キャンセル100件ャンセル100件を超える、ワクチン接種の予約重複

2021-05-18 12:46:51 | 日記
 「不要・不急」の外出は控えるように。
 この時期である。できるだけ外出を控えるが、月1回の通院。これも電話で薬の処方をお願いするが3ケ月に1回は診察を求められる。
 また、ギリギリとは言え生活必需品の買い物がある。免許を返納している身。徒歩では若干遠いこともあり、私の務めにもなっており「電動三輪自転車」が私の愛車になっている。そこでメモを持っての買い物となるが、とりわけ野菜類の新鮮度見分けが今一である。
 
 さて、コロナ禍への不安がワクチン接種への期待をより強める。そのことが全国的に、予約を求める混乱をきたしていることを新聞やテレビを通して報告されている。
 それでも「知恵と工夫」をこらした方法を採用している自治体もある。
 
 その中で「『ネットわからん』ワクチン予約あきらめた・独居男性」という見出しの、次の記事を見る。
 「政府が東京、大阪に設置する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約が17日始まった。予約の方法はネットか、LINEに限られる。その入り口でつまずき、接種を受けたくても予約にたどりつけない人がいる。『電話でも手間がかかるのに、インターネットは難しくて、よおわからん。僕は受けられへんみたいやわ』。大阪市鶴見区の無職の男性(77)は、国の大規模接種センターでの接種を考えたが、電話での予約ができないことを知って諦めた。マンションでの独り暮らし。外出するのはスーパーなどへ週1回ほどだが、感染の恐怖とは常に隣り合わせだ。何かあったらすぐに助けを呼べるよう、枕元には固定電話を置いている」。 (5月17日・16:30朝日新聞配信)
 
 65歳以上の皆さんを対象に接種は「7月末までには完全実施」とします。「焦らずに」と、菅総理も自治体の『首長』も明言をしている。しかし「それに見合うワクチンの供給は確かに来るのか、あるのか」。その問いには明確な説明はない。
 今後もこのあきらめは続くだろう。そこにきめ細かい、例えばネットサポーターの配置をする。あるいは、まず75歳以上の方の申し込みは受理しておき、接種の段階で受付順による接種の通知を出すなどの方法もあるだろう。現にその方式を採用している自治体の報告もある。
 
 そこで私の市における、5月10日から実施をした「個別医院による接種」のパート2の残念な報告をしたい。
 「キャンセル100件超 予約重複に伴い」いう見出しである。
 「予約の重複に伴うキャンセルとみられるケースが100件を超えている。市は集団接種と個別接種については、市と各医療機関(131ケ所)それぞれで予約を受け付けることにした。よって対象の高齢者は「集団と個別」両方に予約をした。しかも個別においては「あちこちの医療機関に電話をしている」といる。そこにダブりが発生して、キャンセルという事態になったとみる」                     
                        (福島民報・5月18日)
 さて、接種は6月1日から一斉に始まる。多分その段階でもキャンセル、あるいは「来院しない」というケースが出てくるだろう。そのようなことを考えると貴重なワクチンの取り扱いがどうなるのか。たまたまその場にいた職員関係者に打つことになるのか。それとも、そのことを予知する「はずれ組」の皆さんが、接種会場周辺での「待ち」の姿を見ることになるのか。
 加えて、キャンセルの処置に伴う職員の事務作業の負担は増すだろう。それよりも申し込みに使用した個別医院の代表電話を占有したことにより、一般外来の患者への対応に支障した実害は大きいことを推測するとき、尚のこと、前回のブログでは「愚策」と評したが、あらためてその言葉を強めて述べたいと思う。

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