9月に入り、プールの中も夏休みの賑いは去り静かな日々が続きます。
自然は確実に季節の変わり目を刻み、朝夕は過し易くなりました。
そして時の経過は確実に歳を重ね続け、休んではくれません。
プールで歩いている時には軽く動く身体も普段は重く鈍く感じる様な歳になりました。
そこで余った時間を使いながら、これからの生活を考えDIYに挑戦してみました。
我が家は築後36年、未だ高齢者用の設備はお風呂の手摺りしかありませんので、
手始めに階段から工作を始めてみました。
若い時は気にしなかった11段の段差でも夜中の登り降りは加齢が不安を感じさせます。
まずは高齢初心者同志お千代さんと右にしようか左にしようか打ち合わせ。
お千代さんは降りるときに心配だから右手が使える左側を提案しました。
やまちゃんはこれからの足腰の弱りを心配して、利き手の補助力を期待して右側に。
結局は二人とも将来を考え右側に決定しましたので右側用の材料を購入。
”老人といえども全身を預けた時の重量は相当なものだよ”と建築会社の会長から聞いたので、
取り付け箇所の高さの墨出しと、壁の中の土台捜しは慎重に慎重を重ねて時間を掛けて、
本柱や間柱捜しの探知工具も自作をしてみました(DIY店で買えば¥2000前後)
工具と言っても簡単なペンチに裁縫用の針をテープで留めただけのモノ、何回も使うものでもないしね~。
こんな物でも見えない個所を捜した痕は判りませんので意外と重宝しました。
すべての取り付け工具は我が家にあるものを使い(墨出しはマチ針と木綿糸)済ませました。
取り付け始めの墨出しから約3時間が経過、何とか完成となりました。
”高齢者2人で119kg、何とか使えるぜ!”