経済的の自由
営業の自由が、憲法第22条の職業選択の自由に包含されていることは意外であったが、自家風呂の無く生活に苦しい人にも、衛生的な生活を送れるように公衆浴場には物価統制令によって価格が統制されている。このため、経済的基盤の弱い大衆浴場さんに生き残ってもらうためには、都道府県条例で距離規制を設けることは、社会政策上の観点から合理性が有るので、営業の自由を定める憲法22条に違反しない。ということを、勉強した。
同じ趣旨で、薬局が薬事法で距離制限を設けることは、薬局が販売競争の中で経営基盤が弱くなり、不良医薬品の乱売を招いたりするというものであるが、その目的が国民の健康を守るためにあるから、これは国家が予防的に行う規制であり、警察的規制と呼ばれる。これらの規制は、大衆浴場さんに生き残ってもらうような積極的な社会政策ではなく、司法の判断は厳しくなる。
今日もプールで泳いだ!疲れた。
以上。