の指示をしたのは担任ではない。
 担任にテーマを確認し、生徒の負担がどれだけ重いか言うと完全に理解した。
 できることをしていいか確かめた。

 すでに、帰りの会まで、あと15分だ。
 テーマは僕に全く知識のないことだった。
 自分の席に戻って座るまでの1分間で話をでっち上げて、
 5分か7分かで原稿1枚と4行の文章をタイプして、
 パソコンからプリントアウトして、
 生徒数を印刷機で印刷して担任の席に戻った。
 そして「見本作文」の束を渡した。
 もちろん「文体」も「語彙」も「下手さ加減」も2年生に合わせた。
 「写すのも、大事な勉強だ、と強く言ってください」

 結局締め切りは延びた。
 今日、授業の最後に一人の生徒が「今日は徹夜だ」とつぶやいた。
 どうしたのか尋ねると、やはり、苦手なのに、見本を写すことができないのだ。
 そういう生徒が何人かいた。
 写していい理由を、熱を込めて説明した。

 夏には、主張文の宿題が出る。
 そのことにも触れた。
 今年は大丈夫だ、僕が教えるのだ、何も心配はいらない、と全員に言った。
 上の感想の内容の理由だ。

■中1・部首&雪とパイナップル 2ページだけ読ませた■
1今日も楽しかったです!ありがとうございます。
 がんになったら心配してあげるよ! たぶん・・・
 (注:本文を知っている人にはわかります)
2なんとなく不思議な感じ
3雪とパイナップルの続きが楽しみ。
4文章を読むのが、みんなうまくてちょっとやばいと思ったけど、
 自分なりにうまく読めてよかった。
 (注:僕が読み聞かせるのを、気が変わってやめて生徒に段落読みさせた)
5ことわざと慣用句のちがいが知れて楽しかった。

6先生は面白いです。優しくて好きです。
7部首を少し覚えられた気がする。絶対にテストでいい点をとるぞー
8あたらしいお話、たのしかったです!!
 先生のネタもおもしろかったです笑
 (注:授業お迎えの出来事。書くならセンセイノートに出してみよ―)
9少しねむくなった でもこうゆう話は泣ける
10雪とパイナップル → 月とスッポン

11難しいことばばっかりで難しかったです。
12たのしかった
13おもしろかった。
14楽しかったです。

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