国民主権 授業

2011-01-18 | 授業記録
国民主権について学習する時間。

■導入
新聞記事の内容が全て「日本国憲法」に収斂した前時を想起。
歴史学習で行った「日本国憲法三つの柱」を振り返る。

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国民主権
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基本的人権の尊重
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戦争の放棄
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と出た。

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ところで、国民主権って何なの?
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子どもたちは上手に説明ができない。
そこで課題を設定。

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国民主権とは
どういうことだろう
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予想の中で「選挙」が出た。
追究場面でも教科書の「投票場面」の写真でいろいろな情報を読み取らせる。
・しきり
・あかり
・投票箱
・列
など、細かく配慮された投票所の様子を子どもたちは読み取った。

投票箱について子どもたちが多く発言をしていたので、
子どもたちに本物の投票箱を提示。
昨日、市役所から借りてきた。



子どもたちは興味津々。
触ったり、分解したりと、10分近くは投票箱から離れなかった。
恐るべし実物の力。

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・投票箱の鍵
・投票用紙が中でパラッと開くシステム
・一番目に投票する人が中を見る決まり
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すんなり、子どもたちは理解できたようだった。
実際の投票のシミュレーションでは
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初恋の人の名前を書いて投票しようよ!
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と、指示。
これには、子どもたちから大ブーイング(苦笑)
実際は何を書いてもいいということにしたが、
あとで読んでみたら子どもたちからのメッセージで
ほろりときてしまった(涙)


投票箱の読み取りを終えて、発問。
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なんで、こんなにきっちりと、細かく
投票をするのか?
(段ボール箱に入れてくださいでいいじゃない?)
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(ちなみに、しん先生が当選したら、男子は全員海パンで登校させる法律を作るな~)
とつぶやいたのが功を奏したのかもしれない。
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(段ボール投票は)

 絶 対 ダ メ ! ! ! 
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という子どもたちの声。
(女子の声が強烈に強かった)


その根拠はどこにあるのかを教科書本文から探させた。
子どもたちは一生懸命教科書を読み込んだ。

国民の一票が国の方向を変えていく
それこそが国民主権であり、
だからこそ、ここまで厳粛に、きっちりと投票が行われていることを
子どもたちは学習した。

ここから先は駆け足で授業。
(投票箱を出したことで、時間が足りなくなった・・・)

3学期初日に宣言した、授業後半の言語活動の充実は、、、
今回は厳しかったです。。。

自分の指導構想の未熟さを、またまたまたまた痛感。

今度こそ!




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